セイコーグループ株式会社 (8050) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 精密機器
自動車部品医療機器ラグジュアリーIoTAI再生可能エネルギー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 26/53位
D
安定性
業種 43/53位
B
成長性
業種 7/52位
C
効率性
業種 15/53位
B
CF健全性
業種 21/53位
売上高
3357億円
粗利率
46.2%
営業利益率
9.2%
純利益率
6.6%
ROE
12.5%
ROIC
7.7%
自己資本比率
45.8%
D/Eレシオ
0.60
有利子負債
1049億円
ネットキャッシュ
-614億円
NC/時価総額
-27.2%
運転資本余剰*
-1131億円
運転資本余剰/時価総額*
-50.2%
フリーCF
220億円
FCFマージン
6.6%
キャッシュ化率
1.67倍
PBR
1.28倍
EV/EBITDA
6.4倍
PER
20.3倍
想定株価
5459.3円
想定時価総額
2254億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 3357億円 1552億円 141億円 309億円 450億円 331億円 220億円
2025年3月期 3047億円 1371億円 143億円 212億円 355億円 208億円 133億円
2024年3月期 2768億円 1227億円 133億円 147億円 280億円 159億円 101億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3839億円 1879億円 1566億円 498億円 1758億円
2025年3月期 3692億円 1742億円 1496億円 616億円 1560億円
2024年3月期 3763億円 1747億円 1655億円 595億円 1491億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 435億円 856億円 423億円 1049億円 495億円 61億円 -1131億円
2025年3月期 394億円 817億円 364億円 1166億円 531億円 64億円 -1102億円
2024年3月期 327億円 844億円 411億円 1254億円 564億円 80億円 -1328億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 368億円 -148億円 -205億円 220億円
2025年3月期 326億円 -91億円 -165億円 235億円
2024年3月期 327億円 -151億円 -230億円 176億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 268.9円 2150.5円 165.0円 61.4% -1486.6円 20.3倍 5459.3円 2254億円 41,404,261株 114,200株
2025年3月期 326.2円 3818.7円 100.0円 30.7% -1870.0円 12.7倍 4142.5円 1710億円 41,404,261株 113,500株
2024年3月期 244.3円 3657.6円 80.0円 32.7% -2246.1円 17.1倍 4178.0円 1725億円 41,404,261株 112,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.5% 5.7% 7.7% 46.2% 9.2% 13.4% 6.6% 6.6% 45.8% 0.60
2025年3月期 8.5% 3.6% 5.5% 45.0% 7.0% 11.7% 4.4% 7.7% 42.2% 0.75
2024年3月期 6.7% 2.7% 3.8% 44.3% 5.3% 10.1% 3.6% 6.4% 39.6% 0.84

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 10.2% 45.4% 65.1% 8.8% 10.6% 40.1% -
2025年3月期 10.1% 44.1% 32.5% 8.7% 5.0% 34.3% 代表取締役社長 高橋修司
2024年3月期 6.3% 31.2% 99.9% 10.9% 2.3% 88.7% 代表取締役社長 高橋修司

業種比較(精密機器、52社中央値)

指標セイコーグループ株式会社業種中央値
ROE12.5%8.6%
ROA5.7%5.7%
営業利益率9.2%9.8%
純利益率6.6%8.1%
自己資本比率45.8%68.3%
売上成長率10.2%5.1%
PER20.3倍14.5倍
PBR1.28倍1.40倍
EV/EBITDA6.4倍7.9倍
NC/時価総額-27.2%6.8%
運転資本余剰/時価総額-50.2%1.0%
同業他社: テルモ株式会社(4543)オリンパス株式会社(7733)HOYA株式会社(7741)株式会社ニコン(7731)ニプロ株式会社(8086)全53社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

精密機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ノーリツ鋼機株式会社 (7744) 1989億円 1192億円
ニプロ株式会社 (8086) 2540億円 6605億円
リガク・ホールディングス株式会社 (268A) 2769億円 942億円
株式会社タムロン (7740) 1685億円 851億円
テクセンドフォトマスク株式会社 (429A) 2931億円 1296億円
理研計器株式会社 (7734) 1324億円 552億円
株式会社メニコン (7780) 1271億円 1256億円
マニー株式会社 (7730) 1217億円 300億円
精密機器の企業一覧(全53社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

自動車部品医療機器
グランドセイコー・セイコーブランド強化医療用電池・インクジェットヘッドIoT・AIソリューションSMILE145戦略MVP戦略

見通し: 当期はEVS事業が牽引し増収増益を達成。来期以降も高級品・中級品ウオッチ事業、医療用電池、インクジェットヘッド、IoT・AIソリューション等で成長を見込む。2026年度営業利益250億円目標に対し、2025年度はすでに超過達成しており、堅調な見通し。

