東海旅客鉄道株式会社 (9022) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 陸運業
インフラ老朽化スマートシティAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 1/66位
C
安定性
業種 23/66位
B
成長性
業種 14/66位
D
効率性
業種 38/66位
B
CF健全性
業種 13/66位
売上高
2.0兆円
粗利率
-
営業利益率
41.4%
純利益率
27.6%
ROE
10.9%
ROIC
9.1%
自己資本比率
46.6%
D/Eレシオ
0.26
有利子負債
1.3兆円
ネットキャッシュ
-9375億円
NC/時価総額
-24.0%
運転資本余剰*
-5615億円
運転資本余剰/時価総額*
-14.4%
フリーCF
1267億円
FCFマージン
6.3%
キャッシュ化率
1.35倍
PBR
0.77倍
EV/EBITDA
4.7倍
PER
7.2倍
想定株価
4081.5円
想定時価総額
3.9兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2.0兆円 - 2059億円 8302億円 1.0兆円 7809億円 5529億円
2025年3月期 1.8兆円 - 2080億円 7028億円 9108億円 6493億円 4584億円
2024年3月期 1.7兆円 - 2164億円 6074億円 8238億円 5469億円 3844億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 10.9兆円 1.7兆円 9321億円 4.8兆円 5.1兆円
2025年3月期 10.3兆円 1.9兆円 7823億円 4.9兆円 4.6兆円
2024年3月期 9.9兆円 2.8兆円 7987億円 4.9兆円 4.2兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 3706億円 543億円 988億円 1.3兆円 5385億円 - -5615億円
2025年3月期 3947億円 418億円 900億円 1.3兆円 4587億円 - -3876億円
2024年3月期 8217億円 419億円 782億円 1.4兆円 5261億円 - 230億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 7482億円 -6214億円 -1509億円 1267億円
2025年3月期 6246億円 -9560億円 -955億円 -3315億円
2024年3月期 6729億円 -4366億円 -1251億円 2363億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 570.8円 5306.0円 32.0円 5.6% -980.6円 7.2倍 4081.5円 3.9兆円 1,001,177,000株 45,081,900株
2025年3月期 465.9円 4675.4円 31.0円 6.7% -927.4円 6.1倍 2855.8円 2.8兆円 1,030,000,000株 45,081,800株
2024年3月期 390.7円 4237.5円 29.0円 7.4% -551.8円 9.5倍 3726.9円 3.7兆円 1,030,000,000株 45,081,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 10.9% 5.1% 9.1% - 41.4% 51.6% 27.6% 6.3% 46.6% 0.26
2025年3月期 10.0% 4.4% 8.3% - 38.4% 49.7% 25.0% -18.1% 44.6% 0.28
2024年3月期 9.2% 3.9% 7.7% - 35.5% 48.2% 22.5% 13.8% 41.9% 0.33

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.5% 18.1% 20.6% 12.7% 19.5% 30.4% -
2025年3月期 7.1% 15.7% 19.3% 25.1% -0.1% 643.8% 代表取締役社長 丹羽俊介
2024年3月期 22.1% 62.2% 75.2% 27.6% -1.8% - 代表取締役社長 丹羽俊介

業種比較(陸運業、65社中央値)

指標東海旅客鉄道株式会社業種中央値
ROE10.9%7.7%
ROA5.1%3.0%
営業利益率41.4%6.9%
純利益率27.6%4.7%
自己資本比率46.6%40.8%
売上成長率9.5%4.2%
PER7.2倍12.6倍
PBR0.77倍0.98倍
EV/EBITDA4.7倍8.4倍
NC/時価総額-24.0%-53.6%
運転資本余剰/時価総額-14.4%-34.4%
同業他社: 東日本旅客鉄道株式会社(9020)NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(9147)ヤマトホールディングス株式会社(9064)西日本旅客鉄道株式会社(9021)近鉄グループホールディングス株式会社(9041)全66社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

陸運業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
東日本旅客鉄道株式会社 (9020) 4.1兆円 3.1兆円
西日本旅客鉄道株式会社 (9021) 1.4兆円 1.8兆円
株式会社西武ホールディングス (9024) 1.1兆円 5133億円
阪急阪神ホールディングス株式会社 (9042) 1.1兆円 1.2兆円
東急株式会社 (9005) 1.1兆円 1.1兆円
東京地下鉄株式会社 (9023) 9382億円 4224億円
SGホールディングス株式会社 (9143) 8880億円 1.6兆円
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社 (9147) 8140億円 2.6兆円
陸運業の企業一覧(全66社)→

異常検知フラグ

2018年3月期: 極端なFCFマージン
2017年3月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2026年3月期)

インフラ老朽化スマートシティ
中央新幹線建設東海道新幹線N700SEXサービス業務改革

見通し: 今期は東海道新幹線の輸送力増強やN700S投入、中央新幹線品川・名古屋間の工事進捗が業績を牽引。来期以降も中央新幹線の早期開業に向けた投資を継続し、持続的な成長を目指す。

