大日本塗料株式会社 (4611) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
PBR1倍割れサーキュラーエコノミー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 189/215位
C
安定性
業種 148/215位
C
成長性
業種 115/214位
D
効率性
業種 186/215位
D
CF健全性
業種 178/215位
売上高
938億円
粗利率
27.6%
営業利益率
4.1%
純利益率
1.8%
ROE
2.5%
ROIC
3.3%
自己資本比率
48.6%
D/Eレシオ
0.23
有利子負債
151億円
ネットキャッシュ
-42億円
NC/時価総額
-12.1%
運転資本余剰*
-266億円
運転資本余剰/時価総額*
-76.0%
フリーCF
-4億円
FCFマージン
-0.4%
キャッシュ化率
1.78倍
PBR
0.52倍
EV/EBITDA
5.6倍
PER
20.7倍
想定株価
1224.6円
想定時価総額
350億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 938億円 259億円 31億円 39億円 69億円 45億円 17億円
2025年3月期 725億円 225億円 25億円 47億円 72億円 52億円 94億円
2024年3月期 719億円 218億円 24億円 49億円 73億円 53億円 46億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1375億円 513億円 375億円 233億円 668億円
2025年3月期 1333億円 531億円 396億円 175億円 650億円
2024年3月期 1016億円 402億円 287億円 104億円 596億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 109億円 150億円 143億円 151億円 88億円 3億円 -266億円
2025年3月期 115億円 147億円 157億円 122億円 94億円 - -282億円
2024年3月期 79億円 113億円 121億円 61億円 102億円 - -208億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 30億円 -34億円 -2億円 -4億円
2025年3月期 36億円 -4億円 -7500万円 32億円
2024年3月期 35億円 -8億円 -17億円 27億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 59.2円 2337.8円 58.0円 98.0% -147.7円 20.7倍 1224.6円 350億円 29,710,000株 1,148,100株
2025年3月期 331.4円 2281.9円 49.0円 14.8% -26.4円 3.5倍 1159.9円 331億円 29,710,000株 1,213,700株
2024年3月期 161.7円 2092.1円 35.0円 21.6% 62.2円 7.5倍 1212.8円 345億円 29,710,000株 1,246,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 2.5% 1.2% 3.3% 27.6% 4.1% 7.4% 1.8% -0.4% 48.6% 0.23
2025年3月期 14.5% 7.1% 4.3% 31.0% 6.5% 9.9% 13.0% 4.4% 48.8% 0.19
2024年3月期 7.7% 4.5% 5.2% 30.3% 6.8% 10.1% 6.4% 3.7% 58.6% 0.10

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 29.3% -18.3% -82.1% 8.8% 8.5% -0.8% -
2025年3月期 0.8% -3.8% 105.2% 2.7% -0.1% 14.0% 代表取締役社長 里隆幸
2024年3月期 -1.3% 24.2% 33.0% 4.8% -0.5% 20.1% 代表取締役社長 里隆幸

業種比較(化学、214社中央値)

指標大日本塗料株式会社業種中央値
ROE2.5%6.5%
ROA1.2%4.0%
営業利益率4.1%7.3%
純利益率1.8%5.2%
自己資本比率48.6%64.4%
売上成長率29.3%2.1%
PER20.7倍13.1倍
PBR0.52倍0.85倍
EV/EBITDA5.6倍6.2倍
NC/時価総額-12.1%4.9%
運転資本余剰/時価総額-76.0%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
群栄化学工業株式会社 (4229) 349億円 313億円
株式会社パーカーコーポレーション (9845) 347億円 733億円
森六株式会社 (4249) 344億円 1339億円
藤倉化成株式会社 (4620) 333億円 556億円
東リ株式会社 (7971) 375億円 1123億円
レック株式会社 (7874) 377億円 683億円
ニチバン株式会社 (4218) 379億円 505億円
石原ケミカル株式会社 (4462) 321億円 235億円
化学の企業一覧(全215社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

PBR1倍割れ
JISマーク表示不正問題の信頼回復国内塗料事業の販売回復中国事業の構造改革と連結除外神東塗料グループの連結2026中期経営計画

見通し: 2025年度は、前年度に連結子会社となった神東塗料グループの寄与で売上高は増加したが、国内塗料事業の収益性低下や中国事業の構造改革に伴う特別損失が響き、利益は減少。2027年3月期には中国事業の連結除外で赤字解消見込み。中期経営計画に基づき、成長市場への注力と外部リソース活用で持続的成長を目指す。

強み: 国内唯一の蛍光色材総合メーカーとしての地位。水性重防食システムや低臭気塗料など環境対応製品の開発力。防食技術は公共投資動向に左右されるものの、多岐にわたる需要を持つ。

懸念: JISマーク表示の一時停止処分解除後も、国内塗料事業の販売回復の遅れ。原材料価格高騰と販売価格への転嫁の難しさ。品質問題に起因する信頼回復と補償費用、販売減少リスク。

