石原ケミカル株式会社 (4462) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
半導体AIDX自動車部品環境技術ESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 20/215位
A
安定性
業種 26/215位
C
成長性
業種 99/214位
B
効率性
業種 24/215位
A
CF健全性
業種 22/215位
売上高
235億円
粗利率
36.8%
営業利益率
16.4%
純利益率
12.7%
ROE
12.0%
ROIC
10.9%
自己資本比率
82.4%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
84億円
NC/時価総額
26.2%
運転資本余剰*
42億円
運転資本余剰/時価総額*
13.0%
フリーCF
32億円
FCFマージン
13.4%
キャッシュ化率
1.10倍
PBR
1.30倍
EV/EBITDA
5.3倍
PER
10.8倍
想定株価
2347.2円
想定時価総額
321億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 235億円 86億円 6億円 38億円 44億円 40億円 30億円
2025年3月期 236億円 80億円 5億円 34億円 39億円 35億円 25億円
2024年3月期 207億円 67億円 5億円 23億円 28億円 25億円 19億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 300億円 206億円 42億円 11億円 247億円
2025年3月期 270億円 158億円 44億円 7億円 219億円
2024年3月期 279億円 147億円 41億円 7億円 231億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 84億円 24億円 47億円 - 24億円 - 42億円
2025年3月期 58億円 22億円 45億円 - 41億円 - 14億円
2024年3月期 57億円 25億円 45億円 - 63億円 - 16億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 33億円 -1億円 -6億円 32億円
2025年3月期 36億円 2億円 -37億円 38億円
2024年3月期 18億円 -3億円 -9億円 16億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 217.3円 1809.4円 44.0円 20.3% 614.3円 10.8倍 2347.2円 321億円 15,153,000株 1,488,000株
2025年3月期 173.4円 1603.5円 40.0円 23.1% 421.6円 12.2倍 2115.8円 289億円 15,153,000株 1,496,100株
2024年3月期 127.6円 1548.0円 36.0円 28.2% 378.7円 14.6倍 1862.4円 278億円 15,973,000株 1,047,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.0% 9.9% 10.9% 36.8% 16.4% 18.9% 12.7% 13.4% 82.4% -
2025年3月期 11.3% 9.1% 10.9% 33.9% 14.4% 16.7% 10.4% 16.0% 81.1% -
2024年3月期 8.3% 6.8% 7.0% 32.3% 11.3% 13.7% 9.2% 7.5% 82.8% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -0.8% 13.0% 20.4% 4.9% 6.7% 21.6% -
2025年3月期 14.1% 46.0% 29.3% 7.5% 7.1% 13.0% 代表取締役社長 藤本昭彦
2024年3月期 1.8% 8.9% 13.2% 6.9% 5.6% 10.9% 代表取締役社長 藤本昭彦

業種比較(化学、214社中央値)

指標石原ケミカル株式会社業種中央値
ROE12.0%6.4%
ROA9.9%3.9%
営業利益率16.4%7.3%
純利益率12.7%5.2%
自己資本比率82.4%64.2%
売上成長率-0.8%2.2%
PER10.8倍13.2倍
PBR1.30倍0.85倍
EV/EBITDA5.3倍6.2倍
NC/時価総額26.2%4.4%
運転資本余剰/時価総額13.0%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
多木化学株式会社 (4025) 318億円 420億円
エステー株式会社 (4951) 310億円 485億円
藤倉化成株式会社 (4620) 333億円 556億円
森六株式会社 (4249) 344億円 1339億円
株式会社パーカーコーポレーション (9845) 347億円 733億円
群栄化学工業株式会社 (4229) 349億円 313億円
大日本塗料株式会社 (4611) 350億円 938億円
前澤化成工業株式会社 (7925) 274億円 242億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体AI
生成AI向け半導体パッケージ用めっき液半導体製造装置向けセラミックス・エンプラ自動車用エアコンクリーナー・消臭抗菌剤金属ナノ粒子新規電子材料(導電性銅ナノインク)グローバル化推進(中国・台湾・ASEAN)

見通し: 前期比減収ながらも増益を継続。特に電子材料部門の成長が顕著。次期は設備投資・研究開発投資を増額し、高付加価値製品展開とグローバル化を推進。売上総利益率36.8%、経常利益率17.0%を目指す。

