株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン (6093) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
不動産テックフィンテックSaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 406/610位
A
安定性
業種 108/614位
D
成長性
業種 438/599位
C
効率性
業種 309/614位
D
CF健全性
業種 473/613位
売上高
51億円
粗利率
42.3%
営業利益率
6.4%
純利益率
3.7%
ROE
5.4%
ROIC
6.2%
自己資本比率
73.4%
D/Eレシオ
0.04
有利子負債
2億円
ネットキャッシュ
21億円
NC/時価総額
27.6%
運転資本余剰*
12億円
運転資本余剰/時価総額*
15.8%
フリーCF
-2億円
FCFマージン
-3.9%
キャッシュ化率
2.03倍
PBR
2.23倍
EV/EBITDA
9.6倍
PER
40.9倍
想定株価
177.9円
想定時価総額
77億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年2月期 51億円 21億円 3億円 3億円 6億円 3億円 2億円
2025年2月期 47億円 21億円 2億円 5億円 7億円 5億円 3億円
2024年2月期 41億円 19億円 2億円 5億円 6億円 5億円 3億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年2月期 47億円 34億円 11億円 2億円 35億円
2025年2月期 48億円 36億円 10億円 2億円 36億円
2024年2月期 44億円 35億円 9億円 9107万円 35億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年2月期 23億円 - 6億円 2億円 2億円 1045万円 12億円
2025年2月期 28億円 - 6億円 1億円 5791万円 1705万円 18億円
2024年2月期 27億円 - 6億円 - 7352万円 2365万円 18億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年2月期 4億円 -6億円 -3億円 -2億円
2025年2月期 7億円 -3億円 -3億円 4億円
2024年2月期 5億円 -1億円 -2億円 4億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年2月期 4.3円 79.9円 6.0円 137.9% 49.1円 40.9倍 177.9円 77億円 45,950,238株 2,399,000株
2025年2月期 8.0円 81.5円 6.0円 75.0% 61.2円 18.3倍 146.4円 64億円 45,950,238株 2,318,800株
2024年2月期 6.9円 79.4円 6.0円 87.3% 62.1円 20.2倍 138.8円 61億円 45,950,238株 2,317,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年2月期 5.4% 4.0% 6.2% 42.3% 6.4% 11.5% 3.7% -3.9% 73.4% 0.04
2025年2月期 9.8% 7.3% 9.2% 43.8% 10.2% 14.8% 7.4% 8.1% 74.7% 0.03
2024年2月期 8.6% 6.7% 9.2% 46.4% 11.0% 15.1% 7.2% 9.0% 77.9% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年2月期 7.1% -33.0% -45.7% 11.0% 10.6% 15.8% -
2025年2月期 14.6% 5.8% 16.4% 10.1% 8.1% -7.7% 代表取締役社長 成宮正一郎
2024年2月期 11.5% 119.1% 293.8% 10.4% 5.9% -2.5% 代表取締役社長 成宮正一郎

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン業種中央値
ROE5.4%10.3%
ROA4.0%5.2%
営業利益率6.4%7.4%
純利益率3.7%5.0%
自己資本比率73.4%53.6%
売上成長率7.1%7.3%
PER40.9倍15.2倍
PBR2.23倍1.69倍
EV/EBITDA9.6倍7.0倍
NC/時価総額27.6%13.8%
運転資本余剰/時価総額15.8%2.5%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
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サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社御園座 (9664) 77億円 32億円
株式会社インタースペース (2122) 77億円 88億円
株式会社アップガレージグループ (7134) 77億円 154億円
株式会社エクストリーム (6033) 78億円 118億円
マテリアルグループ株式会社 (156A) 77億円 63億円
表示灯株式会社 (7368) 78億円 108億円
株式会社カウリス (153A) 77億円 14億円
株式会社ホテル、ニューグランド (9720) 77億円 65億円
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AI分析(2026年2月期)

不動産テック
DX推進相続市場非対面化・デジタル化・自動化業務プロセスの標準化・自動化建築ソリューション事業の拡大

見通し: 今期は一部取引先への貸倒引当金繰入増により大幅減益となったが、建築ソリューション事業が好調。来期以降はDX推進、業務プロセスの標準化・自動化、M&A等で事業規模拡大と生産性向上を目指し、回復・成長を目指す。

強み: 金融・不動産・建築・士業領域を横断するワンパッケージサービス。DX推進による業務効率化とリスク管理能力。

懸念: 一部取引先への依存度(12.7%)。住宅ローン市況や不動産市況の悪化リスク。貸倒引当金繰入増による利益圧迫。

リスク: オペレーショナルリスク(事務、システム、人的、法務)の発生。災害等リスクによる業務中断。住宅ローン・不動産市況悪化による取扱件数減少。特定取引先への依存。レピュテーショナルリスク。

AI詳細分析(2026年2月期)

