株式会社ナカニシ (7716) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 精密機器
医療機器工場自動化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 41/53位
B
安定性
業種 23/53位
D
成長性
業種 40/52位
E
効率性
業種 50/53位
A
CF健全性
業種 13/53位
売上高
812億円
粗利率
56.7%
営業利益率
17.4%
純利益率
-2.9%
ROE
-2.1%
ROIC
7.0%
自己資本比率
71.0%
D/Eレシオ
0.24
有利子負債
268億円
ネットキャッシュ
192億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
161億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
80億円
FCFマージン
9.8%
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 812億円 461億円 43億円 141億円 184億円 169億円 -24億円
2024年12月期 770億円 444億円 42億円 146億円 188億円 173億円 86億円
2023年12月期 597億円 361億円 29億円 143億円 172億円 172億円 228億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 1602億円 1024億円 299億円 162億円 1137億円
2024年12月期 1583億円 849億円 279億円 92億円 1208億円
2023年12月期 1407億円 681億円 215億円 60億円 1129億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 460億円 256億円 100億円 268億円 50億円 54億円 161億円
2024年12月期 352億円 250億円 94億円 187億円 58億円 214億円 73億円
2023年12月期 260億円 240億円 83億円 117億円 65億円 219億円 45億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 166億円 -87億円 7億円 80億円
2024年12月期 153億円 -79億円 6億円 74億円
2023年12月期 85億円 -191億円 34億円 -106億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 -28.7円 1368.9円 54.0円 - 231.1円 - - - 93,418,200株 10,373,400株
2024年12月期 101.4円 1430.6円 52.0円 51.3% 195.3円 23.6倍 2392.3円 2020億円 93,418,200株 8,961,118株
2023年12月期 268.0円 1323.2円 50.0円 18.6% 167.7円 8.8倍 2358.8円 2012億円 94,259,400株 8,964,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 -2.1% -1.5% 7.0% 56.7% 17.4% 22.7% -2.9% 9.8% 71.0% 0.24
2024年12月期 7.1% 5.4% 7.3% 57.7% 18.9% 24.4% 11.1% 9.6% 76.3% 0.15
2023年12月期 20.2% 16.2% 8.0% 60.5% 23.9% 28.9% 38.3% -17.8% 80.2% 0.10

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 5.4% -3.5% -128.0% 18.6% 19.7% -2.9% -
2024年12月期 29.1% 2.1% -62.4% 19.8% 16.8% 2.0% 代表取締役社長執行役員 中西 英一
2023年12月期 22.6% -7.1% 83.1% 21.8% 10.3% 18.7% 代表取締役社長執行役員 中西 英一

業種比較(精密機器、52社中央値)

指標株式会社ナカニシ業種中央値
ROE-2.1%8.6%
ROA-1.5%5.7%
営業利益率17.4%9.6%
純利益率-2.9%8.1%
自己資本比率71.0%66.9%
売上成長率5.4%5.1%
PER-14.9倍
PBR-1.40倍
EV/EBITDA-7.8倍
NC/時価総額-6.4%
運転資本余剰/時価総額-0.7%
同業他社: テルモ株式会社(4543)オリンパス株式会社(7733)HOYA株式会社(7741)株式会社ニコン(7731)ニプロ株式会社(8086)全53社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

精密機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社タムロン (7740) 1685億円 851億円
株式会社A&Dホロンホールディングス (7745) 693億円 693億円
リガク・ホールディングス株式会社 (268A) 2769億円 942億円
長野計器株式会社 (7715) 507億円 677億円
株式会社ジェイ・エム・エス(称号 株式会社 JMS) (7702) - 658億円
東京計器株式会社 (7721) 1012億円 612億円
愛知時計電機株式会社 (7723) 445億円 591億円
理研計器株式会社 (7734) 1324億円 552億円
精密機器の企業一覧(全53社)→

AI分析(2025年12月期)

医療機器
超高齢化社会への対応健康寿命の延伸革新的「削るテクノロジー」中期経営計画NV2030グローバル展開強化

見通し: 2030年までに「ONLY ONE」の医療機器メーカーを目指し、中期経営計画NV2030を推進。2030年売上高1,000億円~1,200億円、EBITDA250億円~330億円を目標とする。超高齢化社会に対応した「健康寿命の延伸」と「労働人口減少」の解となる製品・サービス開発に注力。

