EIZO株式会社 (6737) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
医療機器AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 146/248位
A
安定性
業種 57/249位
C
成長性
業種 134/247位
D
効率性
業種 181/249位
B
CF健全性
業種 60/249位
売上高
813億円
粗利率
31.9%
営業利益率
2.9%
純利益率
9.0%
ROE
5.3%
ROIC
1.2%
自己資本比率
77.1%
D/Eレシオ
0.04
有利子負債
61億円
ネットキャッシュ
142億円
NC/時価総額
17.4%
運転資本余剰*
-10億円
運転資本余剰/時価総額*
-1.2%
フリーCF
73億円
FCFマージン
8.9%
キャッシュ化率
0.76倍
PBR
0.59倍
EV/EBITDA
11.9倍
PER
11.4倍
想定株価
2059.3円
想定時価総額
814億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 813億円 259億円 33億円 24億円 57億円 38億円 73億円
2025年3月期 805億円 262億円 29億円 37億円 66億円 46億円 41億円
2024年3月期 805億円 254億円 27億円 39億円 66億円 63億円 55億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1775億円 848億円 213億円 192億円 1369億円
2025年3月期 1578億円 807億円 187億円 147億円 1244億円
2024年3月期 1648億円 824億円 190億円 164億円 1294億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 204億円 377億円 201億円 61億円 644億円 - -10億円
2025年3月期 211億円 367億円 194億円 56億円 507億円 - 23億円
2024年3月期 164億円 435億円 191億円 58億円 579億円 - -26億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 56億円 17億円 -86億円 73億円
2025年3月期 115億円 -21億円 -47億円 94億円
2024年3月期 79億円 -11億円 -5億円 69億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 180.6円 3463.6円 110.0円 60.9% 359.4円 11.4倍 2059.3円 814億円 42,330,000株 2,796,900株
2025年3月期 100.8円 3021.4円 105.0円 104.2% 375.8円 20.7倍 2086.8円 859億円 43,962,000株 2,803,600株
2024年3月期 132.6円 3145.0円 100.0円 75.4% 258.2円 19.6倍 2598.3円 1069億円 43,962,000株 2,810,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.3% 4.1% 1.2% 31.9% 2.9% 7.0% 9.0% 8.9% 77.1% 0.04
2025年3月期 3.3% 2.6% 2.0% 32.6% 4.6% 8.3% 5.1% 11.7% 78.8% 0.04
2024年3月期 4.2% 3.3% 2.0% 31.6% 4.9% 8.2% 6.8% 8.5% 78.5% 0.04

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.0% -36.2% 76.5% 0.2% 1.2% -22.1% -
2025年3月期 0.0% -5.2% -23.9% -2.5% 1.0% -31.0% 代表取締役社長 COO恵比寿正樹
2024年3月期 -0.5% -21.9% -7.0% 1.7% 2.0% -21.0% 代表取締役社長 COO恵比寿正樹

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標EIZO株式会社業種中央値
ROE5.3%7.0%
ROA4.1%4.3%
営業利益率2.9%6.9%
純利益率9.0%5.8%
自己資本比率77.1%61.0%
売上成長率1.0%4.0%
PER11.4倍15.0倍
PBR0.59倍1.04倍
EV/EBITDA11.9倍6.5倍
NC/時価総額17.4%8.5%
運転資本余剰/時価総額-1.2%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日置電機株式会社 (6866) 826億円 405億円
湖北工業株式会社 (6524) 800億円 175億円
日本セラミック株式会社 (6929) 798億円 273億円
株式会社東光高岳 (6617) 768億円 1121億円
日本電子材料株式会社 (6855) 763億円 294億円
マクセル株式会社 (6810) 759億円 1294億円
IDEC株式会社 (6652) 875億円 730億円
日本アビオニクス株式会社 (6946) 879億円 292億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

医療機器AI
EIZO Visual Systems (EVS)ヘルスケア市場インド・中東市場戦略半導体調達リスク在庫評価損

見通し: 今期は売上微増だが、在庫評価損や販管費増により営業減益。来期はヘルスケア、V&S市場の回復で増収増益を目指す。成長著しいインド・中東市場への投資を加速。

強み: 高品質・高信頼性の映像技術を核としたソリューション提案力。特定市場(ヘルスケア、V&S)への深耕とEVS(EIZO Visual Systems)による事業領域拡大。

懸念: 欧州市場の長期的な経済停滞、AI技術への対応遅れによる競争力低下リスク。半導体需給逼迫や価格変動による調達コスト増。

リスク: 欧州市場の景気低迷が継続し、売上・利益に影響を与える可能性。AI技術への対応遅れや半導体等部品調達の不安定化は競争力低下やコスト増に繋がる。為替変動リスクも存在する。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

