日清紡ホールディングス株式会社 (3105) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
サイバーセキュリティEV燃料電池再生可能エネルギー半導体DXESGM&AAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 167/248位
D
安定性
業種 208/249位
B
成長性
業種 71/247位
D
効率性
業種 178/249位
B
CF健全性
業種 74/249位
売上高
5023億円
粗利率
23.4%
営業利益率
5.3%
純利益率
2.8%
ROE
4.8%
ROIC
4.0%
自己資本比率
43.0%
D/Eレシオ
0.63
有利子負債
1796億円
ネットキャッシュ
-1355億円
NC/時価総額
-66.3%
運転資本余剰*
-1377億円
運転資本余剰/時価総額*
-67.3%
フリーCF
385億円
FCFマージン
7.7%
キャッシュ化率
3.54倍
PBR
0.71倍
EV/EBITDA
6.5倍
PER
14.7倍
想定株価
1309.3円
想定時価総額
2045億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 5023億円 1176億円 256億円 264億円 520億円 293億円 139億円
2024年12月期 4947億円 1093億円 259億円 166億円 425億円 244億円 103億円
2023年12月期 5412億円 1194億円 258億円 125億円 383億円 158億円 -200億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 6678億円 3701億円 1817億円 1695億円 2873億円
2024年12月期 6800億円 3711億円 1989億円 1836億円 2695億円
2023年12月期 6722億円 3665億円 2478億円 1478億円 2506億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 441億円 1617億円 1352億円 1796億円 703億円 5億円 -1377億円
2024年12月期 504億円 1628億円 1300億円 2172億円 699億円 16億円 -1485億円
2023年12月期 499億円 1699億円 1146億円 2160億円 686億円 45億円 -1979億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 493億円 -108億円 -462億円 385億円
2024年12月期 284億円 -209億円 -88億円 75億円
2023年12月期 235億円 -465億円 254億円 -230億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 89.1円 1839.5円 36.0円 40.4% -867.7円 14.7倍 1309.3円 2045億円 169,328,000株 13,130,100株
2024年12月期 65.4円 1714.4円 36.0円 55.0% -1061.1円 13.8倍 902.5円 1418億円 169,246,000株 12,079,100株
2023年12月期 -127.6円 1595.0円 36.0円 - -1057.3円 - - - 169,192,000株 12,077,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 4.8% 2.1% 4.0% 23.4% 5.3% 10.3% 2.8% 7.7% 43.0% 0.63
2024年12月期 3.8% 1.5% 2.4% 22.1% 3.4% 8.6% 2.1% 1.5% 39.6% 0.81
2023年12月期 -8.0% -3.0% 1.9% 22.1% 2.3% 7.1% -3.7% -4.3% 37.3% 0.86

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 1.5% 59.2% 35.4% -0.9% 1.9% 19.6% 取締役社長 石井靖二
2024年12月期 -8.6% 33.1% -48.7% -1.1% -0.6% -8.7% 取締役社長 石井靖二
2023年12月期 4.9% -19.3% -201.5% 5.8% 5.4% 115.3% 取締役社長 村上雅洋

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標日清紡ホールディングス株式会社業種中央値
ROE4.8%7.0%
ROA2.1%4.3%
営業利益率5.3%6.9%
純利益率2.8%5.9%
自己資本比率43.0%61.2%
売上成長率1.5%4.0%
PER14.7倍15.0倍
PBR0.71倍1.04倍
EV/EBITDA6.5倍6.6倍
NC/時価総額-66.3%8.7%
運転資本余剰/時価総額-67.3%-3.2%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
santec Holdings株式会社 (6777) 1932億円 315億円
株式会社 精工技研 (6834) 1870億円 301億円
ウシオ電機株式会社 (6925) 2259億円 1792億円
日本光電工業株式会社 (6849) 2341億円 2351億円
サン電子株式会社 (6736) 1739億円 99億円
能美防災株式会社 (6744) 2420億円 1397億円
日東工業株式会社 (6651) 1614億円 1958億円
古野電気株式会社 (6814) 2511億円 1406億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2025年12月期)

サイバーセキュリティEV燃料電池再生可能エネルギー
無線・通信事業の構造改革マイクロデバイス事業の構造改革マテリアル事業における機能性素材へのシフトフューチャー・イノベーション本部設立防災DX推進

見通し: 今期は無線・通信事業の成長投資と研究開発費増により減益を見込むが、来期はマイクロデバイス事業の構造改革と不動産事業の縮小により増収・減益となる見通し。2030年目標達成に向けた変革設計図の推進が重要。

強み: 無線・通信事業とマイクロデバイス事業の二輪駆動体制。社会インフラや防衛分野での強み。不動産事業での収益安定性。

懸念: マイクロデバイス事業におけるEV市場の不調や顧客在庫調整の影響。化学品事業の燃料電池用カーボンセパレータの需要停滞。

リスク: 気候変動によるコスト増・事業中断リスク。人権問題や情報セキュリティインシデントによる信頼失墜リスク。地政学リスクや為替変動による業績変動リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

