IMV株式会社 (7760) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 精密機器
自動車部品防衛インフラ老朽化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 10/53位
C
安定性
業種 35/53位
B
成長性
業種 8/52位
B
効率性
業種 10/53位
A
CF健全性
業種 8/53位
売上高
179億円
粗利率
37.6%
営業利益率
12.9%
純利益率
10.8%
ROE
16.3%
ROIC
10.6%
自己資本比率
51.0%
D/Eレシオ
0.28
有利子負債
34億円
ネットキャッシュ
15億円
NC/時価総額
5.1%
運転資本余剰*
-54億円
運転資本余剰/時価総額*
-18.1%
フリーCF
26億円
FCFマージン
14.8%
キャッシュ化率
1.99倍
PBR
2.49倍
EV/EBITDA
9.4倍
PER
15.3倍
想定株価
1861.7円
想定時価総額
296億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年9月期 179億円 67億円 7億円 23億円 30億円 26億円 19億円
2024年9月期 153億円 58億円 6億円 18億円 24億円 19億円 14億円
2023年9月期 137億円 46億円 5億円 13億円 18億円 16億円 11億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年9月期 233億円 164億円 102億円 12億円 119億円
2024年9月期 193億円 132億円 85億円 5億円 102億円
2023年9月期 173億円 118億円 72億円 9億円 93億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年9月期 49億円 56億円 39億円 34億円 2億円 - -54億円
2024年9月期 25億円 46億円 41億円 34億円 2億円 - -60億円
2023年9月期 19億円 40億円 44億円 33億円 2億円 - -53億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年9月期 38億円 -12億円 -3億円 26億円
2024年9月期 20億円 -10億円 -4億円 10億円
2023年9月期 1億円 -3億円 -12億円 -2億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年9月期 121.7円 746.9円 30.0円 24.6% 95.6円 15.3倍 1861.7円 296億円 16,957,016株 1,044,800株
2024年9月期 88.8円 642.4円 20.0円 22.5% -53.0円 7.8倍 692.3円 110億円 16,957,016株 1,051,100株
2023年9月期 69.1円 567.2円 12.0円 17.4% -83.0円 7.3倍 504.5円 82億円 16,957,016株 659,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年9月期 16.3% 8.3% 10.6% 37.6% 12.9% 16.7% 10.8% 14.8% 51.0% 0.28
2024年9月期 14.0% 7.4% 9.5% 37.7% 12.0% 15.8% 9.3% 6.3% 53.1% 0.33
2023年9月期 12.2% 6.5% 7.1% 33.6% 9.2% 13.2% 8.2% -1.6% 53.5% 0.35

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年9月期 17.0% 25.3% 35.4% 14.7% 9.6% 41.0% 代表取締役社長 小嶋淳平
2024年9月期 11.8% 45.9% 26.9% 9.8% 4.4% 20.1% 代表取締役社長 小嶋淳平
2023年9月期 15.5% 53.5% 5.7% 6.6% 4.4% 55.4% 代表取締役社長 小嶋淳平

業種比較(精密機器、52社中央値)

指標IMV株式会社業種中央値
ROE16.3%8.6%
ROA8.3%5.7%
営業利益率12.9%9.6%
純利益率10.8%8.0%
自己資本比率51.0%68.3%
売上成長率17.0%5.1%
PER15.3倍14.5倍
PBR2.49倍1.39倍
EV/EBITDA9.4倍7.8倍
NC/時価総額5.1%6.8%
運転資本余剰/時価総額-18.1%1.0%
同業他社: テルモ株式会社(4543)オリンパス株式会社(7733)HOYA株式会社(7741)株式会社ニコン(7731)ニプロ株式会社(8086)全53社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

精密機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
リズム株式会社 (7769) 285億円 348億円
株式会社トヨコー (341A) 275億円 31億円
助川電気工業株式会社 (7711) 255億円 55億円
CYBERDYNE株式会社 (7779) 351億円 38億円
株式会社ブイ・テクノロジー (7717) 394億円 530億円
株式会社シード (7743) 183億円 339億円
ジーエルテクノホールディングス株式会社 (255A) 412億円 472億円
メディキット株式会社 (7749) 433億円 238億円
精密機器の企業一覧(全53社)→

AI分析(2025年9月期)

自動車部品防衛インフラ老朽化
振動シミュレーションシステムテスト&ソリューションサービスメジャリングシステムグローバル展開新規事業分野への進出

見通し: 2026年9月期は売上高200億円、営業利益24億円を目指す。国内主要産業の需要堅調に加え、海外展開加速、新規事業分野への進出で更なる成長を目指す。

強み: 振動シミュレーション・計測装置分野で世界トップレベルの開発力、提案力、総合力を有し、リーディングカンパニーとしての地位を確立。グローバル展開も推進。

懸念: 国内売上比率が約55%と高く、国内自動車産業等の内需回復の遅延が業績変動要因となる可能性。また、生産における外注先からの調達に支障が生じた場合、納期・品質管理に影響。

