アスクル株式会社 (2678) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 小売業
AI物流EC
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 175/360位
D
安定性
業種 213/359位
D
成長性
業種 265/355位
B
効率性
業種 114/360位
D
CF健全性
業種 256/360位
売上高
4811億円
粗利率
24.4%
営業利益率
2.9%
純利益率
1.9%
ROE
11.7%
ROIC
8.6%
自己資本比率
34.2%
D/Eレシオ
0.47
有利子負債
362億円
ネットキャッシュ
122億円
NC/時価総額
8.9%
運転資本余剰*
-585億円
運転資本余剰/時価総額*
-42.8%
フリーCF
-37億円
FCFマージン
-0.8%
キャッシュ化率
1.42倍
PBR
1.76倍
EV/EBITDA
6.6倍
PER
15.3倍
想定株価
1463.3円
想定時価総額
1369億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年5月期 4811億円 1175億円 48億円 140億円 188億円 138億円 91億円
2024年5月期 4717億円 1175億円 45億円 170億円 215億円 167億円 191億円
2023年5月期 4467億円 1070億円 40億円 146億円 186億円 144億円 98億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年5月期 2278億円 1498億円 1070億円 396億円 778億円
2024年5月期 2431億円 1680億円 1209億円 408億円 783億円
2023年5月期 2275億円 1560億円 1205億円 401億円 641億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年5月期 484億円 235億円 599億円 362億円 1億円 48億円 -585億円
2024年5月期 617億円 234億円 539億円 361億円 2億円 50億円 -591億円
2023年5月期 662億円 224億円 520億円 408億円 2億円 55億円 -543億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年5月期 129億円 -166億円 -96億円 -37億円
2024年5月期 169億円 -115億円 -98億円 54億円
2023年5月期 201億円 -229億円 102億円 -28億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年5月期 95.5円 831.7円 38.0円 39.8% 130.3円 15.3倍 1463.3円 1369億円 94,771,000株 1,245,700株
2024年5月期 196.5円 808.9円 36.0円 18.3% 264.6円 11.5倍 2263.3円 2190億円 97,564,000株 810,400株
2023年5月期 100.4円 658.2円 34.0円 33.9% 260.9円 18.9倍 1897.1円 1849億円 97,518,000株 62,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年5月期 11.7% 4.0% 8.6% 24.4% 2.9% 3.9% 1.9% -0.8% 34.2% 0.47
2024年5月期 24.4% 7.9% 10.4% 24.9% 3.6% 4.5% 4.1% 1.1% 32.2% 0.46
2023年5月期 15.3% 4.3% 9.8% 24.0% 3.3% 4.2% 2.2% -0.6% 28.2% 0.64

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年5月期 2.0% -17.4% -52.6% 3.9% 3.7% -0.7% 代表取締役社長 CEO吉岡晃
2024年5月期 5.6% 16.0% 95.6% 3.8% 4.0% 6.8% 代表取締役社長 CEO吉岡晃
2023年5月期 4.3% 2.2% 6.3% 3.7% 4.4% 18.3% 代表取締役社長 CEO吉岡晃

業種比較(小売業、359社中央値)

指標アスクル株式会社業種中央値
ROE11.7%7.9%
ROA4.0%3.6%
営業利益率2.9%3.6%
純利益率1.9%2.4%
自己資本比率34.2%45.8%
売上成長率2.0%4.5%
PER15.3倍17.5倍
PBR1.76倍1.58倍
EV/EBITDA6.6倍8.0倍
NC/時価総額8.9%-3.9%
運転資本余剰/時価総額-42.8%-16.0%
同業他社: イオン株式会社(8267)株式会社セブン&アイ・ホールディングス(3382)株式会社ファーストリテイリング(9983)株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)株式会社ヤマダホールディングス(9831)全360社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

小売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社AOKIホールディングス (8214) 1353億円 1945億円
株式会社アンドエスティHD (2685) 1406億円 3044億円
くら寿司株式会社 (2695) 1320億円 2451億円
ロイヤルホールディングス株式会社 (8179) 1310億円 1655億円
株式会社松屋 (8237) 1301億円 457億円
株式会社西松屋チェーン (7545) 1293億円 1934億円
株式会社壱番屋 (7630) 1448億円 655億円
RIZAPグループ株式会社 (2928) 1281億円 1673億円
小売業の企業一覧(全360社)→

AI分析(2025年5月期)

AI物流EC
新中期経営計画リテール事業再成長新たな価値提供領域ASKUL関東DCAI活用

見通し: 2026年5月期はプラットフォーム償却負担増等で営業利益率2.2%見込みだが、中期計画実行で2027年5月期にV字回復を目指す。2029年5月期に売上高6,000億円、営業利益率5%を目標。

強み: eコマース事業における顧客基盤、物流網、オリジナル商品開発力、営業基盤が強み。AI/DX活用による価値創造も推進。

懸念: 大規模システム開発・設備投資の遅延や効果未達、減損リスク。AI進化への対応遅れも懸念。

リスク: 従業員・顧客の生命・健康リスク(労働災害、商品起因の健康被害)。事業継続・サプライチェーン分断リスク(自然災害、パートナー企業依存)。システム障害・サイバー攻撃リスク(情報システム停止・情報漏洩)。