強み: ニッチ市場で高シェアを維持する「三つの開発」戦略。電子関連、自動車用品、工業薬品の3分野で事業をバランス良く展開。

懸念: 研究開発費の約10%を投じるも成果は不確実。技術スキルの高い人材確保・育成が遅れると成長に悪影響。

リスク: 電子関連分野における急速な技術陳腐化や需要変動リスク。海外事業における法規制・社会情勢の変動リスク。研究開発の不確実性による成果未達リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、金属表面処理剤及び機器等、電子材料、自動車用化学製品等、工業薬品の4つの事業を、電子関連、自動車用品、工業薬品という3つの主要分野で展開しています。電子材料分野では、半導体製造装置や検査装置に使用されるマシナブルセラミックスやエンジニアリングプラスチック、CFRPの加工・販売を手掛けています。金属表面処理剤では、錫系および銅めっき液を主力とし、半導体やプリント配線板の接合や回路形成に不可欠な役割を担っています。また、化成処理液の自動分析・補給管理装置や試薬も提供しています。自動車用品分野では、カーエアコン洗浄剤やコーティング剤などの業務用ケミカル製品を開発・製造・販売しています。工業薬品分野では、鉄鋼業や化学工業向けに特殊な薬剤や触媒、水処理剤などを仕入れて販売しています。2026年3月期においては、事業のグローバル化を加速するため、中国に石原化美(上海)科技有限公司を設立し、2026年からの営業開始を予定しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が235億円で前期比0.8%減と微減となりましたが、営業利益は38億円で同13.0%増、経常利益は40億円で同15.6%増、当期純利益は30億円で同20.4%増と、増収効果は限定的であったものの、利益面では堅調に伸長しました。特に、金属表面処理剤及び機器等セグメントは売上高130億円(前期比0.7%減)ながら、営業利益は29.8億円(同12.9%増)と大幅な増益を達成しました。電子材料セグメントは売上高9.3億円(同10.8%増)、営業利益0.4億円(同508.5%増)と大きく伸びています。自動車用化学製品等セグメントは売上高39億円(同4.7%増)、営業利益9.4億円(同11.8%増)と堅調でした。一方、工業薬品セグメントは売上高57億円(同5.8%減)、営業利益2.2億円(同14.5%減)と苦戦しました。総資産は300億円(同11.2%増)と増加し、純資産も236億円(同11.4%増)と拡大しました。現金及び預金は84億円(同45.8%増)と大幅に増加し、財務基盤の安定化が図られています。

強みと競争優位性

当社の強みは、「三つの開発」(自己開発、商品開発、市場開発)を企業理念に掲げ、ニッチ市場で高い市場占有率を維持し、基幹となる3つの分野で事業をバランス良く展開している点にあります。金属表面処理剤分野では、生成AI向け最先端半導体パッケージ向けの製品が好調であるように、技術要求の高い分野で強みを発揮しています。また、化成処理液自動管理装置のような、顧客の生産プロセスに深く関わるソリューションを提供することで、高い顧客ロイヤリティを築いています。自動車用品分野では、カーディーラー網の拡大を通じて、エアコン洗浄剤などの拡販に成功しており、着実な市場開拓を進めています。さらに、金属ナノ粒子などの新規電子材料事業化を加速させるなど、将来の成長を見据えた研究開発投資と事業化への意欲は、同業他社との差別化要因となっています。これらの高付加価値製品の開発力と、ニッチ市場における深い知見が、当社の競争優位性を支えています。

リスク要因

当社の事業展開におけるリスクとして、まず電子関連分野における技術革新の速さが挙げられます。新技術の登場や競合他社の台頭により、既存製品の陳腐化や市場性の低下が急速に進む可能性があります。また、研究開発活動への継続的な投資は不可欠ですが、その成果は不確実であり、多額の支出が必ずしも成功に結びつくとは限りません。人材確保と育成も重要な課題であり、技術スキルの高い人材の獲得・維持ができない場合、企業成長に悪影響を及ぼす可能性があります。海外活動においては、予期せぬ法規制の変更、不利な租税制度の導入、政治的・社会的な混乱などが経営成績に影響を与えるリスクがあります。さらに、「毒物及び劇物取締法」や「水質汚濁防止法」などの法規制の改正・強化、環境問題への対応、保有有価証券の価格変動、自然災害や感染症の発生なども、事業継続や業績に影響を与える可能性のある要因として認識されています。

投資テーマとの関連

当社は、AIや半導体といった成長分野との関連性が高い事業を展開しています。特に、金属表面処理剤分野における最先端半導体パッケージ向けのめっき液は、生成AIの進化に不可欠な部材であり、AI市場の拡大とともに需要の増加が期待されます。また、電子材料分野で手掛ける半導体製造装置向けセラミックスやCFRPといった素材も、半導体産業の成長に直結する製品です。さらに、金属ナノ粒子の新規電子材料事業化は、次世代半導体や高機能ディスプレイなど、先端技術分野への展開を視野に入れており、将来的な成長ドライバーとなり得ます。自動車用化学製品分野においても、EV化の進展に伴う新たなニーズへの対応や、既存の自動車アフターマーケットにおける需要は、継続的な収益基盤となり得ます。このように、当社は既存事業の強みを活かしつつ、AI・半導体といった成長テーマに沿った製品開発・事業展開を進めており、今後の技術革新や市場拡大の恩恵を受ける可能性を秘めています。

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