株式会社アンビスホールディングス (7071) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
ヘルスケアIT医療機器遠隔医療健康食品人材派遣
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 190/610位
D
安定性
業種 464/614位
D
成長性
業種 392/599位
D
効率性
業種 478/614位
E
CF健全性
業種 521/613位
売上高
492億円
粗利率
30.1%
営業利益率
12.5%
純利益率
7.4%
ROE
10.1%
ROIC
5.7%
自己資本比率
43.1%
D/Eレシオ
1.11
有利子負債
402億円
ネットキャッシュ
-293億円
NC/時価総額
-49.9%
運転資本余剰*
-86億円
運転資本余剰/時価総額*
-14.7%
フリーCF
-44億円
FCFマージン
-8.9%
キャッシュ化率
1.65倍
PBR
1.62倍
EV/EBITDA
9.9倍
PER
16.1倍
想定株価
602.2円
想定時価総額
587億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年9月期 492億円 148億円 28億円 62億円 89億円 63億円 37億円
2024年9月期 425億円 171億円 18億円 106億円 125億円 106億円 74億円
2023年9月期 320億円 133億円 12億円 86億円 98億円 85億円 63億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年9月期 839億円 217億円 194億円 284億円 361億円
2024年9月期 718億円 185億円 138億円 248億円 332億円
2023年9月期 556億円 195億円 105億円 185億円 265億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年9月期 108億円 3000万円 92億円 402億円 - - -86億円
2024年9月期 89億円 2300万円 85億円 317億円 - - -49億円
2023年9月期 121億円 1400万円 65億円 231億円 - - 16億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年9月期 60億円 -104億円 64億円 -44億円
2024年9月期 75億円 -168億円 61億円 -93億円
2023年9月期 68億円 -103億円 43億円 -35億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年9月期 37.5円 370.5円 4.0円 10.7% -300.6円 16.1倍 602.2円 587億円 98,112,000株 578,100株
2024年9月期 75.9円 339.4円 4.0円 5.3% -233.8円 25.4倍 1926.1円 1885億円 98,112,000株 252,800株
2023年9月期 64.4円 270.6円 3.0円 4.7% -111.4円 40.4倍 2602.7円 2552億円 98,033,400株 900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年9月期 10.1% 4.4% 5.7% 30.1% 12.5% 18.1% 7.4% -8.9% 43.1% 1.11
2024年9月期 22.4% 10.4% 11.4% 40.2% 25.0% 29.3% 17.5% -22.0% 46.3% 0.96
2023年9月期 23.8% 11.4% 12.2% 41.5% 27.0% 30.7% 19.7% -11.0% 47.7% 0.87

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年9月期 15.8% -41.9% -50.8% 28.7% 39.9% 0.2% 代表取締役 CEO柴原慶一
2024年9月期 32.8% 23.0% 17.9% 40.4% 51.2% 41.0% 代表取締役 CEO柴原慶一
2023年9月期 38.6% 40.7% 47.5% 51.6% - 67.8% 代表取締役 CEO柴原慶一

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標株式会社アンビスホールディングス業種中央値
ROE10.1%10.3%
ROA4.4%5.2%
営業利益率12.5%7.4%
純利益率7.4%4.9%
自己資本比率43.1%53.8%
売上成長率15.8%7.2%
PER16.1倍15.2倍
PBR1.62倍1.69倍
EV/EBITDA9.9倍7.0倍
NC/時価総額-49.9%13.9%
運転資本余剰/時価総額-14.7%2.6%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
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AI分析(2025年9月期)

ヘルスケアIT医療機器遠隔医療健康食品人材派遣
医心館事業の新規開設・拡大医療支援事業への本格参入地域包括ケアシステム人材確保・育成規制・保険報酬改定リスク

見通し: 医心館事業の新規開設は継続し、売上高は15.8%増と成長。しかし、新規開設に伴う人件費増加や販管費増により、営業利益は41.9%減と大幅減益。今期も人材確保・育成は重要課題であり、利益率改善が鍵となる。

強み: 「医心館」事業で確立されたホスピス・在宅医療のプラットフォーム。地域包括ケアシステムへの貢献と事業拡大への期待。

懸念: 医療・介護業界の慢性的な人材不足と求人競争激化。新規開設の遅延や事業計画との乖離リスク。規制変更や保険報酬改定の影響。

リスク: 人材不足によるサービス提供規模縮小・新規事業所オープン延期。新規事業所開設遅延や事業計画乖離による利益機会逸失。指定等取消による事業継続への重大な影響。

