サンコール株式会社 (5985) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 金属製品
自動車部品EVAI生成AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 4/94位
C
安定性
業種 54/94位
B
成長性
業種 12/94位
B
効率性
業種 4/94位
A
CF健全性
業種 4/94位
売上高
522億円
粗利率
24.2%
営業利益率
13.6%
純利益率
11.9%
ROE
18.1%
ROIC
11.2%
自己資本比率
59.6%
D/Eレシオ
0.30
有利子負債
103億円
ネットキャッシュ
17億円
NC/時価総額
4.1%
運転資本余剰*
-27億円
運転資本余剰/時価総額*
-6.5%
フリーCF
78億円
FCFマージン
14.9%
キャッシュ化率
1.61倍
PBR
1.22倍
EV/EBITDA
4.1倍
PER
6.7倍
想定株価
1373.6円
想定時価総額
418億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 522億円 126億円 26億円 71億円 97億円 75億円 62億円
2025年3月期 639億円 97億円 26億円 34億円 60億円 32億円 -8億円
2024年3月期 515億円 20億円 43億円 -35億円 8億円 -27億円 -118億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 574億円 305億円 148億円 84億円 342億円
2025年3月期 602億円 350億円 264億円 72億円 266億円
2024年3月期 604億円 316億円 246億円 65億円 293億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 120億円 87億円 78億円 103億円 74億円 - -27億円
2025年3月期 92億円 93億円 132億円 156億円 59億円 - -172億円
2024年3月期 74億円 108億円 115億円 148億円 90億円 - -172億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 100億円 -22億円 -53億円 78億円
2025年3月期 7億円 10億円 -3億円 17億円
2024年3月期 7億円 -43億円 29億円 -36億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 205.0円 1129.5円 20.0円 9.8% 56.3円 6.7倍 1373.6円 418億円 34,057,000株 3,620,800株
2025年3月期 -25.5円 880.6円 0.0円 - -209.7円 - - - 34,057,000株 3,620,500株
2024年3月期 -392.7円 974.3円 20.0円 - -243.2円 - - - 34,057,000株 3,625,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 18.1% 10.8% 11.2% 24.2% 13.6% 18.6% 11.9% 14.9% 59.6% 0.30
2025年3月期 -2.9% -1.3% 5.7% 15.1% 5.4% 9.4% -1.2% 2.6% 44.2% 0.59
2024年3月期 -40.3% -19.6% -5.6% 3.9% -6.9% 1.5% -22.9% -7.1% 48.5% 0.50

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -18.3% 107.0% 707.4% -0.7% 5.4% 186.2% -
2025年3月期 24.2% -2.8% -106.5% 10.5% 8.6% 74.4% 代表取締役 奈良正
2024年3月期 -3.6% -1265.1% -2221.4% 8.7% 2.4% - 代表取締役 奈良正

業種比較(金属製品、93社中央値)

指標サンコール株式会社業種中央値
ROE18.1%5.2%
ROA10.8%3.4%
営業利益率13.6%5.3%
純利益率11.9%4.0%
自己資本比率59.6%60.5%
売上成長率-18.3%1.6%
PER6.7倍11.5倍
PBR1.22倍0.62倍
EV/EBITDA4.1倍5.5倍
NC/時価総額4.1%7.2%
運転資本余剰/時価総額-6.5%-15.9%
同業他社: 株式会社LIXIL(5938)東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)日本発條株式会社(5991)三和ホールディングス株式会社(5929)リンナイ株式会社(5947)全94社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

金属製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
高周波熱錬株式会社 (5976) 410億円 583億円
株式会社テクノフレックス (3449) 400億円 260億円
立川ブラインド工業株式会社 (7989) 398億円 426億円
岡部株式会社 (5959) 441億円 698億円
宮地エンジニアリンググループ株式会社 (3431) 457億円 567億円
株式会社エイチワン (5989) 332億円 2097億円
株式会社稲葉製作所 (3421) 286億円 419億円
ホッカンホールディングス株式会社 (5902) 282億円 906億円
金属製品の企業一覧(全94社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: extreme_payout_ratio

AI分析(2026年3月期)

自動車部品EVAI生成AI
HDD用サスペンション事業撤退通信関連事業(光通信用コネクタ・アダプタ)の売上拡大HV需要増加への対応EV関連製品(バスバー、電流センサー等)の開発・量産精密塑性加工技術の新規事業(医療介護、環境エネルギー)への応用

見通し: 今期はHDDサスペンション事業撤退の影響で売上高は減少したものの、通信関連事業の好調や為替差益により大幅な増益となった。来期以降はHV需要増、生成AI関連投資拡大を捉え、EV関連製品や光通信用コネクタの拡販に注力し、持続的成長を目指す。

