アルピコホールディングス株式会社 (297A) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 陸運業
インバウンド物流
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 44/66位
E
安定性
業種 62/66位
C
成長性
業種 45/66位
B
効率性
業種 8/66位
D
CF健全性
業種 36/66位
売上高
1074億円
粗利率
-
営業利益率
3.6%
純利益率
1.9%
ROE
12.8%
ROIC
6.5%
自己資本比率
26.0%
D/Eレシオ
1.69
有利子負債
263億円
ネットキャッシュ
-210億円
NC/時価総額
-133.0%
運転資本余剰*
-134億円
運転資本余剰/時価総額*
-85.0%
フリーCF
9億円
FCFマージン
0.8%
キャッシュ化率
3.13倍
PBR
1.01倍
EV/EBITDA
5.2倍
PER
8.4倍
想定株価
229.1円
想定時価総額
158億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1074億円 - 32億円 39億円 71億円 36億円 20億円
2025年3月期 1038億円 - 30億円 34億円 64億円 31億円 23億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 602億円 143億円 188億円 258億円 156億円
2025年3月期 583億円 147億円 198億円 240億円 145億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 53億円 25億円 30億円 263億円 6億円 112万円 -134億円
2025年3月期 62億円 23億円 27億円 260億円 3億円 250万円 -136億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 63億円 -54億円 -17億円 9億円
2025年3月期 25億円 -20億円 2億円 5億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 27.4円 183.8円 5.0円 18.3% -304.6円 8.4倍 229.1円 158億円 71,113,460株 2,094,300株
2025年3月期 35.4円 162.8円 5.0円 14.1% -278.7円 7.0倍 248.0円 176億円 71,113,460株 100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.8% 3.3% 6.5% - 3.6% 6.6% 1.9% 0.8% 26.0% 1.69
2025年3月期 15.8% 3.9% 5.9% - 3.3% 6.2% 2.2% 0.5% 24.9% 1.79

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 3.5% 14.7% -12.8% - - - -
2025年3月期 - - - - - - 代表取締役社長 佐藤裕一

業種比較(陸運業、65社中央値)

指標アルピコホールディングス株式会社業種中央値
ROE12.8%7.7%
ROA3.3%3.0%
営業利益率3.6%6.9%
純利益率1.9%4.9%
自己資本比率26.0%43.5%
売上成長率3.5%4.3%
PER8.4倍12.6倍
PBR1.01倍0.97倍
EV/EBITDA5.2倍8.4倍
NC/時価総額-133.0%-44.3%
運転資本余剰/時価総額-85.0%-34.0%
同業他社: 東日本旅客鉄道株式会社(9020)NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(9147)東海旅客鉄道株式会社(9022)ヤマトホールディングス株式会社(9064)西日本旅客鉄道株式会社(9021)全66社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

陸運業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
京福電気鉄道株式会社 (9049) 156億円 149億円
日本石油輸送株式会社 (9074) 161億円 385億円
南総通運株式会社 (9034) 144億円 165億円
カンダホールディングス株式会社 (9059) 175億円 524億円
広島電鉄株式会社 (9033) 188億円 375億円
株式会社丸運 (9067) 126億円 461億円
株式会社ロジネットジャパン (9027) 192億円 780億円
神戸電鉄株式会社 (9046) 193億円 233億円
陸運業の企業一覧(全66社)→

AI分析(2026年3月期)

インバウンド
中期経営計画 2024-2026インバウンド需要AI活用M&A推進人材投資

見通し: 増収増益基調だが、当期純利益は前期比減。インバウンド需要の回復や新店舗・新フォーマット展開が貢献。中期経営計画でM&Aや新規事業、DX推進を掲げ、成長加速を目指す。

