テルモ株式会社 (4543) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 精密機器
医療機器バイオテクノロジーヘルスケアIT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 20/53位
B
安定性
業種 26/53位
B
成長性
業種 18/52位
C
効率性
業種 33/53位
E
CF健全性
業種 48/53位
売上高
1.1兆円
粗利率
52.5%
営業利益率
15.6%
純利益率
12.0%
ROE
8.6%
ROIC
6.3%
自己資本比率
68.5%
D/Eレシオ
0.24
有利子負債
3798億円
ネットキャッシュ
-993億円
NC/時価総額
-3.2%
運転資本余剰*
-2602億円
運転資本余剰/時価総額*
-8.4%
フリーCF
-1133億円
FCFマージン
-10.0%
キャッシュ化率
1.70倍
PBR
1.96倍
EV/EBITDA
15.6倍
PER
22.9倍
想定株価
2108.2円
想定時価総額
3.1兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1.1兆円 5947億円 291億円 1763億円 2055億円 1783億円 1359億円
2025年3月期 1.0兆円 5607億円 279億円 1577億円 1856億円 1546億円 1170億円
2024年3月期 9219億円 4792億円 250億円 1401億円 1651億円 1408億円 1064億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2.3兆円 8610億円 5407億円 1870億円 1.6兆円
2025年3月期 1.8兆円 7235億円 2410億円 2189億円 1.4兆円
2024年3月期 1.8兆円 7221億円 3792億円 1252億円 1.3兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 2805億円 3356億円 2149億円 3798億円 非該当 4712億円 -2602億円
2025年3月期 2219億円 2944億円 1769億円 1748億円 非該当 2932億円 -191億円
2024年3月期 2049億円 2866億円 1787億円 2318億円 非該当 3023億円 -1743億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 2億円 651億円
2025年3月期 4億円 409億円
2024年3月期 262億円 364億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 2309億円 -3441億円 1555億円 -1133億円
2025年3月期 2108億円 -825億円 -1088億円 1283億円
2024年3月期 1463億円 -815億円 -621億円 649億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 92.1円 1074.2円 30.0円 32.6% -67.3円 22.9倍 2108.2円 3.1兆円 1,480,559,000株 5,476,600株
2025年3月期 79.0円 927.9円 26.0円 32.9% 31.9円 35.4倍 2796.9円 4.1兆円 1,480,559,000株 5,608,200株
2024年3月期 71.5円 893.8円 44.0円 61.5% -18.2円 38.2倍 2729.2円 4.1兆円 1,490,696,000株 5,930,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.6% 5.9% 6.3% 52.5% 15.6% 18.1% 12.0% -10.0% 68.5% 0.24
2025年3月期 8.6% 6.4% 7.1% 54.1% 15.2% 17.9% 11.3% 12.4% 74.9% 0.13
2024年3月期 8.0% 5.8% 6.3% 52.0% 15.2% 17.9% 11.5% 7.0% 72.5% 0.17

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 9.2% 11.8% 16.2% 11.3% 13.0% 14.5% -
2025年3月期 12.4% 12.5% 10.0% 13.8% 10.5% 10.8% 代表取締役社長CEO 鮫島光
2024年3月期 12.4% 19.4% 19.1% 14.5% 9.0% 12.5% 代表取締役社長CEO 鮫島光

業種比較(精密機器、52社中央値)

指標テルモ株式会社業種中央値
ROE8.6%8.6%
ROA5.9%5.7%
営業利益率15.6%9.6%
純利益率12.0%8.0%
自己資本比率68.5%66.9%
売上成長率9.2%5.1%
PER22.9倍14.5倍
PBR1.96倍1.39倍
EV/EBITDA15.6倍7.8倍
NC/時価総額-3.2%6.8%
運転資本余剰/時価総額-8.4%1.0%
同業他社: オリンパス株式会社(7733)HOYA株式会社(7741)株式会社ニコン(7731)ニプロ株式会社(8086)株式会社 島津製作所(7701)全53社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

精密機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
オリンパス株式会社 (7733) 1.6兆円 1.0兆円
株式会社 島津製作所 (7701) 1.1兆円 5607億円
朝日インテック株式会社 (7747) 6162億円 1200億円
株式会社東京精密 (7729) 5398億円 1668億円
シチズン時計株式会社 (7762) 4074億円 3468億円
テクセンドフォトマスク株式会社 (429A) 2931億円 1296億円
リガク・ホールディングス株式会社 (268A) 2769億円 942億円
ニプロ株式会社 (8086) 2540億円 6605億円
精密機器の企業一覧(全53社)→

AI分析(2026年3月期)

医療機器バイオテクノロジーヘルスケアIT
GS26成長戦略デバイスからソリューションへ3つのD(Delivery, Digital, Deviceuticals)心臓血管カンパニーのラディアル手技普及オーガンテクノロジーズ事業(M&A)

見通し: 来期は医療需要の増加と欧米での売上拡大を見込む。サプライチェーン混乱や地政学リスクは継続するが、増収増益を計画。GS26戦略の最終年度として目標達成を目指す。

