株式会社ブイ・テクノロジー (7717) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 精密機器
半導体AI自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 37/53位
D
安定性
業種 41/53位
A
成長性
業種 3/52位
D
効率性
業種 36/53位
B
CF健全性
業種 18/53位
売上高
530億円
粗利率
27.8%
営業利益率
7.1%
純利益率
4.3%
ROE
6.4%
ROIC
4.6%
自己資本比率
49.6%
D/Eレシオ
0.58
有利子負債
211億円
ネットキャッシュ
78億円
NC/時価総額
19.8%
運転資本余剰*
62億円
運転資本余剰/時価総額*
15.7%
フリーCF
40億円
FCFマージン
7.6%
キャッシュ化率
2.50倍
PBR
1.09倍
EV/EBITDA
7.0倍
PER
16.9倍
想定株価
4114.8円
想定時価総額
394億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 530億円 147億円 7億円 38億円 45億円 35億円 23億円
2025年3月期 462億円 121億円 9億円 18億円 27億円 19億円 8億円
2024年3月期 373億円 106億円 8億円 8億円 17億円 11億円 8億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 730億円 644億円 227億円 140億円 362億円
2025年3月期 732億円 654億円 243億円 154億円 335億円
2024年3月期 756億円 670億円 293億円 117億円 344億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 289億円 142億円 175億円 211億円 21億円 6億円 62億円
2025年3月期 261億円 155億円 198億円 212億円 10億円 5億円 19億円
2024年3月期 229億円 155億円 247億円 204億円 15億円 5億円 -64億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 57億円 -17億円 -16億円 40億円
2025年3月期 53億円 -15億円 -5億円 39億円
2024年3月期 -48億円 -4億円 15億円 -52億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 243.5円 3825.9円 80.0円 32.9% 814.0円 16.9倍 4114.8円 394億円 10,057,600株 484,900株
2025年3月期 84.1円 3545.0円 80.0円 95.2% 510.2円 27.4倍 2301.0円 220億円 10,057,600株 484,900株
2024年3月期 80.7円 3571.3円 60.0円 74.4% 253.0円 31.1倍 2509.8円 245億円 10,057,600株 302,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.4% 3.1% 4.6% 27.8% 7.1% 8.5% 4.3% 7.6% 49.6% 0.58
2025年3月期 2.4% 1.1% 2.3% 26.3% 3.9% 5.8% 1.7% 8.4% 45.8% 0.63
2024年3月期 2.3% 1.0% 1.1% 28.4% 2.3% 4.5% 2.1% -13.9% 45.5% 0.59

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 14.8% 106.9% 187.6% 7.1% -0.8% 56.3% -
2025年3月期 23.7% 115.3% 2.8% -3.5% -3.2% -30.7% 代表取締役 杉本重人
2024年3月期 -13.5% -14.2% 199.2% -12.2% -12.3% -49.6% 代表取締役 杉本重人

業種比較(精密機器、52社中央値)

指標株式会社ブイ・テクノロジー業種中央値
ROE6.4%8.6%
ROA3.1%5.7%
営業利益率7.1%9.8%
純利益率4.3%8.1%
自己資本比率49.6%68.3%
売上成長率14.8%5.1%
PER16.9倍14.5倍
PBR1.09倍1.40倍
EV/EBITDA7.0倍7.9倍
NC/時価総額19.8%6.0%
運転資本余剰/時価総額15.7%0.4%
同業他社: テルモ株式会社(4543)オリンパス株式会社(7733)HOYA株式会社(7741)株式会社ニコン(7731)ニプロ株式会社(8086)全53社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

精密機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ジーエルテクノホールディングス株式会社 (255A) 412億円 472億円
メディキット株式会社 (7749) 433億円 238億円
CYBERDYNE株式会社 (7779) 351億円 38億円
愛知時計電機株式会社 (7723) 445億円 591億円
IMV株式会社 (7760) 296億円 179億円
リズム株式会社 (7769) 285億円 348億円
長野計器株式会社 (7715) 507億円 677億円
株式会社トヨコー (341A) 275億円 31億円
精密機器の企業一覧(全53社)→

異常検知フラグ

2024年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

半導体AI自動車部品
半導体・フォトマスク装置事業FPD装置事業アドバンストパッケージDI露光装置YRPイノベーションセンター

見通し: 今期は半導体・フォトマスク装置事業が牽引し、売上・利益ともに過去最高を更新。来期もAI向け半導体分野への注力やアドバンストパッケージ事業推進本部設置による体制強化で、更なる成長が見込まれる。