強み: 東海道新幹線という圧倒的なドル箱路線を持つ。安全・安定輸送とサービス拡充への継続的な取り組みが強み。

懸念: 中央新幹線建設費の増加(7.04兆円見込み)。金利変動リスクや大規模災害発生時の影響が懸念される。

リスク: 1. 中央新幹線建設費の増加とそれに伴う財務負担の増大。2. 大規模自然災害や事故発生時の運行停止・インフラ被害。3. 航空機等との競争激化、リモートワーク浸透による鉄道利用客の減少。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

JR東海(東海旅客鉄道株式会社)は、日本の東海地方を中心に鉄道事業を基盤とする大手鉄道事業者です。主要事業は、東京と名古屋、大阪を結ぶ東海道新幹線と、東海地域における在来線網の運営です。これに加え、名古屋駅周辺の都市開発事業(JRセントラルタワーズ、JRゲートタワーなど)、不動産事業、商業施設運営、ホテル事業など、鉄道事業との相乗効果を狙った多角的な事業展開を行っています。さらに、将来の基幹インフラとなる中央新幹線(リニア中央新幹線)の建設を最重要プロジェクトとして推進しており、これは同社の持続的な成長と企業存立基盤の確保に不可欠な戦略です。経営理念として「日本の大動脈と社会基盤の発展に貢献する」を掲げ、安全確保を最優先に、顧客に選ばれるサービスの提供、業務効率化を追求し、長期にわたり安定的な事業運営を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は20,062億円と前期比+9.5%の増収を達成しました。営業利益は8,302億円(前期比+18.1%)、経常利益は7,809億円(前期比+20.3%)、当期純利益は5,529億円(前期比+20.6%)といずれも大幅な増益となりました。特に利益面での伸びが顕著であり、収益性の改善が進んでいることが伺えます。営業キャッシュフローも7,482億円(前期比+19.8%)と堅調に推移しており、本業によるキャッシュ創出力の高さを示しています。一株当たり利益(EPS)も570.84円(前期比+22.5%)と大きく増加しており、株主価値の向上に繋がっています。配当金は32.00円(前期比+3.2%)と増配を維持しており、株主還元にも積極的な姿勢が見られます。一方で、現金及び預金は3,706億円と前期比-6.1%と若干減少しており、これは中央新幹線建設など、将来に向けた大型投資の進展を示唆している可能性があります。

強みと競争優位性

JR東海の最大の強みは、日本の経済活動の生命線である東海道新幹線を運営している点にあります。東京・名古屋・大阪という日本の主要経済圏を結ぶこの路線は、圧倒的な輸送シェアと高いブランド力を誇り、強力な参入障壁となっています。また、長年にわたり培ってきた安全運行の実績とノウハウは、他に追随を許さない競争優位性です。さらに、名古屋駅周辺の再開発で得た駅ビル事業や不動産賃貸事業、ホテル事業などの非鉄道事業は、鉄道事業とのシナジー効果を生み出し、安定した収益基盤を形成しています。AIなどの最新ICT技術を活用した「業務改革」と「収益拡大」を両輪とする経営戦略も、将来の競争力強化に繋がる重要な要素です。中央新幹線という国家的なプロジェクトを自己負担で推進する決断力と実行力も、他社にはない独自の強みと言えるでしょう。

リスク要因

JR東海を取り巻くリスクとしては、まず鉄道事業法をはじめとする法規制の変更が挙げられます。運賃や料金設定に関する規制が変更された場合、事業活動の制限やコスト増加に繋がる可能性があります。また、航空会社や他の交通機関との競争激化、リモートワークやWeb会議の普及による鉄道利用への影響も懸念されます。景気変動や人口動態の変化も、主要事業エリアの経済動向に影響を与えるため、収益に変動をもたらす可能性があります。さらに、地震、豪雨、台風といった自然災害や、テロ、感染症の流行は、鉄道インフラに甚大な被害を与え、事業活動を長期にわたり停止させるリスクを内包しています。中央新幹線建設においては、工期の遅延や想定以上のコスト増、地質問題などがリスクとして考えられます。長期債務の残高も依然として大きく、金利変動リスクや資金調達リスクも無視できません。

投資テーマとの関連

JR東海は、インフラ、特に大規模な交通インフラ関連の投資テーマと深く関連しています。中央新幹線(リニア中央新幹線)の建設は、次世代の高速交通網整備という国家的なプロジェクトであり、その進捗は注目に値します。AI技術の活用による「業務改革」は、DX(デジタルトランスフォーメーション)やAI投資というテーマにも一部関連します。また、脱炭素社会への貢献を目指し、水素動力車両や蓄電池車、再生可能エネルギーの活用など、環境・エネルギー関連の技術開発にも取り組んでおり、サステナビリティを重視する投資家にとって関心のある要素となり得ます。訪日外国人旅行者向けのサービス拡充や、海外への高速鉄道システム展開といったグローバル展開も、今後の成長性を期待させるテーマです。

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