株式会社アイ・アールジャパンホールディングス (6035) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
PBR1倍割れ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 71/610位
A
安定性
業種 64/614位
B
成長性
業種 175/599位
B
効率性
業種 214/614位
A
CF健全性
業種 29/613位
売上高
61億円
粗利率
79.4%
営業利益率
20.9%
純利益率
14.6%
ROE
14.7%
ROIC
14.2%
自己資本比率
81.6%
D/Eレシオ
0.03
有利子負債
2億円
ネットキャッシュ
48億円
NC/時価総額
38.3%
運転資本余剰*
37億円
運転資本余剰/時価総額*
29.5%
フリーCF
12億円
FCFマージン
20.3%
キャッシュ化率
1.72倍
PBR
2.04倍
EV/EBITDA
4.8倍
PER
13.9倍
想定株価
703.2円
想定時価総額
125億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 61億円 49億円 3億円 13億円 16億円 13億円 9億円
2025年3月期 58億円 45億円 3億円 10億円 13億円 10億円 7億円
2024年3月期 57億円 45億円 3億円 11億円 14億円 11億円 8億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 75億円 57億円 13億円 7719万円 61億円
2025年3月期 69億円 51億円 12億円 7087万円 56億円
2024年3月期 67億円 49億円 12億円 6640万円 54億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 50億円 362万円 3億円 2億円 1億円 - 37億円
2025年3月期 42億円 727万円 6億円 2億円 1億円 - 29億円
2024年3月期 41億円 570万円 4億円 2億円 2億円 - 29億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 15億円 -3億円 -4億円 12億円
2025年3月期 8億円 -3億円 -4億円 5億円
2024年3月期 18億円 -3億円 -15億円 15億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 50.6円 344.6円 28.0円 55.4% 269.6円 13.9倍 703.2円 125億円 17,839,710株 76,300株
2025年3月期 39.4円 316.0円 20.0円 50.8% 222.6円 18.0倍 708.3円 126億円 17,839,710株 76,300株
2024年3月期 43.0円 302.5円 30.0円 69.8% 219.4円 31.0倍 1331.5円 237億円 17,839,710株 76,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 14.7% 12.0% 14.2% 79.4% 20.9% 26.4% 14.6% 20.3% 81.6% 0.03
2025年3月期 12.4% 10.1% 12.1% 78.4% 17.4% 23.2% 12.1% 8.7% 81.5% 0.04
2024年3月期 14.2% 11.4% 13.5% 79.7% 18.9% 24.6% 13.5% 27.0% 80.5% 0.04

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.2% 27.7% 28.6% 0.7% -5.8% 4.8% -
2025年3月期 2.1% -6.2% -8.4% -11.7% -5.5% -34.0% 代表取締役社長・CEO 寺下史郎
2024年3月期 -5.8% -3.9% 13.6% -11.9% 3.3% -35.9% 代表取締役社長・CEO 寺下史郎

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標株式会社アイ・アールジャパンホールディングス業種中央値
ROE14.7%10.3%
ROA12.0%5.1%
営業利益率20.9%7.4%
純利益率14.6%4.9%
自己資本比率81.6%53.6%
売上成長率6.2%7.3%
PER13.9倍15.2倍
PBR2.04倍1.69倍
EV/EBITDA4.8倍7.0倍
NC/時価総額38.3%13.8%
運転資本余剰/時価総額29.5%2.5%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社レントラックス (6045) 125億円 44億円
株式会社ダイレクトマーケティングミックス (7354) 125億円 227億円
株式会社白洋舍 (9731) 124億円 446億円
株式会社ライズ・コンサルティング・グループ (9168) 126億円 84億円
CDS株式会社 (2169) 124億円 88億円
株式会社アビスト (6087) 126億円 106億円
ファイズホールディングス株式会社 (9325) 126億円 403億円
株式会社テー・オー・ダブリュー (4767) 127億円 178億円
サービス業の企業一覧(全614社)→

AI分析(2026年3月期)

PBR1倍割れ
アクティビスト対応PA・FA業務実質株主判明調査エクイティ・コンサルティング強化M&Aアドバイザリー(PA/FA業務)証券代行サービス拡充

見通し: 今期はアクティビスト対応案件の増加や資本市場の活況を背景に、売上高6.2%増、営業利益27.7%増と大幅な増益を見込む。来期以降も企業再編や株主との対話強化の流れは継続し、安定的な成長が期待される。

