株式会社カウリス (153A) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
フィンテックSaaSサイバーセキュリティ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 41/610位
A
安定性
業種 101/614位
C
成長性
業種 284/599位
C
効率性
業種 273/614位
E
CF健全性
業種 542/613位
売上高
14億円
粗利率
58.4%
営業利益率
29.1%
純利益率
19.7%
ROE
16.6%
ROIC
16.2%
自己資本比率
76.1%
D/Eレシオ
0.06
有利子負債
1億円
ネットキャッシュ
14億円
NC/時価総額
18.1%
運転資本余剰*
10億円
運転資本余剰/時価総額*
12.5%
フリーCF
-2億円
FCFマージン
-11.8%
キャッシュ化率
0.76倍
PBR
4.62倍
EV/EBITDA
15.1倍
PER
27.4倍
想定株価
1175.0円
想定時価総額
77億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 14億円 8億円 705万円 4億円 4億円 4億円 3億円
2024年12月期 12億円 8億円 313万円 4億円 4億円 4億円 3億円
2023年12月期 10億円 6億円 494万円 3億円 3億円 3億円 3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 22億円 16億円 5億円 - 17億円
2024年12月期 20億円 18億円 6億円 1億円 13億円
2023年12月期 12億円 10億円 5億円 3億円 5億円

※一部項目はデータ取得不可のため合計が一致しない場合があります

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 15億円 - 6242万円 1億円 3億円 - 10億円
2024年12月期 17億円 - 6066万円 3億円 - - 11億円
2023年12月期 10億円 - 5119万円 3億円 - - 5億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 2億円 -4億円 -8120万円 -2億円
2024年12月期 3億円 -32万円 5億円 3億円
2023年12月期 3億円 -695万円 5100万円 3億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 42.9円 253.8円 4.8円 11.2% 212.5円 27.4倍 1175.0円 77億円 6,528,000株 -
2024年12月期 44.6円 206.4円 - - 232.7円 31.8倍 1417.8円 90億円 6,373,900株 -
2023年12月期 45.6円 79.2円 - - 114.5円 - - - 5,706,700株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 16.6% 12.7% 16.2% 58.4% 29.1% 29.6% 19.7% -11.8% 76.1% 0.06
2024年12月期 21.0% 13.7% 18.4% 63.2% 33.7% 33.9% 22.6% 21.7% 65.0% 0.19
2023年12月期 57.6% 22.1% 27.5% - - - - - 38.3% 0.67

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 14.3% -1.1% 0.1% - - - -
2024年12月期 23.1% 39.5% 6.1% - - - 代表取締役社長 島津敦好
2023年12月期 - - - - - - 代表取締役社長 島津敦好

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標株式会社カウリス業種中央値
ROE16.6%10.3%
ROA12.7%5.1%
営業利益率29.1%7.4%
純利益率19.7%4.9%
自己資本比率76.1%53.6%
売上成長率14.3%7.2%
PER27.4倍15.2倍
PBR4.62倍1.69倍
EV/EBITDA15.1倍7.0倍
NC/時価総額18.1%13.8%
運転資本余剰/時価総額12.5%2.5%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ホテル、ニューグランド (9720) 77億円 65億円
nmsホールディングス株式会社 (2162) 77億円 757億円
株式会社ブッキングリゾート (324A) 76億円 15億円
マテリアルグループ株式会社 (156A) 77億円 63億円
株式会社アップガレージグループ (7134) 77億円 154億円
株式会社インタースペース (2122) 77億円 88億円
株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン (6093) 77億円 51億円
株式会社御園座 (9664) 77億円 32億円
サービス業の企業一覧(全614社)→

異常検知フラグ

2024年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2023年12月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年12月期)

フィンテックSaaSサイバーセキュリティ
マネー・ローンダリング対策不正利用抑止Grid Data KYCFraud Alertネットワークの外部性

見通し: マネー・ローンダリング対策市場は今後も成長が見込まれる。主力サービス「Fraud Alert」の深耕と新規事業「Grid Data KYC」への注力により、ARRは堅調に推移し、持続的な成長を目指す。

