近鉄グループホールディングス株式会社 (9041) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 陸運業
インバウンド物流
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 43/66位
E
安定性
業種 66/66位
C
成長性
業種 48/66位
D
効率性
業種 41/66位
D
CF健全性
業種 49/66位
売上高
1.8兆円
粗利率
-
営業利益率
5.1%
純利益率
3.1%
ROE
8.8%
ROIC
3.2%
自己資本比率
23.6%
D/Eレシオ
2.18
有利子負債
1.3兆円
ネットキャッシュ
-1.1兆円
NC/時価総額
-186.6%
運転資本余剰*
-4404億円
運転資本余剰/時価総額*
-72.5%
フリーCF
-208億円
FCFマージン
-1.2%
キャッシュ化率
2.20倍
PBR
0.99倍
EV/EBITDA
10.2倍
PER
11.4倍
想定株価
3223.6円
想定時価総額
6075億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1.8兆円 - 809億円 894億円 1704億円 846億円 538億円
2025年3月期 1.7兆円 - 792億円 844億円 1636億円 815億円 467億円
2024年3月期 1.6兆円 - 736億円 874億円 1610億円 846億円 481億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2.6兆円 7465億円 6405億円 1.3兆円 6117億円
2025年3月期 2.5兆円 7612億円 7616億円 1.1兆円 5441億円
2024年3月期 2.5兆円 7208億円 7133億円 1.2兆円 5193億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2001億円 212億円 2080億円 1.3兆円 915億円 494億円 -4404億円
2025年3月期 2317億円 190億円 1932億円 1.3兆円 701億円 560億円 -5299億円
2024年3月期 2417億円 178億円 1849億円 1.3兆円 660億円 593億円 -4716億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 1181億円 -1389億円 -199億円 -208億円
2025年3月期 897億円 -828億円 -179億円 69億円
2024年3月期 1505億円 -563億円 -720億円 942億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 282.8円 3217.0円 60.0円 21.2% -6015.4円 11.4倍 3223.6円 6075億円 190,662,000株 2,211,600株
2025年3月期 245.7円 2861.3円 50.0円 20.3% -5826.2円 13.0倍 3193.4円 6019億円 190,662,000株 2,188,400株
2024年3月期 252.8円 2730.4円 50.0円 19.8% -5705.2円 17.6倍 4448.9円 8385億円 190,662,000株 2,184,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.8% 2.1% 3.2% - 5.1% 9.7% 3.1% -1.2% 23.6% 2.18
2025年3月期 8.6% 1.9% 3.1% - 4.9% 9.4% 2.7% 0.4% 21.7% 2.44
2024年3月期 9.3% 2.0% 3.3% - 5.4% 9.9% 2.9% 5.8% 21.2% 2.54

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 0.5% 6.0% 15.1% 3.9% 20.2% 10.0% -
2025年3月期 6.9% -3.5% -2.8% 36.1% 7.8% 179.5% 取締役社長 若井敬
2024年3月期 4.4% 30.2% -45.9% 32.7% 5.7% - 取締役社長 若井敬

業種比較(陸運業、65社中央値)

指標近鉄グループホールディングス株式会社業種中央値
ROE8.8%7.7%
ROA2.1%3.0%
営業利益率5.1%6.9%
純利益率3.1%4.9%
自己資本比率23.6%43.5%
売上成長率0.5%4.3%
PER11.4倍12.6倍
PBR0.99倍0.97倍
EV/EBITDA10.2倍8.2倍
NC/時価総額-186.6%-44.3%
運転資本余剰/時価総額-72.5%-34.0%
同業他社: 東日本旅客鉄道株式会社(9020)NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(9147)東海旅客鉄道株式会社(9022)ヤマトホールディングス株式会社(9064)西日本旅客鉄道株式会社(9021)全66社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

陸運業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
九州旅客鉄道株式会社 (9142) 5802億円 5004億円
京成電鉄株式会社 (9009) 5714億円 3324億円
小田急電鉄株式会社 (9007) 5646億円 4187億円
東武鉄道株式会社 (9001) 5610億円 6554億円
ヤマトホールディングス株式会社 (9064) 5532億円 1.9兆円
ニッコンホールディングス株式会社 (9072) 4961億円 2699億円
山九株式会社 (9065) 4374億円 6316億円
京浜急行電鉄株式会社 (9006) 4112億円 3042億円
陸運業の企業一覧(全66社)→

異常検知フラグ

2022年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

インバウンド物流
中期経営計画2028アップデート大阪・関西万博効果沿線価値深化・活性化国際物流事業構造改革ROIC-WACCスプレッド向上

見通し: 2025年度は鉄道事業や不動産事業の堅調な推移に加え、インバウンド需要の回復、大阪・関西万博効果により増収増益を見込む。中長期的には事業ポートフォリオ最適化と資本コスト意識の徹底で企業価値向上を目指す。

強み: 鉄道、不動産、物流、流通、ホテルなど多角的な事業ポートフォリオ。沿線内外での有機的な連携によるコングロマリット・プレミアム創造力。

懸念: 国際物流事業における市場競争激化と利益率低下、円安や金利上昇による資本コストの上昇、沿線人口減少による需要低迷リスク。

リスク: 大規模事故・自然災害による甚大な被害と事業中断リスク。人財不足による事業運営への支障や競争力低下リスク。景気変動、国際情勢悪化、気候変動による業績悪化リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

