特殊電極株式会社 (3437) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 金属製品
自動車部品鉄鋼インフラ老朽化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 48/94位
B
安定性
業種 42/94位
D
成長性
業種 50/94位
C
効率性
業種 27/94位
C
CF健全性
業種 52/94位
売上高
109億円
粗利率
25.9%
営業利益率
5.3%
純利益率
4.2%
ROE
5.8%
ROIC
4.3%
自己資本比率
65.8%
D/Eレシオ
0.21
有利子負債
17億円
ネットキャッシュ
4億円
NC/時価総額
9.8%
運転資本余剰*
-6億円
運転資本余剰/時価総額*
-13.6%
フリーCF
2億円
FCFマージン
1.6%
キャッシュ化率
1.17倍
PBR
0.58倍
EV/EBITDA
4.2倍
PER
9.9倍
想定株価
2857.6円
想定時価総額
45億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 109億円 28億円 4億円 6億円 10億円 6億円 5億円
2025年3月期 105億円 28億円 4億円 6億円 10億円 6億円 5億円
2024年3月期 96億円 27億円 3億円 5億円 7億円 5億円 4億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 119億円 77億円 27億円 13億円 78億円
2025年3月期 119億円 76億円 30億円 12億円 76億円
2024年3月期 116億円 72億円 29億円 14億円 72億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 21億円 13億円 31億円 17億円 3億円 - -6億円
2025年3月期 17億円 12億円 33億円 13億円 2億円 - -13億円
2024年3月期 20億円 10億円 27億円 9億円 2億円 - -9億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 5億円 -4億円 2億円 2億円
2025年3月期 -1億円 -4億円 3億円 -5億円
2024年3月期 3億円 -9億円 1億円 -6億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 288.9円 4957.3円 101.0円 35.0% 280.9円 9.9倍 2857.6円 45億円 1,602,000株 20,000株
2025年3月期 295.6円 4806.6円 97.0円 32.8% 265.1円 8.1倍 2394.7円 38億円 1,602,000株 21,000株
2024年3月期 240.1円 4555.3円 92.0円 38.3% 699.1円 10.3倍 2485.0円 39億円 1,602,000株 21,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.8% 3.8% 4.3% 25.9% 5.3% 8.9% 4.2% 1.6% 65.8% 0.21
2025年3月期 6.2% 3.9% 5.0% 26.6% 6.0% 9.7% 4.4% -5.1% 63.8% 0.17
2024年3月期 5.3% 3.3% 4.3% 27.9% 5.2% 7.8% 4.0% -6.1% 62.2% 0.12

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 3.6% -8.2% -2.2% 4.0% 5.6% -10.3% -
2025年3月期 9.9% 28.4% 23.1% 6.9% -0.2% 1.1% 代表取締役社長 西川誉
2024年3月期 -1.1% -38.8% -45.5% 4.9% -2.1% 1.3% 代表取締役社長 西川誉

業種比較(金属製品、93社中央値)

指標特殊電極株式会社業種中央値
ROE5.8%5.2%
ROA3.8%3.4%
営業利益率5.3%5.3%
純利益率4.2%4.0%
自己資本比率65.8%59.9%
売上成長率3.6%1.6%
PER9.9倍11.5倍
PBR0.58倍0.62倍
EV/EBITDA4.2倍5.5倍
NC/時価総額9.8%5.4%
運転資本余剰/時価総額-13.6%-15.9%
同業他社: 株式会社LIXIL(5938)東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)日本発條株式会社(5991)三和ホールディングス株式会社(5929)リンナイ株式会社(5947)全94社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

金属製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ダイケン (5900) 45億円 116億円
株式会社山王 (3441) 43億円 108億円
株式会社スーパーツール (5990) 47億円 54億円
株式会社大谷工業 (5939) 40億円 75億円
モリテックスチール株式会社 (5986) 50億円 482億円
トーソー株式会社 (5956) 54億円 233億円
昭和鉄工株式会社 (5953) 54億円 151億円
株式会社トーアミ (5973) 35億円 184億円
金属製品の企業一覧(全94社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品鉄鋼
特殊溶接材料肉盛溶接技術工事施工鉄鋼・自動車産業向け海外市場開拓

見通し: 今期は売上高3.6%増となったが、営業利益は8.2%減。来期は鉄鋼・自動車産業の設備投資動向や原材料価格高騰が業績の鍵。海外市場開拓と新規得意先獲得による成長を目指す。

