株式会社ココナラ (4176) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
SaaS
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 376/610位
D
安定性
業種 462/614位
B
成長性
業種 189/599位
B
効率性
業種 190/614位
D
CF健全性
業種 452/613位
売上高
94億円
粗利率
65.1%
営業利益率
2.7%
純利益率
3.3%
ROE
15.3%
ROIC
5.5%
自己資本比率
31.8%
D/Eレシオ
0.61
有利子負債
12億円
ネットキャッシュ
17億円
NC/時価総額
15.6%
運転資本余剰*
2億円
運転資本余剰/時価総額*
1.4%
フリーCF
-2億円
FCFマージン
-2.4%
キャッシュ化率
0.83倍
PBR
5.45倍
EV/EBITDA
28.9倍
PER
37.2倍
想定株価
485.9円
想定時価総額
110億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年8月期 94億円 61億円 6465万円 3億円 3億円 2億円 3億円
2024年8月期 66億円 51億円 3651万円 3億円 3億円 2億円 2億円
2023年8月期 47億円 46億円 2931万円 -1億円 -9707万円 -2億円 -7590万円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年8月期 63億円 42億円 28億円 11億円 20億円
2024年8月期 83億円 52億円 31億円 14億円 22億円
2023年8月期 52億円 37億円 21億円 1745万円 19億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年8月期 29億円 - 9億円 12億円 - 9億円 2億円
2024年8月期 39億円 - 9億円 15億円 11億円 10億円 8億円
2023年8月期 30億円 - 5億円 - 9億円 1億円 9億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年8月期 3億円 -5億円 -7億円 -2億円
2024年8月期 6億円 -13億円 16億円 -7億円
2023年8月期 1億円 -9億円 8億円 -8億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年8月期 13.1円 89.1円 - - 75.8円 37.2倍 485.9円 110億円 24,047,300株 1,468,800株
2024年8月期 10.2円 92.2円 - - 102.4円 33.0倍 337.0円 80億円 23,921,300株 37,200株
2023年8月期 -3.2円 81.7円 - - 125.6円 - - - 23,839,700株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年8月期 15.3% 4.9% 5.5% 65.1% 2.7% 3.4% 3.3% -2.4% 31.8% 0.61
2024年8月期 11.1% 2.9% 5.8% 77.3% 4.6% 5.2% 3.7% -10.9% 26.7% 0.66
2023年8月期 -3.9% -1.5% -4.5% 97.4% -2.7% -2.1% -1.6% -17.5% 37.2% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年8月期 42.8% -16.0% 25.9% 34.9% - - 代表取締役社長CEO 鈴木歩
2024年8月期 40.8% 141.1% 221.1% 33.9% - 50.5% 代表取締役社長CEO 鈴木歩
2023年8月期 21.9% -124.5% -115.3% - - - 代表取締役社長CEO 鈴木歩

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標株式会社ココナラ業種中央値
ROE15.3%10.3%
ROA4.9%5.2%
営業利益率2.7%7.4%
純利益率3.3%5.0%
自己資本比率31.8%53.8%
売上成長率42.8%7.2%
PER37.2倍15.2倍
PBR5.45倍1.69倍
EV/EBITDA28.9倍7.0倍
NC/時価総額15.6%13.8%
運転資本余剰/時価総額1.4%2.6%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社さくらさくプラス (7097) 111億円 184億円
東京テアトル株式会社 (9633) 111億円 207億円
プログレス・テクノロジーズ グループ株式会社 (339A) 107億円 63億円
株式会社ティア (2485) 113億円 216億円
クックパッド株式会社 (2193) 106億円 53億円
株式会社ビケンテクノ (9791) 106億円 365億円
株式会社エスユーエス (6554) 105億円 150億円
株式会社きんえい (9636) 114億円 38億円
サービス業の企業一覧(全614社)→

異常検知フラグ

2022年8月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2021年8月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年8月期)

SaaS
スキルシェアプラットフォーム「ココナラ」サービスEC化副業解禁ココナラ経済圏構築生成AI活用

見通し: 2025年8月期は、マーケットプレイス事業の強化とエージェント事業の成長により、流通総額170億円超、売上高94億円超、営業利益2.5億円超を目指す。新規事業「ココナラスカウト」「ココナラコンテンツマーケット」も収益貢献へ。

強み: スキルシェア市場のパイオニアとして先行者利益。多様なサービスとユーザー基盤が強み。経済圏構築とデータ活用で競争優位を確立。

懸念: 生成AIによるサービス代替リスク。プラットフォーム事業者(Apple, Google)の動向。出品サービスの健全性維持とトラブル対応。

リスク: 生成AIによる既存サービス代替リスク(代替手段への需要シフトによる競争優位性喪失)。プラットフォーム事業者(Apple, Google)の事業戦略転換による影響。出品サービスの健全性維持とトラブル増加による信頼性低下。

AI詳細分析(2025年8月期)