リスク: JISマーク表示の一時停止処分解除後も、国内塗料事業の販売回復の遅れが業績の足かせとなっている。また、原材料価格高騰や競争激化による販売価格への転嫁の難しさが利益を圧迫する可能性がある。品質問題に起因する信頼回復と補償費用、販売減少リスクも懸念される。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社グループは、塗料、照明機器、蛍光色材を主力事業とする化学メーカーです。事業セグメントは、国内塗料事業、海外塗料事業、照明機器事業、蛍光色材事業、およびその他の事業で構成されています。国内塗料事業では、広範な産業分野に製品を提供し、特に防食技術を応用した塗料が公共投資の動向に影響を受けます。外装建材用塗料は民間住宅投資や法規制に左右されます。海外塗料事業は東南アジア、中国、メキシコに拠点を持ち、グローバルに展開していますが、為替変動や現地の政治経済状況の影響を受けやすい特性があります。照明機器事業は商業施設向けの内装工事に強みを持ち、LED化への対応を進めています。蛍光色材事業では国内唯一の総合メーカーとして、多様な産業へ製品を供給しています。その他の事業では塗装工事や塗料製品の運送・保管等を手掛けています。これらの多角的な事業展開を通じて、持続的な成長と社会への貢献を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、同社グループは売上高938億円(前期比29.3%増)を達成しました。これは、前期に連結子会社となった神東塗料グループの損益を連結に含めたことが主な要因です。しかし、営業利益は39億円(前期比18.3%減)、経常利益は45億円(前期比13.8%減)と減益となりました。利益面では、国内・海外塗料事業における販売の伸び悩みによる収益性低下や、人件費増加などが影響しました。さらに、親会社株主に帰属する当期純利益は17億円(前期比82.1%減)と大幅な減少となりました。これは、前期に計上した負ののれん発生益の剥落に加え、中国事業の構造改革に伴う関係会社整理損を計上したことが響いています。セグメント別では、国内塗料事業は連結化により売上は大幅増でしたが、営業利益は減益でした。照明機器事業は堅調な需要に支えられ売上は微増でしたが、営業利益は本社移転に伴う償却費増加や人件費増で減少しました。

強みと競争優位性

同社グループは、国内塗料事業において、創業以来培ってきた高度な防食技術を強みとしています。この技術は、公共インフラから各種産業機械まで幅広い分野で活用されており、安定した需要基盤を形成しています。また、蛍光色材事業においては、国内唯一の総合メーカーとしての地位を確立しており、参入障壁の高さが競争優位性となっています。照明機器事業では、LED照明への対応や、技術センターを活用したカスタマイズ能力の強化、生産効率化への取り組みを進めることで、変化する市場ニーズに応えています。海外塗料事業では、東南アジア、中国、メキシコに製造・販売拠点を有し、グローバルな事業展開を進めていますが、今後は神東塗料グループの海外事業活用も視野に入れ、リソースの再配分を進めることで、さらなる成長を目指しています。これらの事業ポートフォリオと、各分野で培われた技術力・ノウハウが、同社グループの競争力の源泉となっています。

リスク要因

同社グループの事業運営には、複数のリスク要因が存在します。まず、原材料価格の変動リスクが挙げられます。塗料事業の主要原材料は石油化学製品であり、国際的な需給構造や為替レート、地政学的な問題による価格高騰や調達困難は、業績に直接的な影響を与えかねません。また、販売価格への転嫁が十分に進まない場合、収益性が悪化する可能性があります。為替レートの変動も、海外事業を展開する上で無視できないリスクです。さらに、近年注目されているのは、品質に関する不適切行為のリスクです。過去のJISマーク表示の一時停止処分や、それに伴う特別調査委員会の設置、再発防止策の推進といった事象は、顧客からの信頼失墜や補償費用、販売数量の減少につながる可能性があります。その他、市場環境の変化、法規制の強化、自然災害、サイバー攻撃なども、事業活動に重大な影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

同社グループは、塗料事業において環境対応型製品の開発に注力しており、これは「サステナビリティ」「GX(グリーン・トランスフォーメーション)」といった投資テーマと関連が深いです。具体的には、低VOC塗料や水性塗料の開発、CO2排出量削減への取り組みなどが挙げられます。また、照明機器事業におけるLED化への対応や、省エネルギーに貢献する製品開発も、環境・エネルギー関連のテーマと親和性があります。近年、国内ではインフラ老朽化対策としての防食塗料の需要や、公共建築物への投資など、防衛・インフラ関連の投資テーマも意識される可能性があります。ただし、AI、半導体、EVといった、より直接的な成長テーマとの関連性は、現時点では限定的であると考えられます。同社グループの強みは、社会インフラの維持や環境負荷低減といった、より広範な社会課題解決への貢献にあります。

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