株式会社物語コーポレーション (3097) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 小売業
外食インバウンド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 47/360位
C
安定性
業種 145/359位
B
成長性
業種 94/355位
A
効率性
業種 36/360位
D
CF健全性
業種 277/360位
売上高
1239億円
粗利率
65.1%
営業利益率
7.5%
純利益率
5.0%
ROE
15.3%
ROIC
11.6%
自己資本比率
54.4%
D/Eレシオ
0.38
有利子負債
153億円
ネットキャッシュ
-30億円
NC/時価総額
-2.0%
運転資本余剰*
-65億円
運転資本余剰/時価総額*
-4.3%
フリーCF
-21億円
FCFマージン
-1.7%
キャッシュ化率
1.92倍
PBR
3.73倍
EV/EBITDA
10.7倍
PER
23.9倍
想定株価
3897.8円
想定時価総額
1501億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 1239億円 806億円 50億円 92億円 143億円 90億円 62億円
2024年6月期 1072億円 701億円 45億円 82億円 126億円 86億円 56億円
2023年6月期 923億円 602億円 37億円 72億円 109億円 72億円 47億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 740億円 211億円 188億円 149億円 403億円
2024年6月期 615億円 195億円 173億円 146億円 291億円
2023年6月期 500億円 132億円 133億円 117億円 245億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 123億円 9億円 52億円 153億円 5700万円 26億円 -65億円
2024年6月期 118億円 7億円 44億円 149億円 2億円 - -55億円
2023年6月期 69億円 7億円 33億円 103億円 2億円 - -65億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 118億円 -140億円 27億円 -21億円
2024年6月期 106億円 -92億円 35億円 14億円
2023年6月期 97億円 -80億円 -32億円 17億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 163.1円 1045.0円 36.0円 22.1% -78.1円 23.9倍 3897.8円 1501億円 39,202,981株 684,500株
2024年6月期 158.2円 816.2円 32.0円 20.2% -87.6円 21.4倍 3384.4円 1207億円 36,354,750株 697,500株
2023年6月期 129.5円 686.4円 26.7円 20.6% -97.4円 26.9倍 3483.0円 1242億円 36,354,750株 699,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 15.3% 8.3% 11.6% 65.1% 7.5% 11.5% 5.0% -1.7% 54.4% 0.38
2024年6月期 19.4% 9.2% 13.0% 65.5% 7.6% 11.8% 5.3% 1.3% 47.3% 0.51
2023年6月期 19.2% 9.4% 14.5% 65.3% 7.8% 11.9% 5.1% 1.8% 48.9% 0.42

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 15.7% 13.2% 9.2% 19.1% 16.4% 47.6% 代表取締役社長 加藤央之
2024年6月期 16.1% 13.4% 20.2% 18.7% 12.7% 47.3% 代表取締役社長 加藤央之
2023年6月期 25.9% 150.6% 25.9% 16.8% 12.1% 33.4% 代表取締役社長 加藤央之

業種比較(小売業、359社中央値)

指標株式会社物語コーポレーション業種中央値
ROE15.3%7.9%
ROA8.3%3.6%
営業利益率7.5%3.6%
純利益率5.0%2.4%
自己資本比率54.4%45.6%
売上成長率15.7%4.4%
PER23.9倍17.5倍
PBR3.73倍1.58倍
EV/EBITDA10.7倍7.9倍
NC/時価総額-2.0%-3.9%
運転資本余剰/時価総額-4.3%-16.4%
同業他社: イオン株式会社(8267)株式会社セブン&アイ・ホールディングス(3382)株式会社ファーストリテイリング(9983)株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)株式会社ヤマダホールディングス(9831)全360社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

小売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社 平和堂 (8276) 1484億円 4180億円
株式会社JMホールディングス (3539) 1477億円 1862億円
株式会社壱番屋 (7630) 1448億円 655億円
株式会社アンドエスティHD (2685) 1406億円 3044億円
株式会社王将フードサービス (9936) 1620億円 1168億円
アスクル株式会社 (2678) 1369億円 4811億円
株式会社AOKIホールディングス (8214) 1353億円 1945億円
株式会社コメリ (8218) 1654億円 3705億円
小売業の企業一覧(全360社)→

AI分析(2025年6月期)

外食インバウンド
新規出店計画DX推進海外事業拡大ブランド戦略人財育成

見通し: 外食需要は堅調に推移するも、原材料費・人件費高騰が継続。新規出店とDX推進により売上・利益拡大を目指す。2026~2028年中期計画では、業態開発力と人財力を軸に国内外で事業拡大を図り、持続的企業価値向上を目指す。

