湖北工業株式会社 (6524) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
自動車部品半導体データセンター宇宙
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 14/248位
A
安定性
業種 61/249位
C
成長性
業種 99/247位
C
効率性
業種 67/249位
A
CF健全性
業種 40/249位
売上高
175億円
粗利率
43.6%
営業利益率
26.5%
純利益率
17.1%
ROE
12.8%
ROIC
12.7%
自己資本比率
82.8%
D/Eレシオ
0.09
有利子負債
21億円
ネットキャッシュ
64億円
NC/時価総額
8.0%
運転資本余剰*
58億円
運転資本余剰/時価総額*
7.3%
フリーCF
21億円
FCFマージン
12.3%
キャッシュ化率
1.12倍
PBR
3.41倍
EV/EBITDA
13.1倍
PER
26.9倍
想定株価
3086.2円
想定時価総額
800億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 175億円 76億円 10億円 46億円 56億円 45億円 30億円
2024年12月期 159億円 69億円 9億円 39億円 49億円 49億円 33億円
2023年12月期 135億円 55億円 8億円 28億円 36億円 32億円 19億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 283億円 170億円 26億円 23億円 234億円
2024年12月期 287億円 183億円 29億円 23億円 234億円
2023年12月期 250億円 167億円 25億円 24億円 201億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 84億円 24億円 41億円 21億円 20億円 - 58億円
2024年12月期 98億円 27億円 30億円 23億円 9億円 3億円 69億円
2023年12月期 104億円 22億円 25億円 30億円 4億円 - 79億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 33億円 -12億円 -36億円 21億円
2024年12月期 38億円 -31億円 -16億円 7億円
2023年12月期 36億円 -10億円 -16億円 25億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 114.7円 904.9円 33.0円 28.8% 245.7円 26.9倍 3086.2円 800億円 26,000,000株 94,400株
2024年12月期 120.5円 868.0円 30.0円 24.9% 277.5円 24.5倍 2952.3円 797億円 27,000,000株 4,900株
2023年12月期 211.6円 2229.7円 60.0円 28.3% 277.5円 23.5倍 4973.5円 1342億円 27,000,000株 10,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 12.8% 10.6% 12.7% 43.6% 26.5% 32.1% 17.1% 12.3% 82.8% 0.09
2024年12月期 13.9% 11.3% 10.7% 43.2% 24.7% 30.7% 20.4% 4.5% 81.7% 0.10
2023年12月期 9.5% 7.6% 8.6% 40.7% 20.9% 26.7% 14.1% 18.9% 80.3% 0.15

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 9.6% 17.4% -8.0% 3.6% - 6.0% 代表取締役社長CEO 石井太
2024年12月期 18.2% 40.1% 70.8% 2.9% - -1.5% 代表取締役社長 石井太
2023年12月期 -14.0% -27.6% -37.9% - - - 代表取締役社長 石井太

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標湖北工業株式会社業種中央値
ROE12.8%6.9%
ROA10.6%4.2%
営業利益率26.5%6.8%
純利益率17.1%5.8%
自己資本比率82.8%61.0%
売上成長率9.6%3.9%
PER26.9倍15.0倍
PBR3.41倍1.04倍
EV/EBITDA13.1倍6.5倍
NC/時価総額8.0%8.7%
運転資本余剰/時価総額7.3%-3.4%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本セラミック株式会社 (6929) 798億円 273億円
EIZO株式会社 (6737) 814億円 813億円
日置電機株式会社 (6866) 826億円 405億円
株式会社東光高岳 (6617) 768億円 1121億円
日本電子材料株式会社 (6855) 763億円 294億円
マクセル株式会社 (6810) 759億円 1294億円
大崎電気工業株式会社 (6644) 742億円 1009億円
IDEC株式会社 (6652) 875億円 730億円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2025年12月期)

自動車部品半導体データセンター宇宙
アルミ電解コンデンサ用リード端子光部品・デバイス(海底ケーブル市場、光アイソレータ)生成AI・データセンター高純度石英ガラス製品(SSG®)宇宙通信分野

見通し: 今後、自動車の電動化・自動運転化、生成AI・データセンター市場の拡大を背景に、高機能アルミ電解コンデンサ用リード端子および光部品・デバイスの需要増加が期待される。中期経営計画では、2028年12月期に向けた売上高営業利益率、ROIC、ROEの改善目標を掲げ、高付加価値製品開発、生産効率向上、新事業分野開拓を推進し、企業価値向上を目指す。

強み: 創業以来培ってきたリード端子の製造技術と、グローバルニッチ市場で高いシェアを持つ光部品・デバイス事業の競争力。独自開発の製造設備による高品質・安定供給体制が強み。

懸念: 特定の顧客への依存度が高い光部品・デバイス事業の海底ケーブル関連製品。市場構造上、取引量変動が業績に影響するリスク。また、原材料価格変動や為替変動リスクも抱える。