日清紡グループは、当社および連結子会社92社、関連会社8社から構成される持株会社体制のもと、多岐にわたる事業を展開しています。主要事業セグメントは、無線・通信、マイクロデバイス、ブレーキ、精密機器、化学品、繊維、不動産、そしてその他の4部門です。無線・通信事業では、日本無線と国際電気を中心に、防災システムや船舶用無線通信機器などを手掛け、社会インフラや安全・安心な社会の実現に貢献しています。マイクロデバイス事業では、アナログ半導体や電源ICなどの電子デバイス、マイクロ波製品を提供しています。ブレーキ事業は、日清紡ブレーキが自動車用ブレーキ摩擦材をSAERONグループと共同でグローバルに供給。精密機器事業では、日清紡メカトロニクスが空調機器用ファンや自動車用ヘッドランプ製品、電子制御ブレーキシステム用精密部品などを製造・販売しています。化学品事業では、日清紡ケミカルが断熱材、高機能化学品、燃料電池用カーボンセパレータなどを展開。繊維事業では、日清紡テキスタイルが形態安定加工シャツやスパンデックスなどの製品を供給しています。不動産事業では商業施設の賃貸や不動産販売を行い、その他事業では食品や産業資材の卸売販売を行っています。これらの多様な事業ポートフォリオを通じて、社会のニーズに応える製品・サービスを提供しています。

直近決算ハイライト

2025年12月期において、日清紡グループは売上高5,023億円を達成し、前期比1.5%増の増収となりました。特に営業利益は264億円と、前期比59.2%の大幅な増加を記録しました。これは、無線・通信事業におけるソリューション事業や特機事業、マリンシステム事業の好調に加え、国際電気グループの業績拡大が大きく寄与した結果です。経常利益は293億円(前期比20.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は139億円(前期比35.4%増)となり、収益性が大きく改善しました。純資産は2,174億円(前期比3.9%増)と増加しましたが、総資産は6,678億円(前期比1.8%減)となりました。現金及び預金は441億円(前期比12.6%減)と減少しましたが、営業活動によるキャッシュ・フローは493億円(前期比73.9%増)と堅調に推移しました。EPS(1株当たり当期純利益)は89.07円(前期比36.2%増)と大きく伸長し、株主還元の面では1株当たり配当36円(前期比0.0%増)を維持しました。

強みと競争優位性

日清紡グループの強みは、無線・通信、マイクロデバイス、ブレーキ、精密機器、化学品、繊維といった多岐にわたる事業領域で培われた技術力と、それぞれの分野で確立されたグローバルな事業基盤にあります。特に、無線・通信事業においては、日本無線と国際電気という中核企業が、防災システムや防衛関連機器、船舶用機器など、社会インフラや安全保障に不可欠な製品・ソリューションを提供しており、安定した需要と高い技術力が競争優位性となっています。また、ブレーキ事業では、韓国SAERONグループとの連携により、自動車用ブレーキ摩擦材の分野で世界的に競争力のある地位を築いています。さらに、各事業における継続的な研究開発投資と、フューチャー・イノベーション本部のような新規事業創出体制の強化は、将来の成長機会を捉え、変化の速い市場環境においても競争優位性を維持・拡大していくための重要な要素となっています。資本効率の改善と株主還元を両立させる財務戦略も、持続的な企業価値向上に向けた強みと言えます。

リスク要因

日清紡グループが認識している主要なリスク要因としては、気候変動によるコスト増加や自然災害のリスク、生物資源や水資源の価格変動・供給不安が挙げられます。これらのESG関連リスクに対して、TCFDやTNFDに準じた分析や評価、具体的な対策を実施していますが、事業運営への影響は無視できません。また、人権問題や労働力人口の減少は、サプライチェーン全体および企業内の人財確保・定着に影響を与える可能性があります。地政学リスク、製品市場の需給バランスや為替相場、原材料価格の変動、さらには急速な技術革新による既存市場の変化も、業績に影響を与える要因として挙げられます。特に、無線・通信事業やマイクロデバイス事業における技術革新のスピードは速く、研究開発の遅延や競争力の低下は事業継続に重大な影響を及ぼす可能性があります。情報セキュリティやサイバー攻撃のリスクも、事業活動の根幹を揺るがしかねない要因として管理されています。

投資テーマとの関連

日清紡グループは、複数の重要な投資テーマと関連性を持っています。無線・通信事業は、国家戦略に基づく防衛力整備計画の進展や、災害激甚化に伴う防災・減災DXの推進により、防衛関連機器や無線通信ソリューションの需要拡大が見込まれます。これは「防衛」「防災」「DX」といったテーマと強く結びついています。また、マテリアル事業における「Sustainable Smart Materials」への軸足シフトは、脱炭素、電動化、再生可能エネルギーといったカーボンニュートラル関連のトレンドと合致しており、「EV」「再生可能エネルギー」といったテーマへの貢献が期待されます。化学品事業で展開する燃料電池用カーボンセパレータや、マイクロデバイス事業で手掛ける省エネ対応の電子デバイスなども、「GX(グリーン・トランスフォーメーション)」や「半導体」といったテーマとの関連性を有しています。さらに、「安心・安全な社会づくり」というマテリアリティは、広範な事業領域を通じて社会課題解決に貢献する企業としての側面を強調し、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。

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