強み: 金融機関を主要顧客とする強固な顧客基盤と、顧客間での情報共有によるネットワーク効果が競争優位性。

懸念: 競合激化、技術革新への対応遅延、特定顧客への依存度が高いことによるリスク。

リスク: マネー・ローンダリング対策市場の競争激化や技術革新への対応遅延は事業成長に影響。顧客のプライバシーポリシー強化や規制変更もリスク。特定顧客への依存度が高く、顧客の経営方針変更が業績を左右する可能性。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社の主力事業は、マネー・ローンダリング対策およびインターネットサービスの不正利用抑止に特化したソリューションの提供です。具体的には、法人向けクラウド型不正アクセス検知サービス「Fraud Alert(フロードアラート)」の提供を通じて、金融機関やクレジットカード事業者など、不正利用リスクの高い業界を中心にサービスを展開しています。2025年9月には、金融機関等向けに電力契約情報を活用したKYC(顧客確認)サービス「Grid Data KYC」の提供も開始し、事業領域の拡大を図っています。当社のビジネスモデルは、不正利用者の情報が集まるデータベースを顧客間で共有することで、不正検知率の向上と顧客基盤の拡大を両立させるネットワーク外部性の活用が特徴です。これにより、広告宣伝費を抑えつつ、顧客紹介による自然な成長を促進しています。2025年12月期の売上高は14億円、前期比14.3%増と堅調な成長を示しており、特にストック型収益である「Fraud Alert」の利用料が安定的な経営基盤を支えています。

直近決算ハイライト

2025年12月期決算では、売上高は14億円と前期比14.3%の増加を達成し、事業の成長軌道を示しました。一方で、営業利益は4億円と前期比でわずかに1.1%減少しました。これは、新規事業である「Grid Data KYC」への投資や、サービス提供基盤の強化などに伴う先行的な費用負担が影響した可能性があります。経常利益は4億円で前期比5.6%増、当期純利益は3億円で前期比0.1%増と、増収効果が利益を押し上げました。純資産は17億円と前期比26.3%増加し、財務基盤の強化が進んでいることがうかがえます。総資産も22億円と前期比7.8%増加しました。現金及び預金は15億円と前期比で14.2%減少しましたが、これは研究開発投資や事業拡大に向けた先行投資に充当されたものと考えられます。営業キャッシュフローは2億円と前期比21.5%減少しており、一時的な運転資金の増加などが影響した可能性があります。一株当たり利益(EPS)は42.90円で前期比3.8%減となりました。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、マネー・ローンダリング対策という専門性の高い分野に特化し、独自のサービスポジションを確立している点です。特に、データ検知サービスが一般的な中で、継続的に発生する新たな犯罪手口に対応するため、データモニタリングという独自のアプローチと価格設定を実現している点が競争優位性につながっています。金融機関を主要顧客とする強固な顧客基盤も特筆すべき点であり、メガバンクや大手証券会社など、一度導入されるとスイッチングコストが非常に高いため、継続的な取引が見込めます。また、代理店を介さず顧客と直接取引することで、市場ニーズを的確に捉え、サービス改善に繋げている点も差別化要因です。さらに、顧客間で不正利用者の情報を共有するネットワーク外部性の活用は、顧客数が増えるほど不正検知率が向上するという、職種特化型SaaS企業のような効率的な成長モデルを可能にしています。政府機関との良好なリレーションシップを通じたサービス開発も、他社にはないユニークな強みであり、規制のサンドボックス制度やグレーゾーン解消制度の活用により、先進的なサービスを市場に投入できています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとしては、まずマネー・ローンダリング対策市場の競争激化が挙げられます。Fintechの普及に伴い市場は拡大していますが、競合他社の積極的な参入は収益性に影響を与える可能性があります。また、技術革新への対応の遅れもリスク要因です。GoogleやAppleなどのプライバシーポリシー強化により、端末識別の難易度が上昇した場合、既存サービスの有効性が低下する可能性があります。さらに、法規制の変更や新たな規制の導入は、事業展開を制約する可能性があります。サービス提供におけるソフトウェアのバグやシステム障害、サイバー攻撃なども、サービスの信頼性低下や売上減少に繋がるリスクがあります。売上高の63.0%を上位10社で占める特定顧客への依存度が高いことも、これらの顧客の経営方針変更や取引条件の変更が業績に与える影響を大きくしています。人材の採用・育成も業界共通の課題であり、専門知識を有する人材の不足はサービス提供の遅延や生産性低下を招く可能性があります。

投資テーマとの関連

当社の事業は、社会的なデジタル化の進展と、それに伴うサイバーセキュリティおよび金融犯罪対策の重要性の高まりという、現代の主要な投資テーマと深く関連しています。特に、マネー・ローンダリング対策市場は、世界的に見ても年間平均成長率15.6%以上で成長すると予測されており、政府によるFATF(金融活動作業部会)の規制強化や、経済安全保障推進法に基づくインフラ産業へのサイバーセキュリティ投資の必要性など、中長期的な市場拡大が見込まれます。また、キャッシュレス決済比率の向上や、BtoC-EC市場の拡大に伴う不正利用被害の増加も、当社の不正検知サービスに対する需要を後押しする要因となります。AI技術の進展も、不正検知アルゴリズムの高度化に寄与する可能性があり、間接的ながらも関連が深まっています。経済安全保障の文脈では、サイバー攻撃への継続的なサービス提供体制や検知体制の構築が国策として推進されており、当社の事業領域はこうした政策動向とも合致しています。

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