朝日インテック株式会社 (7747) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 精密機器
医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 17/53位
A
安定性
業種 16/53位
B
成長性
業種 19/52位
C
効率性
業種 25/53位
A
CF健全性
業種 5/53位
売上高
1200億円
粗利率
67.7%
営業利益率
25.1%
純利益率
10.6%
ROE
8.5%
ROIC
13.0%
自己資本比率
77.9%
D/Eレシオ
0.07
有利子負債
111億円
ネットキャッシュ
421億円
NC/時価総額
6.8%
運転資本余剰*
253億円
運転資本余剰/時価総額*
4.1%
フリーCF
271億円
FCFマージン
22.6%
キャッシュ化率
3.18倍
PBR
4.09倍
EV/EBITDA
14.6倍
PER
48.7倍
想定株価
2285.0円
想定時価総額
6162億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 1200億円 812億円 92億円 301億円 393億円 296億円 127億円
2024年6月期 1075億円 691億円 85億円 221億円 306億円 220億円 158億円
2023年6月期 901億円 588億円 75億円 180億円 255億円 176億円 131億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 1932億円 1034億円 279億円 140億円 1506億円
2024年6月期 1916億円 947億円 295億円 102億円 1512億円
2023年6月期 1726億円 903億円 263億円 120億円 1323億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 532億円 247億円 158億円 111億円 194億円 1億円 253億円
2024年6月期 357億円 293億円 177億円 67億円 152億円 69億円 62億円
2023年6月期 349億円 314億円 147億円 143億円 62億円 77億円 86億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 405億円 -134億円 -81億円 271億円
2024年6月期 347億円 -212億円 -139億円 135億円
2023年6月期 191億円 -151億円 -23億円 40億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 46.9円 558.3円 24.2円 51.6% 156.1円 48.7倍 2285.0円 6162億円 271,633,600株 1,964,600株
2024年6月期 58.2円 556.7円 20.4円 35.0% 106.6円 38.8倍 2258.2円 6134億円 271,633,600株 7,900株
2023年6月期 48.3円 487.1円 14.5円 30.0% 76.0円 58.3倍 2813.0円 7641億円 271,633,600株 7,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 8.5% 6.6% 13.0% 67.7% 25.1% 32.7% 10.6% 22.6% 77.9% 0.07
2024年6月期 10.4% 8.3% 9.8% 64.2% 20.6% 28.4% 14.7% 12.5% 78.9% 0.04
2023年6月期 9.9% 7.6% 8.6% 65.3% 20.0% 28.3% 14.5% 4.4% 76.6% 0.11

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 11.6% 35.9% -19.4% 15.6% 16.2% 25.4% 代表取締役社長 宮田憲次
2024年6月期 19.4% 22.8% 20.6% 20.5% 13.5% 20.1% 代表取締役社長 宮田憲次
2023年6月期 15.9% 18.3% 20.7% 16.8% 12.4% 13.2% 代表取締役社長 宮田昌彦

業種比較(精密機器、52社中央値)

指標朝日インテック株式会社業種中央値
ROE8.5%8.6%
ROA6.6%5.7%
営業利益率25.1%9.6%
純利益率10.6%8.0%
自己資本比率77.9%66.9%
売上成長率11.6%5.1%
PER48.7倍14.5倍
PBR4.09倍1.39倍
EV/EBITDA14.6倍7.8倍
NC/時価総額6.8%6.0%
運転資本余剰/時価総額4.1%0.4%
同業他社: テルモ株式会社(4543)オリンパス株式会社(7733)HOYA株式会社(7741)株式会社ニコン(7731)ニプロ株式会社(8086)全53社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

精密機器で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社東京精密 (7729) 5398億円 1668億円
シチズン時計株式会社 (7762) 4074億円 3468億円
テクセンドフォトマスク株式会社 (429A) 2931億円 1296億円
リガク・ホールディングス株式会社 (268A) 2769億円 942億円
ニプロ株式会社 (8086) 2540億円 6605億円
セイコーグループ株式会社 (8050) 2254億円 3357億円
ノーリツ鋼機株式会社 (7744) 1989億円 1192億円
株式会社タムロン (7740) 1685億円 851億円
精密機器の企業一覧(全53社)→

AI分析(2025年6月期)

医療機器
低侵襲治療デバイスグローバルニッチトップ戦略CTO病変治療PCIガイドワイヤー非循環器領域製品展開

見通し: 2035年6月期に連結売上高3,000億円、営業利益率30%達成を掲げる。中期計画では2030年6月期に売上高1,800億円、営業利益率28%を目指し、既存事業の収益力強化と新規事業参入で成長を加速させる。

