株式会社アイル (3854) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 情報・通信業
SaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 22/649位
B
安定性
業種 231/657位
B
成長性
業種 236/637位
A
効率性
業種 73/657位
A
CF健全性
業種 108/656位
売上高
193億円
粗利率
55.2%
営業利益率
25.0%
純利益率
18.1%
ROE
30.9%
ROIC
29.9%
自己資本比率
71.6%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
74億円
NC/時価総額
10.5%
運転資本余剰*
48億円
運転資本余剰/時価総額*
6.8%
フリーCF
28億円
FCFマージン
14.6%
キャッシュ化率
0.96倍
PBR
6.27倍
EV/EBITDA
12.2倍
PER
20.0倍
想定株価
2826.4円
想定時価総額
707億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年7月期 193億円 107億円 4億円 48億円 52億円 48億円 35億円
2024年7月期 175億円 98億円 4億円 43億円 47億円 43億円 29億円
2023年7月期 159億円 87億円 5億円 35億円 40億円 36億円 25億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年7月期 158億円 132億円 26億円 19億円 113億円
2024年7月期 142億円 116億円 26億円 19億円 97億円
2023年7月期 121億円 97億円 25億円 18億円 77億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年7月期 74億円 2億円 28億円 - 1億円 - 48億円
2024年7月期 67億円 3億円 26億円 - 1億円 - 41億円
2023年7月期 56億円 3億円 21億円 - 4672万円 - 31億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年7月期 34億円 -5億円 -21億円 28億円
2024年7月期 26億円 -7億円 -9億円 19億円
2023年7月期 31億円 -5億円 -5億円 25億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年7月期 141.3円 450.9円 50.0円 35.4% 295.8円 20.0倍 2826.4円 707億円 25,042,528株 13,000株
2024年7月期 115.4円 386.8円 41.0円 35.5% 266.2円 23.4倍 2699.4円 676億円 25,042,528株 11,400株
2023年7月期 98.8円 309.2円 31.0円 31.4% 225.3円 26.3倍 2597.4円 650億円 25,042,528株 10,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年7月期 30.9% 22.1% 29.9% 55.2% 25.0% 27.0% 18.1% 14.6% 71.6% -
2024年7月期 29.8% 20.4% 30.8% 55.8% 24.3% 26.7% 16.5% 11.0% 68.4% -
2023年7月期 31.9% 20.4% 32.1% 54.5% 22.3% 25.3% 15.5% 15.9% 63.9% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年7月期 10.2% 13.0% 20.8% 14.2% 8.8% 31.9% 代表取締役社長 岩本哲夫
2024年7月期 10.0% 20.2% 16.8% 9.9% 10.7% 32.6% 代表取締役社長 岩本哲夫
2023年7月期 23.0% 68.9% 79.4% 7.9% 11.1% 27.8% 代表取締役社長 岩本哲夫

業種比較(情報・通信業、656社中央値)

指標株式会社アイル業種中央値
ROE30.9%11.1%
ROA22.1%6.6%
営業利益率25.0%8.6%
純利益率18.1%6.5%
自己資本比率71.6%62.0%
売上成長率10.2%9.1%
PER20.0倍17.2倍
PBR6.27倍2.29倍
EV/EBITDA12.2倍7.8倍
NC/時価総額10.5%20.5%
運転資本余剰/時価総額6.8%6.6%
同業他社: NTT株式会社(9432)ソフトバンクグループ株式会社(9984)ソフトバンク株式会社(9434)KDDI株式会社(9433)株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(9613)全657社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

情報・通信業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ビジネスエンジニアリング株式会社 (4828) 711億円 244億円
テクマトリックス株式会社 (3762) 715億円 717億円
株式会社ソフトウェア・サービス (3733) 715億円 423億円
デジタルアーツ株式会社 (2326) 694億円 108億円
ラクスル株式会社 (4384) 727億円 620億円
株式会社東計電算 (4746) 727億円 208億円
株式会社シーイーシー (9692) 687億円 659億円
株式会社メドレー (4480) 728億円 368億円
情報・通信業の企業一覧(全657社)→

AI分析(2025年7月期)

SaaS
CROSS-OVER戦略アラジンオフィス・シリーズCROSS MALLAI活用による生産性向上ストック型ビジネス強化

見通し: 中堅・中小企業向けITソリューション提供企業。主力製品「アラジンオフィス」の業種別強化や「CROSS MALL」の中堅大手市場シフトが成長ドライバー。2025年7月期は売上高10.2%増、営業利益13.0%増と好調。売上高営業利益率30%目標達成に向け、引き続き「CROSS-OVER」戦略を推進。AI活用による生産性向上も寄与。

強み: 「リアル」と「Web」を統合した「CROSS-OVER」戦略による独自ビジネスモデル。ストック型ビジネス重視で安定収益確保。中堅・中小企業に特化したソリューション提供力。

懸念: IT業界の急速な技術革新への追随。競合他社との性能・価格競争の激化。優秀なIT人材の確保・育成の継続的必要性。

リスク: 中堅・中小企業の景気動向への依存。競合激化による「アラジンオフィス」の陳腐化リスク。システムトラブルやサイバー攻撃による事業中断・信用失墜リスク。優秀なIT人材の確保・育成の遅延による事業成長への支障。

AI詳細分析(2025年7月期)

