株式会社ドーン (2303) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaSAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 58/649位
A
安定性
業種 96/657位
C
成長性
業種 321/637位
C
効率性
業種 358/657位
D
CF健全性
業種 460/656位
売上高
16億円
粗利率
65.3%
営業利益率
34.9%
純利益率
25.4%
ROE
15.2%
ROIC
13.8%
自己資本比率
89.7%
D/Eレシオ
0.06
有利子負債
2億円
ネットキャッシュ
6億円
NC/時価総額
8.4%
運転資本余剰*
5億円
運転資本余剰/時価総額*
6.6%
フリーCF
-3422万円
FCFマージン
-2.1%
キャッシュ化率
0.72倍
PBR
2.50倍
EV/EBITDA
10.9倍
PER
16.6倍
想定株価
2268.4円
想定時価総額
69億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年5月期 16億円 11億円 517万円 6億円 6億円 6億円 4億円
2024年5月期 15億円 10億円 481万円 5億円 5億円 5億円 4億円
2023年5月期 14億円 9億円 318万円 4億円 4億円 5億円 3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年5月期 31億円 21億円 3億円 4622万円 28億円
2024年5月期 28億円 22億円 3億円 5141万円 25億円
2023年5月期 25億円 20億円 2億円 7254万円 22億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年5月期 7億円 259万円 3億円 2億円 6億円 - 5億円
2024年5月期 9億円 3615万円 2億円 - 5億円 - 6億円
2023年5月期 8億円 569万円 1億円 - 5億円 - 6億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年5月期 3億円 -3億円 -2億円 -3422万円
2024年5月期 4億円 -1億円 -1億円 3億円
2023年5月期 4億円 -5883万円 -2億円 3億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年5月期 136.7円 906.0円 24.0円 17.6% 191.1円 16.6倍 2268.4円 69億円 3,300,000株 264,200株
2024年5月期 125.1円 807.8円 20.0円 16.0% 302.5円 16.0倍 2001.4円 61億円 3,300,000株 229,000株
2023年5月期 101.1円 715.5円 16.0円 15.8% 254.9円 20.1倍 2032.3円 63億円 3,300,000株 188,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年5月期 15.2% 13.6% 13.8% 65.3% 34.9% 35.2% 25.4% -2.1% 89.7% 0.06
2024年5月期 15.6% 13.8% 15.0% 67.8% 35.5% 35.9% 25.9% 19.0% 88.1% -
2023年5月期 14.4% 12.9% 13.9% 64.9% 32.4% 32.6% 23.5% 22.4% 89.2% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年5月期 9.7% 7.7% 7.9% 10.4% 9.4% 12.8% 代表取締役社長 宮崎正伸
2024年5月期 9.7% 20.3% 20.9% 10.3% 10.9% 16.2% 代表取締役社長 宮崎正伸
2023年5月期 12.0% 10.7% 13.3% 9.2% 10.3% 15.2% 代表取締役社長 宮崎正伸

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社ドーン業種中央値
ROE15.2%11.1%
ROA13.6%6.6%
営業利益率34.9%8.6%
純利益率25.4%6.5%
自己資本比率89.7%62.0%
売上成長率9.7%9.1%
PER16.6倍17.2倍
PBR2.50倍2.29倍
EV/EBITDA10.9倍7.8倍
NC/時価総額8.4%20.5%
運転資本余剰/時価総額6.6%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社fonfun (2323) 69億円 21億円
株式会社 昭和システムエンジニアリング (4752) 69億円 87億円
株式会社スカラ (4845) 70億円 82億円
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ株式会社 (9478) 70億円 70億円
AIストーム株式会社 (3719) 68億円 27億円
株式会社フォーサイド (2330) 70億円 87億円
株式会社ビーグリー (3981) 70億円 167億円
株式会社Photosynth (4379) 67億円 34億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2025年5月期)

SaaSAI
Gov-tech市場の深耕AIを活用したクラウドサービスの展開NET119緊急通報システムLive119映像通報システムM&A・事業提携によるシナジー創出

見通し: 公共システム分野でのDX需要拡大を追い風に、クラウドサービス(SaaS)へのシフトとAI活用・M&Aによる事業拡大を目指す。第2次中期経営計画では売上高17億円、営業利益6.1億円(2026年5月期計画)を目標。

強み: GIS技術を基盤とした「安心・安全」分野のクラウドサービス(SaaS)に強み。NET119、Live119等の導入実績多数。ストック型収入の増加傾向。

懸念: 売上・利益の多くを官公庁向けクラウドサービスに依存。特定サービス(NET119等)への依存度も高い。競合激化や価格競争のリスク。

リスク: 官公庁予算の変動による業績影響。特定サービスへの過度な依存。競合製品への切り替えや類似サービスの登場による受注減少。製品不具合やシステム障害による信頼失墜。

AI詳細分析(2025年5月期)

