テクマトリックス株式会社 (3762) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
AISaaSサイバーセキュリティ医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 208/649位
D
安定性
業種 500/657位
B
成長性
業種 201/637位
D
効率性
業種 504/657位
A
CF健全性
業種 81/656位
売上高
717億円
粗利率
31.5%
営業利益率
10.8%
純利益率
7.2%
ROE
19.7%
ROIC
17.8%
自己資本比率
21.7%
D/Eレシオ
0.16
有利子負債
42億円
ネットキャッシュ
316億円
NC/時価総額
44.3%
運転資本余剰*
-470億円
運転資本余剰/時価総額*
-65.7%
フリーCF
120億円
FCFマージン
16.8%
キャッシュ化率
2.54倍
PBR
2.71倍
EV/EBITDA
3.8倍
PER
13.8倍
想定株価
1778.5円
想定時価総額
715億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 717億円 226億円 28億円 78億円 106億円 79億円 52億円
2025年3月期 649億円 206億円 26億円 67億円 93億円 64億円 41億円
2024年3月期 533億円 182億円 23億円 59億円 81億円 59億円 35億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1215億円 1014億円 828億円 61億円 263億円
2025年3月期 1054億円 854億円 674億円 80億円 242億円
2024年3月期 858億円 705億円 516億円 71億円 217億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 358億円 5億円 70億円 42億円 非該当 45億円 -470億円
2025年3月期 273億円 3億円 77億円 56億円 非該当 41億円 -401億円
2024年3月期 273億円 5億円 69億円 42億円 非該当 2億円 -244億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 32万円 32億円
2025年3月期 - 37億円
2024年3月期 - 37億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 131億円 -11億円 -36億円 120億円
2025年3月期 68億円 -60億円 -8億円 9億円
2024年3月期 90億円 -19億円 1億円 70億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 128.9円 655.1円 52.0円 40.4% 787.2円 13.8倍 1778.5円 715億円 44,518,400株 4,333,200株
2025年3月期 101.1円 602.6円 34.0円 33.6% 540.8円 19.5倍 1971.8円 792億円 44,518,400株 4,349,700株
2024年3月期 88.3円 541.9円 28.0円 31.7% 575.6円 21.0倍 1855.3円 745億円 44,518,400株 4,389,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 19.7% 4.3% 17.8% 31.5% 10.8% 14.7% 7.2% 16.8% 21.7% 0.16
2025年3月期 16.8% 3.9% 15.7% 31.7% 10.3% 14.3% 6.3% 1.4% 23.0% 0.23
2024年3月期 16.3% 4.1% 15.8% 34.2% 11.0% 15.3% 6.6% 13.2% 25.4% 0.19

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 10.6% 16.4% 27.5% 16.0% 18.3% 15.0% -
2025年3月期 21.7% 14.0% 14.7% 21.1% 17.8% 21.3% 代表取締役社長 矢井隆晴
2024年3月期 16.0% 14.8% 20.0% 19.9% 16.0% 17.8% 代表取締役社長 矢井隆晴

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標テクマトリックス株式会社業種中央値
ROE19.7%11.1%
ROA4.3%6.6%
営業利益率10.8%8.6%
純利益率7.2%6.5%
自己資本比率21.7%62.0%
売上成長率10.6%9.1%
PER13.8倍17.2倍
PBR2.71倍2.29倍
EV/EBITDA3.8倍7.8倍
NC/時価総額44.3%20.4%
運転資本余剰/時価総額-65.7%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ソフトウェア・サービス (3733) 715億円 423億円
ビジネスエンジニアリング株式会社 (4828) 711億円 244億円
株式会社アイル (3854) 707億円 193億円
ラクスル株式会社 (4384) 727億円 620億円
株式会社東計電算 (4746) 727億円 208億円
株式会社メドレー (4480) 728億円 368億円
日本ビジネスシステムズ株式会社 (5036) 731億円 1726億円
デジタルアーツ株式会社 (2326) 694億円 108億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2026年3月期)

AISaaSサイバーセキュリティ医療機器
AI活用ソリューション(生成AI含む)クラウドサービス(SaaS)サイバーセキュリティ対策医療システム・PACSクラウドシフトソフトウェア品質保証・組込みソフトウェア

見通し: 今期は情報基盤事業と医療システム事業の堅調な成長に加え、アプリケーション・サービス事業の回復により、売上高、営業利益ともに過去最高を更新。来期はAI関連サービスやクラウドシフトをさらに推進し、持続的な成長を目指す。

強み: 「目利き力」と「業務ノウハウ」を強みに、ITインフラ、アプリケーション、医療システム分野で社会課題解決型サービスを提供。特にセキュリティと医療IT分野に強み。