強み: 長野県を基盤とした流通、運輸、観光事業の複合展開。インバウンド需要の取り込みに強み。AI活用やマルチチャネル戦略も推進。

懸念: 燃料費・電気ガス料金・原材料高騰、為替変動、人材確保難。特に運輸事業では補助金への依存度が高く、制度変更リスクを抱える。

リスク: ①自然災害・事故リスク:長野県拠点集中による大規模災害リスク。②燃料費・人件費高騰リスク:インバウンド回復もコスト増が利益を圧迫。③補助金依存リスク:運輸事業の不採算路線維持における補助金変動リスク。鉄道事業の存続にも影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当グループは、「安全・安心」「便利」「快適」「楽しさ・ときめき」「知識」の提供を通じて、豊かな地域社会の実現に貢献することを経営理念に掲げ、信州を拠点とした多角的な事業を展開しています。主要事業は、長野県内で食品スーパー「デリシア」などを展開する流通事業、バス、鉄道、タクシー事業を主軸とする運輸事業、ホテル・旅館経営やサービスエリア運営を行う観光事業、別荘地管理などを手掛ける不動産事業、そして保険事業を含むその他のサービス事業で構成されています。特に流通事業では、既存店舗に加え、移動スーパーやネットスーパー、無人決済店舗など、多様なチャネルで顧客ニーズに応え、マーケット拡大を図っています。運輸事業では、インバウンド需要の高まりを捉え、観光地への輸送強化や運賃改定を進める一方、乗務員不足や需要変動への対応として、不採算路線の合理化や公設民営路線の受託も検討しています。観光事業では、旺盛な国内旅行とインバウンド需要を取り込みつつ、エネルギー・食材コスト上昇への対応や、海外人材採用を含む人的資本への投資を強化しています。不動産事業では、別荘オーナーの高齢化やインフラ老朽化といった課題に対し、計画的な維持更新投資と、既存物件の賃貸化・売却強化で対応しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結営業収益は1,074億円となり、前期比3.5%増加しました。これは、流通事業の売上単価上昇や新店舗の効果、運輸事業の好調な旅客輸送、観光事業の国内外からの需要取り込みなどが寄与した結果です。連結営業利益は39億円で、前期比14.7%と大幅な増加を示しました。特に運輸事業では31.2%増、観光事業でも25.6%増と、増収効果とコスト管理が利益を押し上げました。経常利益も36億円(前期比16.3%増)と堅調に推移しました。しかしながら、親会社株主に帰属する当期純利益は20億円と、前期比12.8%の減少となりました。これは、税金等調整前当期純利益は増加したものの、投資活動における有形固定資産の取得による支出や、財務活動における長期借入金の返済などが影響した可能性があります。自己資本比率は26.0%と、前期末の24.9%から改善し、財務基盤の強化が見られます。営業キャッシュフローは63億円と、前期比150.2%の大幅増となり、事業活動によるキャッシュ創出力の向上が確認できます。

強みと競争優位性

当グループの強みは、信州という地域に根差した多角的な事業ポートフォリオと、長年にわたる地域社会との信頼関係にあります。流通事業では、地域密着型のスーパーマーケット運営に加え、移動販売やネットスーパーといった多様な販売チャネルを有し、きめ細やかな顧客ニーズに対応できる点が競争優位性となっています。運輸事業では、観光地へのアクセスを担う路線網を持ち、インバウンド需要の回復や国内旅行の活況を捉えることで、一定の市場シェアを確保しています。観光事業においても、地域の特色を活かしたホテル・旅館運営やサービスエリア事業は、地域経済との結びつきの強さが差別化要因となっています。また、グループ全体で「ALPICO VISION 2035」を掲げ、持続的な成長を目指す中でのM&A推進や新規事業創出といった成長戦略は、将来的な競争力強化に繋がる可能性があります。AIを活用した需要予測型発注の導入など、デジタルトランスフォーメーションへの取り組みも、業務効率化とサービス向上に貢献し、競争優位性を高める要素となっています。

リスク要因

当グループが認識している主要なリスクとしては、まず自然災害や感染症の拡大による事業継続への影響が挙げられます。特に本社機能を含む営業拠点が長野県内に集中しているため、大規模地震発生時のリスクは無視できません。また、運輸・観光事業は季節変動が大きく、天候不順などの影響を受けやすい事業構造です。燃料費や電気・ガス料金、原材料価格の高騰は、運輸・流通・観光事業の収益性を圧迫する要因となります。少子高齢化やマイカー利用の増加に伴う公共交通機関の利用者減少も、運輸事業にとって構造的なリスクです。さらに、バス事業や鉄道事業における補助金への依存度が高い構造は、将来的な制度改正による影響を受ける可能性があります。人材確保の難しさや、競合他社との価格競争、法的規制の強化や変更も、業績に影響を与える可能性があります。特に、運輸事業における運転者労働時間規制の強化は、運行体制の見直しやコスト増加に繋がる可能性があります。

投資テーマとの関連

当グループは、直接的にAI、半導体、EVといった先端技術分野の事業を営んでいるわけではありませんが、間接的な関連性において、いくつかの投資テーマと結びつけることができます。流通事業におけるAIを活用した需要予測型発注の導入は、AI技術の普及というテーマに合致しています。また、インバウンド需要の取り込みを強化している運輸・観光事業は、円安や訪日外国人旅行の回復といったテーマと連動します。地域経済の活性化や持続可能な社会の実現への貢献を掲げる姿勢は、ESG投資の観点からも評価される可能性があります。さらに、長野県という地域性が、将来的な地方創生や、国土強靭化といったテーマに関連するインフラ投資の対象となる可能性も考えられます。ただし、現時点では、これらの投資テーマとの直接的な事業シナジーは限定的であり、あくまで地域経済の動向や、DX推進といった取り組みを通じた間接的な関連に留まると言えます。

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