EIZO株式会社は、高品質な映像表示装置の開発・製造・販売を核とした「Visual Technology Company」です。主力事業は、医療分野における診断用モニターや手術用モニター、クリエイティブワーク分野向けのモニター、ビジネス用途(B&P)のモニター、産業・公共分野(V&S)向けのモニター、そしてアミューズメント市場向けモニターなど多岐にわたります。これらの製品群を通じて、医療、クリエイティブ、ビジネス、産業、公共、アミューズメントといった幅広い市場に対し、最適な映像環境ソリューションを提供しています。特に、ヘルスケア分野では高度な色再現性と信頼性が求められる診断用モニターで強みを発揮し、クリエイティブ分野では写真編集や映像制作のプロフェッショナル向けに高精度な表示を実現しています。また、近年は「EIZO Visual Systems (EVS)」として、映像の「撮影、記録、配信、表示」を統合したシステムソリューションの提供にも注力し、事業領域の拡大とビジネスモデルの進化を図っています。グローバルに事業を展開しており、欧州、北米、中国に加え、成長著しいインド、中東市場への事業拡大も推進しています。2026年3月期における売上構成は、ヘルスケアが最も大きく、次いでB&P、V&S、クリエイティブワーク、アミューズメント、その他と続きます。

直近決算ハイライト

2026年3月期は、売上高が前期比1.0%増の813億円となったものの、営業利益は同36.2%減の24億円、経常利益は同17.2%減の38億円と、利益面では減益となりました。これは、欧州市場の経済停滞によるB&P市場向け販売の低調や、アミューズメント市場の縮小、さらに旧製品の棚卸資産評価損約400百万円の計上が響いたためです。販売費及び一般管理費は、賃上げや新技術棟に係る費用計上、インド・中東地域での販売活動拡充などにより、同4.6%増加しました。一方、当期純利益は、政策保有株式及び純投資目的株式の一部売却による投資有価証券売却益79.99億円の計上により、同76.5%増の73億円と大幅な増加を達成しました。売上総利益率は31.9%と、前期から0.7ポイント低下しました。キャッシュ・フロー面では、営業活動によるキャッシュ・フローは56億円と、前期から大幅に減少しましたが、投資有価証券売却収入などにより、投資活動によるキャッシュ・フローはプラスとなりました。配当金については、1株あたり110円となり、前期比30.2%の減配となりました。

強みと競争優位性

EIZOの強みは、長年培ってきた高度な映像技術と、それを支える一貫した品質管理体制にあります。特に、医療分野における診断用モニターでは、微細な病変を見分けるための高い色再現性、解像度、信頼性が不可欠であり、同社はこの領域で世界的に高い評価を得ています。また、クリエイティブワーク分野でも、写真編集や映像制作のプロフェッショナルから、その正確な色表現と表示性能が高く評価されています。自社での企画・開発から製造・販売・アフターサービスまで一貫して手掛ける体制は、製品の品質を担保するだけでなく、顧客ニーズに迅速かつ柔軟に対応することを可能にしています。さらに、「EIZO Visual Systems (EVS)」として、ハードウェアとソフトウェアを融合させた統合的なソリューション提供能力も強化しており、単なるモニターメーカーから、顧客の課題解決に貢献するソリューションプロバイダーへと進化しつつあります。グローバルな販売網と、成長市場であるインド、中東への積極的な事業展開も、今後の成長を支える重要な要素となっています。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスクとしては、まず、急激な市場の変化、特にAI技術の進展への対応遅れが競争力低下に繋がる可能性が挙げられます。また、連結売上高の約38.6%を占める欧州市場の景気低迷や新たな関税・輸出障壁の発生は、業績に直接的な影響を与えかねません。ユーロ高、ドル高といった為替変動リスクも、売上高や利益に影響を及ぼす要因です。さらに、液晶パネルや半導体などの外部調達部品の安定供給は、世界的な需給逼迫、地政学的リスク、感染症の流行などによるサプライチェーンの混乱リスクに晒されています。特にAI関連需要拡大に伴う半導体価格の高騰は、調達コスト増加の懸念材料です。加えて、アミューズメント市場の継続的な縮小や、遊技機関連の法令改正、カントリーリスク、環境規制の強化、情報セキュリティインシデント、知的財産権侵害のリスクなども、事業運営上の潜在的なリスクとして存在します。

投資テーマとの関連

EIZOは、その事業内容から複数の投資テーマとの関連性が考えられます。まず、ヘルスケア分野における高精細モニターやAIを活用した医療ワークフロー改善に貢献するシステムソリューションは、「ヘルスケア」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」といったテーマと深く関連しています。また、クリエイティブワーク分野での映像制作、特に4K・HDR制作環境や生成AIの活用といった動向は、「コンテンツ制作」「AI」といったテーマとの親和性を示唆します。さらに、同社が注力する「EIZO Visual Systems (EVS)」は、映像技術の統合により、様々な産業分野(例:防衛、航空管制、監視システムなど)における効率化や高度化に貢献する可能性があり、「インフラ」「セキュリティ」といったテーマにも繋がります。地政学リスクの高まりを受けて需要が増加すると見込まれるディフェンス用途向けモニターも、関連性の高いテーマと言えるでしょう。ただし、AI技術への対応遅れはリスク要因として挙げられており、AI関連テーマとの連携においては、その進捗が注目されます。

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