マニー株式会社 (7730) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 精密機器
医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 11/53位
A
安定性
業種 2/53位
D
成長性
業種 33/52位
C
効率性
業種 24/53位
D
CF健全性
業種 40/53位
売上高
300億円
粗利率
64.5%
営業利益率
27.3%
純利益率
15.5%
ROE
8.7%
ROIC
10.7%
自己資本比率
92.4%
D/Eレシオ
0.00
有利子負債
7600万円
ネットキャッシュ
173億円
NC/時価総額
14.2%
運転資本余剰*
139億円
運転資本余剰/時価総額*
11.4%
フリーCF
-1億円
FCFマージン
-0.5%
キャッシュ化率
1.51倍
PBR
2.27倍
EV/EBITDA
9.8倍
PER
26.2倍
想定株価
1235.1円
想定時価総額
1217億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年8月期 300億円 193億円 25億円 82億円 107億円 83億円 46億円
2024年8月期 285億円 179億円 23億円 84億円 107億円 85億円 63億円
2023年8月期 245億円 154億円 19億円 72億円 92億円 80億円 60億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年8月期 580億円 300億円 35億円 9億円 536億円
2024年8月期 572億円 319億円 39億円 9億円 523億円
2023年8月期 550億円 350億円 42億円 9億円 498億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年8月期 174億円 63億円 29億円 7600万円 6300万円 - 139億円
2024年8月期 210億円 64億円 27億円 8300万円 3億円 - 171億円
2023年8月期 238億円 64億円 21億円 5800万円 3億円 - 196億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年8月期 70億円 -72億円 -39億円 -1億円
2024年8月期 78億円 -66億円 -37億円 12億円
2023年8月期 80億円 -40億円 -33億円 40億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年8月期 47.1円 543.8円 39.0円 82.7% 175.9円 26.2倍 1235.1円 1217億円 107,003,277株 8,500,600株
2024年8月期 63.8円 531.2円 39.0円 61.1% 212.5円 30.8倍 1965.7円 1937億円 107,003,277株 8,484,600株
2023年8月期 60.5円 505.9円 35.0円 57.9% 241.0円 31.4倍 1898.4円 1870億円 106,981,502株 8,484,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年8月期 8.7% 8.0% 10.7% 64.5% 27.3% 35.6% 15.5% -0.5% 92.4% 0.00
2024年8月期 12.0% 11.0% 11.2% 62.8% 29.4% 37.4% 22.1% 4.1% 91.5% 0.00
2023年8月期 11.9% 10.8% 10.2% 63.0% 29.6% 37.4% 24.3% 16.4% 90.6% 0.00

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年8月期 5.1% -2.4% -26.1% 13.7% 14.5% 10.0% 取締役兼代表執行役社長 渡部眞也
2024年8月期 16.4% 15.9% 5.6% 18.4% 9.2% 16.2% 取締役兼代表執行役社長 渡部眞也
2023年8月期 20.0% 17.5% 12.5% 17.2% 4.0% 18.6% 取締役兼代表執行役社長 齊藤雅彦

業種比較(精密機器、52社中央値)

指標マニー株式会社業種中央値
ROE8.7%8.6%
ROA8.0%5.7%
営業利益率27.3%9.6%
純利益率15.5%8.0%
自己資本比率92.4%66.9%
売上成長率5.1%5.4%
PER26.2倍14.5倍
PBR2.27倍1.39倍
EV/EBITDA9.8倍7.8倍
NC/時価総額14.2%6.0%
運転資本余剰/時価総額11.4%0.4%
同業他社: テルモ株式会社(4543)オリンパス株式会社(7733)HOYA株式会社(7741)株式会社ニコン(7731)ニプロ株式会社(8086)全53社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

精密機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社メニコン (7780) 1271億円 1256億円
理研計器株式会社 (7734) 1324億円 552億円
日機装株式会社 (6376) 1036億円 2156億円
東京計器株式会社 (7721) 1012億円 612億円
株式会社タムロン (7740) 1685億円 851億円
株式会社A&Dホロンホールディングス (7745) 693億円 693億円
株式会社松風 (7979) 596億円 400億円
株式会社北里コーポレーション (368A) 526億円 109億円
精密機器の企業一覧(全53社)→

AI分析(2025年8月期)

医療機器
中期経営計画2029ダントツ製品戦略グローバル・ニッチ・トップ中国ダイヤバー自主回収JIZAIシリーズ販売拡大

見通し: 中期経営計画2029では、ダントツ製品と医療現場の課題解決を通じて信頼される企業への進化を目指す。2029年8月期売上高450億円、営業利益率32%を目標とし、戦略的アライアンスやM&Aも活用し持続的成長を目指す。

強み: 眼科ナイフ、アイレス針、歯科根管治療製品など、ニッチ市場で高いシェアを持つ専門性の高い医療機器メーカー。グローバルな販売網と製造拠点を持つ。

懸念: 中国でのダイヤバー自主回収による一時的な業績への影響。医薬品医療機器等法(薬機法)等の薬事関連規制の遵守リスク。

リスク: 中国におけるダイヤバー自主回収の影響でデンタル関連製品の売上・利益が大幅に減少し、親会社株主に帰属する当期純利益も減少。また、ドイツ子会社MMGの固定資産減損損失も純利益を圧迫。グローバル事業展開におけるカントリーリスクや薬事関連規制遵守リスクも存在する。

