株式会社カカクコム (2371) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
SaaSHR TechAIEC
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 15/610位
B
安定性
業種 138/614位
C
成長性
業種 293/599位
B
効率性
業種 123/614位
A
CF健全性
業種 63/613位
売上高
941億円
粗利率
-
営業利益率
28.9%
純利益率
20.0%
ROE
28.9%
ROIC
28.0%
自己資本比率
70.3%
D/Eレシオ
0.05
有利子負債
32億円
ネットキャッシュ
433億円
NC/時価総額
10.6%
運転資本余剰*
225億円
運転資本余剰/時価総額*
5.5%
フリーCF
139億円
FCFマージン
14.8%
キャッシュ化率
1.35倍
PBR
6.31倍
EV/EBITDA
11.6倍
PER
21.8倍
想定株価
2072.1円
想定時価総額
4099億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 941億円 778億円 43億円 272億円 316億円 273億円 188億円
2025年3月期 784億円 652億円 39億円 293億円 332億円 287億円 200億円
2024年3月期 669億円 544億円 36億円 258億円 295億円 261億円 181億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 925億円 668億円 240億円 33億円 650億円
2025年3月期 935億円 715億円 275億円 39億円 618億円
2024年3月期 833億円 607億円 268億円 48億円 514億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 465億円 - 132億円 32億円 非該当 74億円 225億円
2025年3月期 509億円 - 133億円 43億円 非該当 35億円 233億円
2024年3月期 377億円 - 118億円 52億円 非該当 40億円 109億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 55億円 64億円
2025年3月期 3億円 60億円
2024年3月期 4億円 62億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 254億円 -114億円 -184億円 139億円
2025年3月期 274億円 -29億円 -113億円 245億円
2024年3月期 195億円 -22億円 -161億円 173億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 95.0円 328.5円 50.0円 52.6% 218.8円 21.8倍 2072.1円 4099億円 198,218,300株 382,000株
2025年3月期 101.3円 312.6円 80.0円 79.0% 235.7円 21.1倍 2138.1円 4228億円 198,218,300株 486,300株
2024年3月期 90.5円 260.1円 46.0円 50.9% 164.6円 20.8倍 1881.4円 3717億円 198,218,300株 651,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 28.9% 20.3% 28.0% - 28.9% 33.6% 20.0% 14.8% 70.3% 0.05
2025年3月期 32.4% 21.4% 31.0% - 37.4% 42.3% 25.5% 31.2% 66.1% 0.07
2024年3月期 35.2% 21.7% 32.0% - 38.6% 44.0% 27.0% 25.9% 61.7% 0.10

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 20.0% -7.0% -6.1% 15.7% 13.0% 4.4% -
2025年3月期 17.2% 13.5% 10.7% 14.9% 5.2% 15.2% 代表取締役社長 村上敦浩
2024年3月期 10.0% 7.8% 12.2% 9.4% 4.1% 12.2% 代表取締役社長 村上敦浩

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標株式会社カカクコム業種中央値
ROE28.9%10.3%
ROA20.3%5.1%
営業利益率28.9%7.4%
純利益率20.0%4.9%
自己資本比率70.3%53.6%
売上成長率20.0%7.2%
PER21.8倍15.2倍
PBR6.31倍1.69倍
EV/EBITDA11.6倍7.0倍
NC/時価総額10.6%13.9%
運転資本余剰/時価総額5.5%2.5%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
大栄環境株式会社 (9336) 3881億円 879億円
株式会社博報堂DYホールディングス (2433) 3690億円 8610億円
リゾートトラスト株式会社 (4681) 3686億円 2630億円
パーソルホールディングス株式会社 (2181) 5204億円 1.6兆円
ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社 (6544) 2899億円 576億円
株式会社リログループ (8876) 2866億円 1511億円
株式会社ディー・エヌ・エー (2432) 2613億円 1477億円
GMOインターネット株式会社 (4784) 2570億円 785億円
サービス業の企業一覧(全614社)→

異常検知フラグ

2017年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2026年3月期)

SaaSHR TechAI
食べログ オンライン予約・DXサービスHR事業(求人ボックス・エンゲージ)ブランド投資インキュベーション事業(新規事業・M&A)生成AI活用によるサービス高度化価格.com PC買い替え需要一巡後のサービス強化

見通し: 2027年3月期に売上収益1145億円、営業利益308億円を目指す。食べログの予約サービス拡大やHR事業(旧求人ボックス)のブランド認知向上投資が成長ドライバー。AI技術活用でサービス高度化も図る。

強み: 価格.com、食べログ、求人ボックスという強力なサービス群。ユーザー視点に立ったサービス開発力と、それらがもたらす高いブランド認知。

懸念: 求人ボックス事業の営業損失継続。また、生成AIの普及による検索エンジン経由の流入減少リスクや、AI技術悪用によるサイバー攻撃高度化への対応は急務。

リスク: システムトラブルやサイバー攻撃によるサービス停止リスク。個人消費動向の悪化による利用者数減少リスク。生成AI普及による検索アルゴリズム変更や情報収集行動変化リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

