北海道中央バス株式会社 (9085) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 陸運業
インバウンドMaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 30/66位
B
安定性
業種 6/66位
B
成長性
業種 19/66位
C
効率性
業種 17/66位
D
CF健全性
業種 48/66位
売上高
384億円
粗利率
17.7%
営業利益率
6.9%
純利益率
7.2%
ROE
8.5%
ROIC
5.1%
自己資本比率
70.3%
D/Eレシオ
0.10
有利子負債
32億円
ネットキャッシュ
86億円
NC/時価総額
42.2%
運転資本余剰*
47億円
運転資本余剰/時価総額*
23.2%
フリーCF
-3億円
FCFマージン
-0.9%
キャッシュ化率
1.22倍
PBR
0.62倍
EV/EBITDA
2.8倍
PER
6.6倍
想定株価
6994.3円
想定時価総額
203億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 384億円 68億円 16億円 27億円 42億円 30億円 28億円
2025年3月期 360億円 59億円 15億円 23億円 37億円 26億円 23億円
2024年3月期 338億円 44億円 15億円 12億円 27億円 15億円 9億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 467億円 213億円 71億円 66億円 329億円
2025年3月期 395億円 179億円 51億円 48億円 294億円
2024年3月期 372億円 148億円 51億円 42億円 274億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 118億円 3億円 59億円 32億円 35億円 - 47億円
2025年3月期 125億円 3億円 44億円 9億円 28億円 - 74億円
2024年3月期 93億円 3億円 42億円 - 42億円 - 42億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 34億円 -37億円 -4億円 -3億円
2025年3月期 29億円 7億円 -5億円 37億円
2024年3月期 34億円 -16億円 -1億円 18億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 1063.0円 12566.0円 60.0円 5.6% 2951.5円 6.6倍 6994.3円 203億円 3,146,000株 248,500株
2025年3月期 864.9円 11251.2円 50.0円 5.8% 3988.1円 4.5倍 3891.8円 113億円 3,146,000株 248,300株
2024年3月期 359.7円 10461.1円 40.0円 11.1% 3218.6円 9.1倍 3269.8円 95億円 3,146,000株 248,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.5% 5.9% 5.1% 17.7% 6.9% 11.0% 7.2% -0.9% 70.3% 0.10
2025年3月期 7.7% 5.7% 5.2% 16.4% 6.3% 10.3% 6.3% 10.2% 74.5% 0.03
2024年3月期 3.4% 2.5% 3.0% 12.9% 3.5% 7.9% 2.8% 5.4% 73.7% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.7% 17.1% 22.9% 4.7% 6.0% 75.8% -
2025年3月期 6.4% 93.7% 140.4% 9.0% -1.1% - 代表取締役社長 二階堂恭仁
2024年3月期 1.2% 139.4% 60.5% 5.7% -2.7% - 代表取締役社長 二階堂恭仁

業種比較(陸運業、65社中央値)

指標北海道中央バス株式会社業種中央値
ROE8.5%7.7%
ROA5.9%3.0%
営業利益率6.9%6.9%
純利益率7.2%4.7%
自己資本比率70.3%40.8%
売上成長率6.7%4.2%
PER6.6倍12.6倍
PBR0.62倍0.98倍
EV/EBITDA2.8倍8.4倍
NC/時価総額42.2%-53.6%
運転資本余剰/時価総額23.2%-34.4%
同業他社: 東日本旅客鉄道株式会社(9020)NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(9147)東海旅客鉄道株式会社(9022)ヤマトホールディングス株式会社(9064)西日本旅客鉄道株式会社(9021)全66社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

陸運業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ビーイングホールディングス (9145) 204億円 335億円
神戸電鉄株式会社 (9046) 193億円 233億円
株式会社ロジネットジャパン (9027) 192億円 780億円
広島電鉄株式会社 (9033) 188億円 375億円
カンダホールディングス株式会社 (9059) 175億円 524億円
神姫バス株式会社 (9083) 234億円 556億円
日本石油輸送株式会社 (9074) 161億円 385億円
株式会社ヒガシホールディングス (9029) 245億円 580億円
陸運業の企業一覧(全66社)→

異常検知フラグ

2022年3月期: 売上3年連続減少
2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

インバウンド
バス運転手不足対策運賃改定インバウンド需要ICT投資による生産性向上第二の創業(経営改革)

見通し: 今期は運賃改定や空港連絡バスの増便・新設、修学旅行需要の回復により旅客輸送事業が増収。建設業も公共投資や民間設備投資の増加で好調。観光関連事業もインバウンド需要回復で堅調。売上高+6.7%、営業利益+17.1%と増収増益を見込む。

