多木化学株式会社 (4025) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
食料安全保障脱炭素環境技術DXESGM&A
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 84/215位
B
安定性
業種 75/215位
B
成長性
業種 43/214位
C
効率性
業種 120/215位
C
CF健全性
業種 132/215位
売上高
420億円
粗利率
24.4%
営業利益率
7.5%
純利益率
7.8%
ROE
7.6%
ROIC
5.0%
自己資本比率
65.3%
D/Eレシオ
0.03
有利子負債
13億円
ネットキャッシュ
60億円
NC/時価総額
18.9%
運転資本余剰*
-39億円
運転資本余剰/時価総額*
-12.3%
フリーCF
13億円
FCFマージン
3.0%
キャッシュ化率
0.70倍
PBR
0.74倍
EV/EBITDA
5.7倍
PER
9.8倍
想定株価
3812.7円
想定時価総額
318億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 420億円 102億円 14億円 32億円 45億円 38億円 33億円
2024年12月期 389億円 90億円 12億円 27億円 39億円 32億円 23億円
2023年12月期 349億円 69億円 11億円 9億円 21億円 13億円 14億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 657億円 298億円 112億円 112億円 429億円
2024年12月期 584億円 273億円 105億円 100億円 379億円
2023年12月期 513億円 238億円 85億円 89億円 338億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 73億円 74億円 110億円 13億円 172億円 8200万円 -39億円
2024年12月期 75億円 62億円 103億円 12億円 136億円 - -30億円
2023年12月期 51億円 64億円 92億円 11億円 106億円 - -34億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 23億円 -11億円 -15億円 13億円
2024年12月期 43億円 -16億円 -4億円 27億円
2023年12月期 16億円 -16億円 -12億円 -2000万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 389.1円 5143.2円 75.0円 19.3% 718.5円 9.8倍 3812.7円 318億円 9,458,000株 1,119,900株
2024年12月期 271.4円 4468.5円 55.0円 20.3% 736.4円 12.7倍 3446.4円 292億円 9,458,000株 981,200株
2023年12月期 156.9円 3994.7円 50.0円 31.9% 464.2円 20.5倍 3215.6円 272億円 9,458,000株 992,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 7.6% 5.0% 5.0% 24.4% 7.5% 10.8% 7.8% 3.0% 65.3% 0.03
2024年12月期 6.1% 3.9% 4.8% 23.2% 6.9% 10.1% 5.9% 7.0% 64.9% 0.03
2023年12月期 4.0% 2.6% 1.8% 19.9% 2.6% 5.9% 3.9% -0.1% 65.9% 0.03

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 7.9% 18.6% 42.5% 5.4% 6.8% 4.8% 代表取締役社長 多木勝彦
2024年12月期 11.7% 192.5% 69.5% 5.9% 3.6% 0.1% 代表取締役社長 多木勝彦
2023年12月期 -2.8% -66.8% -34.1% 4.9% 1.0% -19.7% 代表取締役社長 多木勝彦

業種比較(化学、214社中央値)

指標多木化学株式会社業種中央値
ROE7.6%6.4%
ROA5.0%3.9%
営業利益率7.5%7.3%
純利益率7.8%5.2%
自己資本比率65.3%64.2%
売上成長率7.9%2.1%
PER9.8倍13.2倍
PBR0.74倍0.85倍
EV/EBITDA5.7倍6.2倍
NC/時価総額18.9%4.4%
運転資本余剰/時価総額-12.3%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
石原ケミカル株式会社 (4462) 321億円 235億円
エステー株式会社 (4951) 310億円 485億円
藤倉化成株式会社 (4620) 333億円 556億円
森六株式会社 (4249) 344億円 1339億円
株式会社パーカーコーポレーション (9845) 347億円 733億円
群栄化学工業株式会社 (4229) 349億円 313億円
大日本塗料株式会社 (4611) 350億円 938億円
前澤化成工業株式会社 (7925) 274億円 242億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年12月期)

食料安全保障
水処理薬剤肥料機能性材料中期経営計画2028サステナビリティビジョン2030

見通し: 中期経営計画2028の2年目終了時点での業績は計画を上回る見通し。売上高440億円、営業利益35億円を目標に、水処理薬剤の生産能力増強などが寄与し、持続的な企業価値向上を目指す。

強み: 環境配慮型水処理薬剤や肥料など、社会課題解決に貢献する製品群。M&Aによる事業シナジー創出も期待。

懸念: 主要原料の多くが輸入品であり、為替変動や需給バランスによる価格高騰リスク。技術革新の激しい業界が主要顧客のため、競争力低下の可能性。

リスク: エネルギーコスト高騰による価格転嫁遅延リスク(影響度・蓋然性4/4)。大規模自然災害・感染症による事業継続リスク(影響度・蓋然性5/5)。技術革新への対応遅れによる競争力低下リスク(影響度5、蓋然性4)。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