強み: 独立系エクイティ・コンサルティング集団としての地位確立。長年の経験と独自のデータベース、機関投資家・個人株主ネットワークが強み。

懸念: サイバー攻撃や個人情報漏洩のリスク。高度化する攻撃への対応が継続的な課題となる。また、法律・制度変更によるサービス必要性の低下リスクも潜在。

リスク: 情報セキュリティ体制の脆弱性(個人情報漏洩、サイバー攻撃)、経済情勢悪化によるコンサルティング需要の低下、法令・制度変更による事業への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社の事業は、IR(Investor Relations)およびSR(Shareholder Relations)活動に特化したコンサルティング業を単一セグメントとして展開しております。主力子会社であるアイ・アールジャパンを中心に、上場企業と投資家を結びつけるブリッジ役として、公正な資本競争力の向上とグローバルな資本経済の発展に貢献することを使命としています。具体的なサービスとしては、上場企業を対象としたIR・SRコンサルティング、ディスクロージャーコンサルティング、およびデータベース・その他事業の3つを提供しています。IR・SRコンサルティングでは、実質株主判明調査、議決権賛否シミュレーション、コーポレート・ガバナンス改善支援、株主還元を含む資本政策提案などを実施します。ディスクロージャーコンサルティングでは、アニュアルレポートや統合報告書などの情報開示資料の作成支援、M&A時における英文開示書類の作成・翻訳等を行います。データベース・その他事業では、株価や大量保有報告書などの情報を提供するシステムや、IR説明会支援ツールなどを展開しています。さらに、投資銀行本部ではM&Aや経営統合に関するフィナンシャル・アドバイザリー業務、J-Adviser業務を提供し、子会社のJOIBはM&Aや企業再編に特化したFA業務を強化しています。これらのサービスを通じて、企業価値向上と持続的な成長を支援しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社グループは売上高61億円、前期比6.2%増と堅調な成長を遂げました。これは、東京証券取引所による市場構造改革や資本効率改善への期待、そして日本経済の構造改革への期待から海外投資マネーが日本株市場へ流入し、アクティビストの活動が活発化している事業環境を追い風とした結果です。特に、アクティビスト対応、支配権争奪、M&A対応といった「有事対応案件」の受託が前期比14.0%増加したことが、売上拡大に大きく寄与しました。営業利益は13億円、前期比27.7%増、経常利益は13億円、前期比27.8%増、親会社株主に帰属する当期純利益は9億円、前期比28.6%増と、利益面でも大幅な改善が見られました。これは、売上高の増加に加え、効率的な事業運営によるものです。現金及び預金は50億円と前期比20.1%増加し、手元流動性も潤沢な状態を維持しています。営業キャッシュ・フローも15億円と前期比100.3%増となり、本業によるキャッシュ創出力の向上が示されました。一株当たり当期純利益(EPS)は50.59円と、利益成長を反映して28.6%増加しました。株主還元においても、一株当たり配当は28円と前期比40.0%増配しており、株主への利益還元姿勢も強化されています。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、独立系エクイティ・コンサルティング集団としての確固たる地位と、20年以上にわたり蓄積してきた独自のデータ及び分析ノウハウです。特定の金融系列に属さない「独立性」を保持することで、顧客である上場企業と投資家の双方にとって公正な立場からのアドバイスを提供できる点が、他社との差別化要因となっています。特に、アクティビストファンドの台頭や企業再編の波が押し寄せる中で、株主との対話の必要性が増しており、当社の実質株主判明調査を基盤とした議決権コンサルティングや、M&Aアドバイザリーといった「エクイティ・コンサルティング」と「フィナンシャル・アドバイザリー」を両輪とするサービス提供体制は、複雑化・多様化する企業経営の課題解決に不可欠なものとなっています。また、情報セキュリティ体制の強化(ISO/IEC 27018:2019、ISO/IEC 27001:2013認証取得など)も、機密情報を取り扱う事業特性上、顧客からの信頼を獲得する上で重要な要素です。さらに、長年の実績に裏打ちされた機関投資家ネットワークや個人株主とのネットワークは、市場の動向を的確に捉え、企業価値向上に資する情報提供を行う上での競争優位性となっています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスク要因として、まず個人情報や機密情報の漏洩リスクが挙げられます。IR・SR活動の特性上、多数の企業の株主情報や機密情報を取り扱うため、不測の事態による情報漏洩が発生した場合、損害賠償請求や信用失墜につながる可能性があります。また、サイバー攻撃や不正アクセスといった情報セキュリティ体制の脆弱性も、事業遂行に支障をきたすリスクとなり得ます。経済情勢や事業環境の悪化も、直接の取引先である上場企業の間接部門の経費削減につながる可能性があり、当社のサービス提供価格への影響や採用抑制につながるリスクがあります。さらに、事業モデルの模倣リスクや、IR・SR活動に関連する法律・制度の予期せぬ変更リスクも存在します。例えば、当社のサービス必要性を低下させるような法改正が行われた場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。その他、特定の人物への依存リスク、コンプライアンス違反や訴訟リスク、金融商品取引業登録に伴う自己資本規制比率の維持といった、事業の性質上、常に注意を払うべきリスク要因が複数存在しています。

投資テーマとの関連

当社は、コーポレート・ガバナンス(CG)強化や資本効率改善といった、現代の日本市場における重要な投資テーマに深く関連しています。東京証券取引所によるPBR1倍割れ企業への改善要請や、アクティビストファンドの活発化は、株主との建設的な対話や資本政策の見直し、企業再編の必要性を高めており、当社のIR・SRコンサルティングやフィナンシャル・アドバイザリー業務の需要を直接的に刺激する要因となっています。特に、アクティビスト対応や支配権争奪といった「有事対応案件」の増加は、日本企業が直面する経営課題へのソリューション提供という観点から、当社の事業機会拡大に直結しています。また、近年注目されているESG投資の観点からも、企業が持続的な成長を目指す上で、投資家との良好な関係構築や適切な情報開示が不可欠となっており、当社のIR・SR支援サービスは、投資家がESG要素を考慮した投資判断を行う上でも重要な役割を果たします。これらの動向は、当社の事業成長にとって追い風となる可能性が高いと言えます。

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