強み: 高級ウオッチ「グランドセイコー」やグローバルブランド「セイコー」のブランド力。精密デバイス技術とICTソリューションの融合。

懸念: DS事業における新技術開発・量産化の速度と価格競争の激しさ。特定取引先への調達依存度。主要顧客への依存(DS事業一部)。

リスク: 景気変動による個人消費への影響。海外製造拠点におけるカントリーリスク。品質問題発生によるブランドイメージ毀損リスク。為替変動リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期である2026年3月期において、同社はエモーショナルバリューソリューション(EVS)、デバイスソリューション(DS)、システムソリューション(SS)の3つを主要事業ドメインとして、多角的な事業展開を行っている。EVS事業では、高級腕時計ブランド「グランドセイコー」やグローバルブランド「セイコー」の腕時計、宝飾品・雑貨などの小売・卸売を手掛けており、人々の感性に訴えかける高付加価値製品を提供している。DS事業では、小型電池やインクジェットヘッド、各種電子部品などを製造・販売し、精密技術を活かした製品供給を行っている。SS事業では、ITインフラ、セキュリティ関連、IoT、決済システムなどのソリューション開発・販売、保守サービスを提供し、社会のDX化や効率化に貢献している。同社は持株会社としてグループ各社を統括する体制を敷き、創業150周年に向けた10年ビジョン「アナログとデジタルのシナジーにより世界中の人・モノ・時をつなぐ製品・サービスを創造し、サステナブルな社会に貢献するソリューションを提供する」の実現を目指し、第8次中期経営計画「SMILE145」を推進している。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比10.2%増の3,357億円と力強い成長を達成した。特に、エモーショナルバリューソリューション事業が国内・海外の腕時計事業、和光事業の好調に牽引され、大幅な増収増益に貢献した。デバイスソリューション事業も小型電池やインクジェットヘッドを中心に増収増益、システムソリューション事業もITインフラやセキュリティ関連ビジネスの堅調な推移、M&Aの効果もあり増収増益を記録した。営業利益は45.4%増の309億円と大幅に増加し、収益性が大きく改善した。これは、高付加価値製品へのシフトやコスト管理の強化、円安による為替差益の計上なども寄与した結果である。経常利益も59.5%増の331億円、当期純利益も65.1%増の220億円と、各段階利益で顕著な伸びを示した。一方で、EPSは前期比17.6%減の268.93円となったが、これは発行済株式数の変動などが影響した可能性が考えられる。配当は165円と、前期比65.0%の大幅増配を実施しており、株主還元にも積極的な姿勢が見られる。

強みと競争優位性

同社の競争優位性は、長年にわたり培ってきた「SEIKO」ブランドの信頼性と、高品質な製品を生み出す精密技術力にある。特に、EVS事業における「グランドセイコー」のような高級腕時計は、独自の技術とデザインで世界中の富裕層から高い評価を得ており、容易に模倣できないブランド力と顧客基盤を有している。DS事業における小型電池やインクジェットヘッド、SS事業におけるICTソリューションなどは、他社との差別化が難しい分野もあるが、長年の実績と技術蓄積により、特定のニッチ市場において強固な地位を築いている。また、グローバルに展開する販売・製造ネットワークは、リスク分散と市場への迅速な対応を可能にしている。さらに、アナログ技術とデジタル技術の融合を目指す中期経営計画「SMILE145」は、時代の変化に対応し、新たな価値創造を目指す同社の姿勢を示しており、これが将来の競争力強化につながる可能性がある。

リスク要因

同社は、景気変動の影響を受けやすい個人消費関連商品を取り扱っているため、国内外の景気動向や個人消費の動向が業績に直接影響を与えるリスクがある。また、特定の調達先や主要顧客への依存度が高い事業分野が存在し、これら取引先との関係悪化や取引条件の変更は業績に大きな影響を及ぼす可能性がある。DS事業においては、新技術開発のスピードが速く、価格競争も激しいため、市場環境の変化への対応遅れがリスクとなる。海外製造拠点におけるカントリーリスクや、為替変動、金利変動、資材の高騰なども業績を左右する要因となりうる。さらに、知的財産権侵害のリスクや、製品の品質問題、情報流出、自然災害、感染症の流行なども、ブランドイメージの毀損や多額の費用発生につながる可能性がある。これらのリスクに対し、同社はリスク分散やサプライヤーとの連携強化、品質管理体制の整備など、多岐にわたる対策を講じている。

投資テーマとの関連

同社は、直接的なAIや半導体、EVといった最先端技術分野のプレイヤーではないものの、その事業内容を通じて間接的にこれらの投資テーマと関連している。DS事業で手掛ける電子部品は、IoTデバイスや高度なセンサー技術の基盤となり、将来的なSociety 5.0やスマートシティの実現に貢献する可能性がある。SS事業が提供するICTソリューションやIoT関連サービスは、企業のDX推進や、AIを活用したサービス開発を支援するインフラとなりうる。また、EVS事業における高付加価値製品は、技術革新が進む社会においても、人々の生活を豊かにする「感性消費」という側面で一定の需要が見込まれる。特に、中期経営計画で掲げている「アナログとデジタルのシナジー」「DX戦略」「R&D戦略」は、これらの先端技術との融合や、それを支える基盤技術の開発・提供を目指すものであり、将来的な関連性の深化が期待される。

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