株式会社ウィルグループ (6089) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
人材派遣介護
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 429/610位
D
安定性
業種 387/614位
B
成長性
業種 123/599位
B
効率性
業種 166/614位
C
CF健全性
業種 331/613位
売上高
1469億円
粗利率
22.1%
営業利益率
2.2%
純利益率
1.6%
ROE
11.4%
ROIC
8.8%
自己資本比率
35.8%
D/Eレシオ
0.30
有利子負債
60億円
ネットキャッシュ
20億円
NC/時価総額
7.4%
運転資本余剰*
-202億円
運転資本余剰/時価総額*
-75.3%
フリーCF
36億円
FCFマージン
2.5%
キャッシュ化率
2.14倍
PBR
1.33倍
EV/EBITDA
4.5倍
PER
11.5倍
想定株価
1162.6円
想定時価総額
269億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1469億円 324億円 23億円 33億円 56億円 31億円 23億円
2025年3月期 1397億円 294億円 20億円 23億円 43億円 22億円 12億円
2024年3月期 1382億円 304億円 21億円 45億円 67億円 44億円 28億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 566億円 299億円 282億円 82億円 202億円
2025年3月期 499億円 266億円 252億円 74億円 174億円
2024年3月期 515億円 261億円 245億円 95億円 175億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 80億円 - 203億円 60億円 非該当 99億円 -202億円
2025年3月期 69億円 - 181億円 66億円 非該当 82億円 -183億円
2024年3月期 71億円 - 175億円 59億円 非該当 87億円 -174億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 2億円 17億円
2025年3月期 2億円 22億円
2024年3月期 2億円 12億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 50億円 -14億円 -31億円 36億円
2025年3月期 18億円 -7億円 -12億円 11億円
2024年3月期 38億円 -6億円 -62億円 33億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 101.0円 883.4円 44.0円 43.6% 86.3円 11.5倍 1162.6円 269億円 23,118,900株 5,500株
2025年3月期 50.6円 760.1円 44.0円 86.9% 14.3円 18.8倍 950.0円 219億円 23,095,300株 5,400株
2024年3月期 122.4円 768.4円 44.0円 36.0% 51.1円 8.8倍 1079.3円 248億円 22,999,700株 5,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 11.4% 4.1% 8.8% 22.1% 2.2% 3.8% 1.6% 2.5% 35.8% 0.30
2025年3月期 6.6% 2.3% 6.8% 21.0% 1.7% 3.1% 0.8% 0.8% 34.8% 0.38
2024年3月期 15.9% 5.4% 13.5% 22.0% 3.3% 4.8% 2.0% 2.4% 34.0% 0.34

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 5.1% 40.3% 100.4% 0.7% 4.4% -14.9% -
2025年3月期 1.1% -48.3% -58.4% 2.1% 2.8% -24.7% 代表取締役社長 角裕一
2024年3月期 -4.0% -14.9% -14.1% 5.3% 6.0% 3.9% 代表取締役社長 角裕一

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標株式会社ウィルグループ業種中央値
ROE11.4%10.3%
ROA4.1%5.2%
営業利益率2.2%7.4%
純利益率1.6%5.0%
自己資本比率35.8%53.8%
売上成長率5.1%7.3%
PER11.5倍15.2倍
PBR1.33倍1.69倍
EV/EBITDA4.5倍7.0倍
NC/時価総額7.4%13.9%
運転資本余剰/時価総額-75.3%2.6%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
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サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
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株式会社ツカダ・グローバルホールディング (2418) 267億円 731億円
セントラルスポーツ株式会社 (4801) 266億円 489億円
note株式会社 (5243) 278億円 41億円
株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア (421A) 258億円 38億円
E・Jホールディングス株式会社 (2153) 256億円 427億円
株式会社学究社 (9769) 255億円 131億円
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AI分析(2026年3月期)

人材派遣
国内Working事業の正社員・外国人HRビジネス拡大海外Working事業の生産性重視による収益力強化「WILLOF」ブランドプロモーションエッセンシャル領域への注力中長期経営計画(WILL-being 2029)

見通し: 今期は売上5.1%増、営業利益40.2%増と好調。中計では2029年3月期に営業利益47億円、2025年11月発行のストックオプション行使条件として55億円を目指し、ROE15%以上を掲げる。国内・海外ともに増収増益であり、今後も成長が期待される。

