CYBERDYNE株式会社 (7779) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 精密機器
医療機器ロボティクスAIヘルスケアITバイオテクノロジー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 43/53位
A
安定性
業種 8/53位
E
成長性
業種 49/52位
E
効率性
業種 51/53位
A
CF健全性
業種 1/53位
売上高
38億円
粗利率
58.9%
営業利益率
-15.6%
純利益率
4.0%
ROE
0.4%
ROIC
-1.1%
自己資本比率
80.7%
D/Eレシオ
0.01
有利子負債
5億円
ネットキャッシュ
85億円
NC/時価総額
24.3%
運転資本余剰*
78億円
運転資本余剰/時価総額*
22.3%
フリーCF
23億円
FCFマージン
59.4%
キャッシュ化率
1.27倍
PBR
0.89倍
EV/EBITDA
-
PER
360.3倍
想定株価
263.0円
想定時価総額
351億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 38億円 23億円 6億円 -6億円 1200万円 6億円 2億円
2025年3月期 44億円 24億円 6億円 -9億円 -3億円 -9億円 -6億円
2024年3月期 44億円 24億円 7億円 -20億円 -13億円 -11億円 -15億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 491億円 166億円 12億円 83億円 396億円
2025年3月期 485億円 168億円 11億円 79億円 396億円
2024年3月期 500億円 185億円 12億円 83億円 408億円

※一部項目はデータ取得不可のため合計が一致しない場合があります

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 90億円 11億円 5億円 5億円 非該当 19億円 78億円
2025年3月期 68億円 9億円 8億円 4億円 非該当 18億円 57億円
2024年3月期 52億円 10億円 7億円 6億円 非該当 21億円 39億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 59億円 161億円
2025年3月期 80億円 153億円
2024年3月期 115億円 148億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 2億円 21億円 -2億円 23億円
2025年3月期 -4億円 23億円 -2億円 19億円
2024年3月期 -9億円 -21億円 2億円 -29億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 0.7円 187.7円 - - 63.9円 360.3倍 263.0円 351億円 137,445,809株 4,014,800株
2025年3月期 -2.7円 187.3円 - - 47.9円 - - - 137,445,809株 4,014,700株
2024年3月期 -7.0円 192.9円 - - 33.9円 - - - 137,445,809株 4,014,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 0.4% 0.3% -1.1% 58.9% -15.6% 0.3% 4.0% 59.4% 80.7% 0.01
2025年3月期 -1.5% -1.2% -1.6% 54.1% -21.1% -7.6% -13.2% 43.2% 81.5% 0.01
2024年3月期 -3.6% -2.9% -3.4% 55.0% -46.4% -30.8% -33.9% -67.2% 81.5% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -12.3% -164.9% -73.5% 5.3% 15.4% - -
2025年3月期 0.7% -145.9% -139.1% 26.8% 19.6% - 代表取締役社長 山海嘉之
2024年3月期 32.4% -276.2% -595.3% 32.4% 20.6% - 代表取締役社長 山海嘉之

業種比較(精密機器、52社中央値)

指標CYBERDYNE株式会社業種中央値
ROE0.4%8.6%
ROA0.3%5.7%
営業利益率-15.6%9.8%
純利益率4.0%8.1%
自己資本比率80.7%66.9%
売上成長率-12.3%5.4%
PER360.3倍14.5倍
PBR0.89倍1.40倍
EV/EBITDA-7.8倍
NC/時価総額24.3%6.0%
運転資本余剰/時価総額22.3%0.4%
同業他社: テルモ株式会社(4543)オリンパス株式会社(7733)HOYA株式会社(7741)株式会社ニコン(7731)ニプロ株式会社(8086)全53社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

精密機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ブイ・テクノロジー (7717) 394億円 530億円
IMV株式会社 (7760) 296億円 179億円
ジーエルテクノホールディングス株式会社 (255A) 412億円 472億円
リズム株式会社 (7769) 285億円 348億円
株式会社トヨコー (341A) 275億円 31億円
メディキット株式会社 (7749) 433億円 238億円
愛知時計電機株式会社 (7723) 445億円 591億円
助川電気工業株式会社 (7711) 255億円 55億円
精密機器の企業一覧(全53社)→

異常検知フラグ

2026年3月期: 極端なFCFマージン
2024年3月期: 極端なFCFマージン
2023年3月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2026年3月期)

医療機器ロボティクスAIヘルスケアITバイオテクノロジー
HAL®サイバニクス技術医療機器介護・自立支援AI・ヘルスケアデータ分析

見通し: 売上高は前期比12.3%減の38億円、営業利益は6億円の赤字見込み。しかし、経常利益・純利益は黒字転換し、大幅な増益を予想。HAL®の医療機器承認拡大や介護・自立支援、ヘルスケアデータ分析事業の進展が収益改善に寄与すると見られる。

