テクセンドフォトマスク株式会社 (429A) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 精密機器
半導体半導体製造装置AIVR/AR
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 5/53位
A
安定性
業種 10/53位
C
効率性
業種 20/53位
D
CF健全性
業種 35/53位
売上高
1296億円
粗利率
33.4%
営業利益率
21.3%
純利益率
19.3%
ROE
14.3%
ROIC
10.9%
自己資本比率
75.6%
D/Eレシオ
0.01
有利子負債
15億円
ネットキャッシュ
501億円
NC/時価総額
17.1%
運転資本余剰*
170億円
運転資本余剰/時価総額*
5.8%
フリーCF
9億円
FCFマージン
0.7%
キャッシュ化率
1.45倍
PBR
1.68倍
EV/EBITDA
8.8倍
PER
11.3倍
想定株価
2950.7円
想定時価総額
2931億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1296億円 433億円 2億円 275億円 277億円 334億円 249億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2307億円 974億円 346億円 216億円 1745億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 516億円 48億円 326億円 15億円 非該当 - 170億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 10億円 115億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 361億円 -352億円 199億円 9億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 261.1円 1756.9円 56.0円 21.4% 504.3円 11.3倍 2950.7円 2931億円 99,329,195株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 14.3% 10.8% 10.9% 33.4% 21.3% 21.4% 19.3% 0.7% 75.6% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 - - - - - - -

業種比較(精密機器、52社中央値)

指標テクセンドフォトマスク株式会社業種中央値
ROE14.3%8.6%
ROA10.8%5.7%
営業利益率21.3%9.6%
純利益率19.3%8.0%
自己資本比率75.6%66.9%
売上成長率-5.2%
PER11.3倍15.3倍
PBR1.68倍1.39倍
EV/EBITDA8.8倍7.8倍
NC/時価総額17.1%6.0%
運転資本余剰/時価総額5.8%0.4%
同業他社: テルモ株式会社(4543)オリンパス株式会社(7733)HOYA株式会社(7741)株式会社ニコン(7731)ニプロ株式会社(8086)全53社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

精密機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
リガク・ホールディングス株式会社 (268A) 2769億円 942億円
ニプロ株式会社 (8086) 2540億円 6605億円
セイコーグループ株式会社 (8050) 2254億円 3357億円
ノーリツ鋼機株式会社 (7744) 1989億円 1192億円
シチズン時計株式会社 (7762) 4074億円 3468億円
株式会社タムロン (7740) 1685億円 851億円
理研計器株式会社 (7734) 1324億円 552億円
株式会社メニコン (7780) 1271億円 1256億円
精密機器の企業一覧(全53社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体半導体製造装置AIVR/AR
EUVマスクCurvilinear技術グローバル生産ネットワークバーチャル「1」工場化ナノインプリント技術(ARグラス向けWaveguide)

見通し: 半導体市場は生成AIやデータセンター需要に牽引され回復・拡大基調。フォトマスク市場も先端・成熟ノード両方で堅調。EUVマスク等先端技術への投資とグローバル生産網強化で持続的成長を目指す。

