キオクシアホールディングス株式会社 (285A) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
半導体AIデータセンターEV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 3/248位
D
安定性
業種 228/249位
A
成長性
業種 11/247位
C
効率性
業種 50/249位
A
CF健全性
業種 20/249位
売上高
2.3兆円
粗利率
43.3%
営業利益率
37.2%
純利益率
23.7%
ROE
39.6%
ROIC
23.0%
自己資本比率
37.9%
D/Eレシオ
0.90
有利子負債
1.3兆円
ネットキャッシュ
-7825億円
NC/時価総額
-7.5%
運転資本余剰*
-6273億円
運転資本余剰/時価総額*
-6.0%
フリーCF
3950億円
FCFマージン
16.9%
キャッシュ化率
1.11倍
PBR
7.44倍
EV/EBITDA
12.8倍
PER
18.6倍
想定株価
19047.7円
想定時価総額
10.4兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2.3兆円 1.0兆円 38億円 8704億円 8742億円 7841億円 5545億円
2025年3月期 1.7兆円 5694億円 43億円 4517億円 4560億円 3707億円 2723億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3.7兆円 1.6兆円 1.1兆円 1.2兆円 1.4兆円
2025年3月期 2.9兆円 8067億円 9852億円 1.2兆円 1.2兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 4707億円 4126億円 6606億円 1.3兆円 - 3956億円 -6273億円
2025年3月期 1679億円 3529億円 2386億円 9995億円 - 3953億円 -8172億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 72億円 2192億円
2025年3月期 40億円 632億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 6165億円 -2215億円 -961億円 3950億円
2025年3月期 4764億円 -1730億円 -3227億円 3034億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 1024.1円 2561.7円 - - -1432.9円 18.6倍 19047.7円 10.4兆円 546,086,290株 -
2025年3月期 520.0円 1367.5円 - - -1541.8円 4.6倍 2391.8円 1.3兆円 539,355,180株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 39.6% 15.0% 23.0% 43.3% 37.2% 37.4% 23.7% 16.9% 37.9% 0.90
2025年3月期 23.3% 9.3% 14.6% 33.4% 26.5% 26.7% 16.0% 17.8% 40.1% 0.85

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 37.0% 92.7% 103.6% - - - -
2025年3月期 - - - - - - 代表取締役社長 早坂伸夫

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標キオクシアホールディングス株式会社業種中央値
ROE39.6%6.9%
ROA15.0%4.2%
営業利益率37.2%6.8%
純利益率23.7%5.8%
自己資本比率37.9%61.2%
売上成長率37.0%3.9%
PER18.6倍15.0倍
PBR7.44倍1.04倍
EV/EBITDA12.8倍6.5倍
NC/時価総額-7.5%8.7%
運転資本余剰/時価総額-6.0%-3.2%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
三菱電機株式会社 (6503) 10.2兆円 5.9兆円
株式会社キーエンス (6861) 14.3兆円 1.2兆円
株式会社村田製作所 (6981) 6.2兆円 1.8兆円
パナソニックホールディングス株式会社 (6752) 6.0兆円 8.0兆円
株式会社アドバンテスト (6857) 14.9兆円 1.1兆円
富士通株式会社 (6702) 5.5兆円 3.5兆円
日本電気株式会社 (6701) 5.1兆円 3.6兆円
ファナック株式会社 (6954) 4.9兆円 8578億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体AIデータセンターEV
AI向けSSD "KIOXIA CM9/CD9Pシリーズ", "KIOXIA LC9シリーズ"ベクトル探索ソフトウェア "KIOXIA AiSAQ™"AIサーバー向けメモリ拡張 "KIOXIA GPシリーズ"第8世代BiCS FLASH™SSD & ストレージ事業強化

見通し: AI需要の拡大を背景に、フラッシュメモリ市場は堅調な成長が見込まれ、当期は過去最高益を更新。今後もAIサーバー向けSSDやスマートデバイス向けメモリの需要増により、売上・利益の拡大が期待される。ただし、市況変動リスクは依然として存在する。

強み: 世界最大級の生産能力と長年培ってきたNAND型フラッシュメモリ技術。AI需要に合致した高性能SSD製品群とベクトル探索ソフトウェアが競争優位性。

懸念: フラッシュメモリ市場の循環的変動による価格下落リスク。競合他社との激しい価格競争と技術開発競争。米中貿易摩擦等の地政学リスクによるサプライチェーンへの影響。

