日機装株式会社 (6376) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 精密機器
LNG医療機器再生可能エネルギーインフラ老朽化水素
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 31/53位
D
安定性
業種 46/53位
B
成長性
業種 10/52位
D
効率性
業種 39/53位
B
CF健全性
業種 16/53位
売上高
2156億円
粗利率
30.1%
営業利益率
7.1%
純利益率
6.3%
ROE
8.6%
ROIC
4.0%
自己資本比率
44.2%
D/Eレシオ
0.70
有利子負債
1101億円
ネットキャッシュ
-655億円
NC/時価総額
-63.2%
運転資本余剰*
-430億円
運転資本余剰/時価総額*
-41.5%
フリーCF
178億円
FCFマージン
8.2%
キャッシュ化率
1.29倍
PBR
0.66倍
EV/EBITDA
6.4倍
PER
7.7倍
想定株価
1587.9円
想定時価総額
1036億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 2156億円 650億円 112億円 153億円 266億円 173億円 137億円
2024年12月期 2134億円 580億円 112億円 64億円 176億円 100億円 80億円
2023年12月期 1926億円 510億円 105億円 59億円 163億円 116億円 91億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 3581億円 1944億円 876億円 1103億円 1582億円
2024年12月期 3256億円 1801億円 827億円 1009億円 1401億円
2023年12月期 2962億円 1607億円 1017億円 682億円 1244億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 446億円 608億円 794億円 1101億円 非該当 269億円 -430億円
2024年12月期 347億円 575億円 706億円 1072億円 非該当 269億円 -480億円
2023年12月期 323億円 565億円 627億円 811億円 非該当 253億円 -694億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 3億円 -
2024年12月期 20億円 -
2023年12月期 6億円 -

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 176億円 1億円 -98億円 178億円
2024年12月期 -66億円 -50億円 134億円 -116億円
2023年12月期 142億円 -92億円 -146億円 50億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 206.2円 2422.3円 40.0円 19.4% -1003.8円 7.7倍 1587.9円 1036億円 69,175,000株 3,909,900株
2024年12月期 120.2円 2113.1円 30.0円 25.0% -1095.1円 8.1倍 970.8円 643億円 69,175,000株 2,926,400株
2023年12月期 137.1円 1878.8円 27.5円 20.1% -736.6円 7.5倍 1029.5円 681億円 69,175,000株 2,992,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 8.6% 3.8% 4.0% 30.1% 7.1% 12.3% 6.3% 8.2% 44.2% 0.70
2024年12月期 5.7% 2.4% 1.8% 27.2% 3.0% 8.3% 3.7% -5.4% 43.0% 0.77
2023年12月期 7.3% 3.1% 2.0% 26.5% 3.1% 8.5% 4.7% 2.6% 42.0% 0.65

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 1.1% 139.6% 71.6% 6.8% 6.3% -23.5% 代表取締役社長執行役員 加藤 孝一
2024年12月期 10.8% 8.7% -12.3% 8.3% 5.2% 27.0% 代表取締役社長 甲斐敏彦
2023年12月期 8.8% -82.8% -33.5% 6.7% 3.1% -16.8% 代表取締役社長 甲斐敏彦

業種比較(精密機器、52社中央値)

指標日機装株式会社業種中央値
ROE8.6%8.6%
ROA3.8%5.7%
営業利益率7.1%9.8%
純利益率6.3%8.1%
自己資本比率44.2%68.3%
売上成長率1.1%5.4%
PER7.7倍15.3倍
PBR0.66倍1.40倍
EV/EBITDA6.4倍7.9倍
NC/時価総額-63.2%6.8%
運転資本余剰/時価総額-41.5%1.0%
同業他社: テルモ株式会社(4543)オリンパス株式会社(7733)HOYA株式会社(7741)株式会社ニコン(7731)ニプロ株式会社(8086)全53社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

精密機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
東京計器株式会社 (7721) 1012億円 612億円
マニー株式会社 (7730) 1217億円 300億円
株式会社メニコン (7780) 1271億円 1256億円
理研計器株式会社 (7734) 1324億円 552億円
株式会社A&Dホロンホールディングス (7745) 693億円 693億円
株式会社松風 (7979) 596億円 400億円
株式会社北里コーポレーション (368A) 526億円 109億円
長野計器株式会社 (7715) 507億円 677億円
精密機器の企業一覧(全53社)→

異常検知フラグ

2021年12月期: extreme_payout_ratio

AI分析(2025年12月期)

LNG医療機器再生可能エネルギーインフラ老朽化
NIKKISO 2028脱炭素関連ビジネス海外血液透析事業品質保証体制の再構築航空宇宙事業の回復

見通し: 2026-2028年の中期経営計画「NIKKISO 2028」では、LNG関連事業や海外血液透析事業を基盤に、脱炭素関連ビジネス等への投資を拡大。2028年には売上収益2,700億円、営業利益220億円、ROE9.0%以上を目指す。

