澁澤倉庫株式会社 (9304) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 倉庫・運輸関連
物流インバウンド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 11/38位
C
安定性
業種 23/38位
C
成長性
業種 26/38位
C
効率性
業種 22/38位
B
CF健全性
業種 5/38位
売上高
797億円
粗利率
-
営業利益率
5.1%
純利益率
7.9%
ROE
9.3%
ROIC
3.0%
自己資本比率
57.3%
D/Eレシオ
0.41
有利子負債
278億円
ネットキャッシュ
-199億円
NC/時価総額
-26.1%
運転資本余剰*
-147億円
運転資本余剰/時価総額*
-19.2%
フリーCF
61億円
FCFマージン
7.6%
キャッシュ化率
0.91倍
PBR
1.11倍
EV/EBITDA
13.5倍
PER
11.8倍
想定株価
1317.5円
想定時価総額
762億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 797億円 - 30億円 41億円 71億円 49億円 63億円
2025年3月期 786億円 - 28億円 47億円 75億円 56億円 49億円
2024年3月期 734億円 - 28億円 43億円 71億円 51億円 37億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1193億円 279億円 226億円 283億円 684億円
2025年3月期 1174億円 289億円 162億円 359億円 644億円
2024年3月期 1128億円 285億円 168億円 333億円 617億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 79億円 - 11億円 278億円 317億円 - -147億円
2025年3月期 85億円 - 11億円 303億円 278億円 - -77億円
2024年3月期 95億円 - 15億円 274億円 254億円 - -73億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 57億円 3億円 -67億円 61億円
2025年3月期 64億円 -60億円 -14億円 3億円
2024年3月期 58億円 -69億円 -117億円 -11億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 111.7円 1200.9円 56.0円 50.2% -343.1円 11.8倍 1317.5円 762億円 60,870,000株 3,015,800株
2025年3月期 84.3円 1118.1円 35.0円 41.5% -376.7円 9.6倍 809.3円 469億円 60,868,000株 2,973,200株
2024年3月期 61.5円 1018.5円 25.0円 40.6% -293.7円 12.6倍 775.1円 471億円 60,868,000株 53,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.3% 5.3% 3.0% - 5.1% 8.9% 7.9% 7.6% 57.3% 0.41
2025年3月期 7.6% 4.2% 3.5% - 5.9% 9.6% 6.2% 0.4% 54.8% 0.47
2024年3月期 6.0% 3.3% 3.4% - 5.8% 9.6% 5.1% -1.5% 54.7% 0.44

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.4% -12.2% 29.0% 0.5% 4.1% -5.8% -
2025年3月期 7.1% 9.3% 31.6% 3.1% 3.3% 1.1% 取締役社長 大隅毅
2024年3月期 -6.5% -12.7% -0.8% 4.0% 2.6% 5.6% 取締役社長 大隅毅

業種比較(倉庫・運輸関連、37社中央値)

指標澁澤倉庫株式会社業種中央値
ROE9.3%6.5%
ROA5.3%3.6%
営業利益率5.1%5.9%
純利益率7.9%5.2%
自己資本比率57.3%59.3%
売上成長率1.4%3.4%
PER11.8倍11.7倍
PBR1.11倍0.75倍
EV/EBITDA13.5倍6.6倍
NC/時価総額-26.1%-12.0%
運転資本余剰/時価総額-19.2%-2.9%
同業他社: 三井倉庫ホールディングス株式会社(9302)株式会社上組(9364)三菱倉庫株式会社(9301)株式会社キユーソー流通システム(9369)株式会社住友倉庫(9303)全38社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

倉庫・運輸関連で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日本トランスシティ株式会社 (9310) 764億円 1255億円
名港海運株式会社 (9357) 724億円 829億円
安田倉庫株式会社 (9324) 694億円 800億円
株式会社キユーソー流通システム (9369) 675億円 2026億円
株式会社エーアイテイー (9381) 540億円 584億円
キムラユニティー株式会社 (9368) 373億円 645億円
株式会社中央倉庫 (9319) 368億円 280億円
伊勢湾海運株式会社 (9359) 245億円 579億円
倉庫・運輸関連の企業一覧(全38社)→

AI分析(2026年3月期)

物流インバウンド
新設物流拠点物流ネットワーク拡充不動産ポートフォリオ最適化クロスセル戦略ESG経営

見通し: 今期は売上高1.4%増収、営業利益12.2%減益。新設拠点の稼働初期費用や人件費増が響いた。来期は新設拠点の本格稼働とコスト構造改善による収益回復に期待。中期経営計画「2026」達成に向け、物流・不動産事業の強化と業域拡大を推進。

