ニチアス株式会社 (5393) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: ガラス・土石製品
半導体EV省エネインフラ老朽化再生可能エネルギー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 8/57位
A
安定性
業種 9/57位
D
成長性
業種 46/57位
B
効率性
業種 5/57位
B
CF健全性
業種 19/57位
売上高
2519億円
粗利率
27.8%
営業利益率
14.7%
純利益率
12.6%
ROE
13.3%
ROIC
10.4%
自己資本比率
77.7%
D/Eレシオ
0.05
有利子負債
110億円
ネットキャッシュ
456億円
NC/時価総額
25.1%
運転資本余剰*
45億円
運転資本余剰/時価総額*
2.5%
フリーCF
138億円
FCFマージン
5.5%
キャッシュ化率
0.76倍
PBR
0.76倍
EV/EBITDA
3.1倍
PER
17.4倍
想定株価
2881.3円
想定時価総額
1816億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2519億円 699億円 73億円 370億円 443億円 394億円 316億円
2025年3月期 2565億円 708億円 76億円 397億円 474億円 417億円 321億円
2024年3月期 2494億円 648億円 76億円 352億円 428億円 390億円 270億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3071億円 1923億円 521億円 154億円 2385億円
2025年3月期 2890億円 1900億円 598億円 128億円 2154億円
2024年3月期 2908億円 1851億円 753億円 146億円 1997億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 566億円 566億円 335億円 110億円 179億円 - 45億円
2025年3月期 586億円 547億円 319億円 110億円 138億円 - -12億円
2024年3月期 556億円 499億円 335億円 228億円 224億円 - -197億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 239億円 -102億円 -170億円 138億円
2025年3月期 312億円 -9億円 -274億円 303億円
2024年3月期 192億円 -129億円 -111億円 63億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 165.6円 1261.4円 164.0円 99.0% 723.6円 17.4倍 2881.3円 1816億円 63,661,000株 632,200株
2025年3月期 491.4円 3348.8円 108.0円 22.0% 739.5円 9.4倍 4618.8円 2971億円 67,811,000株 3,482,900株
2024年3月期 406.6円 3039.3円 98.0円 24.1% 499.4円 10.0倍 4066.0円 2671億円 67,811,000株 2,111,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 13.3% 10.3% 10.4% 27.8% 14.7% 17.6% 12.6% 5.5% 77.7% 0.05
2025年3月期 14.9% 11.1% 12.3% 27.6% 15.5% 18.5% 12.5% 11.8% 74.5% 0.05
2024年3月期 13.5% 9.3% 11.1% 26.0% 14.1% 17.2% 10.8% 2.5% 68.7% 0.11

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -1.8% -6.8% -1.4% 1.9% 5.1% 7.3% -
2025年3月期 2.9% 12.8% 19.0% 5.9% 4.2% 14.8% 代表取締役社長 亀津克己
2024年3月期 4.7% 17.5% 26.0% 8.3% 3.0% 21.5% 代表取締役社長 亀津克己

業種比較(ガラス・土石製品、56社中央値)

指標ニチアス株式会社業種中央値
ROE13.3%6.9%
ROA10.3%4.6%
営業利益率14.7%7.7%
純利益率12.6%6.2%
自己資本比率77.7%64.4%
売上成長率-1.8%4.2%
PER17.4倍10.9倍
PBR0.76倍0.87倍
EV/EBITDA3.1倍5.7倍
NC/時価総額25.1%6.2%
運転資本余剰/時価総額2.5%-6.1%
同業他社: AGC株式会社(5201)太平洋セメント株式会社(5233)日本板硝子株式会社(5202)TOTO株式会社(5332)日本特殊陶業株式会社(5334)全57社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

ガラス・土石製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社フジミインコーポレーテッド (5384) 2024億円 694億円
東海カーボン株式会社 (5301) 2068億円 3230億円
住友大阪セメント株式会社 (5232) 1210億円 2237億円
ニチハ株式会社 (7943) 1073億円 1437億円
東洋炭素株式会社 (5310) 1011億円 462億円
株式会社ベルテクスコーポレーション (5290) 989億円 465億円
品川リフラ株式会社 (5351) 939億円 1777億円
ノリタケ株式会社 (5331) 870億円 1429億円
ガラス・土石製品の企業一覧(全57社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体EV省エネインフラ老朽化
中期経営計画「しくみ・130」「断つ・保つ」技術カーボンニュートラル関連高機能製品事業(半導体・FPD)自動車部品事業(EVシフト対応)

見通し: 2027年3月期までの中期経営計画「しくみ・130」達成に向け、売上高2,700億円、営業利益率16.7%を目指す。半導体・EV関連、カーボンニュートラル関連需要の取り込みが成長ドライバーとなる見込み。

強み: 「断つ・保つ」技術を基盤とした多角的な事業展開と、産業インフラを支える信頼性の高い製品群。長年の歴史と技術蓄積が強み。

懸念: 高機能製品事業における半導体製造装置向け需要の軟調、および自動車部品事業におけるEVシフトの鈍化傾向。海外事業における経済情勢や規制変更リスク。

リスク: 景気変動や経済情勢による需要変動リスク、原材料調達難、海外事業における政治・経済リスク、アスベストによる健康被害補償費用の継続的負担、製品の品質問題や情報漏洩リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

