イーソル株式会社 (4420) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
自動車部品IoT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 379/649位
A
安定性
業種 165/657位
D
成長性
業種 520/637位
B
効率性
業種 128/657位
C
CF健全性
業種 409/656位
売上高
121億円
粗利率
30.5%
営業利益率
6.7%
純利益率
4.9%
ROE
10.1%
ROIC
9.5%
自己資本比率
72.1%
D/Eレシオ
0.02
有利子負債
9750万円
ネットキャッシュ
31億円
NC/時価総額
31.0%
運転資本余剰*
12億円
運転資本余剰/時価総額*
12.5%
フリーCF
1億円
FCFマージン
1.0%
キャッシュ化率
0.38倍
PBR
1.69倍
EV/EBITDA
7.6倍
PER
16.3倍
想定株価
507.0円
想定時価総額
100億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 121億円 37億円 9286万円 8億円 9億円 9億円 6億円
2024年12月期 119億円 44億円 9361万円 11億円 12億円 12億円 9億円
2023年12月期 96億円 33億円 1億円 -8216万円 2056万円 6286万円 1億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 82億円 63億円 19億円 3億円 59億円
2024年12月期 70億円 57億円 17億円 3億円 50億円
2023年12月期 76億円 59億円 15億円 4億円 57億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 32億円 2億円 24億円 9750万円 7億円 4億円 12億円
2024年12月期 32億円 2億円 17億円 - 7億円 - 14億円
2023年12月期 34億円 3億円 18億円 - 11億円 - 18億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 2億円 -1億円 -1億円 1億円
2024年12月期 11億円 -2904万円 -13億円 11億円
2023年12月期 -1億円 -2億円 -1億円 -4億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 31.2円 299.8円 5.5円 17.6% 157.1円 16.3倍 507.0円 100億円 20,000,000株 299,600株
2024年12月期 45.7円 262.6円 5.5円 12.0% 167.1円 14.2倍 648.1円 123億円 20,000,000株 1,006,100株
2023年12月期 6.7円 277.6円 5.5円 82.1% 166.1円 87.6倍 587.0円 120億円 21,460,800株 1,063,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 10.1% 7.3% 9.5% 30.5% 6.7% 7.5% 4.9% 1.0% 72.1% 0.02
2024年12月期 17.9% 12.8% 15.6% 37.0% 9.3% 10.1% 7.5% 9.0% 71.4% -
2023年12月期 2.4% 1.8% -1.0% 34.3% -0.9% 0.2% 1.4% -3.9% 74.1% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 1.9% -26.8% -33.0% 11.0% 6.0% - -
2024年12月期 23.7% 1255.2% 552.7% 10.0% 4.3% 148.4% 代表取締役社長CEO兼CTO 権藤正樹
2023年12月期 8.5% -123.2% -61.8% 2.1% 1.9% - 代表取締役社長 長谷川勝敏

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標イーソル株式会社業種中央値
ROE10.1%11.2%
ROA7.3%6.6%
営業利益率6.7%8.6%
純利益率4.9%6.5%
自己資本比率72.1%62.0%
売上成長率1.9%9.2%
PER16.3倍17.2倍
PBR1.69倍2.29倍
EV/EBITDA7.6倍7.8倍
NC/時価総額31.0%20.4%
運転資本余剰/時価総額12.5%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社Ridge-i (5572) 100億円 26億円
株式会社coly (4175) 100億円 70億円
tripla株式会社 (5136) 100億円 26億円
株式会社うるる (3979) 100億円 78億円
PCIホールディングス株式会社 (3918) 101億円 268億円
日本情報クリエイト株式会社 (4054) 99億円 51億円
イマジニア株式会社 (4644) 98億円 57億円
株式会社クレオ (9698) 97億円 146億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

異常検知フラグ

2022年12月期: 売上3年連続減少

AI分析(2025年12月期)

自動車部品IoT
Software-Defined Vehicle (SDV)サイバーフィジカル社会フルスタックエンジニアリングリアルタイムOSセンシングソリューション事業再編

見通し: 自動車業界のSDV化やサイバーフィジカル社会の進展を追い風に、組込みソフトウェア事業のエンジニアリングサービスが伸長。中長期では、センシングソリューション事業をIoTシステム提案へと再編し、成長ドライバーとしてのシナジー創出を目指す。

強み: OSからアプリケーションまで一気通貫で提供する「フルスタックエンジニアリング」能力。自動車・医療機器等、高い信頼性が求められる分野での実績。長年の顧客との取引関係。

懸念: 自動車関連市場への売上偏重。人材確保と人件費高騰リスク。品質不良による損害賠償リスク。センシングソリューション事業の将来性不透明感。

リスク: 自動車市場の成長鈍化や競争激化による売上への影響。人材流出や人件費高騰による収益圧迫。品質不良による巨額の損害賠償リスク。センシングソリューション事業の再編失敗による業績への影響。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