強み: 物流と不動産を核に、長年の実績と顧客基盤を持つ。施設リーシングと物流サービスの一体化による複合提案力が強み。

懸念: 新設拠点の稼働率低迷による一時的な費用増。人件費や燃料費の高騰が継続的な利益圧迫要因となる可能性。

リスク: 経済環境や地政学リスクによる荷動きの変動。自然災害による施設被災リスク。燃料価格や金利の変動リスク。システムトラブルや個人情報漏洩リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E04286は、物流事業と不動産事業を二つの柱とする複合企業です。物流事業では、倉庫業を主体に、陸・海・空にわたる国際輸送、港湾運送、陸上運送、引越サービスなどを展開しています。倉庫業務では、貨物の保管、入出庫、流通加工に加え、近年は新規拠点の稼働により収益基盤の拡充を図っています。陸上運送業務は、飲料や食品、化粧品などの安定した需要に支えられ堅調に推移しました。不動産事業においては、オフィスビルや物流施設などの開発、賃貸、管理を主たる業務としており、保有資産のバリューアップや私募ファンドへの出資を通じた事業多角化も進めています。2026年3月期においては、物流事業の売上高は739億68百万円、不動産事業の売上高は61億46百万円となっています。両事業のシナジーを活かし、顧客の事業活動に新たな価値を創造することを目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が前期比1.4%増の797億40百万円と増収を達成したものの、営業利益は同12.2%減の40億97百万円、経常利益は同13.0%減の48億58百万円と減益となりました。営業収益の増加は、陸上運送業務の堅調な荷動きや国際輸送業務の底堅い推移が寄与しました。しかし、営業利益の減少は、主に物流事業における新設拠点の稼働初期費用や、人件費の上昇が圧迫したことが要因です。新設拠点は期末にかけて稼働率が回復傾向にありますが、通期では本格的な収益寄与が途上段階でした。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式の売却益を計上したことにより、同29.0%増の63億33百万円と大幅な増加を記録しました。セグメント別では、物流事業の営業収益は1.8%増加しましたが、営業利益は5.7%減少しました。不動産事業は、営業収益が4.0%減、営業利益が6.5%減となりました。

強みと競争優位性

E04286の強みは、物流事業と不動産事業という二つの安定した事業基盤を組み合わせている点にあります。物流事業においては、長年にわたり培ってきた輸送・保管ノウハウと、全国に広がる拠点ネットワークが競争力の源泉です。特に、陸上運送業務における安定した荷動きの維持や、国際輸送業務での底堅い推移は、多様な顧客ニーズに対応できる柔軟性を示唆しています。不動産事業では、物流施設としての機能性と賃貸収益性を両立させたポートフォリオ構築を進めており、物流事業とのシナジーによる高付加価値な複合提案が可能です。また、保有資産のバリューアップや私募ファンドへの出資といった資本効率を重視した経営戦略も、収益基盤の多角化に寄与しています。中期経営計画「澁澤倉庫グループ中期経営計画2026」では、物流の枠を超えたアウトソーシングサービスや、スマートで強靭な不動産ポートフォリオの確立を目指しており、これらが将来の競争優位性をさらに強化していくと考えられます。

リスク要因

同社は、事業環境の変化、法的規制、自然災害、燃料価格変動、金利変動、システムトラブル、個人情報漏洩、保有資産の時価変動、海外事業展開、退職給付債務、気候変動など、多岐にわたるリスクに直面しています。特に、国内外の経済環境や地政学リスクの高まりは、物流事業の荷動きや輸送ルートに直接的な影響を及ぼす可能性があります。また、物流事業における燃料費の高騰や、人件費の上昇は、利益率を圧迫する要因となります。不動産事業においても、首都圏の賃貸オフィス市場の需給バランスの変化や、建設資材価格の上昇、金利上昇が影響を与える可能性があります。さらに、自然災害による施設被災や、システムトラブルによる事業中断リスクも潜在的な脅威です。これらのリスクに対して、保険付保や耐震補強工事、セキュリティ対策、リスク分散投資などの対策を講じていますが、予期せぬ事態への対応は継続的な課題となります。

投資テーマとの関連

E04286は、直接的にAIや半導体といった先端技術分野に深く関与しているわけではありませんが、その事業基盤である物流インフラは、現代経済活動の根幹を成す重要な要素です。サプライチェーンの効率化や安定化は、あらゆる産業の競争力に影響を与えるため、同社の事業は間接的に経済全体の持続可能性を支える役割を担っています。特に、近年注目されている「物流DX」や「モーダルシフト」といったテーマとの関連性が考えられます。テクノロジー活用によるオペレーションの高度化や、温室効果ガス排出削減に向けた取り組みは、サステナビリティへの関心の高まりとも合致しており、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。また、不動産事業においては、物流施設の開発・賃貸といった分野で、eコマースの拡大に伴う倉庫需要の増加といったテーマとの関連性も考えられます。

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