強み: 低侵襲治療分野における「Only One」「Number One」技術・製品。グローバルな販売網と海外生産体制によるリスク分散とコスト競争力。

懸念: 海外規制(MDR、FD&C法等)への対応遅延リスク。主力製品PCIガイドワイヤーや中国向け売上への依存度。

リスク: 海外規制当局の承認遅延・取消リスク。主力製品PCIガイドワイヤーへの依存。中国市場における政治・政策リスク。為替変動による収益圧迫リスク。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

同社は、医療機器および産業機器の分野で事業を展開する研究開発型企業です。企業理念として「Only One」「Number One」技術・製品を世界に発信し、社会に貢献することを目指しています。特に医療機器分野では、低侵襲治療に貢献する製品開発に注力しており、患者の負担軽減や医療費抑制に寄与しています。主力製品はPCIガイドワイヤーをはじめとする循環器領域の医療機器であり、その他にも非循環器領域(末梢血管、脳血管、腹部血管など)や産業機器分野(レジャー、建築、自動車、OA機器等向け部材)の製品も手掛けています。グローバルに事業を展開しており、売上高の約8割を海外市場が占めています。2025年6月期には、中期経営計画の目標を前倒しで達成し、2030年6月期には連結売上高1,800億円、営業利益率28%、2035年6月期には連結売上高3,000億円、営業利益率30%を目標として掲げています。

直近決算ハイライト

2025年6月期決算では、中期経営計画の目標を1年前倒しで達成しました。売上高は前期比11.6%増の1,200億25百万円となり、特にメディカル事業が国内外で好調に推移しました。売上総利益は17.6%増の812億35百万円と、売上高の増加と生産性向上による売上総利益率の上昇が寄与しました。営業利益は35.9%増の300億79百万円となりましたが、これは米国非循環器領域や国内新領域での販売強化に伴う営業関連費用、および研究開発費の増加による販管費の増加を上回る増収効果によるものです。経常利益は34.6%増の295億63百万円でしたが、為替差損の増加が影響しました。一方で、減損損失などの特別損失計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は19.4%減の127億37百万円となりました。セグメント別では、メディカル事業が全地域で市場シェアを拡大し、売上高1,077億79百万円(同12.7%増)、セグメント利益334億45百万円(同36.9%増)と大きく貢献しました。

強みと競争優位性

同社の強みは、研究開発型企業として培ってきた「Only One」「Number One」技術に裏打ちされた製品開発力です。特に、低侵襲治療に貢献する医療機器分野において、CTO病変(慢性完全閉塞)治療を可能にするPCIガイドワイヤーなどの開発は、難易度の高い治療の選択肢を広げ、国内においてはPCI治療の主流化に貢献しました。これにより、循環器領域におけるグローバルニッチトップとしての地位を確立しています。また、グローバルに広がる販売ネットワークも強みであり、日本、米国、欧州、中国、その他新興国市場において、直接販売や代理店網を通じて顧客との関係性を構築しています。研究開発・生産体制のグローバル化も進んでおり、タイ、ベトナム、フィリピンの生産拠点を活用し、リスク分散と生産性向上を図っています。これらの要素が、競合他社との差別化と持続的な成長を支える基盤となっています。

リスク要因

同社が直面するリスクとして、まず医療機器分野における各国の薬事規制の変更や強化が挙げられます。日本、米国、欧州、中国それぞれで異なる規制当局の承認・許可・登録プロセスは、事業展開に影響を与える可能性があります。また、主力製品であるPCIガイドワイヤーの売上高が連結売上高の約半分を占めていること、中国市場への売上高比率が高いこと(約23.6%)は、特定製品や特定地域への依存度が高く、これらの動向によっては業績が大きく変動するリスクがあります。さらに、技術革新の速い医療機器市場において、競合他社による革新的な製品投入や、同社の対応の遅れは、市場シェア低下につながる可能性があります。原材料価格の高騰、特にプラチナ価格の変動も収益に影響を与える可能性があります。海外生産への依存度が高いことから、自然災害や政治・経済情勢の悪化による生産拠点への影響も懸念されます。為替変動リスクも、海外売上高比率の高さから、収益に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

同社は、低侵襲治療に貢献する医療機器を開発・製造・販売しており、これは「ヘルスケア」および「医療技術」といった投資テーマと深く関連しています。特に、患者の負担軽減や医療費抑制に貢献する製品群は、持続可能な社会の実現という観点からも注目されます。また、グローバル市場でのニッチトップ戦略は、特定の技術や製品に強みを持つ企業への投資妙味を示唆します。中国市場での成長戦略や、非循環器領域への事業拡大、高付加価値治療デバイスへの参入など、成長戦略も多岐にわたり、これらの進展は将来的な企業価値向上につながる可能性があります。AIやロボティクスといった最先端技術への言及はありませんが、将来的なM&Aや技術提携を通じて、これらの分野との接点が生まれる可能性も否定できません。

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