日本電子株式会社 (6951) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気機器
半導体AI医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 20/248位
C
安定性
業種 130/249位
D
成長性
業種 177/247位
B
効率性
業種 48/249位
C
CF健全性
業種 155/249位
売上高
1794億円
粗利率
46.3%
営業利益率
14.5%
純利益率
12.3%
ROE
15.3%
ROIC
10.6%
自己資本比率
59.9%
D/Eレシオ
0.19
有利子負債
271億円
ネットキャッシュ
102億円
NC/時価総額
3.6%
運転資本余剰*
-421億円
運転資本余剰/時価総額*
-15.0%
フリーCF
22億円
FCFマージン
1.3%
キャッシュ化率
0.72倍
PBR
1.94倍
EV/EBITDA
8.6倍
PER
13.2倍
想定株価
5718.7円
想定時価総額
2815億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1794億円 830億円 54億円 260億円 314億円 286億円 221億円
2025年3月期 1967億円 924億円 49億円 355億円 404億円 344億円 187億円
2024年3月期 1743億円 793億円 47億円 275億円 322億円 300億円 217億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2420億円 1705億円 795億円 177億円 1449億円
2025年3月期 2225億円 1695億円 730億円 128億円 1367億円
2024年3月期 2302億円 1699億円 881億円 166億円 1255億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 373億円 755億円 505億円 271億円 168億円 8億円 -421億円
2025年3月期 346億円 770億円 517億円 93億円 148億円 9億円 -384億円
2024年3月期 298億円 768億円 560億円 158億円 296億円 6億円 -583億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 160億円 -138億円 -16億円 22億円
2025年3月期 231億円 -9億円 -171億円 222億円
2024年3月期 153億円 -180億円 -8億円 -27億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 432.6円 2975.3円 132.0円 30.5% 207.7円 13.2倍 5718.7円 2815億円 51,532,000株 2,300,200株
2025年3月期 365.6円 2672.2円 106.0円 29.0% 492.5円 12.5倍 4580.3円 2355億円 51,532,000株 120,200株
2024年3月期 424.9円 2457.0円 102.0円 24.0% 272.8円 14.7倍 6259.1円 3218億円 51,532,000株 120,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 15.3% 9.1% 10.6% 46.3% 14.5% 17.5% 12.3% 1.3% 59.9% 0.19
2025年3月期 13.7% 8.4% 17.0% 47.0% 18.1% 20.5% 9.5% 11.3% 61.4% 0.07
2024年3月期 17.3% 9.4% 13.6% 45.5% 15.8% 18.5% 12.4% -1.6% 54.5% 0.13

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -8.8% -26.7% 18.2% 3.3% 10.2% 2.5% -
2025年3月期 12.8% 28.9% -13.9% 12.4% 10.9% 35.9% 代表取締役社長兼CEO 大井泉
2024年3月期 7.2% 14.0% 21.7% 16.4% 9.4% 74.0% 代表取締役社長兼CEO 大井泉

業種比較(電気機器、248社中央値)

指標日本電子株式会社業種中央値
ROE15.3%6.9%
ROA9.1%4.2%
営業利益率14.5%6.8%
純利益率12.3%5.8%
自己資本比率59.9%61.2%
売上成長率-8.8%4.0%
PER13.2倍15.0倍
PBR1.94倍1.04倍
EV/EBITDA8.6倍6.5倍
NC/時価総額3.6%8.7%
運転資本余剰/時価総額-15.0%-3.2%
同業他社: ソニーグループ株式会社(6758)株式会社日立製作所(6501)パナソニックホールディングス株式会社(6752)三菱電機株式会社(6503)キヤノン株式会社(7751)全249社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社日本マイクロニクス (6871) 2729億円 702億円
株式会社フェローテック (6890) 2942億円 2889億円
シンフォニアテクノロジー株式会社 (6507) 2945億円 1282億円
株式会社ダイヘン (6622) 2651億円 2377億円
フクダ電子株式会社 (6960) 2638億円 1397億円
株式会社 アルバック (6728) 2618億円 2512億円
芝浦メカトロニクス株式会社 (6590) 2597億円 880億円
コニカミノルタ株式会社 (4902) 2556億円 1.1兆円
電気機器の企業一覧(全249社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体AI医療機器
半導体ライフサイエンス電子顕微鏡スポットビーム型電子ビーム描画装置YOKOGUSHI 2.0

見通し: 来期は売上高1,794億円(前期比-8.8%)、営業利益260億円(前期比-26.7%)と減収減益だが、親会社株主に帰属する当期純利益は221億円(前期比+18.2%)と伸長。中期経営計画「Evolving Growth 2.0」の下、半導体・ライフサイエンス分野を重点領域とし、顧客課題解決型ソリューション提供によるグローバルリーダーを目指す。

強み: 電子顕微鏡、NMR、質量分析計等、ニッチながらも高い技術力を誇る製品群。半導体・ライフサイエンス分野での成長戦略。

懸念: 産業機器事業のマルチビームマスク描画装置は主要顧客の設備投資回復遅延で需要立ち上がりに時間を要している。研究開発費の増大と、大型装置開発における需要確保リスク。

