株式会社上組 (9364) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 倉庫・運輸関連
物流
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 4/38位
B
安定性
業種 10/38位
C
成長性
業種 16/38位
C
効率性
業種 23/38位
E
CF健全性
業種 35/38位
売上高
2948億円
粗利率
-
営業利益率
12.4%
純利益率
10.6%
ROE
7.9%
ROIC
5.5%
自己資本比率
73.5%
D/Eレシオ
0.18
有利子負債
706億円
ネットキャッシュ
-14億円
NC/時価総額
-0.3%
運転資本余剰*
55億円
運転資本余剰/時価総額*
1.0%
フリーCF
-249億円
FCFマージン
-8.4%
キャッシュ化率
1.14倍
PBR
1.36倍
EV/EBITDA
10.7倍
PER
17.5倍
想定株価
5447.1円
想定時価総額
5366億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2948億円 - 138億円 365億円 504億円 407億円 313億円
2025年3月期 2792億円 - 132億円 331億円 463億円 367億円 269億円
2024年3月期 2668億円 - 137億円 306億円 442億円 342億円 250億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 5384億円 1495億円 637億円 769億円 3955億円
2025年3月期 4911億円 1564億円 467億円 599億円 3829億円
2024年3月期 4839億円 1431億円 450億円 517億円 3857億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 692億円 12億円 7800万円 706億円 1291億円 111億円 55億円
2025年3月期 955億円 10億円 4億円 405億円 969億円 - 488億円
2024年3月期 801億円 9億円 4億円 300億円 1021億円 - 351億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 357億円 -606億円 -16億円 -249億円
2025年3月期 404億円 -75億円 -179億円 329億円
2024年3月期 425億円 -164億円 -122億円 260億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 311.3円 4006.5円 205.0円 65.9% -14.2円 17.5倍 5447.1円 5366億円 106,576,000株 8,067,400株
2025年3月期 257.9円 3780.6円 130.0円 50.4% 544.4円 13.5倍 3481.4円 3518億円 106,576,000株 5,510,000株
2024年3月期 233.0円 3622.8円 100.0円 42.9% 471.5円 14.4倍 3354.8円 3564億円 112,076,000株 5,832,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.9% 5.8% 5.5% - 12.4% 17.1% 10.6% -8.4% 73.5% 0.18
2025年3月期 7.0% 5.5% 5.5% - 11.8% 16.6% 9.7% 11.8% 78.0% 0.11
2024年3月期 6.5% 5.2% 5.1% - 11.5% 16.6% 9.4% 9.8% 79.7% 0.08

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 5.6% 10.4% 16.1% 2.5% 1.9% 5.0% -
2025年3月期 4.7% 8.2% 7.6% 2.2% 0.0% 5.1% 代表取締役社長 深井義博
2024年3月期 -2.7% -3.1% 1.7% -0.2% -0.6% 7.8% 代表取締役社長 深井義博

業種比較(倉庫・運輸関連、37社中央値)

指標株式会社上組業種中央値
ROE7.9%6.5%
ROA5.8%3.6%
営業利益率12.4%5.9%
純利益率10.6%5.2%
自己資本比率73.5%57.9%
売上成長率5.6%3.3%
PER17.5倍11.7倍
PBR1.36倍0.75倍
EV/EBITDA10.7倍6.6倍
NC/時価総額-0.3%-12.4%
運転資本余剰/時価総額1.0%-5.0%
同業他社: 三井倉庫ホールディングス株式会社(9302)三菱倉庫株式会社(9301)株式会社キユーソー流通システム(9369)株式会社住友倉庫(9303)トランコム株式会社(9058)全38社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

倉庫・運輸関連で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
三菱倉庫株式会社 (9301) 4542億円 2734億円
株式会社住友倉庫 (9303) 3079億円 1962億円
三井倉庫ホールディングス株式会社 (9302) 3063億円 2995億円
日本トランスシティ株式会社 (9310) 764億円 1255億円
澁澤倉庫株式会社 (9304) 762億円 797億円
名港海運株式会社 (9357) 724億円 829億円
安田倉庫株式会社 (9324) 694億円 800億円
株式会社キユーソー流通システム (9369) 675億円 2026億円
倉庫・運輸関連の企業一覧(全38社)→

AI分析(2026年3月期)

物流
中期経営計画2030長期ビジョン2035グローバル事業の確立DXによる事業強化M&Aによる事業拡大(SAURASHTRA FREIGHT PVT.LTD.、日本ポート産業)

見通し: 今期は売上高+5.6%、営業利益+10.4%と増収増益を達成。中期経営計画では2030年3月期に営業収益3,500億円、2035年3月期に4,500億円を目指し、海外事業強化やDX推進で更なる成長を目指す。