AI詳細分析(2025年8月期)

事業概要

当社グループは、専門的医療機器の研究開発、製造、販売を一貫して手掛ける企業である。主力事業は、皮膚縫合器や眼科ナイフなどの「サージカル関連製品」、手術用針付縫合糸の材料となるアイレス縫合針などの「アイレス針関連製品」、そして根管治療機器や歯科用回転切削機器、歯科用修復材などの「デンタル関連製品」の3つのセグメントで構成される。これらの製品は、世界中の患者の治療や医師の診療に貢献することを目指して提供されており、特に「世界一の品質を世界のすみずみへ」をビジョンに掲げ、グローバル市場での事業展開を加速させている。製造拠点はベトナムを中心に、販売拠点を世界各国に展開するグローバルネットワークを構築しており、各地域市場のニーズに対応した製品供給体制を整えている。2025年8月期の売上高は299億68百万円となり、前期比5.1%増加と堅調な成長を示した。

直近決算ハイライト

2025年8月期決算では、売上高は299億68百万円(前期比5.1%増)と増加した。セグメント別では、サージカル関連製品が13.8%増、アイレス針関連製品が9.4%増と好調だった。特に、眼科ナイフは欧州、アジア、日本、北米で需要が拡大し、アイレス針もアジアや中南米で受注が増加した。一方、デンタル関連製品は、中国でのダイヤバー自主回収の影響を受け、6.2%減と減収となった。売上総利益は7.9%増加したが、決算賞与の計上や、営業・開発・コーポレート機能の強化、国内人員増加に伴う販売費及び一般管理費の17.0%増が響き、営業利益は81億93百万円(前期比2.4%減)と減益となった。為替差益を計上したものの、花岡工場の減価償却費増加等により経常利益も減益となった。さらに、ドイツ子会社MANI MEDICAL GERMANY GmbHにおける固定資産の減損損失11億90百万円を特別損失に計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は46億43百万円(同26.1%減)と大幅な減益となった。自己資本当期純利益率(ROE)は8.8%(前期比3.5ポイント減)となった。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた高品質な医療機器の製造技術と、それを支えるグローバルな生産・販売ネットワークにある。特に、微細加工技術を活かした製品開発力は、眼科ナイフやアイレス針といったニッチながらも高い専門性が求められる分野で競争優位性を確立している。中期経営計画2029では、コア技術を活かした製品開発と戦略的アライアンスの強化を掲げ、サージカル(眼科)事業における眼科ナイフのグローバルシェアを30%から50%への拡大、緑内障・硝子体手術向け製品ラインナップの拡充、米国MST社との販売提携などを具体的に進めている。また、アイレス針事業においては、グローバル№2のポジションを維持・強化し、マイクロ針やロボット手術といった高付加価値製品への展開を図る。こうした成長分野への注力と、グローバル・ニッチ・トップ戦略の推進により、高収益体質を維持しつつ、医療現場の課題解決に貢献する企業として信頼を積み重ねている点が、参入障壁の高い医療機器市場での競争優位性となっている。

リスク要因

当社グループが認識している主要なリスク要因は多岐にわたる。まず、グローバルな労働市場の流動化に伴う「人財力の低下」は、重要ポストの人材流出や専門人材の育成不足が経営成績に影響を及ぼす可能性がある。また、新興国での価格競争激化や、各国の法規制変更、政情不安といった「グローバル事業環境の変化およびカントリーリスク」は、需要減少や製品供給の一時停止リスクにつながる。さらに、医療機器業界特有の「薬事関連規制」の遵守遅れや不備は、許認可取り消しや販売中止といった重大な事業影響を招きうる。製品の「品質リスク」においては、予期せぬ不具合による大規模な製品回収は、費用発生、信用低下、損害賠償請求につながる可能性がある。加えて、近年重要度が増している「サイバー攻撃によるリスク」や、気候変動に関連する「気候変動関連リスク」も、事業継続性や企業価値に影響を与える潜在的なリスクとして挙げられている。これらのリスクに対し、同社はリスクマネジメント体制の強化や、BCP策定、情報セキュリティ対策などを進めている。

投資テーマとの関連

当社グループは、医療機器業界に属しており、高齢化社会の進展や医療技術の革新といったメガトレンドに沿った事業を展開している。特に、治療の低侵襲化や精密化を支える高度な医療機器は、世界的な需要増加が見込まれる分野である。中期経営計画2029では、「ダントツ製品の提供」と「医療現場の課題解決」を軸に、サージカル(眼科)、サージカル(外科)、アイレス針、デンタルといった各事業分野で、技術革新や製品ラインナップ拡充、戦略的アライアンスやM&Aを積極的に推進する方針を示している。これは、AI、ロボット技術、再生医療など、将来的な医療技術の進化とも連携しうる領域であり、長期的な成長ポテンシャルを秘めている。ただし、現時点ではAIや半導体、EV、防衛といった直接的な投資テーマとの関連は薄く、あくまで間接的な医療・ヘルスケア分野としての位置づけが強い。しかし、将来的には、医療DXや高度な画像処理技術、精密加工技術のAI活用といった形で、これらのテーマとの接点が生まれる可能性も考えられる。

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