強み: 精密塑性加工技術を基盤とした多角的な製品展開力。自動車、通信、医療等への応用可能性。

懸念: ICE車需要減、EV需要鈍化による自動車分野への依存度。HDDサスペンション事業撤退による売上高減少の影響。

リスク: 自動車分野の構造変化による既存事業への影響。EV需要の変動リスク。競合激化による価格競争圧力。為替変動リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

サンコール株式会社は、精密塑性加工技術を核とした事業展開を行う企業グループである。主要な事業セグメントは「自動車分野」と「電子情報通信分野」であり、その他にも「その他製品」の製造・販売を手掛けている。自動車分野では、オイルテンパー線やピストンリング材といった材料関連製品に加え、弁ばね、AT部品、LED関連製品、バスバー、電流センサーなどの自動車関連製品を製造・販売している。特に、自動車分野の売上比率は63.2%を占める。電子情報通信分野では、プリンター用精密紙送りローラーや、光ファイバー用精密部品などを展開しており、売上比率は28.6%である。EV関連製品も8.2%を占め、今後の成長分野と位置づけられている。これらの製品群は、精密異形線、精密細物ピアノ線、ばね、リング、コイル、コネクタといった多様な形状・機能を持つ部品群で構成され、高度な加工技術に支えられている。

直近決算ハイライト

2026年3月期におけるサンコール株式会社の業績は、売上高522億円、前期比18.3%減となった。これは、HDD用サスペンション事業の撤退が主な要因である。しかし、利益面では大幅な回復を見せた。営業利益は71億円(前期比107.0%増)、経常利益は75億円(前期比137.1%増)と、二桁増を達成した。これは、通信関連事業におけるデータセンター向け需要の増加や、HDD用サスペンション事業の事業整理費用の反動などが寄与した結果である。親会社株主に帰属する当期純利益は62億円となり、前期の7億69百万円の損失から一転して大幅な黒字転換を果たした。セグメント別では、日本地域はHDD用サスペンション事業の撤退により減収となったものの、事業整理費用の反動で増益に転じた。アジア地域は通信関連の販売増加により増収増益となった。

強みと競争優位性

サンコール株式会社の強みは、長年培ってきた精密塑性加工技術にある。この高度な技術力は、自動車分野におけるエンジン部品や安全装置関連部品、電子情報通信分野における精密部品など、高い品質と精度が求められる製品群の製造を可能にしている。また、材料から製品までの一貫生産体制やグローバル展開における強みを活かし、製品開発、生産効率、品質保証体制をグループ全体で確立することで、競合他社との差別化を図っている。特に、自動車分野における多様な部品供給能力や、電子情報通信分野における通信関連部品の成長は、顧客基盤の拡大と安定化に貢献している。さらに、中期経営計画2027では、既存事業の収益性改善と成長事業の基盤強化を掲げ、ポートフォリオ改革を推進しており、変化する市場環境への適応力も強みと言える。

リスク要因

サンコール株式会社が抱えるリスク要因は多岐にわたる。まず、自動車分野におけるICE車の需要減退、HV車の需要増、EV車の需要鈍化といった市場環境の変化は、主力事業に影響を与える可能性がある。また、競合他社による新製品投入や価格競争の激化は、収益を圧迫する要因となりうる。海外売上高比率が約59%と高いことから、為替変動リスクも無視できない。原材料価格の変動も生産コストに直接的な影響を与える。さらに、技術継承やグローバル事業推進のための人材確保・育成、訴訟リスク、知的財産権侵害リスク、情報セキュリティリスク、自然災害や感染症パンデミックによる事業中断リスク、そして各種法令・規制遵守に関するリスクなども、事業継続に影響を及ぼす可能性のある要因として挙げられる。

投資テーマとの関連

サンコール株式会社は、複数の投資テーマとの関連性を有している。特に、自動車分野におけるEV・HV関連製品の製造は、世界的なEVシフトの潮流と関連が深い。バスバーやシャントバスバー、電流センサーといった製品は、電動化が進む自動車において不可欠な部品であり、今後の需要拡大が期待される。また、電子情報通信分野における通信関連製品、特に光通信用コネクタ・アダプタは、生成AIの普及やデータセンター投資の加速といったテクノロジー投資の拡大と強く結びついている。これらの分野は、AI、次世代通信(5G/6G)、そしてEVといった成長テーマの恩恵を受ける可能性があり、同社の将来的な成長ドライバーとなることが期待される。精密加工技術を応用した医療介護や環境エネルギー分野への新規事業展開も、長期的な視点での投資テーマとの関連が考えられる。

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