リスク: 外注先からの調達遅延・品質問題による納期・品質管理への影響。国内需要の回復遅延による業績変動。気候変動対応の遅れによる販売機会損失と企業価値低下。

AI詳細分析(2025年9月期)

事業概要

当社グループは、振動シミュレーションシステム、テスト&ソリューションサービス、メジャリングシステムの3つを主要事業として展開しています。振動シミュレーションシステムでは、振動試験装置や複合環境試験装置の製造・販売・保守を手がけており、連結子会社である振研も同様の事業を展開しています。IMVプレシジョンワークスが組立・加工を担い、海外子会社(タイ、ベトナム、欧州、米国)および1G DYNAMICSが販売・保守をグローバルに展開しています。テスト&ソリューションサービスでは、顧客からの要望に基づき、振動試験および解析を受託しています。メジャリングシステムでは、振動計測装置、振動監視装置、地震監視装置、環境信頼性評価システムなどを製造・販売・保守しており、これらは地震や工業機械の異常振動を検知し、二次災害防止や予知保全に活用されています。事業全体は「振動に関する事業」の単一セグメントで構成されています。

直近決算ハイライト

2025年9月期は、売上高17,941百万円、営業利益2,315百万円、経常利益2,569百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,935百万円といずれも過去最高を更新しました。前期比では、売上高は2,600百万円増、営業利益は467百万円増、経常利益は716百万円増、純利益は507百万円増と大幅な増収増益を達成しました。この好業績は、世界経済の減速懸念やインフレ圧力にもかかわらず、国内ではDXや脱炭素化に向けた投資、特に半導体・自動車分野での研究開発投資が旺盛であったことに加え、米国では電気自動車関連、欧州では航空宇宙分野での設備投資が堅調に推移したことが、主力の振動シミュレーションシステムおよびテスト&ソリューションサービスの売上増加に寄与しました。一方で、部材高騰や人的資本への投資に伴うコスト増加は利益を圧迫しましたが、生産プロセスの最適化や新サービス提供による採算性向上努力が奏功しました。ROICは11.1%と目標の8%を上回り、資本効率の改善も進んでいます。

強みと競争優位性

当社の強みは、振動試験・計測分野における長年の実績と、それに裏打ちされた高度な開発力、提案力、そして総合力にあります。振動シミュレーションシステム、テスト&ソリューションサービス、メジャリングシステムといった多岐にわたる製品・サービス群を、単一セグメントとして統合的に提供できる点が、顧客にとってのワンストップソリューションとなり、他社との差別化要因となっています。特に、自動車、航空宇宙、防衛、エレクトロニクスといった主要産業における品質管理・耐久性評価ニーズの高まりは、当社のコアコンピタンスに合致しており、安定した需要基盤を築いています。グローバルに展開する販売・保守ネットワークも強みであり、地域ごとの市場ニーズにきめ細かく対応できる体制を構築しています。また、ROIC8%以上を目標に掲げ、投下資本利益率を重視する経営方針は、資本効率の向上と持続的な企業価値向上への強いコミットメントを示しており、投資家からの信頼獲得にも繋がっています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとして、まず生産における外注先の活用が挙げられます。主要部品の内製化を進めているものの、一部部品・工程の外注に依存しており、仮に外注先からの調達に支障が生じた場合、納期管理や品質管理に影響を及ぼす可能性があります。また、振動シミュレーションシステムの売上が、販売先予算執行の都合上、特定の月に集中する季節変動や、大型案件の計上タイミングによる月次変動、検収遅延による期ずれリスクも存在します。国内売上比率が約55%と高いため、自動車産業等における内需の回復が想定より遅れた場合、業績に影響を与える可能性があります。さらに、海外売上比率の増加に伴い、為替変動リスクや、海外子会社の現地通貨建て財務諸表の円換算による影響も無視できません。気候変動関連法規制の強化や、脱炭素社会移行への対応遅れによる販売機会損失のリスクも考慮すべき点です。

投資テーマとの関連

当社グループは、その事業内容から、現代の主要な投資テーマである「EV(電気自動車)」、「自動運転」、「AI(人工知能)」、そして「防衛」といった分野と深い関連性を有しています。EVや自動運転技術の開発においては、車載用バッテリーの試験や、車両全体の耐久性・信頼性を評価するための高度な振動試験が不可欠であり、当社の振動シミュレーションシステムおよびテスト&ソリューションサービスは、これらのニーズに直接応えるものです。また、AI技術の進化は、自動運転システムの開発・検証に不可欠であり、その検証プロセスにおいても当社の試験・計測ソリューションが活用される可能性があります。防衛産業においても、厳しい環境下での機器の信頼性を確保するための試験需要は根強く、当社の製品・サービスが貢献しています。これらの成長分野における技術革新と市場拡大は、当社にとって事業機会の拡大に直結すると考えられます。

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