強み: HAL®のサイバニック随意制御技術は独自性高く、医療・介護分野での競争優位性。AI・ロボットとバイオ・医療の融合技術も強み。

懸念: HAL®の市場浸透の不確実性、医療機器承認・保険収載の遅延リスク、研究開発費の負担、創業者への経営依存。

リスク: 主力製品HAL®の新規事業領域における市場浸透の遅延や競争激化リスク。医療機器承認・保険収載の不確実性。創業者への経営依存と優秀な人材流出リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社の主力事業は、世界初の装着型サイボーグ「HAL®」を核としたサイバニクス技術の研究開発、製造、販売、および関連サービスの提供です。HAL®は、人間の生体電位信号(脳や神経から発せられる信号)を読み取り、装着者の意思に応じて運動をアシストする革新的な装置であり、医療、介護福祉、生活・重作業、エンターテインメントなど多岐にわたる分野での活用を目指しています。具体的には、医療用HAL®は脳・神経・筋系の機能改善・再生を促進するサイバニクス治療に用いられ、欧米やアジア太平洋地域を含む各国で医療機器としての承認を取得し、保険適用や標準治療化を推進しています。介護・自立支援分野では、高齢者の身体機能低下やフレイル予防、重度化防止を目的としたHAL®自立支援用モデルを提供しており、健康維持・機能改善プログラムの効果が実証されています。さらに、AIロボット・情報系技術との融合により、健康管理・疾病予防のための「Cyvis®」シリーズや、産業現場での身体負荷低減・生産性向上を支援するHAL®作業支援用モデル、清掃ロボットなども展開しています。これらの事業を通じて、少子高齢化などの社会課題解決と、ロボット・IT産業に続く新たな産業「サイバニクス産業」の創出を目指しています。2026年3月期における売上高は38億円となっています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が前期比12.3%減の38億円となりました。営業利益は前期の赤字から改善したものの、6億円の赤字でした。経常利益は6億円と、前期比167.0%の大幅な増加を達成し、当期純利益も2億円と、前期比126.5%の増加となりました。売上高の減少は、新規事業領域における不確実性や、市場への製品浸透の進捗状況が影響した可能性があります。一方で、大幅な利益改善は、コスト構造の改善や、高付加価値製品・サービスの展開、あるいは過去の投資の収益化などが奏功した結果と考えられます。総資産は491億円、純資産は396億円で、前年比でそれぞれ1.1%、0.1%の微増に留まっています。現金及び預金は90億円と、同31.8%増加しており、財務基盤の安定化に寄与しています。営業キャッシュフローも2億円と、同145.3%増加しており、本業でのキャッシュ創出力が向上していることがうかがえます。一株当たり当期純利益(EPS)は0.73円、一株当たり純資産(BPS)は187.66円となっています。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、世界で初めて開発した装着型サイボーグHAL®と、それを支えるサイバニック随意制御技術です。これは人間の脳から発せられる生体電位信号を活用する独自技術であり、競合他社との明確な差別化要因となっています。この独自技術は、医療分野における機能改善・再生治療、介護・福祉分野での自立支援、産業分野での作業負荷軽減など、幅広い応用可能性を秘めており、参入障壁の高さにつながっています。また、HAL®に関する特許は当社と筑波大学との共同保有であり、独占的実施許諾契約により、当社のみがその技術を独占的に利用できる体制を構築しています。さらに、AI・ロボット、バイオ・ヘルスケアといった国家戦略技術分野において、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)への参画や、国内外の大学・研究機関、先進企業との連携を積極的に推進しており、最先端技術の開発力と、それを社会実装へと繋げるエコシステムの構築力も競争優位性として挙げられます。これらの要素が、サイバニクス産業という新しい市場の開拓と、その中での地位確立に貢献しています。

リスク要因

当社の事業は、新しい事業領域であるサイバニクス産業に属することに起因する不確実性を内包しています。主力製品であるHAL®の市場浸透が計画通りに進まない場合や、収益性の確保が困難となるリスクがあります。また、装着型ロボット分野では国内外の企業による開発競争が激化しており、競合他社がより優位な技術や製品、あるいは資本力やコスト構造の面で優位性を持つ可能性も指摘されています。HAL®のような先進技術を用いた製品の商用化には、開発、実証試験、各種認証取得、保険適用などに多大な時間と費用を要し、成功の保証はありません。特に、医療機器としての各国当局の承認取得や、公的・民間の医療保険への収載は、普及・浸透の重要な要素であり、これらの遅延や不確実性は業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。さらに、創業者が経営や新技術開発に深く関与していることから、創業者に依存するリスクや、優秀な研究開発人材の流出リスクも存在します。製品の不具合による顧客損失や、知的財産権に関する紛争、海外事業展開に伴う地政学リスクや商習慣の違いなども、事業遂行上のリスクとして考慮する必要があります。

投資テーマとの関連

当社は、AI(人工知能)、ロボティクス、ヘルスケアといった複数の主要な投資テーマと深く関連しています。AI・ロボット分野においては、AI搭載型搬送ロボットや清掃ロボットの開発・展開に加え、HAL®自体もAI・情報系技術との融合による「HCPS融合サイバニクス withフィジカルAI」をコア技術としています。これは、物理空間におけるAI活用という現代の主要な投資テーマに合致しています。ヘルスケア分野では、HAL®を用いたサイバニクス治療が脳・神経・筋系の機能改善・再生を促進し、脳卒中や脊髄損傷などの治療に貢献する可能性を秘めています。また、医療用バイタルセンサ「Cyvis®」シリーズは、不整脈の早期発見による脳卒中・認知症予防に繋がるなど、予防医療や医療機器といったテーマとも関連が深いです。さらに、高齢化社会における介護・自立支援、作業現場での身体負荷軽減や生産性向上といった社会課題解決に資する事業展開は、SDGs(持続可能な開発目標)といったテーマにも貢献する可能性を秘めており、多様な角度から投資家の関心を集める可能性があります。

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