強み: 「デバイスからソリューションへ」の戦略転換。カテーテル技術、デジタル技術、製剤融合技術を強みとする。

懸念: サプライチェーンの混乱、原材料価格高騰、地政学リスク、米国の関税政策の影響が業績に影響を与える可能性がある。

リスク: 1. サプライチェーンの混乱・原材料価格高騰:継続的なリスクであり、生産・コストに影響。2. 地政学リスク:中東情勢等、不透明感増大。3. 米国関税政策:影響額を業績見通しに織り込み済みだが、動向を注視。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

テルモは、医療を通じて社会に貢献することを企業理念に掲げる医療機器メーカーです。主要事業は「心臓血管カンパニー」「メディカルケアソリューションズカンパニー」「血液・細胞テクノロジーカンパニー」「オーガンテクノロジーズ事業」の4つに大別されます。心臓血管カンパニーでは、カテーテル治療など低侵襲治療に用いられる製品群を提供し、特にラディアル・アプローチ(手首からのカテーテル治療)の普及に注力しています。メディカルケアソリューションズカンパニーでは、院内での医療機器・データ管理、医療安全、病院経営の効率化を支援するホスピタルケアソリューションや、慢性疾患患者向けの個別化医療を支えるライフケアソリューション、製薬会社向けに薬剤価値を最大化するファーマシューティカルソリューションなどを展開しています。血液・細胞テクノロジーカンパニーでは、原料血漿採取システムや細胞処理、血液治療関連製品を提供し、グローバルな血液センターの業務効率化を支援しています。オーガンテクノロジーズ事業は、2025年10月に取得した子会社による事業であり、新たな成長ドライバーとして期待されています。2026年3月期は、これらの事業全体で売上高1兆1,319億円を達成し、前期比9.2%の増収となりました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.2%増の1兆1,319億円と堅調に伸長しました。営業利益は同11.8%増の1,763億円、経常利益は同15.3%増の1,783億円、当期純利益は同16.2%増の1,359億円といずれも増益を達成しました。特に、心臓血管カンパニーはインターベンショナルシステムズ事業を中心に前期比8.3%増、血液・細胞テクノロジーカンパニーはグローバルブラッドソリューションの加速により同15.4%増と大きく成長しました。メディカルケアソリューションズカンパニーもファーマシューティカルソリューション事業の伸長により同2.3%増となりました。オーガンテクノロジーズ事業も新たに連結され、事業規模の拡大に貢献しました。利益面では、売上総利益が同6.1%増の5,947億円となり、売上総利益率も維持・向上しました。これは、グローバルでの医療需要の拡大に加え、事業運営における効率改善努力が奏功した結果と言えます。現金及び預金は2,805億円と、前期比26.4%増加し、財務基盤の安定性を示しています。

強みと競争優位性

テルモの強みは、患者中心の「デバイスからソリューションへ」という戦略に基づいた多角的な事業展開にあります。特に、高度な生体内アクセス・デリバリー技術は、心臓血管カンパニーにおけるカテーテル治療製品群の競争力の源泉となっています。また、デジタル技術を活用した患者モニタリングや、デバイスと薬剤の融合(Deviceuticals)といった先進的な取り組みは、将来の医療ニーズに対応する独自性を生み出しています。グローバルに最適化された生産体制と、各地域市場のニーズに合わせた事業戦略は、多様な顧客層へのリーチを可能にしています。さらに、「Respect(尊重)」「Integrity(誠実)」「Care(ケア)」「Quality(品質)」「Creativity(創造力)」というコアバリューに根差した企業文化は、社員のモチベーション向上とイノベーション創出の基盤となっています。これらの強みを活かし、疾病構造の変化や技術革新といった医療業界の大きな変化に対応しながら、持続的な成長を目指しています。

リスク要因

テルモの事業運営においては、いくつかのリスク要因が考えられます。まず、グローバルなサプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰は、生産コストの上昇や製品供給の遅延につながる可能性があります。特に、地政学リスクの高まりは、国際的な事業展開に影響を与える可能性があります。また、医療技術の急速な進歩や、競合他社による革新的な製品・サービスの登場は、テルモの既存事業の競争環境を変化させる可能性があります。法規制の変更や、各国の医療政策の動向も、事業展開に影響を及ぼす要因となり得ます。さらに、為替レートの変動は、海外売上高の換算値や、原材料の調達コストに影響を与える可能性があります。これらのリスクに対して、同社はグループリスク管理規程に基づき、組織体制の整備と各事象への対応を進めていますが、予期せぬ事態への対応力も引き続き重要となります。

投資テーマとの関連

テルモは、現代の医療における主要な投資テーマと深い関連を持っています。特に、「デジタルヘルス」や「個別化医療」といった分野への取り組みは、AIやデータ活用といったテーマと親和性が高いです。同社は、デジタル技術を駆使した患者モニタリングシステムや、医療機器と薬剤を融合させるDeviceuticalsといった戦略を通じて、これらのテーマに貢献しています。また、高齢化社会の進展に伴う慢性疾患の増加は、同社のライフケアソリューション事業の成長機会となり、アンメットメディカルニーズへの対応という観点からも、創薬・医療技術開発のテーマに合致しています。さらに、低侵襲治療の普及を目指す姿勢は、医療の質の向上と効率化という、医療インフラ整備や医療技術革新といったテーマとも関連が深いです。これらのテーマとの連動性は、テルモが将来的な成長を牽引するポテンシャルを秘めていることを示唆しています。

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