事業概要

同社グループは、金融、不動産、建築、士業専門家という4つの領域において、取引の手続きや決済分野での専門知識を活かし、関係者全体をサポートするワンパッケージサービスを提供している。主な事業セグメントは、金融ソリューション事業、不動産ソリューション事業、建築ソリューション事業、士業ソリューション事業の4つである。金融ソリューション事業では、主に金融機関向けに住宅ローン事務や相続手続きの効率化・安全性向上に資するサービスをクラウドシステムを通じて提供し、信託サービスや相続手続き代行サービスも展開している。不動産ソリューション事業では、不動産事業者向けに非対面決済サービス「H'OURS」を提供し、不動産オークションの機会も提供している。建築ソリューション事業では、建築事業者向けに住宅建築支援ツールや測量・設計サービスを提供。士業ソリューション事業では、登記申請関連のクラウドシステムなどを士業専門家に提供している。これらの事業を通じて、取引関係者の業務効率化、安全性向上、利便性向上を目指している。2026年2月期における売上高は50億7814万円であり、前連結会計年度比では7.1%の増加となった。

直近決算ハイライト

2026年2月期において、同社グループの売上高は50億7814万円と、前期比7.1%増加した。しかし、営業利益は3億2340万円(同33.0%減)、経常利益は3億1684万円(同34.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億8944万円(同45.7%減)と、利益面では大幅な減少となった。この大幅な減益の主な要因は、一部の取引先に対する債権について、相手先の経営状況と財務状況を慎重に検討した結果、1億123万円を貸倒引当金繰入額として販売費及び一般管理費に計上したことによる。セグメント別では、金融ソリューション事業は売上高19億4653万円(同0.5%増)と微増にとどまり、セグメント利益は1.1%減となった。一方、建築ソリューション事業は売上高12億8168万円(同35.0%増)と大きく伸長し、セグメント利益は前期と同水準となった。不動産ソリューション事業は売上高8億2278万円(同7.3%減)と減収となり、セグメント損失を計上した。士業ソリューション事業は売上高10億1971万円(同6.2%増)と増加したが、セグメント利益は44.8%減となった。現金及び預金は22億9215万円となり、前期末比で18.0%減少している。

強みと競争優位性

同社グループの強みは、金融、不動産、建築、士業といった専門分野にまたがる包括的なサービス提供能力にある。これらの異なる領域で培った知見を統合し、取引関係者に対して一貫したサポートを提供する「ワンパッケージサービス」は、顧客の業務効率化とリスク軽減に大きく貢献する。特に、住宅ローン、不動産売買、住宅建築、相続といった多岐にわたる分野でのDX推進、非対面化、デジタル化、自動化への対応力は、現代の市場ニーズに合致している。クラウドシステム「EPS」や非対面決済サービス「H'OURS」などのITソリューションは、業務プロセスを標準化・効率化し、顧客の生産性向上を支援する。また、連結子会社である株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン信託が提供する信託サービスや不動産取引保証®サービスは、取引の安全性と信頼性を高め、参入障壁を築いている。さらに、「人財」を重要な経営資源と位置づけ、人事制度の刷新や働きがいのある環境整備に注力することで、専門性の高い人材の確保・育成に努めている点も、持続的な競争優位性の源泉となっている。

リスク要因

同社グループが抱えるリスクとしては、まずオペレーショナルリスクが挙げられる。業務プロセス、システム、人員体制の不備や機能不全は、事務リスク、システム・情報セキュリティリスク、人的リスク、法務リスクとして顕在化する可能性がある。特に、労働集約型の業務依存やクラウドシステムの利用は、人的ミス、システム障害、情報漏洩のリスクを高める。また、住宅ローン市況や不動産市況の急激な悪化は、事業の根幹に関わるリスクである。これらの市場の変動は、同社グループの取扱件数に直接的な影響を与え、経営成績を悪化させる可能性がある。さらに、特定取引先(司法書士法人燈への売上高比率12.7%)への依存度もリスク要因として認識されている。同法人の経営方針変更等により取引条件が悪化または縮小した場合、経営成績に影響が及ぶ可能性がある。加えて、貸倒れに関するリスクも無視できない。取引先の信用不安が発生した場合、予期せぬ貸倒れリスクが顕在化し、貸倒引当金の積み増しが必要となる事態は、利益を圧迫する要因となりうる。

投資テーマとの関連

同社グループは、社会インフラ企業として「専門性×革新的サービス」を追求しており、特にデジタル化や非対面化といった投資テーマと深く関連している。中期経営計画2027では、住宅ローン、不動産売買、住宅建築、相続といった分野における非対面化・デジタル化・自動化を重点施策として掲げている。これは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展という現代の大きな潮流に沿った戦略である。AIを活用した建築業務のデジタル化支援や、不動産登記の完全オンライン申請支援などは、AIやフィンテックといった先進技術の活用を示唆している。また、カーボンニュートラル戦略の文脈で進むデジタルトランスフォーメーションとの親和性も高い。これらの取り組みは、単なる事業拡大に留まらず、社会全体のデジタル化を支えるインフラとしての役割を果たす可能性を秘めている。不動産取引プロセスにおけるリスク管理の自動化や、重要書類のデジタルストレージ化などは、サイバーセキュリティやデータ管理といったテーマとも間接的に関連していると言える。

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