強み: 地域密着型の多様な事業展開と、バス事業における安全・安心なサービス提供体制。グループ全体での連携も強み。

懸念: バス運転手不足は深刻で、事業継続に影響する可能性。燃料価格の変動や、少子高齢化・過疎化による利用者減少もリスク。

リスク: 運転手不足による事業継続リスク、重大事故発生による信用失墜リスク、感染症拡大による事業維持リスク。これらに対し、処遇改善、安全教育強化、感染防止対策等で対応している。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、北海道を拠点に、旅客自動車運送事業を中核としつつ、建設業、清掃・警備業、不動産事業、観光・旅行事業、飲食業、介護福祉事業、自動車教習所運営など、多岐にわたる地域密着型事業を展開する企業集団である。中核事業である旅客自動車運送事業では、北海道中央バス株式会社がグループ全体を統括し、子会社であるニセコバス株式会社、札幌第一観光バス株式会社、空知中央バス株式会社と共に、乗合・貸切バス事業を運営している。特に、札幌圏における公共交通網の維持・発展に貢献する一方、観光需要を取り込むための新路線開設や増便にも注力している。建設業においては、子会社4社がインフラ整備やグループ内施設の建築を担い、清掃・警備業はグループ施設の維持管理を、不動産事業では資産活用や賃貸事業を展開している。観光関連事業では、ニセコアンヌプリ国際スキー場や小樽天狗山スキー場、ホテル、観光施設、飲食店の運営を通じて、地域経済の活性化に貢献している。その他、物品販売、介護福祉、自動車教習所運営など、地域社会のニーズに応える多様な事業ポートフォリオを構築し、グループ全体で連携しながら地域社会への貢献を目指している。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が384億円となり、前期比で6.7%増加した。営業利益は27億円(同17.1%増)、経常利益は30億円(同13.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は28億円(同22.9%増)と、増収増益を達成し、収益性が大きく向上した。この好調な業績は、主要事業である旅客自動車運送事業における運賃改定の効果や、新千歳空港連絡バス路線の増便・新設、修学旅行需要の増加が牽引した。建設業においても、公共投資や民間設備投資の増加を背景に、受注高・完成工事高ともに増加し、大幅な増収増益に貢献した。一方で、清掃業・警備業では外注費の増加により営業利益が微減、不動産事業や観光関連事業でも修繕費の増加などにより営業利益が減少したが、全体としては増収を維持した。キャッシュ・フロー面では、営業活動によるキャッシュ・フローが34億円(同14.9%増)と堅調に推移したものの、投資活動における定期預金の預入や有形固定資産の取得により、現金及び預金残高は118億円(同5.9%減)となった。

強みと競争優位性

当社グループの強みは、北海道という広範な地域における長年にわたる事業展開で培われた、強固な地域基盤とブランド力にある。特に、中核事業である旅客自動車運送事業においては、地域住民の生活を支える公共交通としての役割を担っており、その安定的なサービス提供能力は他社にはない信頼性と競争優位性を確立している。また、グループ全体で旅客自動車運送、建設、不動産、観光など多角的な事業を展開しているため、各事業間でシナジー効果を生み出しやすい構造となっている。例えば、グループ内で建設した施設を自社で運営したり、バス事業で培ったノウハウを観光事業に活かしたりすることが可能である。さらに、人材育成に力を入れており、自社で自動車教習所を運営し、乗務員研修などを実施することで、質の高い人材を安定的に確保・育成できる体制を構築している。これにより、労働集約型事業における人材不足リスクを一定程度緩和し、サービス品質の維持・向上につなげている。

リスク要因

当社グループの事業運営における主要なリスクとして、まず「労働力不足」が挙げられる。特に、主要事業である旅客自動車運送事業は労働集約型であり、運転士や整備士の採用・定着が困難な状況は、需要に応じた供給体制の維持に支障をきたす可能性がある。これに対し、賃金体系の見直しや福利厚生の充実、働き方改革などを推進しているものの、抜本的な解決には至っていない。また、旅客自動車運送事業や建設業においては、「重大事故等の発生」リスクも存在する。安全輸送・施工を最優先としているが、万が一事故が発生した場合は、社会的信用の失墜や事業停止処分につながり、業績に大きな影響を与える可能性がある。その他、感染症の拡大による事業への影響、燃料価格の変動、少子高齢化や過疎化に伴う利用者減少、各種法令規制の遵守、情報システム障害や個人情報漏洩リスクなども、経営成績に影響を与える要因として認識されている。

投資テーマとの関連

当社グループは、直接的にAIや半導体、EVといった先端技術分野に特化した事業を展開しているわけではないが、間接的な関連性を持つテーマも存在する。例えば、地域交通のDX推進は、自動運転技術やMaaS(Mobility as a Service)といった未来のモビリティ社会への移行という大きな潮流と結びつく可能性がある。また、建設事業においては、ICT投資による生産性向上や、持続可能な社会の実現に貢献するインフラ整備といったテーマとの関連性が考えられる。観光関連事業においては、インバウンド需要の回復や、地域資源を活かした新たな観光体験の創出が、観光立国推進といったテーマに寄与する。さらに、グループ全体として地域社会の持続的な発展に貢献する事業を展開しており、SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献という観点からも、長期的な視点での投資テーマとの関連性が期待できる。特に、地域交通の維持・発展は、地方創生や過疎化対策といった社会課題解決に直結するテーマである。

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