懸念: 海外ベンダーへの依存度が高く、仕入先企業の買収や倒産リスク、技術革新への対応遅れが事業に影響する可能性。また、優秀なIT人材の獲得競争も激化。

リスク: 1. 法的規制:薬機法や電気通信事業法等の法令遵守は必須。違反時には規制対応費用増による業績悪化リスク。2. サイバーセキュリティ:情報漏洩や不正アクセス発生時の損害賠償請求や信用失墜リスク。3. 海外ベンダー依存:仕入先企業の買収・倒産等による製品調達困難化リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E05463は、ITプロフェッショナル集団として、「情報基盤事業」「アプリケーション・サービス事業」「医療システム事業」の3つのセグメントを核に事業を展開しています。情報基盤事業では、エンタープライズ向けおよびクラウドサービス提供事業者向けに、ネットワーク、サイバーセキュリティ、サーバー、ストレージといったITインフラの提供と、それに付随するマネージドサービス等の付加価値の高いサービスを提供しています。特に高度化・巧妙化するサイバー攻撃に対応するため、最先端のセキュリティ関連技術の新規商材発掘・展開や、運用保守サービスに注力しています。アプリケーション・サービス事業では、顧客の課題解決を実現するため、特定市場・業務向けのアプリケーションパッケージ開発や、クラウドサービス(SaaS)の提供を推進しています。CRM分野ではASEAN地域での事業展開を加速させ、生成AIを活用したコンタクトセンター業務効率化ソリューションの拡充を図っています。ソフトウェア品質保証分野では、組込みソフトウェアの品質向上や開発基盤の自動化・効率化支援に注力し、ビジネスソリューション分野では公共分野のDX化・CX向上ソリューション開発を進めています。教育分野では、小中校向けクラウドサービスの導入推進とベネッセコーポレーションとの連携強化、高等学校向けビジネス拡大を目指しています。医療システム事業では、医用画像管理システム(PACS)のクラウド化によるストック型ビジネスへの転換を推進し、医療画像データ利活用を促進するAIプラットフォーム事業や、病理分野、PHR(Personal Health Record)サービスへの事業拡充に取り組んでいます。

直近決算ハイライト

E05463の2026年3月期決算は、売上高が前期比10.6%増の717億円となり、過去最高を記録しました。営業利益は同16.4%増の78億円、経常利益は同22.4%増の79億円、当期純利益は同27.5%増の52億円といずれも大幅な増益となりました。特に、純資産は同8.8%増の263億円、総資産は同15.3%増の1,215億円へと拡大し、財務基盤も強化されています。現金及び預金は同31.0%増の358億円と潤沢な資金を確保しており、営業活動によるキャッシュ・フローも同92.3%増の131億円と大きく改善しました。EPSは同27.5%増の128.88円、BPSは同8.7%増の655.15円と、株主価値も着実に向上しています。株主還元としては、1株配当が同52.9%増の52.00円と大幅に増配されており、株主還元の姿勢も強化されています。情報基盤事業がサブスクリプション型のクラウド型セキュリティ対策製品を中心に好調に推移し、売上・利益ともに過去最高を更新しました。アプリケーション・サービス事業は増収となったものの、人件費やクラウド費用増により営業損失を計上しました。医療システム事業は、クラウドシフトやAIプラットフォーム事業の推進により増収増益となりました。

強みと競争優位性

E05463の強みは、サイバーセキュリティ分野における高度な専門性と、情報基盤事業、アプリケーション・サービス事業、医療システム事業という多角的な事業ポートフォリオにあります。特に情報基盤事業では、ランサムウェア攻撃など高度化するサイバー脅威に対応するための最先端セキュリティ製品・サービスの提供に加え、SOC業務の自動化ソリューションといった付加価値の高いサービスを展開し、顧客のセキュリティ対策強化ニーズに応えています。また、長年にわたり培ってきた「目利き力」と「業務ノウハウ」を基盤としたソリューション提供能力は、顧客の課題解決において高い競争優位性となっています。アプリケーション・サービス事業におけるCRM分野でのASEAN地域展開や、医療システム事業でのPACSクラウド化、AIプラットフォーム事業への取り組みは、将来の成長ドライバーとなり得ます。ストック型ビジネスの比率向上(情報基盤事業87.9%、アプリケーション・サービス事業69.8%、医療システム事業61.0%)は、収益の安定化と継続的な収益確保に貢献しており、これが強固な財務基盤と株主還元強化に繋がっています。

リスク要因

E05463の事業運営におけるリスクとして、まず法的規制への対応が挙げられます。労働者派遣法、薬機法、電気通信事業法など、複数の法令遵守が求められ、違反が発生した場合には規制対応費用増加や業績への影響が懸念されます。また、サイバーセキュリティリスク、システム障害、受託開発案件の採算悪化といったオペレーショナルリスクも存在します。財務面では、海外ベンダーとの取引における為替変動リスク、ソフトウェア資産の減損リスク、大型案件の検収時期による業績変動、継続取引における資金繰り負担などが潜在的なリスクとして挙げられます。さらに、パンデミックや自然災害、地政学的リスクの高まりは、事業継続やサプライチェーンに影響を及ぼす可能性があります。海外ベンダーへの依存度(仕入金額の約6割)は、仕入先の買収、販売網見直し、倒産等による調達困難リスクに繋がる可能性があり、M&Aや提携に関するリスクも内包しています。

投資テーマとの関連

E05463は、現代のIT投資における最重要テーマである「サイバーセキュリティ」分野において、強固な事業基盤を有しています。高度化・巧妙化するサイバー攻撃への対策需要は、同社の情報基盤事業にとって追い風であり、クラウド型セキュリティ対策製品やAIを活用したSOC業務自動化ソリューションは、このテーマと深く関連しています。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の流れは、アプリケーション・サービス事業における公共分野のDX化・CX向上ソリューションや、医療システム事業におけるPACSのクラウド化、AIプラットフォーム事業、PHRサービスといった、ITインフラからアプリケーション、医療ITまで幅広い領域での需要を喚起しており、投資テーマとの関連性は高いと言えます。生成AI技術を活用したコンタクトセンター業務効率化ソリューションへの取り組みは、「AI」という投資テーマにも合致しており、今後の技術革新への対応力と事業展開が注目されます。

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