リスク: 海外事業展開に伴う、各国の経済変動、法規制変更、安全保障上のリスク。為替変動リスクは為替予約でヘッジしているが、中長期的な変動は影響を与えうる。研究開発費の増大と大型装置開発における需要確保リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、電子光学機器、分析機器、計測検査機器、産業機器、そして直近でシスメックス株式会社へ譲渡された医用機器事業を展開する総合計測機器メーカーです。主力事業である理科学・計測機器分野では、電子顕微鏡、質量分析計などを、産業機器分野では半導体製造に不可欠な電子ビーム描画装置などを、グローバルに製造・販売しています。これらの製品は、科学技術の進歩や産業の高度化に不可欠な要素であり、最先端の研究開発や製造プロセスを支えています。当社のビジネスモデルは、高度な技術力に裏打ちされた製品群を、世界各国の顧客に提供することにあります。売上構成比においては、理科学・計測機器事業が連結売上高の約6割を占め、地域別では海外売上高が約7割と、グローバル市場への依存度が高い事業構造となっています。2026年3月期においては、売上高1,794億円、営業利益260億円を計上しており、前期比では減収減益となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は221億円と18.2%増加しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算では、売上高は1,794億円となり、前期比8.8%の減少となりました。営業利益も260億円と、同26.7%の減少となりました。この減収減益の要因としては、産業機器事業におけるマルチビームマスク描画装置の需要回復の遅れなどが挙げられます。一方で、経常利益は286億円で前期比16.9%の減少にとどまり、親会社株主に帰属する当期純利益は221億円と、前期比18.2%増加しました。これは、投資有価証券評価損の減少が寄与した形です。セグメント別では、理科学・計測機器事業は6.8%減収、医用機器事業は3.2%減収となったものの、それぞれ堅調な引き合いや受注・売上を維持しました。産業機器事業は14.8%の減収となりましたが、スポットビーム型電子ビーム描画装置はAIデータセンター向け光トランシーバ関連で需要増加が期待されており、今後の成長が見込まれます。ROEは15.7%と、目標値である15%以上を達成しています。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた高度な電子光学技術と、それを基盤とした製品群にあります。特に電子顕微鏡や質量分析計といった理科学・計測機器分野においては、世界最高水準の技術力を有しており、グローバル市場で高い競争優位性を確立しています。これらの製品は、研究開発の現場や先端製造プロセスに不可欠であり、参入障壁は高いと言えます。また、産業機器分野における電子ビーム描画装置も、半導体製造プロセスにおける微細化・高精度化を支える重要な技術であり、ニッチながらも高い市場シェアを誇ります。長期ビジョン「ビジョン2035」では、「最先端テクノロジーに挑戦するお客様とイノベーションを共創する、グローバルリーダー」を目指しており、半導体やライフサイエンス分野を重点領域と設定し、独自のニッチテクノロジーを活かしたソリューション提供を強化する戦略を掲げています。これにより、技術優位性をさらに発展させ、顧客との共創を通じて新たな価値を創造していくことで、競争優位性を維持・拡大していく考えです。

リスク要因

当社グループの事業運営には、複数のリスク要因が存在します。まず、連結売上高の約7割を占める海外事業においては、米国、欧州、中国、東南アジアといった主要市場の経済変動、為替相場の変動、さらには各国の法律・規制の変更や輸出管理規制、経済摩擦、地政学的リスクなどの影響を受けやすい構造にあります。また、金利変動リスクも、有利子負債の一部に金利変動の影響を受けるものがあるため、支払金利や調達コストの増加につながる可能性があります。事業セグメント別では、理科学・計測機器事業は官公庁の研究開発予算や民間企業の設備投資動向、産業機器事業は市況の急激な変動が業績に影響を与える可能性があります。さらに、研究開発活動においては、新製品開発の成否が企業成長に大きく依存するリスクや、多額の投資に対する需要確保のリスクも存在します。これらのリスクに対し、為替予約やデリバティブ取引によるヘッジ、リスク管理体制の強化、BCP策定などの対策を講じていますが、予期せぬ事態の発生には引き続き留意が必要です。

投資テーマとの関連

当社グループは、その事業内容から、いくつかの重要な投資テーマとの関連性が考えられます。特に、産業機器事業で展開する電子ビーム描画装置は、半導体製造プロセスにおいて微細加工を実現する上で不可欠な技術であり、AI、IoT、次世代通信といった先端技術の基盤を支える部材・装置として、半導体関連の投資テーマと深く関わっています。AIデータセンター向け光トランシーバに用いられるDFBレーザーの高性能化・多様化を背景としたスポットビーム型電子ビーム描画装置への需要増加期待は、この関連性の高さを裏付けています。また、理科学・計測機器事業で提供する電子顕微鏡や質量分析計などは、ライフサイエンス分野における創薬研究やバイオテクノロジーの進展に貢献しており、ヘルスケアやバイオ関連の投資テーマとも結びついています。中期経営計画においても、半導体・ライフサイエンス分野を重点領域と位置づけていることから、これらの成長分野における技術革新を支援する企業として、今後も投資家の注目を集める可能性があります。

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