イーソル株式会社は、組込みソフトウェア事業を中核とするテクノロジー企業であり、サイバーフィジカル社会の実現を目指しています。同社のビジネスモデルは、リアルタイムOS(オペレーティング・システム)の開発・販売から、ミドルウェア、プラットフォーム、アプリケーション、開発ツール、そしてプロセスまで、ソフトウェア開発の全階層を網羅する「フルスタックエンジニアリング」を提供することに特徴があります。この包括的なサービスは、自動車、産業機器、ロボット、医療機器、通信機器といった多岐にわたる分野の顧客に提供されており、特に電子化が急速に進む自動車業界におけるSoftware-Defined Vehicle(SDV)への対応を最重要戦略市場と位置づけています。また、同社は広義のビークル(車両、船舶、航空機、ドローン、ロボットなど動くものすべて)に事業領域を拡大することを目指しています。センシングソリューション事業では、物流関連ビジネスにおいて車載プリンタやハンディターミナルなどを提供してきましたが、市場の成熟化と事業再編を踏まえ、今後はセンサーネットワーク関連ビジネスを主力とし、組込みソフトウェア事業とのシナジーを追求する方針です。

直近決算ハイライト

2025年度の決算では、売上高は121億29百万円と前年同期比1.9%増となりました。この増加は主に組込みソフトウェア事業における自動車関連市場向け売上の伸長によるものです。しかしながら、前年度に一時的に計上された自動車向けライセンス収入(ソフトウェア製商品)が当年度には発生しなかったこと、および研究開発への継続的な投資が影響し、営業利益は8億15百万円(同26.8%減)、経常利益は8億63百万円(同25.7%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は5億98百万円(同33.0%減)と、利益面では減益となりました。組込みソフトウェア事業では、エンジニアリングサービスが11.7%増と大きく伸長し、売上高は115億25百万円(同3.4%増)を達成しましたが、ソフトウェア製商品は28.3%減となりました。一方、センシングソリューション事業は、車載プリンタ販売の前期比減少により、売上高は6億3百万円(同0.2%増)、セグメント利益は6百万円(同81.2%減)と、利益面で大幅な落ち込みが見られました。

強みと競争優位性

イーソルの最大の強みは、OSからアプリケーション、開発ツールに至るまで、ソフトウェア開発の全領域をカバーする「フルスタックエンジニアリング」能力にあります。これにより、顧客は複雑な組込みシステム開発において、多様なニーズに対応できる包括的なソリューションをイーソルから得ることができます。特に、リアルタイムOSや開発支援ツールの自社製ソフトウェア製品は、同社の独自性を際立たせており、他社にはない技術的優位性となっています。また、自動車業界という成長市場を最重要ターゲットとし、SDVへの対応など、変化の激しい市場ニーズに的確に応える戦略を展開している点も競争優位性と言えます。顧客との長期的な取引関係も強みであり、メーカーとの直接取引や長期間にわたる継続的な取引実績は、高い信頼性と技術力を証明しています。さらに、知的財産(IP)資産を活用し、付加価値の高いエンジニアリングサービスを提供することで、競争の激しい市場において差別化を図っています。

リスク要因

同社が抱えるリスクとして、まず人材の確保と人件費・外注費の高騰が挙げられます。技術革新の速い分野であるため、優秀な技術者の確保と定着は事業継続の生命線であり、計画通りの採用や人材流出は業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、組込みソフトウェア事業の顧客層が自動車、産業機器など多岐にわたるため、顧客企業の経営状態や、為替変動、地政学リスクなどによる産業全体の業績悪化が、数年先の開発案件受注に影響を与えるリスクがあります。自動車関連市場への売上偏重もリスク要因として認識されており、同市場全体の成長トレンドが減速した場合、業績に打撃を与える可能性があります。さらに、品質不良による損害賠償リスク、知的財産権侵害による訴訟リスク、不採算プロジェクトの発生、技術革新への対応遅れなども、財政状態や経営成績に重要な影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

イーソルは、AI、IoT、自動運転といった最先端のテクノロジー分野と深く関連しています。特に、自動車業界におけるSDV(Software-Defined Vehicle)への取り組みは、自動運転技術やコネクテッドカーの進化に不可欠な組込みソフトウェア開発において、同社が中心的な役割を担う可能性を示唆しています。サイバーフィジカル社会の実現というビジョンは、IoT技術の普及とも直結しており、同社のフルスタックエンジニアリング能力は、現実世界(フィジカル)とサイバー空間を融合させるための基盤技術となり得ます。また、産業横断的に利用される組込みソフトウェア技術は、AIやロボティクスといった分野の発展を支える要素技術としても注目されます。センシングソリューション事業におけるセンサーネットワーク関連ビジネスへの注力も、IoTエコシステムの拡大という投資テーマとの関連性を高めています。これらのテーマとの関連性の深さから、今後の技術革新や市場拡大の恩恵を受けるポテンシャルを有しています。

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