強み: AI向け半導体分野への事業ポートフォリオ転換、DI露光装置やウェハ検査装置等の先端技術開発力、FPD事業で培ったノウハウの活用。

懸念: 半導体・フォトマスク装置事業における製品保証関連費用の計上と、FPD事業における中国での国産化進展や地政学リスクによる物流コスト上昇。

リスク: 市場環境の変化や新事業領域への展開遅延、生産の外部委託に伴うサプライチェーンの混乱、知的財産権侵害リスク、研究開発の遅延や成果未達リスク。これらが業績に影響を与える可能性がある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E02334は、半導体・フォトマスク装置事業とFPD(フラットパネルディスプレイ)装置事業を二本柱とする電子デバイス製造装置メーカーです。半導体・フォトマスク装置事業では、半導体製造工程における製造装置、検査装置、そしてフォトマスク用装置の開発、設計、製造、販売、関連サービスを提供しています。一方、FPD装置事業では、液晶ディスプレイ(LCD)や有機ELディスプレイ(OLED)などの製造工程における装置、検査装置の提供に加え、OLED用蒸着マスクなどの部材販売も手掛けています。その他、IT事業や農業事業も展開しており、多角的な事業ポートフォリオを有しています。同社は、顧客ニーズを先取りした高付加価値製品の提供を通じて成長を目指していますが、近年は特にAI用半導体分野への注力を強化し、事業ポートフォリオの変革を推進しています。2026年3月期においては、売上高530億円、営業利益38億円を達成し、前年比で大幅な増収増益を記録しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比14.7%増の530億円と大幅な増収を達成しました。特に、営業利益は同106.9%増の38億円と、利益率が大きく改善し、過去最高水準となりました。経常利益も同83.7%増の35億円、当期純利益は同187.6%増の23億円と、全ての利益項目で力強い伸びを示しています。この好調な業績は、主力のFPD装置事業において、大型パネル向けを中心に市況が堅調に推移し、高採算案件の増加などにより収益性が大きく改善したことが牽引しました。また、半導体・フォトマスク装置事業においても、アドバンストパッケージ向けDI露光装置やウェハ検査装置などが牽引し、売上高は過去最高を記録しました。ただし、同事業では一部装置の設置時期の延伸や、相対的に粗利率が低い案件の売上拡大などが利益を圧迫する要因となりました。現金及び預金は同10.6%増の289億円と潤沢な流動性を確保し、営業キャッシュ・フローも同7.6%増の57億円と堅調に推移しています。

強みと競争優位性

E02334の強みは、FPD装置事業で培ってきた高い技術力と市場での確固たる地位にあります。大型パネル向け装置を中心に安定した需要基盤を確保しており、特に中国市場での現地拠点の活用による受注・生産体制の強化は、顧客ニーズへの迅速な対応とコスト競争力の向上に寄揮しています。また、高精細な蒸着マスクなどの部材ビジネスも着実に進展しており、事業の多角化に貢献しています。さらに、近年注力している半導体・フォトマスク装置事業では、AI用半導体向けアドバンストパッケージ分野に経営資源を集中させ、DI露光技術やウェハ検査技術の開発を積極的に推進しています。株式会社LE-TECHNOLOGYのDI露光装置が「半導体・オブ・ザ・イヤー2025」で優秀賞を受賞するなど、技術的な優位性も示されています。グループ組織の一元化による「アドバンストパッケージ事業推進本部」の設置は、顧客ニーズへの迅速な対応とシナジー創出への期待を高めます。M&Aによる成長事業の創出も継続的に行っており、事業ポートフォリオの柔軟な見直しと最適化を図ることで、持続的な成長を目指しています。

リスク要因

同社の事業運営には、市場環境の変化や新事業領域への展開に関するリスクが内在しています。電子デバイス製造装置市場は、需要動向、技術進化、産業政策、世界経済の変化の影響を受けやすく、設備投資計画の遅延や受注キャンセルが発生した場合、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、次世代技術を見据えた新たな事業領域への展開や製品開発においても、市場の立ち上がりの遅延や競争激化により、収益貢献に時間を要するリスクがあります。生産の外部委託(ファブレス化)を進めているため、サプライチェーンにおけるリスクも存在します。委託先の経営状態の急変、不測の事故、地政学要因による物流網の混乱、部材供給の遅滞、輸送コストの高騰などは、製品の安定供給や利益率に重大な支障をきたす可能性があります。さらに、研究開発における技術開発の遅延や、想定を上回る競合技術の登場により、研究開発の成果が収益に繋がらないリスクも考慮する必要があります。品質に関するリスク、代金回収に関するリスク、知的財産権に関するリスク、企業買収に関するリスク、訴訟リスク、そして各国の法令・規制の変更リスクなども、経営成績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

E02334は、特にAI(人工知能)分野との関連性が高い企業と言えます。同社は、AI用半導体向けのアドバンストパッケージ分野に経営資源を集中させており、この分野の成長が同社の将来的な収益成長の重要なドライバーとなることが期待されています。アドバンストパッケージは、複数の半導体チップを高密度に統合し、性能向上、小型化、省電力化を実現する先進的な後工程技術であり、AIや高性能計算(HPC)向け半導体には不可欠な技術です。同社が開発・提供するDI露光装置やウェハ検査装置は、こうした高密度・微細な配線が求められる半導体製造プロセスにおいて重要な役割を果たします。また、半導体製造装置全般への投資は、AIチップの需要拡大と密接に関連しており、同社はAIエコシステムのサプライチェーンにおいて、基盤となる技術や装置を提供する企業として、投資テーマとの整合性が高いと考えられます。FPD装置事業についても、ディスプレイ技術の進化はAI関連デバイスの普及にも間接的に寄与する可能性があります。

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