長野計器株式会社 (7715) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 精密機器
半導体自動車部品半導体製造装置水素
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 23/53位
C
安定性
業種 32/53位
D
成長性
業種 41/52位
B
効率性
業種 8/53位
A
CF健全性
業種 10/53位
売上高
677億円
粗利率
32.0%
営業利益率
10.3%
純利益率
8.0%
ROE
11.2%
ROIC
8.0%
自己資本比率
62.9%
D/Eレシオ
0.27
有利子負債
130億円
ネットキャッシュ
5億円
NC/時価総額
1.0%
運転資本余剰*
-14億円
運転資本余剰/時価総額*
-2.8%
フリーCF
79億円
FCFマージン
11.7%
キャッシュ化率
1.41倍
PBR
1.06倍
EV/EBITDA
5.7倍
PER
9.5倍
想定株価
2714.6円
想定時価総額
507億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 677億円 217億円 19億円 70億円 88億円 69億円 54億円
2025年3月期 695億円 222億円 20億円 77億円 96億円 76億円 61億円
2024年3月期 679億円 214億円 18億円 72億円 89億円 74億円 54億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 765億円 454億円 149億円 125億円 481億円
2025年3月期 744億円 438億円 203億円 94億円 438億円
2024年3月期 724億円 408億円 209億円 109億円 398億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 135億円 163億円 96億円 130億円 99億円 - -14億円
2025年3月期 97億円 176億円 102億円 146億円 93億円 - -106億円
2024年3月期 73億円 170億円 104億円 149億円 123億円 975万円 -136億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 76億円 3億円 -43億円 79億円
2025年3月期 61億円 -4億円 -35億円 57億円
2024年3月期 62億円 -20億円 -34億円 42億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 285.8円 2588.4円 52.0円 18.2% 27.3円 9.5倍 2714.6円 507億円 18,892,484株 199,400株
2025年3月期 316.9円 2291.9円 48.0円 15.1% -255.8円 6.0倍 1901.6円 366億円 19,432,984株 199,100株
2024年3月期 283.6円 2081.6円 40.0円 14.1% -395.4円 8.1倍 2296.8円 441億円 19,432,984株 228,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 11.2% 7.1% 8.0% 32.0% 10.3% 13.1% 8.0% 11.7% 62.9% 0.27
2025年3月期 13.8% 8.1% 9.2% 31.9% 11.0% 13.8% 8.7% 8.3% 58.8% 0.33
2024年3月期 13.6% 7.5% 9.2% 31.4% 10.5% 13.2% 8.0% 6.2% 54.9% 0.37

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -2.7% -8.8% -10.8% 3.8% 8.6% 13.9% -
2025年3月期 2.4% 7.0% 11.9% 8.2% 7.2% 29.1% 代表取締役社長 佐藤正継
2024年3月期 12.2% 51.3% 58.6% 14.9% 5.5% 70.5% 代表取締役社長 佐藤正継

業種比較(精密機器、52社中央値)

指標長野計器株式会社業種中央値
ROE11.2%8.6%
ROA7.1%5.7%
営業利益率10.3%9.6%
純利益率8.0%8.1%
自己資本比率62.9%68.3%
売上成長率-2.7%5.4%
PER9.5倍15.3倍
PBR1.06倍1.40倍
EV/EBITDA5.7倍7.9倍
NC/時価総額1.0%6.8%
運転資本余剰/時価総額-2.8%1.0%
同業他社: テルモ株式会社(4543)オリンパス株式会社(7733)HOYA株式会社(7741)株式会社ニコン(7731)ニプロ株式会社(8086)全53社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

精密機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社北里コーポレーション (368A) 526億円 109億円
愛知時計電機株式会社 (7723) 445億円 591億円
メディキット株式会社 (7749) 433億円 238億円
株式会社松風 (7979) 596億円 400億円
ジーエルテクノホールディングス株式会社 (255A) 412億円 472億円
株式会社ブイ・テクノロジー (7717) 394億円 530億円
CYBERDYNE株式会社 (7779) 351億円 38億円
株式会社A&Dホロンホールディングス (7745) 693億円 693億円
精密機器の企業一覧(全53社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体自動車部品
新中期経営計画2028光学式センサ圧力センサグローバル市場丸子電子機器工場増設

見通し: 新中期経営計画2028では、光学式センサ等の新領域への挑戦、グローバル市場での圧力センサ拡販を柱に、2028年度売上高755億円、営業利益90億円を目指す。2026年度は売上高675億円、営業利益68億円、営業利益率10%を計画。

強み: 圧力計測・制御分野でのリーディングカンパニー。半導体・産業機械分野での高度なニーズに対応する技術力と、グローバルな事業展開が強み。

懸念: 半導体業界の設備投資需要の変動や、国内市場における海外メーカーとの価格競争激化による収益性低下リスク。戦略17分野への積極関与が計画通り進むかの不確実性。

リスク: 1. 半導体業界の設備投資需要の変動による売上減少リスク。2. 海外メーカーとの価格競争激化による収益性低下リスク。3. 為替・金利変動による業績への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

