セーラー万年筆株式会社 (7992) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: その他製品
ロボティクス自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 111/119位
E
安定性
業種 113/119位
E
成長性
業種 111/119位
D
効率性
業種 92/119位
D
CF健全性
業種 75/119位
売上高
43億円
粗利率
32.6%
営業利益率
-4.6%
純利益率
-5.1%
ROE
-21.3%
ROIC
-4.7%
自己資本比率
24.0%
D/Eレシオ
1.84
有利子負債
19億円
ネットキャッシュ
-14億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
-18億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
-4100万円
FCFマージン
-0.9%
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 43億円 14億円 3569万円 -2億円 -2億円 -2億円 -2億円
2024年12月期 47億円 13億円 2億円 -3億円 -1億円 -2億円 -11億円
2023年12月期 46億円 13億円 2億円 -3億円 -1億円 -3億円 -15億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 43億円 34億円 24億円 9億円 10億円
2024年12月期 48億円 39億円 24億円 11億円 13億円
2023年12月期 56億円 37億円 20億円 12億円 24億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 5億円 19億円 10億円 19億円 1374万円 - -18億円
2024年12月期 6億円 20億円 13億円 19億円 1216万円 - -19億円
2023年12月期 7億円 19億円 11億円 15億円 1176万円 - -13億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 3400万円 -7500万円 -1200万円 -4100万円
2024年12月期 -4億円 -6800万円 4億円 -5億円
2023年12月期 -4億円 -4億円 3億円 -8億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 -7.5円 35.1円 - - -46.5円 - - - 29,659,554株 16,200株
2024年12月期 -38.6円 42.4円 - - -45.5円 - - - 29,659,554株 16,200株
2023年12月期 -50.9円 80.6円 - - -29.5円 - - - 29,659,554株 16,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 -21.3% -5.1% -4.7% 32.6% -4.6% -3.8% -5.1% -0.9% 24.0% 1.84
2024年12月期 -91.1% -24.0% -5.9% 28.8% -5.8% -2.4% -24.5% -10.1% 26.4% 1.53
2023年12月期 -63.2% -27.2% -6.1% 28.4% -7.5% -3.1% -33.1% -18.0% 43.0% 0.64

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -8.1% -173.6% -119.3% -5.1% -2.2% - 代表取締役社長 田村光
2024年12月期 2.6% -179.0% -175.9% -4.6% -2.6% - 代表取締役社長 田村光
2023年12月期 -9.3% -330.1% -881.9% -1.7% -3.3% - 代表取締役社長 町克哉

業種比較(その他製品、118社中央値)

指標セーラー万年筆株式会社業種中央値
ROE-21.3%6.8%
ROA-5.1%3.7%
営業利益率-4.6%5.4%
純利益率-5.1%4.3%
自己資本比率24.0%59.3%
売上成長率-8.1%2.8%
PER-13.0倍
PBR-0.85倍
EV/EBITDA-6.4倍
NC/時価総額-8.5%
運転資本余剰/時価総額--8.0%
同業他社: 任天堂株式会社(7974)TOPPANホールディングス株式会社(7911)大日本印刷株式会社(7912)株式会社バンダイナムコホールディングス(7832)株式会社アシックス(7936)全119社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

その他製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社光・彩 (7878) 15億円 42億円
株式会社ビーアンドピー (7804) 57億円 45億円
株式会社イタミアート (168A) 21億円 48億円
株式会社アソインターナショナル (9340) 59億円 38億円
株式会社光陽社 (7946) 15億円 48億円
株式会社クロスフォー (7810) 26億円 38億円
アビックス株式会社 (7836) 30億円 54億円
株式会社バルコス (7790) 12億円 55億円
その他製品の企業一覧(全119社)→

異常検知フラグ

2020年12月期: 売上3年連続減少
2019年12月期: 売上3年連続減少

AI分析(2025年12月期)

ロボティクス
21金ペン先技術Que Seráインク万年筆Buffetロボット機器(医療・食品分野)スマートファクトリー化

見通し: 2026年度は売上高48.3億円、営業利益500万円、純損失1500万円を見込む。文具事業は高付加価値製品と新インクで収益改善、ロボット事業は米国・国内市場深耕で回復を目指す。

強み: 世界唯一の21金ペン先技術、プラスグループとの連携によるシナジー効果、医療・食品分野でのロボット技術評価。

懸念: 連続損失計上による継続企業の前提に関する疑義、原材料価格高騰、国内個人消費の鈍化、海外市場の不確実性。

リスク: 継続企業の前提に関する重要事象(連続損失計上)、原材料・エネルギー価格高騰による収益圧迫、海外市場の政情不安や法制度変更リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

