株式会社山王 (3441) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 金属製品
自動車部品半導体
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 17/94位
D
安定性
業種 73/94位
A
成長性
業種 1/94位
C
効率性
業種 18/94位
B
CF健全性
業種 27/94位
売上高
108億円
粗利率
20.3%
営業利益率
7.3%
純利益率
7.1%
ROE
11.3%
ROIC
5.0%
自己資本比率
52.6%
D/Eレシオ
0.66
有利子負債
45億円
ネットキャッシュ
-15億円
NC/時価総額
-35.5%
運転資本余剰*
-20億円
運転資本余剰/時価総額*
-45.8%
フリーCF
5億円
FCFマージン
4.5%
キャッシュ化率
0.60倍
PBR
0.64倍
EV/EBITDA
4.7倍
PER
5.8倍
想定株価
1001.4円
想定時価総額
43億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年7月期 108億円 22億円 4億円 8億円 12億円 8億円 8億円
2024年7月期 88億円 14億円 5億円 2億円 7億円 4億円 3億円
2023年7月期 96億円 17億円 5億円 2億円 7億円 2億円 2億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年7月期 129億円 86億円 49億円 12億円 68億円
2024年7月期 121億円 82億円 40億円 16億円 64億円
2023年7月期 116億円 76億円 36億円 20億円 59億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年7月期 29億円 23億円 20億円 45億円 4億円 - -20億円
2024年7月期 26億円 20億円 17億円 43億円 4億円 - -15億円
2023年7月期 22億円 19億円 16億円 46億円 3億円 - -14億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年7月期 5億円 2870万円 -3566万円 5億円
2024年7月期 11億円 -3億円 -5億円 8億円
2023年7月期 12億円 -20億円 2億円 -9億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年7月期 172.7円 1561.8円 22.0円 12.7% -356.0円 5.8倍 1001.4円 43億円 5,000,000株 674,400株
2024年7月期 68.4円 1437.5円 10.0円 14.6% -381.6円 13.1倍 896.2円 40億円 5,000,000株 534,200株
2023年7月期 33.4円 1288.4円 10.0円 30.0% -509.5円 32.4倍 1081.5円 50億円 5,000,000株 384,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年7月期 11.3% 6.0% 5.0% 20.3% 7.3% 11.5% 7.1% 4.5% 52.6% 0.66
2024年7月期 4.9% 2.6% 1.5% 16.4% 2.6% 7.9% 3.5% 8.8% 53.3% 0.66
2023年7月期 2.6% 1.3% 1.4% 17.5% 2.1% 7.5% 1.6% -9.0% 51.2% 0.77

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年7月期 23.0% 241.7% 144.8% 4.6% 6.4% 16.6% 代表取締役社長 荒巻拓也
2024年7月期 -8.0% 13.3% 103.0% 3.0% 4.4% -3.9% 代表取締役社長 荒巻拓也
2023年7月期 1.2% -59.0% -56.7% 6.4% 2.7% 4.7% 代表取締役社長 三浦尚

業種比較(金属製品、93社中央値)

指標株式会社山王業種中央値
ROE11.3%5.2%
ROA6.0%3.4%
営業利益率7.3%5.3%
純利益率7.1%4.0%
自己資本比率52.6%60.5%
売上成長率23.0%1.6%
PER5.8倍11.5倍
PBR0.64倍0.62倍
EV/EBITDA4.7倍5.5倍
NC/時価総額-35.5%7.2%
運転資本余剰/時価総額-45.8%-14.2%
同業他社: 株式会社LIXIL(5938)東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)日本発條株式会社(5991)三和ホールディングス株式会社(5929)リンナイ株式会社(5947)全94社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

金属製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
特殊電極株式会社 (3437) 45億円 109億円
株式会社ダイケン (5900) 45億円 116億円
株式会社大谷工業 (5939) 40億円 75億円
株式会社スーパーツール (5990) 47億円 54億円
モリテックスチール株式会社 (5986) 50億円 482億円
株式会社トーアミ (5973) 35億円 184億円
協立エアテック株式会社 (5997) 35億円 119億円
株式会社菊池製作所 (3444) 34億円 55億円
金属製品の企業一覧(全94社)→

AI分析(2025年7月期)

自動車部品半導体
精密プレス加工貴金属表面処理自動車向け電子部品次世代高速通信カーボンニュートラル

見通し: 中長期的に自動車・通信・産業機器分野での需要拡大が期待される。AI技術活用による電子機器需要回復も見込み、持続的成長を目指す。2025年7月期は売上高10,900百万円、営業利益500百万円、経常利益490百万円の達成目標。

強み: 精密プレス加工から貴金属表面処理まで一貫対応。微細加工技術に強み。小型化・高付加価値製品の供給能力。

懸念: 顧客の内製化の動きは、IT産業動向以上に影響を与える可能性。為替変動、原材料価格高騰、技能者不足もリスク。

リスク: IT産業の顧客内製化進展による受注減。為替変動による収益悪化。原材料価格(金、銅)高騰による採算悪化。環境規制強化による設備投資負担増。

AI詳細分析(2025年7月期)

