株式会社新日本科学 (2395) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
バイオテクノロジー創薬医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 182/610位
D
安定性
業種 461/614位
D
成長性
業種 454/599位
D
効率性
業種 525/614位
B
CF健全性
業種 251/613位
売上高
325億円
粗利率
49.9%
営業利益率
8.2%
純利益率
14.0%
ROE
10.6%
ROIC
2.2%
自己資本比率
41.0%
D/Eレシオ
0.96
有利子負債
413億円
ネットキャッシュ
-229億円
NC/時価総額
-38.9%
運転資本余剰*
-210億円
運転資本余剰/時価総額*
-35.6%
フリーCF
15億円
FCFマージン
4.7%
キャッシュ化率
1.82倍
PBR
1.37倍
EV/EBITDA
13.7倍
PER
12.9倍
想定株価
1415.0円
想定時価総額
589億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 325億円 162億円 33億円 27億円 60億円 58億円 46億円
2025年3月期 324億円 170億円 25億円 30億円 55億円 65億円 49億円
2024年3月期 265億円 143億円 18億円 42億円 59億円 70億円 55億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1051億円 430億円 393億円 222億円 431億円
2025年3月期 924億円 329億円 293億円 231億円 400億円
2024年3月期 763億円 308億円 236億円 186億円 341億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 184億円 151億円 73億円 413億円 214億円 18億円 -210億円
2025年3月期 118億円 126億円 66億円 345億円 198億円 19億円 -174億円
2024年3月期 103億円 124億円 58億円 262億円 152億円 19億円 -133億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 83億円 -68億円 45億円 15億円
2025年3月期 70億円 -117億円 59億円 -47億円
2024年3月期 21億円 -69億円 53億円 -48億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 109.7円 1035.8円 50.0円 45.6% -549.8円 12.9倍 1415.0円 589億円 41,632,400株 500株
2025年3月期 118.3円 961.3円 50.0円 42.3% -543.6円 12.1倍 1431.3円 596億円 41,632,400株 500株
2024年3月期 132.9円 819.4円 50.0円 37.6% -382.2円 11.4倍 1514.6円 631億円 41,632,400株 400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 10.6% 4.3% 2.2% 49.9% 8.2% 18.4% 14.0% 4.7% 41.0% 0.96
2025年3月期 12.3% 5.3% 2.8% 52.3% 9.2% 16.9% 15.2% -14.4% 43.3% 0.86
2024年3月期 16.2% 7.2% 4.8% 54.0% 15.7% 22.4% 20.9% -18.1% 44.7% 0.77

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 0.3% -11.1% -7.3% 9.0% 16.6% -20.3% -
2025年3月期 22.6% -28.3% -11.0% 22.2% 17.4% -10.7% 代表取締役会長兼社長 永田良一
2024年3月期 5.4% -20.6% -8.7% 20.5% 11.1% 18.1% 代表取締役会長兼社長 永田良一

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標株式会社新日本科学業種中央値
ROE10.6%10.3%
ROA4.3%5.2%
営業利益率8.2%7.4%
純利益率14.0%4.9%
自己資本比率41.0%53.8%
売上成長率0.3%7.3%
PER12.9倍15.2倍
PBR1.37倍1.69倍
EV/EBITDA13.7倍7.0倍
NC/時価総額-38.9%13.9%
運転資本余剰/時価総額-35.6%2.6%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社エスクリ (2196) 590億円 262億円
株式会社アンビスホールディングス (7071) 587億円 492億円
株式会社フルキャストホールディングス (4848) 583億円 772億円
株式会社JPホールディングス (2749) 575億円 433億円
株式会社リンクアンドモチベーション (2170) 566億円 415億円
グロービング株式会社 (277A) 617億円 83億円
株式会社ナガセ (9733) 617億円 642億円
株式会社歌舞伎座 (9661) 547億円 36億円
サービス業の企業一覧(全614社)→

異常検知フラグ

2020年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

バイオテクノロジー
CRO事業強化TR事業推進SMART経鼻医薬品実験用NHPDX推進

見通し: CRO事業は堅調だが、TR事業やメディポリス事業の赤字が先行。2028年度売上高500億円、経常利益200億円、ROE/ROIC10%超を目指す。第3の成長エンジンであるTR事業のSMART関連製品のFDA承認が業績牽引を期待。

強み: 自社グループ内での実験用NHP繁殖供給体制、SMART技術による経鼻医薬品開発、CRO事業の豊富な実績。

懸念: TR事業の赤字継続、医薬品開発パイプラインの遅延リスク、新規事業への先行投資負担。

リスク: 実験動物の調達難や感染症発生リスク、新製剤開発の有効性・安全性リスク、TR事業における開発遅延・商業化失敗リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