強み: 創業以来培ってきた「削るテクノロジー」に強み。歯科、外科、産業分野でグローバルに事業展開し、135カ国以上で愛用されているブランド力。

懸念: 海外売上比率が高く、為替変動の影響を受けやすい。また、各国での医療機器規制や知的財産権侵害、訴訟リスクが経営成績に影響を与える可能性がある。

リスク: ①為替変動リスク:海外売上比率が高いため、為替レートの変動が業績に影響。②法的規制リスク:各国医療機器規制の変更が業績に影響。③品質問題・訴訟リスク:製品の不具合や医療事故・製造物責任に関する訴訟が経営成績に影響。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社グループは、1930年の創業以来、「顧客のニーズにより新製品を開発し、堅牢、優美にして廉価な製品づくりで社会の信頼に応える」を経営の基本理念として、歯科医療分野、外科医療分野、および一般産業分野において事業を展開しています。主力製品は、歯科治療用・技工用ハンドピース、外科用骨切削機器、一般産業用切削・研削器、そして歯科チェアなどです。これらの製品は、革新的な「削るテクノロジー」を基盤として開発され、世界135カ国以上で販売されています。創業100周年を迎える2030年に向け、グローバル市場で「ONLY ONE」の医療機器メーカーとなることを目指し、特に「超高齢化」社会における「健康寿命の延伸」と「労働人口減少」への対応として、「歯の健康」「体の健康」、そして「工場の自動化」に貢献する製品・サービスの提供を強化しています。主要な事業セグメントは、歯科事業、DCI事業(歯科チェア等)、外科事業、機工事業の4つです。売上構成比は、連結売上高81,179百万円のうち、歯科事業が約59.4%、DCI事業が約25.3%、外科事業が約6.8%、機工事業が約8.5%を占めており、歯科事業が事業全体の過半を占める中核事業となっています。

直近決算ハイライト

当連結会計年度における業績は、売上高が前年同期比5.4%増の81,179百万円と堅調に推移しましたが、利益面ではEBITDAが同2.7%減の19,900百万円、営業利益が同3.5%減の14,090百万円、経常利益が同2.0%減の16,934百万円となり、親会社株主に帰属する当期純損失は2,398百万円となりました。これは、世界経済の不透明感、地政学的リスク、物価高の影響など、厳しい事業環境下でのコスト増加や為替変動の影響などが要因と考えられます。セグメント別では、歯科事業は売上高が3.6%増となったものの、利益は減益となりました。DCI事業も売上高は5.6%増でしたが、利益は大幅に減益となり、セグメント営業損失に転落しました。一方、外科事業は売上高が28.1%増と大きく伸長し、利益も増益を確保しました。機工事業も売上高は2.5%増となりましたが、利益は減益でした。全体としては増収を達成したものの、収益性の低下が課題となっています。総資産は前年度末比で増加しましたが、純資産は減少しています。キャッシュ・フローの面では、営業活動によるキャッシュ・フローは収入を確保しましたが、投資活動による支出が増加しました。

強みと競争優位性

当社の強みは、創業以来培ってきた「顧客のニーズにより新製品を開発し、堅牢、優美にして廉価な製品づくりで社会の信頼に応える」という基本理念に基づいた、革新的な製品開発力と高い品質管理体制にあります。特に、主力である「削るテクノロジー」においては、長年にわたる研究開発により、歯科医療、外科医療、そして一般産業分野で独自の地位を築いています。グローバルに展開する販売・サービスネットワークも強みであり、世界135カ国以上で事業を展開し、NSK-AMERICA CORP.やNSK EUROPE GmbHといった主要な海外子会社を通じて、地域ごとの市場ニーズに対応した製品供給とサービス提供を行っています。ISO9001やISO13485といった国際規格に準拠した品質マネジメントシステムは、製品の信頼性を裏付けています。また、中期経営計画「NV2030」では、超高齢化社会における健康寿命延伸や労働人口減少への対応という明確なビジョンを掲げ、社会課題解決に貢献する製品開発に注力しており、これが将来的な成長ドライバーとなる可能性があります。OEMおよびDSOビジネスの拡大、新興国市場への展開、アフターサービス体制の強化など、多角的な戦略を展開することで、競争優位性を維持・強化していく姿勢が見られます。

リスク要因

当社グループが直面するリスクとして、まずグローバル事業展開に伴う為替変動リスクが挙げられます。海外売上高比率が88.4%と非常に高いため、円高・円安の変動は業績に直接的な影響を与えます。また、主力製品である医療機器は、各国で厳格な法的規制(医薬品医療機器等法、MDR、FDAなど)を受けており、これらの規制変更は事業運営に影響を及ぼす可能性があります。品質問題についても、厳格な品質管理体制を敷いているものの、予期せぬ不具合発生のリスクは皆無ではなく、製品リコールや損害賠償につながる可能性があります。企業買収(M&A)も成長戦略の一環ですが、期待通りのシナジー効果が得られない場合、業績に悪影響を与えるリスクがあります。さらに、知的財産権侵害や訴訟リスク、サイバー攻撃による情報漏洩やシステム障害のリスク、大規模自然災害や感染症の流行、地政学的リスクや経済安全保障上の規制強化なども、事業活動の継続性や収益に影響を与える要因となり得ます。これらのリスク要因は、当社の経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

当社の事業は、主に医療機器、特に歯科医療および外科医療分野に特化しており、直接的にAI、半導体、EVといった主要な投資テーマと結びつく事業ではありません。しかしながら、「超高齢化」社会における「健康寿命の延伸」という長期ビジョンは、ヘルスケア・メディカル関連の投資テーマとは親和性があります。特に、歯科領域での予防歯科・訪問診療関連製品の拡充や、外科領域での脳神経外科用骨切削機器などは、高齢化に伴う医療需要の増加というマクロトレンドに乗る可能性があります。また、機工事業における精密・微細加工分野への注力は、産業用ロボットや自動化関連のテーマと間接的に関連する可能性があります。将来的には、医療機器分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展や、AIを活用した診断支援・治療支援システムの開発などが進めば、より広範な投資テーマとの関連性が高まる可能性も考えられます。現時点では、ニッチではあるものの、社会的な構造変化に対応する形で事業を展開しており、長期的な視点でのヘルスケア関連投資として捉えることができます。

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