カカクコムグループは、「ユーザーファーストで、新しい常識を作る」をミッションに掲げ、多様な生活シーンに役立つサービスを提供しています。主要事業は「価格.com」、「食べログ」、「求人ボックス」(2026年4月1日付でHR事業へ名称変更)、「インキュベーション」の4つです。価格.comは、商品・サービス比較サイトとして、ユーザーの納得感のある購買決定を支援しています。食べログは、飲食店情報とオンライン予約サービスを通じて、ユーザーと飲食店双方の利便性向上を図っています。求人ボックス(HR事業)は、「求人ボックス」と「エンゲージ」の2ブランド体制で、雇用機会の創出とマッチングを強化しています。インキュベーション事業は、不動産、旅行・移動、暮らしなど多岐にわたる領域で、既存事業の効率化と新規事業開発、M&Aを推進しています。これらの事業を通じて、幅広いユーザー層と加盟店・広告主基盤を構築し、情報提供とプラットフォーム運営による収益モデルを確立しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結売上高は941億円と、前期比20.0%増と大幅な成長を達成しました。これは、食べログ事業の堅調な推移や、インキュベーション事業の貢献に加え、求人ボックス事業(現HR事業)における営業体制強化の効果が顕著に表れた結果です。しかしながら、営業利益は272億円と、前期比7.0%減となりました。この減益の主な要因は、求人ボックス事業を中心とした成長投資の増加に伴う費用拡大が、増収による利益押し上げ効果を上回ったためです。経常利益も273億円(前期比4.8%減)、当期純利益も188億円(前期比6.1%減)となりました。セグメント別では、価格.com事業は売上0.1%減、利益6.9%増と堅調な収益性を維持し、食べログ事業は売上20.2%増、利益22.8%増と大幅な成長を遂げました。求人ボックス事業は売上51.2%増と高い成長率を示す一方、セグメント損失14.86億円となりました。インキュベーション事業も売上26.6%増、利益42.3%増と堅調に推移しています。ROEは29.7%と目標の40%以上を下回り、前期から低下しました。

強みと競争優位性

カカクコムグループの強みは、長年にわたり培ってきた「価格.com」や「食べログ」といった強力なブランド力と、それぞれの分野における高い市場認知度です。これらのプラットフォームは、膨大なユーザーベースと、信頼性の高い情報を提供することで、ユーザーの購買意思決定や情報収集行動における不可欠な存在となっています。参入障壁としては、新規参入企業が同等規模のユーザー基盤と信頼性を短期間で構築することは困難であり、また、多様な加盟店・事業者とのネットワーク構築にも時間とコストを要します。特に、食べログにおける飲食店との強固な関係性や、価格.comにおける多様な商品・サービス情報網は、他社との差別化要因となっています。また、求人ボックス(HR事業)におけるブランド投資と営業体制強化による成長加速も、競争優位性を高めています。さらに、インキュベーション事業を通じた新規事業開発やM&Aによる事業ポートフォリオの拡充も、将来的な成長ドライバーとなり得ます。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとしては、まず情報提供の正確性や適時性に関する問題が挙げられます。運営サイトにおける情報提供が不十分な場合、ユーザーの信頼を失い、利用者数の減少につながる可能性があります。また、ユーザーによる「クチコミ」や「レビュー」には、不適切な書き込みが含まれる可能性があり、その管理体制の不備は、企業としての社会的信用に影響を及ぼすリスクとなります。システムトラブルやサイバー攻撃のリスクも看過できません。自然災害や予期せぬ事象によるシステム障害、あるいは外部からの不正アクセスや情報漏洩は、事業活動の停止やユーザー・提携先からの信頼失墜につながる可能性があります。さらに、生成AIの急速な普及は、情報収集行動の変化や、AI関連の新たな法的規制の整備といった不確実性をもたらし、事業運営に影響を与える可能性があります。個人消費動向の変動や、検索エンジンのアルゴリズム変更、競合他社の動向なども、集客効率や収益に影響を与える要因です。

投資テーマとの関連

カカクコムグループは、ITプラットフォーム企業として、デジタル化や情報流通といった広範な投資テーマと関連しています。特に、生成AIの急速な進展は、当社の事業運営における機会とリスクの両面で重要なテーマとなっています。AI技術の迅速な導入・活用は、サービス開発の高度化やユーザー体験の向上に繋がる可能性がある一方、AI関連の法規制整備や、AIによる情報収集行動の変化への対応が求められています。また、求人ボックス(HR事業)は、人材獲得競争が激化する中で、HRテクノロジー関連のテーマとも結びつきます。価格.comにおける「ショッピング」や「保険」領域の成長は、Eコマースやフィンテックといったテーマにも関連しており、食べログ事業は、インバウンド需要の回復や、外食産業のDX推進といったテーマとの親和性があります。インキュベーション事業における新規事業開発も、将来的な成長テーマの創出に繋がる可能性があります。

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