事業概要

株式会社アイルは、中堅・中小企業を主要顧客とし、ITを活用したトータルソリューションを提供する企業です。基幹システム構築、ハードウェア保守、システム運用サポート、ネットワーク構築、セキュリティ対策、ECサイト構築、複数ネットショップ一元管理ソフト、ポイント・顧客一元管理ソフト、Webコンサルティング、人材教育など、顧客の経営課題全般に対応しています。同社のビジネスモデルの核となるのは、「CROSS-OVER」戦略です。これは、自社で提供する「基幹システム(リアル)」と「Webサービス(Web)」を単体ではなく「製品群」として相互に連携させ、顧客の企業力強化に繋がるシナジーを生み出す提案を行うものです。この戦略に基づき、「オール・ワンストップ」サービス提供を目指し、労働集約型から知識集約型ビジネスモデルへの転換を進めています。システムソリューション事業では、主力製品である基幹業務パッケージソフトウェア「アラジンオフィス・シリーズ」を、業種別に特化したバリエーション展開やカスタマイズにより提供し、月額保守・運用費によるストック型収益を重視しています。Webソリューション事業では、「CROSS MALL」や「CROSS POINT」といったクラウドサービスを起点に、ECサイト構築やホームページ制作・活用支援、Webコンサルティングなどを展開し、顧客の販売促進を支援しています。

直近決算ハイライト

当連結会計年度(2024年8月1日~2025年7月31日)において、アイルは売上高19,294,870千円(前期比10.2%増)を達成し、順調な成長を示しました。営業利益は4,818,844千円(前期比13.0%増)、経常利益は4,767,603千円(前期比11.3%増)といずれも増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も3,488,354千円(前期比20.8%増)と大きく伸長しており、収益性の向上が見られます。売上高営業利益率は25.0%となり、目標である30%には届いていないものの、高い水準を維持しています。システムソリューション事業の売上高は16,989,100千円(前期比10.8%増)、Webソリューション事業の売上高は2,305,769千円(前期比6.3%増)と、主力であるシステムソリューション事業が牽引する形で全体を押し上げました。売上原価は前期比11.6%増でしたが、販売費及び一般管理費の上昇を抑えつつ、増収効果により営業利益の増加に繋がりました。キャッシュ・フローの面では、営業活動によるキャッシュ・フローは3,366,167千円の増加となり、潤沢な資金を生み出しています。

強みと競争優位性

アイルの最大の強みは、中堅・中小企業に特化したITトータルソリューション提供能力と、「CROSS-OVER」戦略による独自のビジネスモデルです。主力製品である「アラジンオフィス・シリーズ」は、業種別バリエーションの充実とカスタマイズ対応により、顧客ごとのニーズにきめ細かく応えています。また、Webソリューション事業で提供する「CROSS MALL」や「CROSS POINT」といったクラウドサービスとの連携により、「リアル」と「Web」を融合させた「オール・ワンストップ」サービスを実現している点が、競合他社との差別化要因となっています。これにより、顧客は複数のシステムを個別に導入・管理する手間を省き、効率化と競争力向上を図ることができます。ストック型ビジネスを重視し、保守・運用による継続的な収益基盤を構築している点も、安定した経営に寄与しています。さらに、営業とSEを同一組織に配置する「製販一体体制」の導入は、見積精度の向上、プロジェクトマネジメントの強化、納品品質の向上、アフターサポート工数の削減といった効果を生み出し、利益体質の強化に繋がっています。人材育成にも力を入れており、社員一人ひとりの自律と責任を育む企業文化は、知識集約型ビジネスモデルを支える基盤となっています。

リスク要因

アイルが抱えるリスクとして、まず顧客層である中堅・中小企業の経営環境や景気動向の変動が業績に影響を及ぼす可能性があります。IT業界全体の競争激化も懸念材料であり、競合他社のパッケージソフトウェアやクラウドサービスの性能強化、廉価な代替サービスの登場により、自社製品の競争力が低下するリスクがあります。また、システムソリューション事業における主力製品「アラジンオフィス・シリーズ」や、Webソリューション事業で展開する「CROSS MALL」などの連携サービスにシステムトラブルが発生した場合、損害賠償の対象となる可能性も否定できません。IT業界特有の技術革新のスピードが速いことから、AI技術などの急速な進化により、現行サービスが陳腐化するリスクも存在します。さらに、優秀な技術者の人材確保と育成が困難になることも、事業成長の制約となる可能性があります。機密情報の管理体制には注力していますが、外部からの不正アクセスや人的過失による情報漏洩が発生した場合、信用の失墜や損害賠償に繋がるリスクも潜在しています。

投資テーマとの関連

アイルは、ITインフラや業務効率化という文脈で、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連の投資テーマと関連が深いです。特に、中堅・中小企業が人手不足対策や生産性向上を目的にIT投資を拡大する流れは、同社のビジネスにとって追い風となります。主力製品である基幹システム「アラジンオフィス・シリーズ」は、企業の基幹業務を支えるDXの基盤となり、複数ネットショップ一元管理ソフト「CROSS MALL」は、Eコマースの拡大やオンライン販売の効率化に貢献します。また、Webコンサルティングやホームページ制作・活用支援は、企業のマーケティングや顧客接点のデジタル化を支援するものであり、これもDX推進の流れに乗ったサービスと言えます。AI技術の活用にも言及しており、将来的な開発工程における生産性向上など、AIを業務効率化に繋げる取り組みは、テクノロジー活用という観点からも注目されます。これらのサービスを通じて、アイルは幅広い産業の中堅・中小企業のDX推進を支援しており、その事業内容は現代のビジネス環境における重要な投資テーマと合致しています。

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