リスク: 海外事業リスク:アジア複数拠点での生産体制は、現地経済・政治情勢、自然災害の影響を受ける。為替変動リスク:海外売上比率が高く、円安・円高が業績に影響。特定顧客依存リスク:海底ケーブル市場の構造上、主要顧客との取引量変動が業績に影響。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社の主要事業は、アルミ電解コンデンサ用リード端子の製造・販売を行う「リード端子事業」と、光ファイバ通信網用光部品の製造・販売を行う「光部品・デバイス事業」の二つです。リード端子事業は創業以来の祖業であり、自動車(車載)、サーバー(AI含む)、情報通信機器、産業機械、アミューズメント機器、家電製品など、幅広い用途に使用されるアルミ電解コンデンサの主要部品である電極リード材を提供しています。日系メーカーに加え、台湾、韓国、中国のメーカーにも販売網を広げており、創業当初から自社で設計・開発した製造設備による一貫生産体制と、長年培ってきたコア技術を組み合わせることで、ばらつきの少ない安定した品質を実現しています。光部品・デバイス事業では、特に世界的な情報通信容量の拡大に伴い重要性が増している海底ケーブル市場向け光部品に注力しており、高い市場シェアを誇ります。また、高純度石英ガラス製品(SSG®)も手掛けており、半導体、光ファイバ、医療機器分野での需要拡大に対応しています。

直近決算ハイライト

2025年12月期において、売上高は前年比9.6%増の17,454百万円となりました。これは、リード端子事業が4.7%増の8,802百万円、光部品・デバイス事業が15.0%増の8,651百万円と、両事業ともに増収を達成したことによります。特に光部品・デバイス事業の伸びが顕著でした。利益面では、営業利益は前年比17.4%増の4,624百万円と堅調に増加しましたが、経常利益は6.4%減の4,547百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は8.0%減の2,992百万円となりました。これは、為替変動の影響や、次世代技術開発のための研究開発費増加などが影響した可能性があります。セグメント利益では、リード端子事業が90.0%増の766百万円と大幅に増加し、収益構造の改善が進んでいることがうかがえます。光部品・デバイス事業のセグメント利益は9.1%増の3,857百万円と、増収効果により利益も増加しました。

強みと競争優位性

当社の競争優位性は、創業以来培ってきた独自の製造技術と、それを支える「ニッチトップ戦略」にあります。リード端子事業においては、全ての製造工程と装置・設備を自社で設計・開発し、溶接、プレス、洗浄、化成といった一貫生産体制を構築していることが、ばらつきの少ない安定した品質と高い生産効率を実現しています。これにより、自動車市場やAIサーバー向けのアルミ電解コンデンサで求められる小型高容量化、低抵抗化といった高度な要求に応える高付加価値製品を提供し、市場をリードしています。光部品・デバイス事業では、海底ケーブル市場において25年間にわたりメンテナンスフリーで動作可能な高い信頼性を実現した光アイソレータが強みです。大手通信事業者や海底ケーブル敷設会社との長年のパートナーシップは、参入障壁の高さを示しています。また、独自の「スラリーキャスト法」による高純度石英ガラス製品(SSG®)は、高い成型自由度と高純度を両立させ、半導体関連分野などで注目を集めており、今後の成長が期待されます。

リスク要因

当社の事業運営には、複数のリスク要因が存在します。まず、売上高の海外比率が高いことから、海外事業における経済動向、社会情勢、政治状況の変化や自然災害によるサプライチェーンの遅延・中断リスクが挙げられます。また、為替相場の変動も、外貨取引に伴う財務状態や経営成績への影響が懸念されます。原材料価格の変動や安定調達の難しさもリスクであり、特に光部品・デバイス事業ではレアアースを含む一部原材料で特定仕入先への依存度が高い状況です。価格競争の激化も、特に民生機器市場など汎用化が進んだ分野では利益率低下につながる可能性があります。さらに、光部品・デバイス事業における海底ケーブル関連製品は、市場参加者が限定的であるため特定顧客への依存度が高く、取引量変動のリスクを抱えています。これらのリスクに対し、複数拠点での生産、在庫保有、調達ルートの複数化、高付加価値製品の開発、非価格競争の推進、顧客基盤維持・新規開拓といった対策を講じていますが、リスクの完全な排除は困難です。

投資テーマとの関連

当社の事業は、複数の重要な投資テーマと関連が深いです。まず、リード端子事業は、自動車の電動化(EV、PHV)や先進運転支援システム(ADAS)の高度化といったトレンドに直結しており、自動車用エレクトロニクス市場の成長を取り込むことができます。さらに、AIサーバー向けの高機能コンデンサ用リード端子の供給は、AIインフラ投資の拡大というテーマと密接に関連しています。光部品・デバイス事業は、生成AIやデータセンターの普及に伴う情報通信容量の拡大ニーズを背景に、海底ケーブル市場およびデータセンター間通信における光部品の需要増というテーマに貢献しています。また、高純度石英ガラス製品(SSG®)は、半導体製造装置や光ファイバの分野で、先端技術の発展を支える素材として、半導体・通信インフラというテーマに関連しています。宇宙通信分野への進出も視野に入れており、将来的な宇宙開発・利用の拡大といったテーマへの貢献も期待されます。

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