事業概要

当社の主力事業は、地理情報システム(GIS)で培った技術とノウハウを基盤とした、官公庁・自治体向けのクラウドサービス(SaaS)の開発・提供です。特に「安心・安全」をテーマに、警察、消防、自治体防災、社会インフラ保全といった分野の業務高度化に貢献するソリューションを展開しています。主要サービスには、聴覚・言語障害者向けの「NET119緊急通報システム」、現場映像をリアルタイムで伝達し救命救急を支援する「Live119」シリーズ、災害時の情報共有を支援する「DMaCS(災害情報共有サービス)」などがあります。これらのクラウドサービスは、インターネットを通じて提供され、主に官公庁からの直接受注形態が多く、予算に応じて1年契約を更新するケースが一般的です。売上は、サービス開始前の環境構築費用(初期構築費)と、サービス提供期間中の月額利用料で構成されます。また、創業以来の事業であるGIS関連システムの受託開発・保守(SI)も手掛けており、特に電力事業者の設備管理システムなどが該当します。警察業務のようにクラウド化に適さないシステム開発も、ユーザー仕様に基づき行っています。2025年5月期における売上高は16億4669万円で、前事業年度比9.7%増と堅調に成長しています。

直近決算ハイライト

2025年5月期決算は、売上高16億4669万円(前事業年度比9.7%増)と増収を達成しました。これは、主力である「NET119緊急通報システム」や「Live119」シリーズといったクラウド利用料が堅調に伸びたことに加え、SI(初期・保守)事業における大型案件の受注などが寄与した結果です。営業利益は5億7413万円(同7.7%増)、経常利益は5億8434万円(同6.8%増)、当期純利益は4億1877万円(同7.9%増)といずれも増益となり、売上高の増加が人件費等のコスト増加を上回る効率的な事業運営ができていることを示しています。特に、クラウド利用料は前事業年度比7.9%増と好調で、ストック型収入の増加が収益基盤の安定化に貢献しています。SI(初期・保守)事業も同35.7%増と大きく伸長しました。一方で、クラウド初期構築事業は同5.9%減、その他(ライセンス販売・商品売上)も同3.5%減と微減でしたが、全体としては増収増益で着地しました。過去の GIS ライセンス販売の利益依存度と比較すると、クラウドサービスへのシフトが業績を安定させている傾向が見られます。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり官公庁・自治体向けのシステム開発で培ってきた信頼と実績、そして公共性の高い分野に特化した独自のクラウドサービス群です。特に、地理情報システム(GIS)で築き上げた技術力とノウハウは、位置情報と関連付けた各種クラウドサービスの開発において、他社にはない競争優位性となっています。防災・防犯、緊急通報といった社会インフラに不可欠なサービスは、導入後のスイッチングコストが高く、官公庁との長期的な関係構築が可能です。また、契約更新を伴うクラウド利用料や保守料によるストック型収入の比率が高まっており、収益基盤の安定化に寄与しています。さらに、地方自治体や消防本部との緊密な連携により、現場のニーズを的確に捉えたサービス開発が行えることも強みです。競合他社と比較して、特定の分野に特化することで専門性を高め、参入障壁を築いています。2025年5月期の売上高1,646百万円、営業利益574百万円、ROE16.0%という業績は、こうした競争優位性が実を結んでいる証左と言えます。

リスク要因

当社の事業運営における主要なリスク要因として、まず公共市場への高い依存度が挙げられます。地方自治体の財政状況の悪化や、政府の重点施策変更による予算削減は、業績に直接的な影響を与える可能性があります。また、主力サービスである「NET119緊急通報システム」といった特定のクラウドサービスへの依存度も、競合システムの台頭や代替技術の採用により、契約数減少のリスクを内包しています。製品の不具合やシステム障害発生時には、損害賠償請求や信頼性低下による業績への悪影響が懸念されます。受託開発における仕様拡大による追加費用の発生リスクや、競合他社による類似サービスの開発や価格競争の激化も、収益性を圧迫する要因となり得ます。さらに、組織規模が比較的小さいため、特定の個人への業務依存や、人材の確保・定着が困難になった場合、事業継続に支障をきたす可能性も指摘されています。個人情報漏洩リスクに対しても、保険加入はしているものの、全ての損失が補填されるとは限らない点も留意が必要です。

投資テーマとの関連

当社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)やガバメント・テクノロジー(Gov-tech)といった投資テーマと深く関連しています。政府や地方自治体におけるIT投資の拡大、行政サービスのデジタル化推進の流れは、当社の事業拡大にとって追い風となります。特に、防災・減災、緊急通報システムといった分野は、AIやIoTといった先端技術の活用が期待される領域であり、当社が推進する「AIを活用したクラウドサービスの展開」とも合致しています。株式会社tiwakiとの資本業務提携を通じて、エッジAI技術とクラウドソリューションの融合による新サービス開発を進めており、これはAI関連テーマへの貢献を示唆します。また、社会インフラの保全や、犯罪・災害情報の配信といった事業は、広義のインフラ・安全保障テーマとも関連性を持つ可能性があります。M&Aや事業提携によるシナジー創出も積極的に行っており、今後の成長戦略として、これらの投資テーマとの連携をさらに深めていくことが期待されます。

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