本企業は、圧力計測・制御分野におけるリーディングカンパニーとして、「一芸を極めて世界に挑戦」という企業理念のもと、社会に「安全・安心・信頼」を提供する製品を提供しています。主要事業は、圧力計事業、圧力センサ事業、計測制御機器事業、ダイカスト事業です。特に、産業機械、半導体、自動車、医療機器、インフラなど、多岐にわたる業界の生産活動に不可欠な圧力計測技術を核としています。近年、省人化の流れから自動化技術へのシフトが進み、高精度・高速制御や高度なプロセス管理が求められる中で、装置の安定稼働と品質確保を支える圧力計測のニーズは拡大傾向にあります。日本および米国を主要拠点としたグローバル展開を進めており、海外売上高がグループ全体の約5割を占めるなど、国際的な事業基盤を有しています。新中期経営計画では、従来の圧力計事業の安定成長に加え、光学式センサなどの新領域への展開、ワイヤレス化、グローバル市場での圧力センサ拡販を「挑戦」の柱と位置づけ、事業規模の拡大と持続的成長を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高677億円、営業利益70億円となり、それぞれ前期比で2.7%、8.8%の減少となりました。経常利益は69億円(同9.4%減)、当期純利益は54億円(同10.9%減)と、全般的に減収減益の傾向が見られます。この背景には、世界経済の緩やかな回復基調にあるものの、米国の関税政策による産業への下振れ懸念や、イラン情勢の緊迫化といった地政学リスクの影響が挙げられます。国内においては、半導体業界の設備投資需要が在庫調整局面にあることから、半導体関連の売上が減少したことが業績の押し下げ要因となりました。一方で、米国子会社においては、OEM事業が好調であったことや、国内のプロセス業界向け保守・メンテナンス需要の増加、空調管材業界向け圧力センサの売上増などが一部のセグメントではプラスに寄与しました。純資産は414億円(前期比8.5%増)と増加しましたが、これは主に利益剰余金の増加によるものです。現金及び預金は135億円(同39.0%増)と大幅に増加しており、営業キャッシュフローも76億円(同25.0%増)と堅調に推移しています。1株配当は52円(同8.3%増)と増配を実施しています。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた圧力計測・制御分野における高度な専門技術と、それを基盤とした高品質・高性能な製品開発力にあります。具体的には、「一芸を極めて世界に挑戦」という企業理念に裏打ちされた、特定の分野における深い知見と技術的優位性が競争力の源泉となっています。また、国内外に広がる販売・生産拠点、特に米国子会社におけるOEM事業の好調さは、グローバル市場での事業展開能力と顧客基盤の広さを示しています。新中期経営計画では、従来の強みを活かしつつ、光学式センサなどの新領域への挑戦や、ワイヤレス化、グローバル市場での圧力センサ拡販を重点施策として掲げており、市場の変化に対応し、新たな価値創造を目指す戦略も強みと言えます。さらに、ISO9001やISO13485といった国際的な品質管理基準に準拠した生産体制は、製品の信頼性を担保し、顧客からの厚い信頼を得る基盤となっています。

リスク要因

当社の事業運営においては、複数のリスク要因が存在します。まず、国内外の政治社会・経済情勢の変動、金融・資本市場の混乱といった地政学リスクは、事業活動や資産価値に影響を与える可能性があります。気候変動リスクも無視できず、異常気象による自然災害の甚大化や、温室効果ガス排出による影響が懸念されます。戦略リスクとしては、市場環境の変動、特にエネルギー価格や物流・資材・原材料費の高騰、設備投資動向の変動、そして激化する価格競争が挙げられます。海外売上高の約5割を占める国際的活動においては、進出先国の政情不安や経済政策変更が業績に影響を及ぼす可能性があります。また、重要部品の仕入先への生産依存や、新製品開発力の不足、為替レート・金利の変動もリスク要因として認識されています。さらに、サイバー攻撃による情報セキュリティリスク、従業員の不適切な行動やコンプライアンス違反による信用失墜リスク、製品の欠陥によるリコールや賠償責任リスクも潜在的な脅威となり得ます。

投資テーマとの関連

当企業は、圧力計測・制御技術を核として、現代の主要な投資テーマと複数の接点を持っています。特に、半導体分野における高度なプロセス管理や、AI需要を背景としたデータセンター向けの設備投資拡大は、当社の圧力センサや圧力計に対する需要を促進する要因となり得ます。新中期経営計画において、「新領域への挑戦」として掲げられている光学式センサや、政府が推進する戦略17分野への積極的な関与は、将来的な成長ドライバーとなる可能性を秘めています。また、環境関連設備への投資拡大や、GHG排出量削減への取り組みは、サステナビリティへの関心が高まる中で、同社の技術が貢献できる領域を示唆しています。ワイヤレス化やIoT化といった技術トレンドへの対応も、スマートファクトリー化やインフラの高度化といったテーマとの関連性を強めるものです。これらの要素は、同社が単なる計測機器メーカーに留まらず、先端技術産業や持続可能な社会の実現に貢献する企業としての側面を持つことを示しています。

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