強み: 特殊溶接材料と肉盛溶接技術に強み。鉄鋼・自動車産業向け工事施工が主力。長年の実績と顧客密着型営業で信頼を維持。

懸念: 得意先上位10社で鉄鋼・自動車産業が51.8%を占め、設備投資動向の影響大。特定の協力会社への依存度が高く、安定調達リスク。

リスク: 特定協力会社(昭和KDE33.3%)への依存は、調達難や技術流出リスク。鉄鋼・自動車産業の設備投資低迷は売上減に直結。原材料価格高騰は価格転嫁できず収益圧迫の可能性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E01464は、特殊溶接材料の開発力と総合的な溶接技術を基盤とするメーカーです。主要事業は、溶接工事の施工、溶接材料の販売、特殊溶接を施した鋼板の製造・販売、溶接装置、そしてこれらから派生した応用商品の提供です。特に、機械部品の表面に金属を盛り上げる肉盛溶接技術と、それに用いる材料を中心に事業を展開しています。「表面改質技術」は同社の強みであり、基盤素材産業から家電、自動車、食品産業まで、幅広い業種の製造設備に関わる溶接工事を手掛けています。溶接施工においては、ステンレス材、チタン材、ニッケル合金、耐摩耗材料、高張力材といった特殊材料の溶接や、摩耗した設備部品の再生を目的とした耐摩耗肉盛溶接を得意としています。また、自社ブランド「トッププレート」として、軟鋼に超耐摩耗合金を肉盛溶接した鋼板も製造・販売しており、製鉄所やセメント工場などの摩耗対策に貢献しています。溶接材料部門では、工事施工で使用する特殊溶接用材料の仕入、製造、販売を行っています。その他、環境関連装置や、自動車産業向けのアルミダイカストマシン用部品の製造・販売も手掛けており、多角的な事業展開を行っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高109億円と前期比3.6%増となり、目標値を109.0%達成しました。しかし、営業利益は6億円で前期比8.2%減、経常利益は6億円で前期比6.9%減、親会社株主に帰属する当期純利益は5億円で前期比2.2%減となりました。これは、売上原価の増加(前期比4.6%増)や、給料手当、賞与、研究費の増加に伴う販売費及び一般管理費の増加(前期比3.2%増)が影響したためです。売上総利益は28億円となり、前期比では増加していますが、利益率としては前期比で低下しました。セグメント別では、工事施工部門は売上高81億円(前期比1.9%増)でセグメント利益は11億円(前期比4.1%減)、溶接材料部門は売上高13億円(前期比4.5%増)でセグメント利益は1億円(前期比5.9%増)となりました。環境関連装置部門は売上高6億円(前期比15.2%増)、その他部門は売上高7億円(前期比11.1%増)といずれも増収を達成し、特に環境関連装置部門はセグメント利益が90.6%増と大きく伸長しました。現金及び預金は21億円と前期比24.9%増加し、営業キャッシュ・フローも5億円と大幅に改善しています。

強みと競争優位性

同社の強みは、長年にわたり培ってきた特殊溶接材料の開発力と、それを活用した総合的な溶接技術、特に「表面改質技術」と「耐摩耗肉盛」における専門性にあります。これにより、顧客の設備や部品の長寿命化、再生、メンテナンスといった高度なニーズに応えることが可能です。特殊材料の溶接や、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つ材料の適用など、他社が容易に参入できないニッチな分野で高い技術力を有しています。また、鉄鋼業や自動車産業といった主要産業の設備メンテナンスにおける実績が豊富であり、これらの産業における顧客基盤は強固なものとなっています。さらに、顧客第一主義を掲げ、顧客に密着した直販体制を堅持することで、高い顧客満足度を維持している点も競争優位性につながっています。研究開発への継続的な投資と、得意先や公共機関との共同研究を推進することで、技術的な優位性を確保し、市場での競争力を高めています。

リスク要因

主要なリスク要因として、まず、事故や自然災害による主要工場の操業停止リスクが挙げられます。生産拠点の分散などの対策は取られていますが、予期せぬ事態が発生した場合、生産能力や信用力の低下に繋がる可能性があります。次に、顧客である取引先メーカーの設備投資動向に業績が強く影響される点です。特に鉄鋼業や自動車産業への依存度が高いため、これらの業界の景気変動や設備投資の減速は、売上減少や価格競争の激化を招く恐れがあります。また、溶接材料の一部やトッププレートの原材料について、特定の協力会社への依存度が高いこともリスクです。ニツコー熔材工業株式会社への溶接材料製造委託や、昭和KDE株式会社への混合粉末加工委託は、これらの協力会社で問題が発生した場合、安定調達に支障をきたす可能性があります。さらに、原材料価格の変動リスクも存在し、価格上昇分を適切に販売価格へ転嫁できない場合、収益を圧迫する可能性があります。

投資テーマとの関連

E01464は、直接的にAI、半導体、EVといった最先端の技術テーマに属する企業ではありません。しかし、間接的な関連性を見出すことは可能です。例えば、自動車産業はEVシフトが進んでおり、同社が自動車産業向けに提供する特殊溶接技術や部品は、EV製造における車体やバッテリー関連部品の製造・メンテナンスに活用される可能性があります。また、インフラ老朽化対策や、エネルギー関連設備(火力発電、原子力発電、再生可能エネルギー設備など)のメンテナンス需要は、社会インフラの維持・更新という観点から、同社の特殊溶接技術や耐摩耗肉盛技術が貢献できる分野です。さらに、循環型社会への移行という世界的な潮流の中で、設備の再生・延命といった「4R」の概念に合致する同社の事業は、サステナビリティや環境・社会・ガバナンス(ESG)投資の観点からも注目される可能性があります。海外市場の開拓も進めており、グローバルなインフラ投資や製造業の高度化といったテーマとの接点も考えられます。

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