近鉄グループホールディングスは、鉄道事業を中核としつつ、不動産、国際物流、流通、ホテル・レジャーなど多岐にわたる事業を展開する複合事業体です。鉄道事業では、近畿日本鉄道株式会社が鉄軌道、バス、タクシー事業を運営し、人々の移動と地域社会の生活を支えています。不動産事業では、マンション分譲や賃貸、管理などを手掛け、都市開発や資産活用を進めています。国際物流事業は、近鉄エクスプレスがグローバルなフォワーディングサービスを提供しており、近年M&Aを通じて強化された中核事業です。流通事業では、百貨店やストア、飲食業を展開し、地域に根差したサービスを提供しています。ホテル・レジャー事業では、国内外でホテル運営や旅行業を展開し、観光需要を取り込んでいます。これらの事業は、地域経済の活性化や人々の暮らしの向上に貢献することを目指しており、経営基本方針として「誠実な企業活動により暮らしの安心を支え、果敢な挑戦により新たな価値を創出し、多様な人々との協働により社会に貢献すること」を掲げています。2026年3月期においては、売上高1兆7,503億円、営業利益894億円を計上し、事業ポートフォリオの最適化と収益力強化を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は1兆7,503億円と前期比0.5%増となり、堅調な推移を示しました。営業利益は894億円(同+6.0%)、経常利益は846億円(同+3.7%)といずれも増加し、収益性の改善が見られました。特に当期純利益は538億円(同+15.1%)と大きく伸びており、これは株主還元への積極的な姿勢にも表れています。1株配当は60円(同+20.0%)と増配を実施しました。セグメント別では、運輸業が大阪・関西万博開催やインバウンド需要の回復に支えられ、営業収益3.9%増、営業利益9.8%増と好調でした。不動産業もマンション分譲や首都圏での物件取得により、営業収益5.1%増、営業利益3.6%増となりました。一方で、国際物流業は市場競争の激化や欧州市場の低迷により、営業収益5.5%減、営業利益7.4%減と減収減益となりました。流通業は百貨店事業の改装効果や駅ナカ店舗の収益向上により、営業収益5.1%増、営業利益30.4%増と大幅な増益を達成しました。ホテル・レジャー業もインバウンド需要の取り込みや客単価上昇により、好調に推移しました。

強みと競争優位性

近鉄グループの最大の強みは、鉄道事業を核とした多角的な事業ポートフォリオと、沿線地域における強固な顧客基盤にあります。鉄軌道事業では、広範な路線網と沿線開発を通じて、地域住民の日常生活に不可欠なインフラとしての地位を確立しています。これにより、安定した運輸収入に加え、不動産事業や流通事業、ホテル・レジャー事業といった他セグメントとのシナジー効果を生み出しています。特に、沿線価値の深化・活性化と沿線外・グローバルでの事業深化・拡張を目指す中期経営計画は、この強みを最大限に活かす戦略と言えます。また、近鉄エクスプレスを中心とする国際物流事業は、グローバルネットワークとM&Aによる事業拡大で競争力を高めています。さらに、コングロマリット・プレミアムを創造できるという認識は、各事業が有機的に連携し、単独事業の合計以上の価値を生み出せる潜在能力を示唆しています。これらの事業群を支えるのは、長年にわたり培われてきたブランド力と、多様なステークホルダーからの信頼であり、参入障壁の高さにも繋がっています。

リスク要因

近鉄グループが直面するリスクは多岐にわたります。まず、大規模事故や自然災害(地震、風水害等)の発生は、甚大な経済的損失と事業中断を招く可能性があります。特に、経営資源が近鉄沿線に集中している点は、地震発生時の影響を増幅させる要因となります。また、運輸業をはじめとする労働集約型事業における人財不足は、事業運営への支障や競争力低下のリスクとなります。感染症の拡大は、移動需要や観光需要の激減を通じて、運輸、流通、ホテル・レジャー事業に深刻な影響を与える可能性があります。さらに、国際紛争や地政学リスクは、サプライチェーンの寸断やインバウンド需要の減少を通じて、国際物流業や関連事業に影響を及ぼす懸念があります。気候変動による異常気象の激甚化や、デジタル社会の進展による人流の変化は、鉄道事業や不動産賃貸収入の減少リスクをもたらします。加えて、景気変動、個人消費動向、原油・電気料金等の価格高騰も、各事業の収益性に影響を与える要因です。これらのリスクに対し、同社はリスク管理体制の強化や事業ポートフォリオの最適化、防災対策の推進等に取り組んでいます。

投資テーマとの関連

近鉄グループは、直接的なAI、半導体、EVといった先端技術テーマとの関連性は限定的ですが、インフラとしての鉄道事業や、持続可能な社会の実現に向けた取り組みにおいて、いくつかの投資テーマと間接的な関連性を持っています。特に、気候変動への対応として、CO2排出量削減目標の設定や、防災・安全対策の推進は、ESG投資の観点から注目される可能性があります。また、地域社会の活性化やインバウンド需要の取り込みといった戦略は、観光・インバウンド関連、地域創生といったテーマとも連携します。国際物流事業の強化は、グローバルサプライチェーンの重要性が増す中で、その一翼を担う存在として位置づけられます。さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、業務効率化や新サービス創出を通じて、企業の競争力向上に貢献する可能性があり、デジタル化の進展という大きな潮流に乗る動きと言えます。これらのテーマとの直接的な関わりは薄いものの、長期的な視点や社会課題解決への貢献という側面から、投資対象として考慮される余地があります。

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