三菱倉庫株式会社 (9301) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 倉庫・運輸関連
物流
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 3/38位
C
安定性
業種 18/38位
C
成長性
業種 31/38位
C
効率性
業種 21/38位
A
CF健全性
業種 1/38位
売上高
2734億円
粗利率
-
営業利益率
5.8%
純利益率
20.0%
ROE
14.4%
ROIC
2.3%
自己資本比率
59.3%
D/Eレシオ
0.30
有利子負債
1149億円
ネットキャッシュ
-543億円
NC/時価総額
-12.0%
運転資本余剰*
-457億円
運転資本余剰/時価総額*
-10.1%
フリーCF
328億円
FCFマージン
12.0%
キャッシュ化率
0.12倍
PBR
1.20倍
EV/EBITDA
15.1倍
PER
8.5倍
想定株価
1324.6円
想定時価総額
4542億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2734億円 - 177億円 159億円 336億円 216億円 548億円
2025年3月期 2841億円 - 177億円 203億円 380億円 186億円 319億円
2024年3月期 2545億円 - 160億円 189億円 350億円 244億円 278億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 6398億円 1399億円 1063億円 1490億円 3795億円
2025年3月期 6261億円 1259億円 932億円 1536億円 3747億円
2024年3月期 6791億円 1194億円 938億円 1736億円 4054億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 605億円 134億円 5億円 1149億円 1563億円 - -457億円
2025年3月期 610億円 40億円 4億円 1101億円 1637億円 58億円 -322億円
2024年3月期 584億円 99億円 5億円 1174億円 2135億円 62億円 -354億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 65億円 262億円 -336億円 328億円
2025年3月期 296億円 155億円 -442億円 451億円
2024年3月期 418億円 -315億円 -149億円 103億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 155.8円 1103.2円 38.0円 24.4% -158.5円 8.5倍 1324.6円 4542億円 362,135,395株 19,238,000株
2025年3月期 85.9円 1040.6円 19.2円 22.4% -136.7円 11.3倍 970.9円 3485億円 388,197,695株 29,285,800株
2024年3月期 71.9円 1069.7円 24.0円 33.4% -155.9円 13.8倍 992.1円 3749億円 409,803,695株 31,950,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 14.4% 8.6% 2.3% - 5.8% 12.3% 20.0% 12.0% 59.3% 0.30
2025年3月期 8.5% 5.1% 2.9% - 7.1% 13.4% 11.2% 15.9% 59.9% 0.29
2024年3月期 6.9% 4.1% 2.5% - 7.4% 13.7% 10.9% 4.0% 59.7% 0.29

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -3.7% -21.6% 71.9% -3.1% 5.1% -11.6% -
2025年3月期 11.6% 7.2% 14.7% 3.4% 4.4% 3.8% 代表取締役 社長斉藤秀親
2024年3月期 -15.3% -17.7% 2.1% 6.0% 2.3% 17.3% 代表取締役 社長斉藤秀親

業種比較(倉庫・運輸関連、37社中央値)

指標三菱倉庫株式会社業種中央値
ROE14.4%6.5%
ROA8.6%3.6%
営業利益率5.8%5.9%
純利益率20.0%5.2%
自己資本比率59.3%57.9%
売上成長率-3.7%3.4%
PER8.5倍11.8倍
PBR1.20倍0.75倍
EV/EBITDA15.1倍6.6倍
NC/時価総額-12.0%-12.4%
運転資本余剰/時価総額-10.1%-2.9%
同業他社: 三井倉庫ホールディングス株式会社(9302)株式会社上組(9364)株式会社キユーソー流通システム(9369)株式会社住友倉庫(9303)トランコム株式会社(9058)全38社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

倉庫・運輸関連で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社上組 (9364) 5366億円 2948億円
株式会社住友倉庫 (9303) 3079億円 1962億円
三井倉庫ホールディングス株式会社 (9302) 3063億円 2995億円
日本トランスシティ株式会社 (9310) 764億円 1255億円
澁澤倉庫株式会社 (9304) 762億円 797億円
名港海運株式会社 (9357) 724億円 829億円
安田倉庫株式会社 (9324) 694億円 800億円
株式会社キユーソー流通システム (9369) 675億円 2026億円
倉庫・運輸関連の企業一覧(全38社)→

AI分析(2026年3月期)

物流
トータルロジスティクスサービス強化不動産事業の進化・海外展開ASEAN・北米・インド事業拡大先端技術活用による業務改善人的資本経営推進

見通し: 中東情勢や米国の通商政策等に留意しつつ、世界経済は緩やかな回復が見込まれる。国内経済も回復が期待される中、物流業界は人手不足とインフレによるコスト増、不動産業界は賃料上昇と空室消化が順調に進むと予想。2030年ビジョン達成に向け、物流・不動産両事業の強化、海外事業拡大、先端技術活用、グループ経営基盤強化を推進し、持続的成長を目指す。

