オリエンタルチエン工業株式会社 (6380) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
自動車部品金属資源
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 187/230位
D
安定性
業種 201/230位
D
成長性
業種 146/230位
D
効率性
業種 128/230位
B
CF健全性
業種 109/230位
売上高
41億円
粗利率
18.1%
営業利益率
0.4%
純利益率
3.1%
ROE
6.0%
ROIC
0.3%
自己資本比率
43.3%
D/Eレシオ
0.82
有利子負債
17億円
ネットキャッシュ
-13億円
NC/時価総額
-24.9%
運転資本余剰*
-11億円
運転資本余剰/時価総額*
-21.1%
フリーCF
2億円
FCFマージン
4.9%
キャッシュ化率
2.67倍
PBR
2.49倍
EV/EBITDA
25.2倍
PER
38.4倍
想定株価
3466.4円
想定時価総額
53億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 41億円 7億円 2億円 1599万円 3億円 -1748万円 1億円
2025年3月期 41億円 8億円 2億円 1億円 4億円 1億円 1億円
2024年3月期 41億円 8億円 2億円 2億円 4億円 2億円 1億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 49億円 26億円 15億円 12億円 21億円
2025年3月期 51億円 27億円 19億円 14億円 19億円
2024年3月期 47億円 27億円 17億円 12億円 17億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 4億円 9億円 5億円 17億円 991万円 - -11億円
2025年3月期 3億円 10億円 6億円 21億円 2億円 2251万円 -16億円
2024年3月期 4億円 10億円 6億円 15億円 2億円 - -14億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 3億円 -1億円 -7357万円 2億円
2025年3月期 -735万円 -6億円 5億円 -6億円
2024年3月期 3億円 -3億円 8259万円 2447万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 90.3円 1393.3円 30.0円 33.2% -864.8円 38.4倍 3466.4円 53億円 1,602,233株 81,500株
2025年3月期 72.4円 1339.2円 30.0円 41.4% -1292.4円 25.2倍 1824.5円 25億円 1,467,233株 81,400株
2024年3月期 107.7円 1249.9円 30.0円 27.9% -820.3円 17.8倍 1916.5円 27億円 1,467,233株 81,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.0% 2.6% 0.3% 18.1% 0.4% 6.3% 3.1% 4.9% 43.3% 0.82
2025年3月期 5.4% 2.0% 2.5% 19.4% 3.5% 8.8% 2.5% -14.5% 36.2% 1.13
2024年3月期 8.6% 3.2% 4.4% 19.1% 5.0% 9.9% 3.7% 0.6% 37.1% 0.86

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.4% -88.8% 26.3% 1.7% 7.0% -48.4% -
2025年3月期 -0.7% -29.4% -32.8% 6.5% 4.4% 9.7% 代表取締役社長 杉山敏之
2024年3月期 4.5% 73.9% 58.9% 11.7% 2.7% 189.2% 代表取締役社長 西村武

業種比較(機械、229社中央値)

指標オリエンタルチエン工業株式会社業種中央値
ROE6.0%7.1%
ROA2.6%4.4%
営業利益率0.4%8.3%
純利益率3.1%6.6%
自己資本比率43.3%65.2%
売上成長率1.4%3.1%
PER38.4倍13.2倍
PBR2.49倍0.91倍
EV/EBITDA25.2倍6.1倍
NC/時価総額-24.9%13.1%
運転資本余剰/時価総額-21.1%-1.9%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ゼネラルパッカー株式会社 (6267) 52億円 101億円
株式会社 東京自働機械製作所 (6360) 54億円 97億円
旭精機工業株式会社 (6111) 54億円 134億円
株式会社NFKホールディングス (6494) 51億円 37億円
北川精機株式会社 (6327) 50億円 62億円
株式会社カワタ (6292) 55億円 194億円
株式会社ニッチツ (7021) 47億円 94億円
株式会社TVE (6466) 59億円 102億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品金属資源
伝動用ローラチェーン金属射出成形第8次中期経営計画価格転嫁海外販売網強化

見通し: 今期は売上1.4%増、営業利益15百万円と黒字転換。金属射出成形事業の拡大と価格転嫁が寄与。来期以降は第8次中期経営計画に基づき、大形チェーン分野での世界No.1品質・供給体制構築、業務提携深耕、海外販売網強化による持続的成長を目指す。

強み: 創業以来培った独自の技術力・品質力が強み。多様化するニーズに対応する製品開発力と、グローバル市場での「世界一の品質」を目指す姿勢。

懸念: 伝動用ローラチェーン事業は成熟市場でアジア製品との価格競争が激しく、工場生産高減少による付加価値低下のリスク。海外経済減退による輸出減少も懸念。

リスク: 1. チェーン事業におけるアジア製品との価格競争激化、輸入増による生産高・付加価値低下。2. 海外経済減退や地政学リスクによる輸出減少。3. 金属射出成形事業の製品ライフサイクルの短さやモデルチェンジによる受注変動。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