E00762は、アグリ、化学品、建材、石油、不動産、運輸といった多岐にわたる事業を展開する複合企業グループです。アグリ事業では肥料などを、化学品事業では水処理薬剤や機能性材料を中心に扱っています。建材事業では石こうボード、石油事業では燃料油、不動産事業ではショッピングセンターの運営、運輸事業では物流サービスを提供しています。グループ理念として「創業者精神に則り、自然と環境を守り、確かな価値の創造を通じて、豊かな社会の実現に貢献」を掲げ、長期ビジョン「長期ビジョン2050」や「サステナビリティビジョン2030」といった持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進しています。2025年12月期は、売上高419億77百万円(前期比7.9%増)、営業利益31億63百万円(前期比18.6%増)と増収増益を達成しました。特にアグリ事業は肥料の販売増と価格上昇で大幅な増益、化学品事業も水処理薬剤や一部機能性材料の販売好調により増収増益となりました。

直近決算ハイライト

2025年12月期の決算では、売上高は419億77百万円と前期比7.9%増加し、好調な業績を示しました。営業利益は31億63百万円で同18.6%増、経常利益は37億80百万円で同19.6%増と、利益面でも顕著な伸びが見られます。当期純利益は32億77百万円と、前期比で42.5%の大幅な増加を記録しました。これは、特別損失の減少などが寄与した結果です。ROEは8.1%となっています。セグメント別では、アグリ事業が肥料の販売数量増加と価格上昇により売上高118億63百万円(前期比10.1%増)、営業利益4億85百万円(前期比110.9%増)と大きく伸長しました。化学品事業も水処理薬剤の販売増や機能性材料の堅調な推移により、売上高202億12百万円(前期比10.3%増)、営業利益23億12百万円(前期比10.8%増)となりました。建材事業も販売価格上昇により売上高37億97百万円(前期比2.5%増)、営業利益1億52百万円(前期比178.7%増)と改善しています。石油事業、運輸事業も微増ながら増収増益を達成しました。一方、不動産事業は賃貸物件の減少などにより売上高13億15百万円(前期比1.8%減)、営業利益7億21百万円(前期比2.0%減)と小幅な減収減益となりました。

強みと競争優位性

E00762の強みは、多角的な事業ポートフォリオによるリスク分散と、各事業における一定の市場での地位確立です。特に化学品事業においては、環境負荷低減の観点から需要が拡大している超高塩基度ポリ塩化アルミニウムのような環境配慮型水処理薬剤の開発・販売に注力しており、これが競争優位性となっています。また、機能性材料分野においても、EV化のトレンドや移動体通信技術の革新といった将来の成長分野を見据えた開発を進めています。アグリ事業では、食料安全保障や環境と調和した食料システム確立といった社会的な潮流を捉え、化成肥料の使用量削減や国内未利用資源の活用といった「みどりの食料システム戦略」に沿った事業展開を進めることで、独自のポジションを築いています。さらに、2025年12月期に洛東化成工業株式会社を子会社化したことは、アグリ事業や化学品事業におけるシナジー効果が期待され、新たな成長ドライバーとなる可能性があります。

リスク要因

同社が抱えるリスク要因は多岐にわたります。まず、事業環境の変動リスクとして、国内外の経済情勢、業界再編、そして化学品事業における中間原材料の市況変動が挙げられます。エネルギーコストの急騰や為替レートの変動は、原燃料の多くを輸入に依存する同社にとって、コスト増加や価格転嫁の遅れによる収益圧迫のリスクとなります。また、原材料の確保に関しても、地政学リスクや自然災害、感染症の蔓延による供給不足や価格高騰の可能性があります。技術革新の激しい業界に製品を供給しているため、技術進歩への対応が遅れると競争力が低下するリスクもあります。さらに、自然災害や感染症、事故等による事業継続計画(BCP)の想定を超える操業停止リスク、情報セキュリティインシデントによる事業支障や信用失墜リスク、製造物責任(PL)リスクも存在します。これらのリスクは独立したものではなく、複合的に顕在化する可能性も指摘されています。

投資テーマとの関連

E00762は、直接的なAI・半導体・EV関連企業というよりは、これらの成長産業を支える素材やインフラに関わる事業を展開しています。化学品事業における機能性材料、特にスマートフォン向け高純度酸化タンタルや自動車関連セラミック繊維向け高塩基性塩化アルミニウムなどは、EV化の進展や通信技術の革新といったテーマと間接的に関連しています。また、水処理薬剤は、環境問題や水資源の保全といったサステナビリティテーマに合致しており、近年注目度が高まっている分野です。同社は「サステナビリティビジョン2030」を策定し、ESGへの配慮を経営の基本方針に据えていることから、環境・社会課題解決に貢献する企業として、ESG投資の観点からも関心を集める可能性があります。ただし、石油事業は化石燃料からの転換という逆風にさらされる可能性も否定できません。

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