セーラー万年筆株式会社は、創業100年以上の歴史を持つ文具メーカーであり、特に高品質な万年筆やインクの製造・販売を中核事業としています。その最大の特徴は、世界でも希少な「21金ペン先」という独自技術にあります。この技術を活かした高級万年筆は、収集家や万年筆愛好家から高い評価を得ており、ブランドの根幹をなしています。文具事業においては、伝統と革新を融合させ、書くことの楽しさや創造性を刺激する製品開発に注力しています。主力製品は万年筆やインクですが、近年ではインクを「はがして消す」という新発想のボールペン「Que Será(ケセラ)ボールペン」を開発するなど、市場ニーズに対応した新製品投入も行っています。

一方、同社はロボット機器事業も展開しており、主に自動機や取出ロボットなどの産業用ロボットの設計・製造・販売を行っています。この事業では、医療機器や食品関連機器分野において、高い品質要求に応える精密な自動化装置を提供しています。国内市場での実績に加え、海外市場、特に米国市場での需要拡大を目指し、現地での営業体制強化を進めています。プラスグループの一員として、グループシナジーを活かし、開発・製造・販売の各段階で連携を強化しながら、多角的な事業展開を図っています。

直近決算ハイライト

2025年12月期(連結)の業績は、売上高が43億円、前期比8.1%減となりました。営業損失は1億9800万円(前期は2億7000万円の損失)、経常損失は1億8900万円(前期は2億1600万円の損失)と、損失幅は縮小傾向にあります。親会社株主に帰属する当期純損失は2億2100万円(前期は11億4500万円の損失)となり、前期と比較して大幅な改善を見せています。

セグメント別に見ると、文具事業は売上高33億3500万円、前期比1.6%減と微減でしたが、セグメント利益は5700万円(前期は9000万円の損失)と、大幅な損益改善により黒字転換を果たしました。これは、高価格帯限定製品の好調や、徹底したコストダウン施策、製造部門の最適化が奏功した結果です。一方、ロボット機器事業は、国内外の設備投資抑制や米国の関税政策の影響を受け、厳しい状況が続きました。しかし、東南アジア市場での伸長もあり、事業全体としては損失幅の縮小に貢献しています。全体としては、依然として赤字決算ではありますが、損益改善の兆しが見え始めている点は注目には値します。

強みと競争優位性

セーラー万年筆の最大の強みは、長年培ってきた「21金ペン先」という世界でも稀有な独自技術にあります。この高度な技術力は、他社には容易に模倣できない参入障壁となっており、高級万年筆市場における確固たる地位を築いています。創業以来受け継がれてきた「手書き文化を支える先駆者であり続ける」という哲学と、創業者の「錨」をモチーフとしたブランドロゴに込められた信頼と希望の象徴は、ブランドロイヤルティの高い顧客基盤の形成に寄与しています。また、プラスグループの一員であることも、開発・製造・販売におけるシナジー効果や、経営資源の共有といった面で有利に働いています。

ロボット機器事業においても、医療機器や食品関連機器分野での厳しい品質要求に応えられる高い技術力と豊富な実績が強みとなっています。特に、取出ロボットから自動機までのパッケージ提案や、後工程機器の標準化といった差別化戦略は、競合との優位性を確立する上で重要です。さらに、IoTやAI技術を活用した付加価値の高いソリューション提供への取り組みは、将来的な競争優位性の源泉となり得ます。

リスク要因

経営者が認識している主要なリスクとして、まず市場環境の変化、特に万年筆ユーザーの規模が想定を超えて減少する可能性が挙げられます。少子化による筆記具業界全体の競争激化や、製品サイクルの短縮化も、新製品開発の成功が売上に直結するというプレッシャーを高めています。また、樹脂材、金属材、金地金などの原材料価格の変動や、予期せぬ経済的・政治的要因による調達リスクも、総利益や営業利益に影響を与える可能性があります。

海外展開におけるリスクも多岐にわたり、為替リスクに加え、政情不安、法制度の違い、知的財産権保護制度の未整備などが挙げられます。また、海外市場での売掛債権管理の強化も不可欠です。さらに、連続して営業損失および親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識されている点は、投資家にとって最も警戒すべきリスクの一つです。自然災害や情報システム障害のリスクも潜在しています。

投資テーマとの関連

セーラー万年筆の事業は、直接的にAIや半導体、EVといった先端技術テーマとの関連性は薄いですが、文具事業における「高付加価値製品」「ブランド力強化」「体験型マーケティング」といった戦略は、現代の消費トレンドとも合致する部分があります。特に、個人の創造性や自己表現を重視する流れは、高品質な万年筆への需要を喚起する可能性があります。

ロボット機器事業においては、AI、IoT技術の活用に言及している点が注目されます。新型取出ロボットの開発において、機械学習やAIを用いた稼働状況管理、予知保全、スマートファクトリー化の提案などは、インダストリー4.0やスマートファクトリーといった投資テーマと関連が深いです。人手不足解消や生産性向上に貢献する自動化装置の開発・提案は、製造業のDX推進という大きな流れに乗る可能性があります。ただし、現時点ではこれらの技術が業績に与える影響は限定的であり、今後の技術開発の進展と事業への貢献度が鍵となります。

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