強み: 港湾領域で確固たる地位を築く総合物流企業。長年の「現場力」と充実したアセットが強み。グローバル展開も加速。

懸念: 原油価格高騰によるコスト増、人口減少社会への対応、規制強化による追加費用発生リスク。

リスク: 天候不順や感染症による貨物取扱量の変動、環境規制強化による追加費用、自然災害や事故による事業停止リスク、固定資産・投資有価証券の減損リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当グループは、港湾荷役、コンテナターミナル運営、倉庫保管といった港湾運送事業を中核とし、国内自動車運送、国際複合一貫輸送、海外輸送など多岐にわたる物流サービスを提供する総合物流企業です。物流事業に加え、重量建設機工、不動産賃貸、酒類製造販売、金融業、農産物生産販売、太陽光発電、ソフトウェア開発など、多角的な「その他事業」も展開しています。2026年3月期においては、連結売上高は2,948億円、営業利益は365億円を達成しており、前期比でそれぞれ5.6%増、10.4%増と堅調な成長を示しました。特に物流事業は、港湾運送における飼料、穀物、青果物の取扱量増加やコンテナ取扱量の伸び、倉庫・国内運送におけるスポット案件の寄与、そして海外子会社の連結化による国際輸送の伸長が牽引し、営業収益は7.4%増、セグメント利益は9.9%増となりました。一方で、その他事業は一部で取扱量の減少が見られましたが、セグメント利益は13.6%増と増加しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高2,948億円(前期比5.6%増)、営業利益365億円(前期比10.4%増)と、増収増益を達成しました。親会社株主に帰属する当期純利益は313億円(前期比16.1%増)と、特に大きく伸長しました。これは、賃貸不動産物件や政策保有株式の売却益が利益を押し上げたことによるものです。営業利益率は12.4%となり、前期の11.9%から改善しました。セグメント別では、中核事業である物流事業が売上高2,610億円(同7.4%増)、セグメント利益315億円(同9.9%増)と堅調に推移し、会社全体の成長を支えました。その他事業は売上高374億円(同4.5%減)と減収でしたが、セグメント利益は49億円(同13.6%増)と増加しました。キャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは357億円(前期比11.6%減)となり、減少しましたが、これは主に仕入債務の増減額の影響によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の純増額や子会社株式の取得により606億円の純支出となりました。配当金については、1株あたり205円(前期比57.7%増)と大幅な増配を実施し、株主還元への積極的な姿勢を示しています。

強みと競争優位性

当グループの強みは、長年にわたり築き上げてきた「現場力」と、港湾領域における確固たるポジションにあります。国内外に充実したアセットを保有し、港湾荷役から倉庫、国内・国際輸送まで一貫した物流サービスを提供できる体制は、顧客にとっての利便性を高めています。また、2026年3月期においては、インドのコンテナ貨物取扱・保管事業及びNVOCC事業を展開するSAURASHTRA FREIGHT PVT.LTD.の連結子会社化や、国内の日本ポート産業株式会社の完全子会社化など、戦略的なM&Aを通じて事業基盤の強化とグローバル展開を加速させている点も注目されます。これらの施策は、物流業界における効率化やサービスレベル向上に貢献し、顧客からの信頼獲得につながっています。さらに、「中期経営計画2030」では、DXによる業務効率化と提供価値の拡張・高度化を重点施策の一つとして掲げており、テクノロジーを活用した競争優位性の確立を目指しています。

リスク要因

当グループが直面するリスクとして、まず輸出入貨物の取扱量に影響を与える要因が挙げられます。天候不順による食料品の生産量減少、新たな感染症の発生による輸入制限、地政学的なリスク(テロ、戦争など)、さらにはセーフガードのような貿易政策の変更などが、貨物取扱量の減少を通じて経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、自動車運送事業におけるCO2排出規制など、環境規制の厳格化への対応には、追加的な費用負担が生じるリスクがあります。さらに、大規模な自然災害や事故が発生した場合、事業拠点に重大な影響が及ぶ可能性も否定できません。加えて、保有する固定資産や投資有価証券の減損、退職給付債務の変動なども、財政状態や経営成績に影響を与える要因となり得ます。これらのリスクに対して、グループは継続的な対策と研究開発を進めていますが、その影響を完全に排除することは困難です。

投資テーマとの関連

当グループは、総合物流企業として、サプライチェーンの維持・強化に不可欠な役割を担っています。特に、グローバルな物流ネットワークと港湾インフラへの強みは、国際貿易の活発化や、近年重要性が増しているサプライチェーンの強靭化といった投資テーマと深く関連しています。また、「中期経営計画2030」におけるDX推進は、物流の効率化や高度化を通じて、AIやIoTといった技術革新の恩恵を受ける可能性を秘めています。具体的には、AIを活用した需要予測や最適な配送ルートの算出、IoTによる貨物追跡システムの高度化などが考えられます。さらに、食料品や資源の安定供給が社会的な課題となる中で、同社の物流インフラは、これらの物資の効率的な輸送・保管という観点からも、社会的な意義を持つと言えます。今後、中長期的な視点での成長戦略と、これらの投資テーマとのシナジー創出が期待されます。

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