強み: 「WILLOF」ブランド統一による認知度向上と、建設・製造・介護などエッセンシャル領域への注力による収益基盤の強化が強み。

懸念: 人材サービス業界の競争激化に加え、労働市場を取り巻く法改正(同一労働同一賃金等)や、優秀な人材の確保・育成が継続的な課題。

リスク: 1. 特定事業(セールス・コールセンター・ファクトリーアウトソーシング)への依存度低下が進まない場合、業績変動リスク。2. 法令違反による許認可取消・事業停止リスク。3. 優秀な人材の確保・育成が計画通りに進まない場合、生産性低下リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E30140は、多岐にわたる人材サービスを提供する企業グループである。主要事業は「国内Working事業」と「海外Working事業」に大別される。国内Working事業では、セールスアウトソーシング、コールセンターアウトソーシング、ファクトリーアウトソーシングといった従来からの領域に加え、介護ビジネス支援、建設技術者派遣、さらには人材紹介や外国人雇用支援といった成長分野にも注力している。これらの事業は、企業の人材ニーズと求職者のキャリア希望を結びつける人材派遣、業務請負、人材紹介を主軸としている。海外Working事業は、主にオーストラリアやシンガポールを中心に展開されており、現地の労働市場における人材サービスを提供している。企業ミッションは「個と組織をポジティブに変革するチェンジエージェント・グループ」であり、ビジョンとして「Working(働く)」「Interesting(遊ぶ)」「Learning(学ぶ)」「Living(暮らす)」の各事業領域でNo.1の存在となることを目指している。2026年3月期における連結売上高は1,469億円であり、前期比5.1%増と堅調な成長を示している。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高1,469億円(前期比5.1%増)を達成し、堅調な成長を維持した。特に、営業利益は33億円(前期比40.2%増)と大幅な増加を記録しており、利益率の改善が顕著である。経常利益も31億円(前期比44.2%増)となり、当期純利益は23億円(前期比100.3%増)と倍増に近い成長を遂げた。これは、前期に計上された海外事業における減損損失のはく落影響に加え、国内Working事業における建設技術者領域の黒字化や、正社員派遣・外国人雇用支援への注力による粗利拡大が寄与した結果である。国内Working事業は、外部収益883億円(同6.2%増)、セグメント利益36億円(同10.1%増)と増収増益を達成。海外Working事業も、現地通貨ベースでの増収と為替の追い風、販管費抑制、減損損失のはく落効果により、外部収益585億円(同3.6%増)、セグメント利益24億円(同69.4%増)と大幅な増益となった。

強みと競争優位性

同社の強みは、多岐にわたる人材サービスを提供できる事業ポートフォリオの広さと、各領域における専門性の深さにある。特に、国内Working事業では、セールスアウトソーシング、コールセンターアウトソーシング、ファクトリーアウトソーシングといった基幹領域に加え、介護、建設技術者、外国人雇用支援、人材紹介といった成長分野やエッセンシャル領域への展開を強化している点が挙げられる。これにより、労働需給ギャップが大きい領域やAI代替可能性の低い領域で安定的な収益基盤を築き、再現性の高い利益成長を目指している。また、「WILLOF(ウィルオブ)」という統一ブランドプロモーションによる採用力強化や、テレビCM、ウェブCM、SNS等を活用した継続的なプロモーション戦略は、求職者への認知度向上と利用意向度の増加に繋がり、人材確保における競争優位性を高めている。海外事業においても、オーストラリアやシンガポールでの既存顧客基盤と専門性を活かし、生産性向上と収益力強化を図ることで、市場環境の変化に左右されにくい事業基盤の確立を目指している。

リスク要因

同社が直面するリスクとして、まず特定事業への依存が挙げられる。主要な3領域の人材サービス売上が急激に減少した場合、業績に影響を与える可能性がある。これに対し、介護ビジネス支援や建設技術者領域、海外事業など、新たな事業の成長を推進し、事業ポートフォリオの多様化を図ることでリスク分散を進めている。また、人材サービス業は、労働者派遣法や職業安定法といった許認可事業であり、法令違反による許可取消や事業停止のリスクが存在する。コンプライアンス教育や内部監査の強化により、法令遵守に努めている。さらに、優秀な人材の確保・育成が経営上の重要な課題であり、人材の流出や生産性低下は業績に影響を及ぼす可能性がある。これに対しては、多様な人材が活躍できる風土づくりや制度整備、企業ブランディング強化、働きがいアンケートの実施など、多角的な施策を展開している。法改正による社会保険料率や賃金コストの上昇、競争激化による市場シェアの低下、M&Aに伴う統合リスク、海外事業におけるカントリーリスク、個人情報漏洩リスク、自然災害やサイバー攻撃による事業継続への影響なども潜在的なリスクとして認識されている。

投資テーマとの関連

E30140は、人材サービスを主軸とする企業であり、直接的にAI、半導体、EVといった先端技術テーマとの関連性は低い。しかし、「エッセンシャル領域」に注力している点は、社会インフラ維持や労働力不足解消といった観点から、広義の「生活関連」や「インフラ」といった投資テーマと関連付けられる可能性がある。特に、高齢化社会の進展に伴う介護分野での人材需要や、建設業界における慢性的な人手不足、そして外国人材の活用支援といったテーマは、構造的な社会課題の解決に貢献する事業として注目される可能性がある。また、同社が中期経営計画で掲げる「2029年3月期に連結営業利益47億円」という目標達成に向けた成長戦略は、国内Working事業における正社員・外国人HRビジネスの拡大や、海外Working事業における生産性重視の収益力強化など、具体的な施策が示されており、その実行度合いが今後の株価に影響を与える要素となるだろう。ただし、現時点では、これらのテーマとの直接的な結びつきよりも、人材サービス市場全体の動向や同社の事業展開の質が、投資判断におけるより重要な要素となる。

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