強み: 物流・不動産事業を両輪とし、両事業間でのシナジー創出やアセットマネジメント事業への進出、海外展開を強化。複合的な事業ポートフォリオが強み。

懸念: 営業利益が前期比で大幅減益(-21.6%)となっている。これは、米国の物流事業子会社の業績不振や中国子会社の業績低下、不動産事業の売上・利益減少が主因であり、収益性の改善が課題。

リスク: サイバー攻撃による情報システム停止や情報漏洩、信用失墜のリスク。大規模自然災害による事業中断と復旧費用発生のリスク。国際情勢の緊迫化による物流遅延・コスト増、サプライチェーン変更のリスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期(2026年3月期)における当社の事業は、倉庫事業を中核とする物流事業と、ビル賃貸業を中心とした不動産事業の二本柱で構成されています。物流事業では、国内においては富士物流株式会社などが倉庫事業を、菱倉運輸株式会社などが陸上運送事業を担っています。国際間輸送においては、富士物流株式会社やユニトランス株式会社などが、海外ではCAVALIER LOGISTICS, INC.などが輸送システムの一部を構成し、国際運送取扱事業を展開しています。港湾運送事業では、神菱港運株式会社などが、船舶への積込・取卸、はしけによる運送、上屋への搬入・搬出・保管などを一貫して、または個別に行っています。これら付帯事業として、物流情報システムの開発等も手掛けています。不動産事業では、ビル等の賃貸・管理、駐車場・ショッピングセンターの管理運営、マンション分譲を中心とする不動産販売、さらに投資・開発後の売却等を通じた資産回転型ビジネスを展開しています。管理・保守業務はダイヤビルテック株式会社などが担当しています。これらの事業を通じて、社会インフラを支え、持続的な成長を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比3.7%減の2,734億円となりました。営業利益は同21.6%減の159億円と減益でしたが、経常利益は持分法による投資損益の改善により同15.8%増の216億円と増益に転じました。親会社株主に帰属する当期純利益は、米国子会社ののれん減損損失を計上したものの、投資有価証券売却益の増加などにより、同71.9%増の548億円と大幅な増加となりました。純資産は同8.0%増の3,163億円、総資産は同2.2%増の6,398億円と増加しました。現金及び預金は同0.8%減の605億円となり、営業活動によるキャッシュ・フローは同78.0%減の65億円と大きく減少しました。これは、法人税等の支払いや販売用不動産の取得による支出が増加したことが要因です。EPS(一株当たり当期純利益)は同81.4%増の155.84円となり、配当金も同18.8%増の38.00円となりました。

強みと競争優位性

当社の強みは、物流事業と不動産事業を融合させた独自のビジネスモデルにあります。物流事業においては、倉庫、陸上運送、国際運送取扱、港湾運送といった多様なサービスを統合的に提供できる総合力と、国内外に広がるネットワークを有しています。特に、グローバルな輸送システムを構築し、荷主の多様なニーズに応える提案力は、競争優位性の源泉となっています。不動産事業では、物流施設という強固なアセット基盤を持ちつつ、資産回転型ビジネスへの展開や海外不動産ビジネスへの進出により、事業ポートフォリオの進化を図っています。物流事業とのシナジーを活かし、新たなアセットクラスへの展開やアセットマネジメント事業への進出は、他社との差別化要因となります。また、先端技術の活用による業務効率化と高度化、そして人的資本経営の推進は、持続的な成長基盤を強化する上で重要な要素です。これらの事業基盤と戦略が、市場の変化に対応し、持続的な成長を実現する原動力となっています。

リスク要因

当社グループが認識している主要なリスクとして、まずサイバーリスクが挙げられます。DXの進展に伴い情報システムへの依存度が高まる中、サイバー攻撃による業務停止や情報漏洩、信用失墜のリスクがあります。これに対し、ゼロトラストセキュリティモデルの構築やIT-BCPに基づく訓練実施等で対応しています。次に、労働力人口減少に伴う人材確保の困難さ、及び人材流出による事業継続への支障もリスクです。採用力強化やDX・AI活用による省人化で対応を図っています。また、大規模自然災害による事業中断や復旧費用の発生、地政学リスクによる物流網の寸断やコスト増、人権課題への対応不足による社会的信用の低下、GHG削減計画の遅れによる企業価値の悪化なども、潜在的なリスクとして認識されており、それぞれリスクマネジメント体制の強化や対策の実施を進めています。これらのリスクが顕在化した場合、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

当社の事業は、現代社会に不可欠な「物流」と「不動産」という二つの基幹産業に深く関わっています。特に、グローバルサプライチェーンの安定化や効率化がますます重要視される中で、当社の総合的な物流サービス提供能力は、その信頼性を支える基盤となります。また、不動産事業においては、物流施設開発や資産回転型ビジネスの展開を通じて、不動産市場の動向と連動した収益機会を追求しています。さらに、中期経営計画では、ASEAN、北米、インドといった成長市場での海外事業拡大を重点戦略として掲げており、グローバル経済の成長を取り込む姿勢を示しています。先端技術の活用やサステナビリティ経営の推進も、現代の投資テーマとの関連性を高める要素です。これらの事業活動は、社会インフラの維持・発展という観点から、長期的な視点での投資テーマと関連が深いと言えます。

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