関通ホールディングス株式会社 (9326) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 倉庫・運輸関連
物流
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 33/38位
E
安定性
業種 38/38位
B
成長性
業種 7/38位
C
効率性
業種 9/38位
D
CF健全性
業種 31/38位
売上高
183億円
粗利率
8.4%
営業利益率
1.7%
純利益率
1.1%
ROE
9.2%
ROIC
2.3%
自己資本比率
19.2%
D/Eレシオ
3.27
有利子負債
73億円
ネットキャッシュ
-49億円
NC/時価総額
-100.9%
運転資本余剰*
-15億円
運転資本余剰/時価総額*
-30.4%
フリーCF
-6億円
FCFマージン
-3.1%
キャッシュ化率
2.40倍
PBR
2.16倍
EV/EBITDA
15.0倍
PER
23.3倍
想定株価
474.9円
想定時価総額
48億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年2月期 183億円 15億円 3億円 3億円 6億円 3億円 2億円
2025年2月期 153億円 11億円 4億円 -4741万円 3億円 -9209万円 -8億円
2024年2月期 119億円 15億円 4億円 4億円 8億円 4億円 4969万円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年2月期 117億円 57億円 39億円 55億円 22億円
2025年2月期 103億円 49億円 25億円 57億円 21億円
2024年2月期 103億円 48億円 20億円 53億円 30億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年2月期 24億円 1272万円 19億円 73億円 2億円 1億円 -15億円
2025年2月期 20億円 1901万円 14億円 62億円 268万円 1億円 -6億円
2024年2月期 21億円 2445万円 13億円 57億円 2億円 1億円 2億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年2月期 5億円 -11億円 10億円 -6億円
2025年2月期 -9615万円 -7億円 7億円 -8億円
2024年2月期 -5431万円 -21億円 11億円 -22億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年2月期 20.4円 219.8円 10.0円 49.1% -479.3円 23.3倍 474.9円 48億円 10,308,150株 103,500株
2025年2月期 -84.4円 207.7円 10.0円 - -420.0円 - - - 10,308,150株 246,743株
2024年2月期 4.9円 301.6円 10.0円 202.4% -351.7円 102.4倍 505.9円 51億円 10,308,150株 285,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年2月期 9.2% 1.8% 2.3% 8.4% 1.7% 3.5% 1.1% -3.1% 19.2% 3.27
2025年2月期 -40.6% -8.2% -0.4% 7.4% -0.3% 2.0% -5.5% -5.2% 20.3% 2.97
2024年2月期 1.6% 0.5% 3.3% 12.2% 3.4% 6.4% 0.4% -18.2% 29.3% 1.87

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年2月期 20.1% 574.9% -75.7% 20.5% 14.0% -6.6% -
2025年2月期 27.9% -111.5% -1806.9% 14.8% 15.9% - 代表取締役社長 達城久裕
2024年2月期 13.8% 4.7% -92.1% 7.8% - -0.6% 代表取締役社長 達城久裕

業種比較(倉庫・運輸関連、37社中央値)

指標関通ホールディングス株式会社業種中央値
ROE9.2%6.5%
ROA1.8%3.8%
営業利益率1.7%5.9%
純利益率1.1%5.3%
自己資本比率19.2%59.3%
売上成長率20.1%3.3%
PER23.3倍11.7倍
PBR2.16倍0.75倍
EV/EBITDA15.0倍6.6倍
NC/時価総額-100.9%-12.0%
運転資本余剰/時価総額-30.4%-2.9%
同業他社: 三井倉庫ホールディングス株式会社(9302)株式会社上組(9364)三菱倉庫株式会社(9301)株式会社キユーソー流通システム(9369)株式会社住友倉庫(9303)全38社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

倉庫・運輸関連で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社サンリツ (9366) 52億円 205億円
伏木海陸運送株式会社 (9361) 43億円 135億円
兵機海運株式会社 (9362) 39億円 134億円
丸八倉庫株式会社 (9313) 60億円 49億円
櫻島埠頭株式会社 (9353) 35億円 43億円
株式会社パパネッツ (9388) 35億円 58億円
株式会社大運 (9363) 24億円 92億円
トレーディア株式会社 (9365) 22億円 164億円
倉庫・運輸関連の企業一覧(全38社)→

異常検知フラグ

2020年2月期: 高レバレッジ (D/E>5)

AI分析(2026年2月期)

物流
DXプラットフォーム企業への転換BPaaS(Business Process as a Service)クラウドトーマスProアセット・ライト経営AI・生成AI活用

見通し: EC市場の拡大を背景に、物流サービス事業は売上20.1%増、ITオートメーション事業も38.5%増と好調。2027年2月期は売上高200億円、営業利益4.8億円超を目指す。

強み: 物流現場のノウハウと自社開発WMS「クラウドトーマス」が強み。BPaaS型サービスへの転換で高付加価値モデルを目指す。

懸念: 「2024年問題」による人手不足・コスト上昇、激化する競争環境、システム障害リスク、創業者への依存度が高い点が懸念される。

リスク: 1.物流コスト上昇:燃料費・人件費高騰は値上げで対応するも、効果限定的。2.設備投資・減損:顧客業績悪化で投下資金回収困難、資産減損リスク。3.人材確保・育成:労働集約型産業ゆえの採用・育成コスト増。IT人材確保も課題。