強み: EUVマスク、Curvilinear技術等、最先端のフォトマスク製造技術。グローバル8拠点での生産網と安定供給体制。

懸念: 半導体業界の需要変動リスク、中国新興ベンダーとの価格・技術競争激化、サプライヤー依存リスク。

リスク: 半導体市場の需要変動と地政学リスクによるフォトマスク需要縮小。新興ベンダーとの競争激化による価格下落。特定サプライヤーへの依存による調達リスク。これらは業績への影響大。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社は、半導体製造に不可欠な「フォトマスク」の製造・販売を主力事業とする企業です。フォトマスクは、半導体回路の原版となるもので、その精度が半導体の性能を左右します。同社は、最先端のEUV(極端紫外線)マスクやCurvilinear技術といった高度な技術力を有し、高精度・高付加価値なフォトマスクの提供に強みを持っています。半導体メーカーが自社でフォトマスクを製造する「内製」と、外部ベンダーから購入する「外販」に市場は分かれますが、同社は外販市場において、世界8拠点のグローバル生産ネットワークを活かし、国内外の半導体メーカーに製品・サービスを供給しています。近年では、生成AIやデータセンター需要の拡大を背景とした半導体市場の回復・成長を受け、フォトマスク市場全体で需要が堅調に推移しており、先端ノードから成熟ノードまで幅広い領域で事業を展開しています。また、フォトマスク事業で培った微細加工技術を応用し、ARグラス等に用いられるナノインプリント技術用モールドの製造・販売や、受託加工サービスといった新事業の開拓にも注力しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比9.8%増の1,296億円と堅調な伸びを示しました。これは、半導体市場全体の回復・拡大基調を背景に、フォトマスク市場においても先端から成熟ノードまで需要が堅調に推移したことが主な要因です。特に、生成AI普及等によるデータセンター向け投資の高まりが、高性能演算を担うロジック製品やメモリ製品の需要を牽引し、市場全体の成長に寄与しました。しかし、営業利益は前期比2.4%減の275億円となりました。これは、売上増加があったものの、材料費や減価償却費の増加に加え、新規上場に伴う一過性費用の増加が利益を圧迫したためです。一方で、税引前利益は8.6%増の334億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は150.9%増の249億円と大幅に増加しました。この利益の伸びは、新規上場に伴う一時的な費用増を上回る要因があったこと、また、上場による資本増強などが影響している可能性があります。キャッシュ・フロー面では、営業活動によるキャッシュ・フローは361億円の収入となり、投資活動では351億円の支出、財務活動では株式発行による収入などにより198億円の収入となりました。

強みと競争優位性

同社の競争優位性の源泉は、まず第一に、EUVマスクやCurvilinear技術といった最先端のフォトマスク製造技術にあります。半導体の微細化・高集積化が進む中で、これらの高度な技術力は、高精度かつ高付加価値なフォトマスクを求める顧客からの信頼獲得に不可欠です。第二に、世界8拠点を有するグローバルな生産・サービスネットワークです。これにより、地理的な制約を超え、多様な顧客ニーズに対して安定した納期で高品質な製品を提供することが可能です。また、顧客との共同開発や、研究開発段階からの技術パートナーとしての参画を通じて、顧客との強固な関係を構築し、参入障壁を高めています。さらに、レガシー領域においても、装置の更新投資や自社内保守技術の高度化、後発ベンダーとの連携による代替パーツ開発などを進め、コスト競争力と生産設備ラインナップの確保に努めており、先端から成熟まで幅広い顧客層に対応できる柔軟性も強みと言えます。

リスク要因

同社が直面する主要なリスクの一つは、半導体業界特有の需要変動です。世界経済の動向や地政学リスク、IDMやファウンドリの事業戦略変更などにより、フォトマスク市場全体の需要が大きく変動する可能性があります。また、外販フォトマスク市場における価格競争の激化や、中国を中心とした新興ベンダーの台頭も、収益性を圧迫する要因となり得ます。サプライチェーンリスクも無視できません。半導体製造に必要な原材料や設備は特定のサプライヤーに依存している場合が多く、地政学的な問題や災害、品質問題等が発生した場合、安定調達が困難になる可能性があります。さらに、国際取引に伴う為替相場の変動や、各国・地域の安全保障政策・産業政策の変化による輸出入規制の強化なども、事業活動や収益に影響を与える可能性があります。製品の品質問題に起因する損害賠償リスクや、情報セキュリティインシデントによる信用低下リスクなども、事業継続における重要な課題として挙げられます。

投資テーマとの関連

同社は、現代のデジタル社会を支える基幹産業である半導体分野において、その根幹をなすフォトマスクの製造を担っており、投資テーマとの関連性は非常に深いと言えます。特に、生成AIの普及拡大やデータセンター投資の活発化といったテーマは、高性能半導体の需要を直接的に押し上げ、結果として高精度なフォトマスクへの需要増につながります。同社が注力するEUVマスクやCurvilinear技術といった先端技術は、まさにこれらの成長テーマを支えるためのキーテクノロジーであり、半導体の微細化・高性能化競争において不可欠な存在です。また、ARグラスに用いられるモールド製造や、メタレンズ開発など、フォトニクス市場における新事業開拓は、AR/VRといった将来の成長が期待される分野とも関連しており、長期的な成長ポテンシャルを有しています。半導体サプライチェーンの強靭化や、地政学リスクへの対応といった観点からも、同社の事業は注目されるべきテーマと言えるでしょう。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。