新日本科学は、医薬品の研究開発支援を中核事業とするCRO(Contract Research Organization)であり、創薬・医療技術の向上を通じて人類の健康に貢献することを企業使命としています。創業以来培ってきた経験と最新設備、高度な技術力を駆使し、医薬品開発の初期段階である非臨床試験から、臨床試験までを一貫してサポートしています。特に、遺伝子類似性が高いことからバイオ医薬品開発で需要が拡大している実験用サル(NHP)について、自社グループ内での繁殖・供給体制を確立していることが大きな強みです。近年は、医薬品開発におけるアウトソーシング需要の増加や、核酸医薬、遺伝子治療といった新規創薬モダリティの研究開発本格化を背景に、CRO事業のさらなる強化を図っています。また、自社開発技術を基盤としたTR事業(トランスレーショナルリサーチ事業)を第3の成長エンジンとして位置づけ、新製剤開発や経鼻ワクチン開発などを推進し、事業ポートフォリオの拡大を目指しています。メディポリス事業では、ホスピタリティ事業と地熱発電事業を展開し、地域経済への貢献も行っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が前年比0.3%増の325億円と微増となりました。しかし、営業利益は同11.1%減の27億円、経常利益は同9.6%減の58億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同7.3%減の46億円と、利益面では減収減益となりました。これは、CRO事業における売上高および営業利益の減少が主な要因です。CRO事業では、売上高が1.0%減少した一方で、TR事業は売上高が99.8%増の108百万円、メディポリス事業も売上高が42.4%増の804百万円と、それぞれ大きく伸長しました。特にTR事業は、営業損失が40億円超と依然として赤字ですが、売上高の増加は新たな収益源としての成長の兆しを示しています。メディポリス事業では、営業損失が4.2億円から65百万円へと大幅に改善しています。キャッシュ・フロー面では、営業活動によるキャッシュ・フローは前年比18.4%増の83億円と堅調に推移しました。これは、税金等調整前当期純利益の計上や減価償却費の計上、棚卸資産の増加などが影響しています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得などにより、67.9億円の支出となりました。財務活動では、短期借入金の純増加や長期借入金の収入があったものの、長期借入金の返済や配当金の支払いにより、45.1億円の収入となりました。

強みと競争優位性

新日本科学の最大の強みは、CRO事業、特に実験用サル(NHP)を用いた非臨床試験における独自性と安定供給体制です。NHPは、ヒトとの遺伝子類似性が高く、バイオ医薬品開発において代替が難しい重要な動物種ですが、その調達・管理には高度な専門性と設備が求められます。当社は、唯一自社グループ内でNHPの繁殖供給体制を確立しており、安定的な調達能力を有することで、競合他社との差別化を図っています。また、GLP基準に準拠した厳格な品質管理体制や、動物福祉に配慮した倫理的な試験実施体制も、顧客からの信頼獲得に繋がっています。さらに、近年はMicrophysiological systems(MPS)といった動物実験を代替する試験手法への受託も開始しており、時代の変化にも柔軟に対応する姿勢を示しています。TR事業におけるSMART技術を基盤とした経鼻投与製剤の開発力も、将来的な競争優位性となり得ます。これらの技術やパイプラインは、模倣が難しく、同業他社に対する参入障壁となり得ると考えられます。

リスク要因

当社グループが直面するリスクとしては、まずCRO事業における実験動物の安定調達に関するリスクが挙げられます。感染症の発生や、地政学リスク、原材料・エネルギー需給の逼迫による試薬・消耗品等の調達困難などが、試験計画の見直しやコスト増加に繋がる可能性があります。また、NHP以外の代替試験法の研究開発の進展により、NHPを用いた試験の優位性が低下するリスクも潜在的に存在します。TR事業においては、開発パイプラインの有効性・有用性が確認できず、研究開発が中止となるリスクや、被験者に健康被害が生じるリスク、開発品の商業化が計画通りに進まないリスクなどが挙げられます。これらは、多額の費用の回収不能や、期待した収益の実現時期の遅延に繋がる可能性があります。メディポリス事業では、景気動向や海外情勢、食品衛生事故、人財確保の難化などが、ホスピタリティ事業の稼働率低下やサービス品質の低下を招くリスクがあります。発電事業では、蒸気量の減衰や設備の故障、自然災害による影響が、発電量の減少や操業停止に繋がる可能性があります。これらのリスクは、事業継続性や収益性に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

新日本科学は、医薬品開発支援という、ヘルスケア分野における重要な投資テーマに直接的に関連しています。特に、バイオ医薬品や再生医療、遺伝子治療といった先端医療分野の研究開発には、高度な非臨床・臨床試験のサポートが不可欠であり、同社のCRO事業はそのニーズに応えるものです。近年注目されているAI創薬の分野においても、AIを活用した最終報告書草案の自動作成など、DX推進による効率化を進めており、将来的なAI関連技術の活用拡大の可能性も秘めています。また、同社が開発を進める経鼻ワクチンや経鼻医薬品は、新しい投与経路による創薬モダリティとして、今後の感染症対策やQOL向上に貢献する可能性があり、これらの技術革新は、ヘルステックやバイオテクノロジーといった投資テーマとの親和性が高いと言えます。さらに、再生可能エネルギーである地熱発電事業は、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。これらの事業活動は、中長期的な社会課題解決と企業価値向上に貢献するものと考えられます。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。