ニチアスは、1896年の創業以来、「断つ・保つ」技術を基盤に、幅広い産業分野へ製品とサービスを提供する企業グループです。主要事業は、シール材、無機断熱材、高機能樹脂製品、自動車部品、不燃建材の製造販売および関連工事です。報告セグメントは「プラント向け工事・販売」「工業製品」「高機能製品」「自動車部品」「建材」の5つに分かれています。プラント向け工事・販売事業では、電力、LNG、石油精製・石油化学プラント向けに保温・保冷工事やメンテナンスを提供。工業製品事業では、半導体、自動車、医療など多岐にわたる産業へガスケット、パッキン、断熱材などを供給。高機能製品事業は、半導体・FPD製造プロセス向け部品に特化。自動車部品事業では、シール材や防熱・防音材を提供。建材事業では、不燃・断熱性能を持つ建材の供給と施工を行います。これらの事業は、国内外の様々な産業の基盤を支え、社会インフラの維持・発展に貢献しています。2026年3月期においては、売上高2,519億円、営業利益370億円を計上しており、堅実な事業基盤を維持しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が前期比1.8%減の2,519億円、営業利益が同6.8%減の370億円となりました。これは、主に高機能製品部門における半導体製造装置向けの需要軟調が響いたことによるものです。売上原価は売上高の減少に伴い抑制されたものの、新基幹システム構築費用の増加が販売費及び一般管理費を押し上げ、営業利益率が14.7%にとどまりました。経常利益は同5.6%減の394億円、当期純利益は同1.4%減の316億円と、減収減益の傾向が見られます。一方で、純資産は同7.8%増の2,121億円と増加し、財務基盤の強化が進んでいます。セグメント別では、プラント向け工事・販売事業と工業製品事業は微増収を確保しましたが、高機能製品事業は大幅な減収減益となりました。自動車部品事業は増収増益、建材事業は減収ながらも収益性が大きく改善しています。配当は前期比51.9%増の164円と大幅に増配されており、株主還元への積極的な姿勢がうかがえます。

強みと競争優位性

ニチアスの強みは、長年にわたり培ってきた「断つ・保つ」というコア技術にあります。これにより、極低温から超高温、高圧といった過酷な環境下でも機能するシール材や断熱材などを開発・提供できる高い技術力を持っています。この技術力は、石油精製、化学、半導体、自動車など、高度な信頼性が求められる幅広い産業分野で採用されており、強固な顧客基盤と高い市場シェアを築いています。特に、プラント向け工事・販売事業における常駐体制や、工業製品事業における多岐にわたる産業への供給能力は、他社が容易に模倣できない参入障壁となっています。また、各事業セグメントにおいて、市場のニーズや技術動向を的確に捉え、差別化された製品開発やエンジニアリングサービスを提供できる体制も競争優位性につながっています。国内市場だけでなく、アジアを中心とした海外事業展開も進んでおり、グローバルな事業展開力も強みと言えます。

リスク要因

ニチアスの事業は、国内外の景気変動や経済情勢の影響を受けやすいというリスクがあります。特に、主力顧客である石油精製・石油化学、化学、鉄鋼、電力・ガス、自動車、半導体、建設といった産業分野の設備投資動向に業績が左右される可能性があります。また、海外事業においては、予期せぬ法規制の変更や金融情勢の変動、政治的混乱などが業績に影響を及ぼすリスクが存在します。原材料調達においても、金属、ゴム、ふっ素樹脂などの価格変動や供給途絶のリスクが潜在しています。さらに、アスベストによる健康被害者への補償費用負担が継続する可能性も、特有のリスクとして挙げられます。会計上の見積りや退職給付債務、製品の品質維持、情報セキュリティ、災害といったリスクも、事業継続や財務状況に影響を与える可能性があります。これらのリスク要因に対して、同社は適切な管理体制の構築に努めていますが、その影響を完全に排除することは困難です。

投資テーマとの関連

ニチアスの事業は、いくつかの重要な投資テーマと関連しています。まず、「断つ・保つ」技術を基盤とした製品群は、省エネルギー化や環境負荷低減に貢献するものであり、カーボンニュートラルやサステナビリティといったテーマとの親和性が高いです。特に、断熱材やVOC除去フィルターなどは、これらのテーマにおける需要拡大が期待されます。また、高機能製品事業は、半導体市場の拡大というテーマに直結しており、IoT、AI、5Gといった技術革新を支える部品供給を通じて、その成長の恩恵を受ける可能性があります。自動車部品事業においては、EVシフトへの対応が中長期的な成長の鍵となります。プラント向け工事・販売事業も、脱炭素化に向けたエネルギーインフラの転換や、安定操業を支えるメンテナンス需要において、役割を担う可能性があります。これらの投資テーマとの関連性は、同社の将来的な成長ポテンシャルを示唆するものと言えます。

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