AI詳細分析(2026年2月期)

事業概要

当社グループは、物流サービス事業とITオートメーション事業を両輪とする企業です。主力の物流サービス事業では、EC・通販事業者向けに、受注管理から出荷までの一連のバックオフィス業務を代行する「EC・通販物流支援サービス」を展開しています。これは、物流で培ったノウハウとデータ、そしてAIやテクノロジーを活用し、事業と経営者を量産できる経営への高度化を目指す経営理念に基づいています。ITオートメーション事業では、自社開発の倉庫管理システム「クラウドトーマス」などを基盤に、顧客の物流業務の効率化・省人化を支援するソリューションを提供しています。その他、障害のあるお子様向けの放課後等デイサービスも手掛けており、事業の多角化を図っています。2026年2月期における売上高は183億円で、前期比20.1%増と大きく伸長しました。これは、EC市場の拡大基調を背景に、物流業務のアウトソーシング需要が高まっていること、そしてサイバー攻撃からの信頼回復と経営基盤再構築に向けた全社的な取り組みが奏功した結果と考えられます。

直近決算ハイライト

2026年2月期において、当社グループは大幅な業績改善を達成しました。売上高は前期比20.1%増の183億円に達しました。特に注目すべきは利益面であり、営業利益は前期の営業損失から一転して3億円を計上し、前期比では774.9%という驚異的な増加率を示しました。経常利益も3億円(前期比409.6%増)、当期純利益も2億円(前期比124.3%増)と、全ての利益項目で大幅な回復を見せています。この劇的な改善は、前連結会計年度に発生したサイバー攻撃からの信頼回復と強靭な経営基盤の再構築に向けた全社的な取り組みの成果と位置づけられています。セグメント別では、物流サービス事業が売上高173億円(前期比19.2%増)、セグメント利益3.3億円(前期は3.3億円のセグメント損失)と、赤字から黒字への転換を果たしました。ITオートメーション事業も売上高8.8億円(前期比38.5%増)と伸長しましたが、セグメント利益は3.7億円(前期比88.9%減)となり、利益率の低下が見られました。その他事業も堅調に推移しています。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年の物流現場で培われた運用ノウハウと、それを支える独自のITシステム、そして「アセット・ライト経営」へのシフトによる柔軟な事業運営にあります。具体的には、倉庫管理システム「クラウドトーマス」をはじめとするIT資産は、単なる代行サービスに留まらない付加価値の高いサービス提供の基盤となっています。これらは、顧客のバックオフィス業務全体を自動化するBPaaS(Business Process as a Service)型サービスへの転換を可能にし、ストック型の収益基盤構築に貢献しています。また、物流倉庫などのハード資産への投資を抑制し、ソフトウエア開発や人的資本への経営資源配分を重点化するアセット・ライト経営は、損益分岐点の引き下げと環境変化への耐性向上に繋がっています。さらに、AIやDXを積極的に活用し、経営判断をデータと構造に基づいたものへと進化させることで、再現性のある意思決定と効率的な事業運営を実現しています。これらの要素が組み合わさることで、変化の速い物流業界において競争優位性を維持しています。

リスク要因

当社グループが直面するリスクは多岐にわたります。まず、物流事業は公共規制の影響を受けやすく、環境対策や安全対策に関する規制強化は、追加的な費用負担や事業停止リスクに繋がる可能性があります。また、顧客の業績悪化や支払停止は、先行投資した設備やシステムへの投下資金の回収を困難にし、投資成果の低下や減損リスクを招く可能性があります。コスト面では、原油価格や為替レートの変動による燃料費の高騰、ドライバー不足による輸配送コストの上昇、人件費や水道光熱費の上昇が収益を圧迫する要因となります。さらに、地震や風水害といった自然災害、サイバー攻撃による情報漏洩やシステム障害は、事業継続に重大な支障をきたす可能性があります。M&Aや資本業務提携における統合リスク、金利変動リスク、そして労働集約型産業である物流業界における人材確保・育成の難しさも、持続的な成長を阻む要因となり得ます。加えて、EC市場の動向、競合他社の戦略、そして創業者への依存度が高い経営体制も、事業運営上のリスクとして挙げられます。

投資テーマとの関連

当社グループは、AI(人工知能)とDX(デジタルトランスフォーメーション)を経営戦略の中核に据えている点が、現在の投資テーマとの関連性を強く示唆しています。経営理念において「AI及びテクノロジーにより経営の再現性を高め、事業と経営者を量産できる経営へと高度化」を掲げ、判断基準においても「AI及びテクノロジーは、現場理解を深めるための手段として活用」「発明によるシンプル化とAI・ITへの委任」「データと構造に基づく経営判断」を重視しています。中長期経営戦略においても、「データに基づく経営判断とAI・DXの推進」を具体策として挙げており、生成AIや自動化ツールの業務への徹底活用による従業員業務時間の削減、付加価値業務への時間配分拡大を目指しています。これは、AIを活用した業務効率化、省人化、そしてデータドリブンな経営判断といった、現代のテクノロジー投資テーマと合致するものです。また、EC市場の拡大は、物流業界全体の成長を牽引するテーマであり、当社はその成長の恩恵を受ける立場にあります。アセット・ライト経営へのシフトは、設備投資負担の軽減という観点からも、投資家にとって魅力となり得ます。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。