事業概要

株式会社山王は、精密プレス加工、金型製作、貴金属表面処理加工、インサート成形加工を主たる事業とする企業グループです。子会社であるSanno Philippines Manufacturing Corporation、Sanno Land Corporation、株式会社明王化成と共に、コネクタやスイッチといった電子部品の製造に不可欠な高度な加工技術を提供しています。特に、精密プレス加工で製造されたフープ成型品に対して、リールtoリール方式での金めっき、パラジウムニッケル合金めっき、錫めっきなどを施す表面処理加工を得意としています。これらの加工は、スマートフォン、パソコン、自動車、デジタル家電、産業機器など、幅広い分野で使用される電子部品に不可欠な機能と信頼性をもたらします。同社は、これらの工程を一貫して社内で行う能力を有しており、顧客の求める品質、価格、納期への迅速かつ的確な対応を強みとしています。近年の電子機器の小型化・高機能化に伴い、1,000分の1ミリメートル単位での寸法管理や、0.05ミリメートルの薄さの材料、0.25ミリメートルのピッチといった微細加工技術にも対応しており、技術的な優位性を確立しています。

直近決算ハイライト

2025年7月期連結会計年度において、株式会社山王は売上高10,830百万円、営業利益796百万円、経常利益806百万円、親会社株主に帰属する当期純利益765百万円を達成しました。これは前年同期比で売上高23.0%増、営業利益241.7%増、経常利益122.3%増、親会社株主に帰属する当期純利益144.8%増という大幅な成長を示しています。この顕著な業績向上は、電子工業界全体が厳しい状況に直面する中でも、自動車市場の底堅い推移、通信市場における一部製品の需要回復、そして産業機器分野での回復の兆しといった外部環境を捉え、積極的な設備投資と品質・生産性向上の取り組みが奏功した結果と言えます。セグメント別に見ると、日本セグメントは売上高7,711百万円(前年同期比30.7%増)で、前連結会計年度の営業損失から黒字転換し営業利益508百万円を計上しました。一方、フィリピンセグメントは売上高3,177百万円(前年同期比9.2%増)と増収を維持しましたが、原材料価格の高騰などにより営業利益は243百万円(前年同期比30.0%減)と減益となりました。総資産は797百万円増加し12,851百万円、負債は461百万円増加し6,096百万円、純資産は335百万円増加し6,755百万円となりました。

強みと競争優位性

株式会社山王の最大の強みは、精密プレス加工から金型製作、貴金属表面処理加工、インサート成形加工までを一貫して社内で行える統合的な生産体制にあります。これにより、各工程間の連携を密にし、顧客の要求する品質、価格、納期に対して迅速かつ柔軟に対応することが可能です。特に、1,000分の1ミリメートル単位での寸法管理や、厚さ0.05ミリメートル、ピッチ0.25ミリメートルといった超微細加工に対応できる技術力は、高度な要求水準を持つ電子部品市場において強力な差別化要因となっています。また、リールtoリール方式での精密部分金めっき(ニッケルバリア、スポットめっき)や鉛フリーはんだめっきといった環境対応技術も、最新の市場ニーズに応える上で優位性をもたらしています。さらに、積極的な設備投資と生産性向上への取り組み、そして顧客ニーズを的確に捉えるマーケティング活動も、受注拡大と持続的な成長を支える基盤となっています。こうした技術力と一貫生産体制は、新規参入障壁を高くしており、同社の競争優位性を確固たるものにしています。

リスク要因

同社の事業運営における主要なリスクとして、まずIT産業をはじめとする顧客業界の動向への依存が挙げられます。コネクタメーカーの内製化の動きは、受注減少に繋がる可能性があり、常に注視が必要です。また、フィリピンに海外子会社を持つことから、為替変動リスクも無視できません。アジア地域での事業拡大に伴い、ドル建て決済の割合が増加した場合、為替レートの変動が業績に与える影響は大きくなる可能性があります。技術開発のスピードが速い電子工業界においては、急激な製品動向の変化に対応するための研究開発や生産設備の新設・設計・製作に時間を要する場合、生産に支障をきたすリスクがあります。さらに、表面処理工程で使用する薬品や排出される廃液に関連する法規制(毒物及び劇物取締法、水質汚濁防止法など)の強化や改正は、多大な費用と時間を伴う設備改修や対応を必要とする可能性があります。土壌汚染に関連するリスクや、金、銅といった主要原材料の価格変動、そして品質を支える技能者の確保・伝承といった人材リスクも、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

株式会社山王の事業は、現代のデジタル社会を支える電子部品の製造に不可欠な要素であり、複数の重要な投資テーマと関連しています。特に、自動車分野における電子部品需要の堅調さは、EV化の進展や自動運転技術の進化に伴い、今後も継続的な成長が見込まれます。同社が強みとする精密加工技術は、これらの先進的な自動車部品の製造において重要な役割を果たします。また、次世代高速通信(5G/6G)の開発・普及は、通信機器向け電子部品の需要を拡大させ、同社の通信向け分野への貢献も期待されます。さらに、産業機器分野の回復や、AI技術の活用による電子機器需要の回復も見込まれており、これらの分野への設備投資継続や新規事業開拓は、同社の成長ポテンシャルを高める要因となります。カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みとして、再生可能エネルギーの導入やCO₂排出量削減目標の達成は、ESG投資の観点からも注目に値します。このように、同社は自動車、通信、産業機器、そして環境技術といった複数の成長テーマと深く結びついています。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。