事業概要

ココナラ(証券コード: 3655)は、「一人ひとりが『自分のストーリー』を生きていく世の中をつくる」というビジョンを掲げ、個人が持つ知識、スキル、経験を可視化し、それを必要とする人々と結びつけるスキルマーケットプレイス「ココナラ」を中核事業として展開しています。同社は、2011年の創業以来、サービス分野におけるEC化のパイオニアとして、市場を牽引し先行者利益の獲得を目指しています。主要な収益源は、プラットフォーム上での取引手数料(テイクレート)であり、多様な個人間(CtoC)および企業間(BtoC)のサービス売買を促進することで、流通総額の拡大を図っています。事業領域は、「マーケットプレイス」事業と「エージェント」事業に大別されます。マーケットプレイス事業では、スキルシェアサービス「ココナラスキルマーケット」を中心に、専門知識やスキルを求めるユーザーと提供者をつなぐマッチング機能を提供しています。エージェント事業では、フリーランスや副業人材の獲得・育成・マッチングを行う「ココナラテック」などを展開し、労働集約型に留まらない、データベースやAIを活用した競争優位性の確立を目指しています。

直近決算ハイライト

2025年8月期(当連結会計年度)の業績は、流通総額が前期比8.8%増の17,228,331千円、売上高は前期比42.8%増の9,410,783千円と大幅な増加を達成しました。これは、既存事業の堅調な成長に加え、「ココナラアシスト」などの新規事業が単月黒字を達成したこと、そして「ココナラスカウト」や「ココナラコンテンツマーケット」といった新たなサービス展開が寄与した結果です。一方で、営業利益は前期比16.0%減の256,121千円となりました。これは、新規事業の立ち上げや経済圏拡大に向けた戦略的な投資が先行したことによるものと考えられます。セグメント別では、マーケットプレイス事業は売上高が同13.2%増の5,720,718千円、セグメント利益が同6.1%減の555,411千円となりました。「定期購入機能」のリリースや「ココナラ募集」のユーザビリティ改善が寄与しましたが、先行投資の影響が見られます。エージェント事業は、子会社化した株式会社ココナラテックのPMI推進や「ココナラアシスト」の成長により、売上高が同140.4%増の3,690,065千円と急成長を遂げましたが、セグメント損失は278,923千円(前期は241,482千円のセグメント損失)と拡大しました。

強みと競争優位性

ココナラの競争優位性は、まず「ココナラスキルマーケット」における「スキルシェア」領域でのカテゴリーリーダーとしてのポジション構築にあります。出品数や評価件数といった実績が一定の参入障壁を形成しており、同業他社との差別化を図っています。また、出品者が自由に価格設定できるマッチング型プラットフォームの特性は、出品者のモチベーション維持や潜在需要の顕在化に貢献し、独自の市場を形成しています。さらに、日本市場特有の商習慣や言語への対応力も、海外大手プラットフォームに対する参入障壁となり得ます。2011年創業という歴史は、サービスECスキル市場におけるパイオニアとしてのブランド認知と、長年培ってきたユーザー・クライアントデータベース、そしてプロダクト基盤という強固なアセットを有していることを意味します。これらの基盤を活用した「ココナラ経済圏」の構築は、サービスラインナップの拡充とプラットフォーム全体の価値向上に繋がる可能性があります。副業解禁の流れを追い風に、出品サービスの多様化と購入者ニーズへの対応力を高めることで、市場全体の成長を取り込む体制を構築しています。

リスク要因

ココナラが直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、シェアリングエコノミー市場自体の未成熟性や、今後の法令整備、トラブル発生による安全性への懸念が挙げられます。また、「スキルシェア」市場における新規参入や海外大手事業者の進出による競争激化のリスクも無視できません。生成AIの急速な技術進歩は、同社サービスの一部が直接代替される、あるいは低コストな競合サービスが出現する可能性をもたらし、収益機会や競争優位性を損なうリスクがあります。プラットフォーム運営においては、無形商材の売買に伴うユーザー間の認識相違によるトラブル発生や、出品サービスの健全性維持(占い、情報商材、公序良俗に反するサービス等)が課題です。これらのトラブルが事業者の信頼性低下を招き、業績に悪影響を与える可能性があります。さらに、特定人物への依存、優秀な人材の確保・育成・定着の難しさ、小規模組織ゆえの内部管理体制の脆弱性、システム障害リスクなども経営上の課題として認識されています。加えて、AppleやGoogleといった特定のプラットフォーム事業者への依存も、事業戦略の転換により影響を受ける可能性があります。

投資テーマとの関連

ココナラは、近年注目を集める「働き方改革」や「副業解禁」といった社会的なトレンドに合致する事業を展開しています。政府による副業奨励の流れは、知識・スキル・経験を持つ個人による出品サービス増加を促進し、同社の流通総額拡大に直結する可能性があります。また、AI技術の進展は、同社にとっても業務効率化や新たなサービス開発の機会をもたらす一方で、生成AIによるサービス代替リスクという両面性を有しています。同社はAIの利活用を段階的に拡大し、競争力向上を目指していますが、このリスクへの対応が重要となります。「クリエイターエコノミー」や「スキルシェア」といった、個人が持つ能力を収益化するプラットフォームとしての側面は、これらの投資テーマとの親和性が高いと言えます。特に、多様なクリエイターや専門人材が活躍できる場を提供し、経済圏を拡大していく戦略は、個人エンパワーメントや新しい働き方の普及という文脈で、投資家の関心を集める可能性があります。

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