強み: 流体技術を基盤としたインダストリアル、航空宇宙、メディカルの多角化事業。特に、透析装置の国内シェアの高さと、LNG関連機器における強み。

懸念: 品質保証体制における不備が判明し、再発防止策を講じている。これが事業継続や業績に与える影響は注視が必要。

リスク: 品質保証体制の不備による信頼失墜。過去にポンプ製品で検査未実施が判明し、再発防止策を講じているが、同様の問題発生のリスク。また、グローバル展開における各国の法規制変更や、税務リスク、為替変動リスクも潜在的な懸念。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

日機装は、工業部門と医療部門の2つのセグメントで事業を展開する企業グループです。工業部門は、さらにインダストリアル事業と航空宇宙事業に分かれます。インダストリアル事業では、液化ガス・産業ガス関連機器・装置、産業用ポンプ・システム、精密機器・電子部品製造関連装置などを手掛けており、特にLNG分野や産業用ポンプで強みを持っています。航空宇宙事業では、民間航空機向けの炭素繊維強化プラスチック(CFRP)成形品や部品、人工衛星用部品などを製造しています。医療部門は、血液透析関連製品を中心に事業を展開し、国内市場で高いシェアを誇るとともに、海外市場への展開も進めています。グローバルに生産・販売拠点を持ち、多様な産業分野で社会基盤や人々の暮らしを支える製品・サービスを提供しています。

直近決算ハイライト

2025年12月期(連結)は、売上収益が2,156億42百万円(前年比+1.1%)となり、営業利益は153億31百万円(前年比+139.6%)と大幅に増加しました。これは、不採算事業の整理が進み、収益体質が改善したことに加え、インダストリアル事業、航空宇宙事業、メディカル事業の各セグメントが堅調に推移したことが寄与しています。特にインダストリアル事業では、LNG分野の設備投資需要拡大や、産業用ポンプ・システム事業の構造改革が奏功し、大幅な増益を達成しました。航空宇宙事業も、航空機産業の需要回復に伴う増産効果や製品ミックスの改善により増収増益となりました。メディカル事業は、海外市場の成長が国内市場の鈍化を補い、増収となりました。CRRT事業譲渡益455百万円、ヘルスケア事業の棚卸資産評価損等410百万円といった一過性の損益も計上されましたが、全体として創業以来の最高益を記録し、2025年通期業績予想を上回る結果となりました。

強みと競争優位性

日機装の強みは、長年にわたり培ってきた流体制御技術と、それを応用した多岐にわたる製品開発力にあります。特に、極低温ポンプや産業用ポンプ、血液透析装置など、高度な技術力が要求される分野で確固たる地位を築いています。インダストリアル事業においては、LNG関連機器や産業用ポンプ・システムで高いシェアと信頼を得ており、航空宇宙事業でも、CFRP成形品などの航空機部品で実績を積んでいます。医療部門の血液透析事業は、国内市場における長年の経験と顧客基盤が強みであり、海外市場でも事業拡大を進めています。また、不採算事業の整理や事業ポートフォリオの再構築を継続的に行うことで、収益性の向上と持続的な成長に向けた基盤強化を図っている点も競争優位性と言えます。グローバルな事業展開により、地域ごとの市場特性に応じた事業戦略を展開できる柔軟性も有しています。

リスク要因

日機装は、グローバルに事業を展開する中で、様々なリスクに直面しています。まず、各国・地域の法令・規制変更リスクです。特に医療機器等に関する調達要件や現地化比率の変更は、事業遂行に影響を及ぼす可能性があります。また、国際取引が多いことから、税務当局との見解の相違による追加税負担や、世界各国での租税法令の改廃による税負担増加のリスクも存在します。為替変動リスクも無視できません。外貨建売上が外貨建仕入を上回り、外貨建資産が外貨建負債を上回っているため、円高は収益やキャッシュ・フローに悪影響を及ぼす可能性があります。さらに、国内透析患者数の減少という市場構造の変化への対応、技術革新や事業展開の遅れ、製品・サービスの品質問題、サプライチェーンの混乱、そして情報セキュリティやコンプライアンス違反のリスクも潜在的な課題として挙げられます。特に、税務に関するリスクでは、現在係争中のタックス・ヘイブン対策税制に関する訴訟結果が注視されます。

投資テーマとの関連

日機装は、複数の投資テーマとの関連性を有しています。インダストリアル事業における液化天然ガス(LNG)関連機器・装置は、エネルギー安全保障や脱炭素化社会への移行という観点から、今後も安定した需要が見込まれる分野であり、長期的な成長ドライバーとなり得ます。また、水素やアンモニアといった次世代エネルギー分野への取り組みも、脱炭素化というメガトレンドに合致しています。航空宇宙事業におけるCFRP成形品や部品の製造は、航空機産業の回復や、将来的なeVTOL(空飛ぶクルマ)市場の拡大といったテーマに関連しています。医療部門の血液透析事業は、高齢化社会の進展に伴い、安定した需要が見込まれるヘルスケア分野に属します。さらに、技術革新への飽くなき追求と社会実装の加速を掲げる中期経営計画「NIKKISO 2028」は、AIやIoTといった先進技術の活用や、それらを支える半導体関連の精密機器事業への展開の可能性も示唆しており、今後の事業戦略次第では、これらのテーマとの関連性がより深まることも期待されます。

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