AI詳細分析(2025年5月期)

事業概要

アスクル株式会社は、BtoB向けオフィス用品通販「ASKUL」とBtoC向け日用品通販「LOHACO」を主軸としたeコマース事業を展開しています。ASKUL事業では、中小企業から大企業まで幅広い法人顧客に対し、オフィス家具、文具、事務用品、生活用品、メディカル用品など、多岐にわたる商品を迅速かつ確実に提供しています。LOHACO事業では、一般消費者向けに、日用品、食品、飲料、医薬品などを取り扱っており、LINEヤフー株式会社との協業を通じてサービスを拡充しています。また、物流機能のアウトソーシングサービスを提供する「ASKUL LOGIST」も展開しており、グループ全体で「お客様のために進化する」というDNAを基盤に、多様な顧客ニーズに応えるトータルオフィスサポートサービスおよびeコマースサービスを提供しています。同社は、独自の物流基盤、eコマース事業で培ったビッグデータ、そして強固な販売網を活かし、事業成長を目指しています。

直近決算ハイライト

2025年5月期(当連結会計年度)の業績は、売上高が前期比2.0%増の4,811億1百万円と過去最高を更新しましたが、営業利益は前期比17.4%減の140億4百万円、経常利益は同17.2%減の138億16百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同52.6%減の90億68百万円と、減益となりました。eコマース事業では、売上高が2.1%増の4,722億31百万円と堅調に伸長したものの、為替影響による仕入原価上昇に伴う売上総利益率の低下や、新物流拠点「ASKUL関東DC」の稼働に伴う固定費増加などが営業利益を圧迫しました。ASKUL事業においては、お客様数は減少したものの、お客様単価が上昇し、売上高は1.5%伸長しました。LOHACO事業も、LINEヤフーとの連携販促効果等により1.9%伸長しました。ロジスティクス事業は減収減益、その他事業は増収増益でした。総資産は前連結会計年度末比で152億80百万円減少し、負債も151億98百万円減少した結果、自己資本比率は34.2%となりました。

強みと競争優位性

アスクルの強みは、長年にわたり培ってきたeコマース事業における「迅速かつ確実な配送」を実現する高度に自動化された独自の物流基盤にあります。全国に物流拠点を配置し、当日・翌日配送を可能にする体制は、顧客利便性の向上に大きく貢献しています。また、BtoB市場においては、中小企業から大企業まで幅広い顧客層と、各業界に精通したエージェントによる強固な営業基盤を有しており、顧客ニーズを的確に捉えた商品開発やサービス提供が可能です。特に、オリジナル商品の開発力は、競合他社との差別化を図る上で重要な要素となっています。さらに、eコマース事業を通じて蓄積された購買ビッグデータは、顧客理解を深め、パーソナライズされた提案や効率的なプロモーションに活用できるポテンシャルを秘めています。これらの強みを活かし、リテール事業の再成長と新たな価値提供領域の確立を目指しています。

リスク要因

アスクルが抱えるリスク要因は多岐にわたります。まず、従業員および顧客の生命・身体・健康に対するリスクとして、労働災害、熱中症、感染症の拡大、プライベートブランド商品に起因する健康被害や異物混入などが挙げられます。事業継続性においては、自然災害(地震、台風、集中豪雨)、大規模停電、パンデミックによるサプライチェーンの分断リスク、パートナー企業への業務委託の継続性に関するリスクも存在します。グローバルな情勢・経済環境の変化、原材料価格の高騰、為替変動、カントリーリスク・地政学的リスクも調達コストや商品価格に影響を与える可能性があります。また、eコマース事業の根幹をなすITシステムにおいては、システム障害やサイバー攻撃によるサービス停止、情報流出・破壊・改ざんのリスクが常に存在します。大規模システム開発や設備投資における遅延や計画未達、投資回収リスク、さらには従業員等による個人情報・機密情報の漏洩リスクも無視できません。法令違反や社会的要請への不適応によるレピュテーションリスク、人材の確保・育成の不全、ビジネスモデルの変革遅れ、AI進化への対応不全なども、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

アスクルは、AI(人工知能)の進化と密接に関連しています。同社は、AI技術を業務効率化、顧客対応、商品開発など、事業の様々な分野で活用する方針を掲げており、特に「AI AGENTによるサービス革新」や、AI技術の活用による「ビッグデータ活用による業務効率化」を中期経営計画の重点施策として位置づけています。生成AIをはじめとするAI技術の急速な進展は、同社の事業モデルに変革をもたらす可能性を秘めており、AIの進化への対応能力が今後の競争優位性を左右する重要な要素となります。また、eコマース事業は、デジタル化の進展やオンラインでの購買行動の定着といった社会的なトレンドに合致しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、同社の事業成長に不可欠です。一方で、AIの進化に伴う事業・社会変化への対応不全は、リスク要因としても認識されており、AI技術の活用とリスク管理の両面からのアプローチが求められます。

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