オリエンタルチエン工業株式会社は、伝動用ローラチェーンを主力とする各種チェーン、スプロケット、搬送装置の製造販売を行う「チェーン事業」と、金属粉末射出成形法による金属部品の製造販売を行う「金属射出成形事業」を主軸とする「伝動と搬送の総合メーカー」です。その他、不動産賃貸事業や金地金等の保有・売買を行うその他事業も展開しています。チェーン事業は、国内外の産業機械、建設機械、農業機械、自動車部品など幅広い分野に製品を供給しており、長年培ってきた技術力と品質を強みとしています。金属射出成形事業では、特に医療機器関連部品や運搬機器関連部品での展開を進めています。2026年3月期においては、売上高は41億1百万円と前期比1.4%の増加を達成しましたが、営業利益は1千5百万円と前期比88.8%の大幅な減少となりました。これは、主に海外向けチェーン事業における北米市場の販売減や、原材料費・人件費の高騰による影響が大きく響いたためです。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は41億1百万円で前期比1.4%増加しましたが、営業利益は1千5百万円(前期比88.8%減)、経常損失は1千7百万円(前期は1億4千5百万円の利益)と、利益面で厳しい結果となりました。当期純利益は1億2千6百万円(前期比26.3%増)を計上しましたが、これは投資有価証券売却益1億5千7百万円の特別利益計上が大きく寄与したことによるものです。セグメント別では、チェーン事業は売上高38億2千5百万円(前期比0.7%増)と微増でしたが、営業利益は2億4千5百万円(前期比27.5%減)と減益でした。一方、金属射出成形事業は売上高2億4千7百万円(前期比13.5%増)、営業利益3千9百万円(前期比24.8%増)と堅調に推移し、増益を確保しました。不動産賃貸事業は売上高3千7百万円(前期比6.2%減)、営業利益2千3百万円(前期比9.4%減)と減収減益でした。営業キャッシュ・フローは3億3千8百万円と大幅なプラスに転換しましたが、これは主に売上債権や棚卸資産の減少、仕入債務の減少等によるものです。

強みと競争優位性

オリエンタルチエン工業の強みは、伝動用ローラチェーンを主体とするチェーン事業において長年培ってきた独自の製造技術力と品質へのこだわりです。「世界一の品質」を目指す経営方針は、顧客からの信頼獲得に繋がっています。特に、成熟市場とされるチェーン事業において、付加価値の高い製品提案や、顧客の生産性向上・維持修繕コスト削減に貢献するオリジナル製品の提案営業に注力している点は、単なる価格競争に陥らないための差別化戦略と言えます。また、金属射出成形事業では、軌道に乗った製品群に加え、市場ニーズが堅調な医療部品分野での展開を拡大しており、高付加価値製品の比率向上は収益性改善に寄与しています。さらに、2025年12月に締結した4社間業務提携は、特殊用途チェーン市場や金属射出成形市場における高付加価値製品メーカーとしてのポジション確立を目指す上で、新たな販売チャネルや技術連携の可能性を広げるものとなります。これらの取り組みは、国内市場における安定した事業基盤と、グローバル市場への展開に向けた布石となっています。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスクとして、まずチェーン事業が成熟製品であり、安価なアジア製品との競争や、海外経済の減退による輸出売上高の減少が挙げられます。また、金属射出成形事業で扱う製品のライフサイクルの短さやモデルチェンジの激しさから、受注が大きく変動する可能性も内在しています。原材料費の高騰、特に特殊鋼の主原料である鉄鉱石や鉄スクラップ価格の上昇は、収益を圧迫する要因となり得ます。さらに、海外売上比率が約15%と一定程度あることから、為替変動リスクも無視できません。ドル建て取引が多い中、為替相場の変動が業績や財務状況に影響を与える可能性があります。また、製造業であるため、品質不良によるクレームやリコール発生のリスクも存在し、製造物責任保険等で補填できない損害が発生した場合、事業成績に影響を及ぼす可能性があります。加えて、繰延税金資産の回収可能性など、会計上の見積りに関する不確実性も、将来的な財務状況に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

オリエンタルチエン工業は、直接的にAI、半導体、EVといった最先端の投資テーマに深く関与しているわけではありません。しかし、同社の主力事業であるチェーン事業は、産業機械、建設機械、農業機械、自動車部品など、様々な基幹産業を支える重要な役割を担っています。これらの産業は、デジタル化の加速、自動化、省力化といったマクロトレンドの影響を受け、その部品需要は間接的にこれらのテーマと連動する可能性があります。例えば、産業機械の自動化・高効率化には高性能な伝動部品が不可欠であり、EVや自動運転技術の進展に伴う自動車部品の構造変化も、新たなチェーンや金属射出成形部品の需要を生み出す可能性があります。また、金属射出成形事業で展開する医療機器関連部品は、高齢化社会の進展や医療技術の高度化といったテーマと関連が深いです。同社が掲げる「世界一の品質」を目指す姿勢や、業務提携による高付加価値製品へのシフトは、これらの成長分野におけるニッチな需要を取り込む可能性を秘めています。

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