リスク: フラッシュメモリ市場の短期的・循環的な変動による価格下落や需要減少。AI関連市場の成長予測の不確実性。米中貿易摩擦等に起因する地政学リスクや規制強化による事業への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、フラッシュメモリ及びSSD(ソリッドステートドライブ)の開発、製造、販売を中核事業としています。デジタルデータの爆発的な増加とAI技術の急速な進化を背景に、データセンター、エンタープライズ、スマートフォン、PCなど、幅広い分野でメモリ需要が拡大しています。特に、AIサーバーの普及に伴い、大容量かつ高速なストレージへのニーズが高まっており、当社はこれらの高成長市場に強みを持っています。主力製品であるフラッシュメモリは、SSDの主要構成部品として、HDDと比較して高速性、耐衝撃性、低消費電力性に優れるSSDへの置き換えを推進する原動力となっています。また、スマートフォン市場においても、搭載されるメモリ容量の増加傾向は続いており、当社にとって引き続き重要なマーケットです。世界最大級のビット生産量シェアと、先進的な製造技術を活かし、高品質かつコスト競争力のある製品を提供することで、グローバル市場での地位確立を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社グループは売上高23,376億円、前期比+37.0%と大幅な増収を達成しました。営業利益は8,704億円、前期比+92.7%と、増収効果と収益性改善により利益も大きく伸長しました。経常利益は7,841億円、前期比+111.5%と、こちらも二桁増益を記録しています。当期純利益は5,545億円、前期比+103.6%と、堅調な収益基盤を示しました。純資産は13,989億円、前期比+89.7%と大幅に増加し、財務基盤の強化が進んでいます。総資産は36,901億円、前期比+26.4%となりました。現金及び預金は4,707億円、前期比+180.3%と大幅に増加しており、手元資金の潤沢さを示しています。営業キャッシュフローも6,165億円、前期比+29.4%と堅調に推移し、事業活動によるキャッシュ創出力の高さがうかがえます。EPSは1,024.07円、前期比+97.0%と、株主利益も大きく向上しました。

強みと競争優位性

当社グループの最大の強みは、フラッシュメモリ分野における長年の技術的リーダーシップと、世界最大級の生産能力にあります。1987年のNAND型フラッシュメモリ発明、1991年の世界初の量産化という歴史を持ち、以来、BiCS FLASH™などの先進技術を開発・製品化してきました。これにより、高密度化、大容量化、高性能化といった市場の要求に的確に応える製品開発力と、それを支える量産体制を構築しています。特に、Sandiskグループとの連携によるビット生産量は世界最大級のシェアを誇り、規模の経済によるコスト競争力は他社に対する優位性となっています。また、データセンター、エンタープライズ、スマートデバイスといった高成長市場における主要顧客との強固な関係性も、当社の競争優位性を支えています。AI需要の拡大を的確に捉え、高性能NVMe™ SSD「KIOXIA CM9/CD9Pシリーズ」や、業界初245.88TBの大容量エンタープライズSSD「KIOXIA LC9シリーズ」などを展開し、市場ニーズを先取りする姿勢が、持続的な成長を可能にしています。

リスク要因

フラッシュメモリ市場は、技術革新の速さと激しい国際競争に特徴づけられ、市況の循環的・短期的変動が常にリスクとして存在します。AI関連市場の成長期待は高いものの、その成長が予測通りに進まない可能性や、他のメモリ技術が需要を獲得する可能性も否定できません。また、主要な競合他社が大規模な設備投資や技術開発を進める中で、当社が競争力維持のために販売価格、性能、生産効率で劣後するリスクがあります。政府による半導体産業への補助金や、米中貿易摩擦に端を発する規制強化、地政学リスクの高まりは、事業環境に不透明感をもたらし、サプライチェーンの混乱や販売制限につながる可能性があります。さらに、多額の設備投資と研究開発投資に伴う固定費の高さは、売上収益のわずかな低下が利益に与える影響を相対的に大きくする要因となり得ます。これらのリスクが顕在化した場合、当社の事業、経営成績、財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

当社グループは、AI、データセンター、IoTといった現代の主要な投資テーマと深く関連しています。AI技術の急速な普及は、生成AIによるデータ量の増大、AIサーバーの需要拡大を牽引しており、これらに不可欠な大容量・高速フラッシュメモリ及びSSDの需要を強力に後押ししています。当社が展開するデータセンター・エンタープライズ向けSSDは、AI学習・推論ワークロードの増大に対応するストレージとして、その重要性を増しています。また、スマートデバイスの大容量化傾向も、IoTデバイスの普及と相まって、フラッシュメモリの需要拡大に寄与しています。当社が開発する次世代メモリ技術や、AIを活用した研究開発体制の強化は、これらの先進的な投資テーマの進展を支える基盤となります。当社は、AIインフラを支える多様なソリューションを提供することで、デジタル社会の持続的な発展に貢献し、関連投資テーマへの貢献度を高めていくことが期待されます。

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