強み: 「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」等、複数ブランド展開によるリスク分散と顧客層の広さ。積極的な店舗展開とDX推進による成長戦略。

懸念: 人口減少による国内市場縮小リスク、原材料価格高騰や人件費上昇による収益圧迫。新規出店計画の遅延や収益未達のリスク。

リスク: 国内人口減少や中食市場成長による外食市場縮小。原材料価格高騰や紛争等による仕入れコスト増。食品衛生法遵守における食中毒発生リスク。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

物語コーポレーションは、多角的なブランド展開による外食事業を主軸とする企業です。直営およびフランチャイズ方式を組み合わせ、国内14ブランド、海外では中国、インドネシア、香港、フィリピン、米国へと事業を拡大しています。看板商品には「焼肉きんぐ」の五大名物、「丸源ラーメン」の肉そば、「ゆず庵」の寿司・しゃぶしゃぶなどが挙げられ、ファミリー層を中心に幅広い顧客層に対応しています。郊外型大型店を戦略的な出店場所としながらも、近年は商業施設内や都市部、さらにはロードサイド型新業態への進出も積極的に行っています。2025年6月期末時点では、直営499店舗、フランチャイズ252店舗、海外59店舗の合計810店舗を展開し、単一セグメントの外食事業として一体的な成長を目指しています。

直近決算ハイライト

2025年6月期において、物語コーポレーションは売上高1,239億21百万円(前期比15.6%増)を達成し、堅調な成長を示しました。営業利益は92億42百万円(前期比13.1%増)、経常利益は90億35百万円(前期比5.2%増)と、増収効果が利益面にも寄与しました。親会社株主に帰属する当期純利益は61億57百万円(前期比9.1%増)となりました。各部門は概ね好調で、特に専門店部門は35.1%増、その他部門(海外事業等)は53.6%増と目覚ましい伸びを見せています。売上原価率は34.9%、販売費及び一般管理費率は57.6%と、売上高の増加に伴いコストも増加しましたが、販管費率は前期比0.2ポイントの改善も見られました。これは、DX化による生産性向上や、調達先の多様化、メニュー価格の見直しなどのコストコントロール施策が奏功した結果と考えられます。

強みと競争優位性

物語コーポレーションの強みは、多様な業態開発力と、それを支えるブランド力、そして積極的な出店戦略にあります。主力ブランドである「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」は、ファミリー層を中心に確固たる顧客基盤を築いており、安定した収益源となっています。また、「熟成肉とんかつ ロース堂」や「果実屋珈琲」といった新業態への挑戦は、市場の変化に対応し、新たな成長機会を捉える能力の高さを示しています。DX推進による店舗運営の効率化や、デジタルマーケティングの強化は、顧客体験価値の向上とリピート率の維持・向上に貢献しています。さらに、国内だけでなく海外市場への積極的な進出は、事業リスクの分散とグローバルな成長機会の獲得につながっており、これが同社の長期的な競争優位性を築く要因となっています。

リスク要因

外食業界特有の市場環境の悪化は、同社にとって主要なリスク要因です。国内人口の減少や、中食市場の成長による外食市場全体の縮小傾向は、既存店の売上減少に繋がる可能性があります。また、原材料価格の高騰、天候不順による品目価格の変動、為替変動なども、仕入れコストの増加を通じて収益を圧迫する要因となり得ます。さらに、ブランドコンセプトが顧客ニーズの変化と合わなくなるリスクや、新規出店における用地確保の難しさ、計画通りの収益が確保できないリスクも存在します。食品衛生法遵守は不可欠ですが、万が一食中毒が発生した場合、ブランドイメージの低下や業績への影響は避けられません。これらのリスクに対して、同社は品質・サービス向上、新メニュー開発、調達ルートの多様化、DX推進などの対策を講じていますが、市場環境の急変や予期せぬ事態への対応が引き続き重要となります。

投資テーマとの関連

物語コーポレーションは、直接的にAIや半導体といった先端技術テーマとの関連性は薄いものの、生活必需品に近い外食産業として、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブな側面を持つと同時に、インバウンド需要の回復や消費者の外食への意欲の高まりといったマクロ経済の回復シナリオに乗る企業と言えます。また、同社が推進する店舗運営におけるDX化(セルフレジ、配膳ロボット導入など)は、人手不足解消や生産性向上に貢献するテクノロジー活用の一例として捉えることができます。さらに、海外事業の拡大はグローバル成長テーマとの関連性を示唆しており、特にアジア市場における日本食への関心の高まりは追い風となる可能性があります。サステナビリティ経営戦略への注力は、ESG投資の観点からも注目されうる要素です。

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