AI詳細分析(2025年9月期)

事業概要

アンビスは、「医心館」ブランドで、終末期医療に特化した看護体制を備えるホスピス住宅を全国展開する企業です。単に高齢者施設を提供するだけでなく、医療・介護・住居の機能を統合し、地域包括ケアシステムにおけるプラットフォームとしての役割を担うことを目指しています。創業以来、医療資源が不足しがちな地域での在宅療養ニーズに応えるべく事業を拡大してきました。近年では、医療過疎地の病院支援や経営コンサルティングを行う「医療支援事業」にも本格参入し、第二、第三の柱となる事業の創生を目指しています。2025年9月期は、売上高が492億円に達しましたが、これは主に「医心館」の新規開設や増床によるもので、医療保険・介護保険収入の増加が寄与しました。

直近決算ハイライト

2025年9月期決算では、売上高は前期比15.8%増の492億円と堅調に拡大しましたが、利益面では大幅な減少となりました。営業利益は前期比41.9%減の62億円、経常利益は同39.9%減の63億円、当期純利益は同50.8%減の37億円となりました。この利益率の低下は、主に新規事業所の開設に伴う採用費用や給与手当の増加、そして業務拡大に伴う人件費の増加が販売費及び一般管理費を押し上げたことによります。EBITDAも前期比28.2%減の89.66億円と減少しており、収益性の悪化が懸念されます。一方で、純資産は前期比8.8%増の361億円、総資産は同16.9%増の839億円と増加しており、事業拡大のための投資が進んでいることがうかがえます。現金及び預金も同22.2%増の108億円と増加し、財務基盤の安定性は維持されています。

強みと競争優位性

アンビスの強みは、終末期医療に特化した「医心館」事業で培った独自のノウハウと、地域包括ケアシステムにおけるプラットフォームとしての地位確立です。特に、看護職員の配置人数に強みを持つ医療体制は、高齢化が進む日本において、住み慣れた地域での療養を望む声に応える上で不可欠な要素となっています。また、医療機関とのネットワークや、経営支援を通じて得た知見は、医療支援事業における競争優位性となっています。医療過疎地の病院支援においては、医師不足や経営難に直面する医療機関に対し、経営改善だけでなく、医師や看護師の人財派遣、バックオフィス機能の支援まで提供できる点が特徴です。さらに、創業以来、地域社会に根差した事業展開を行うことで、厚い信頼を獲得しており、これが新規事業所の開設や医療支援事業の推進における追い風となっています。

リスク要因

アンビスの事業運営には、いくつかのリスク要因が内在しています。まず、事業所の新規開設においては、好立地の確保競争、各種規制、そして予期せぬ自然災害や景気変動などが計画の遅延や事業計画との乖離をもたらす可能性があります。また、医療・介護業界全体に共通する人材不足は、看護職員の確保・育成・管理という事業の根幹に関わるリスクであり、サービス提供規模の縮小や新規事業所のオープン延期に繋がる恐れがあります。さらに、創業者である代表取締役への経営依存度が高い点もリスクとして挙げられます。その他、事業に係る法的規制、特に介護保険制度や医療保険制度の改定、不正請求や人員基準違反等による指定取消のリスク、物価高騰によるコスト増加、自然災害・集団感染・事故等への対応、情報管理体制の脆弱性、長期賃貸借契約に起因するリスク、固定資産の減損リスク、M&Aに伴うリスク、コンプライアンス違反、取引先の業況悪化、そして外部からの犯罪行為なども、業績や財務状況に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

アンビスは、高齢化社会の進展や地域医療の維持・再生といった社会課題解決に直接的に貢献する企業であり、SDGs(持続可能な開発目標)とも関連が深いと言えます。特に、医療・ヘルスケア分野は、AI、IoT、ロボティクスといった先端技術の導入が進むテーマですが、アンビスはむしろ、既存の仕組みのイノベーションを通じて社会課題を解決するアプローチを重視しています。終末期医療の提供や、医療過疎地における医療支援は、まさに「誰一人取り残さない」という理念に合致する事業であり、長期的な視点での社会的な意義は大きいと考えられます。また、医療支援事業においては、IT化の遅れが指摘される医療機関への経営支援を通じて、間接的にDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に寄与する可能性も秘めています。

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