芝浦機械株式会社 (6104) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
自動車部品EVAI再生可能エネルギー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 203/230位
B
安定性
業種 92/230位
E
成長性
業種 218/230位
D
効率性
業種 192/230位
E
CF健全性
業種 209/230位
売上高
1328億円
粗利率
31.1%
営業利益率
3.3%
純利益率
0.8%
ROE
0.9%
ROIC
2.4%
自己資本比率
68.3%
D/Eレシオ
0.09
有利子負債
108億円
ネットキャッシュ
319億円
NC/時価総額
35.9%
運転資本余剰*
-19億円
運転資本余剰/時価総額*
-2.1%
フリーCF
-103億円
FCFマージン
-7.7%
キャッシュ化率
-8.43倍
PBR
0.75倍
EV/EBITDA
7.5倍
PER
86.4倍
想定株価
3759.3円
想定時価総額
889億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1328億円 414億円 32億円 44億円 76億円 50億円 10億円
2025年3月期 1682億円 535億円 27億円 141億円 168億円 141億円 126億円
2024年3月期 1607億円 506億円 24億円 136億円 161億円 146億円 179億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1735億円 1247億円 446億円 104億円 1185億円
2025年3月期 1996億円 1512億円 715億円 110億円 1172億円
2024年3月期 2532億円 2031億円 1303億円 111億円 1117億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 427億円 501億円 227億円 108億円 120億円 3億円 -19億円
2025年3月期 543億円 623億円 274億円 101億円 118億円 4億円 -171億円
2024年3月期 516億円 1024億円 304億円 110億円 138億円 5億円 -787億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -87億円 -16億円 -35億円 -103億円
2025年3月期 83億円 9億円 -65億円 92億円
2024年3月期 93億円 -38億円 -67億円 55億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 43.5円 5012.9円 140.0円 321.8% 1350.2円 86.4倍 3759.3円 889億円 24,820,406株 1,173,300株
2025年3月期 529.6円 4958.4円 140.0円 26.4% 1870.7円 6.8倍 3601.0円 851億円 24,820,406株 1,189,300株
2024年3月期 741.6円 4622.2円 140.0円 18.9% 1678.2円 4.9倍 3633.7円 878億円 26,977,106株 2,809,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 0.9% 0.6% 2.4% 31.1% 3.3% 5.7% 0.8% -7.7% 68.3% 0.09
2025年3月期 10.8% 6.3% 7.8% 31.8% 8.4% 10.0% 7.5% 5.5% 58.7% 0.09
2024年3月期 16.0% 7.1% 7.8% 31.5% 8.5% 10.0% 11.2% 3.4% 44.1% 0.10

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -21.0% -69.0% -91.8% 2.5% 7.5% -8.8% -
2025年3月期 4.7% 3.5% -29.7% 16.0% 7.6% 49.3% 取締役社長 坂元繁友
2024年3月期 30.4% 136.2% 178.2% 20.1% 6.5% 229.4% 取締役社長 坂元繁友

業種比較(機械、229社中央値)

指標芝浦機械株式会社業種中央値
ROE0.9%7.1%
ROA0.6%4.4%
営業利益率3.3%8.3%
純利益率0.8%6.6%
自己資本比率68.3%65.2%
売上成長率-21.0%3.1%
PER86.4倍13.2倍
PBR0.75倍0.91倍
EV/EBITDA7.5倍6.1倍
NC/時価総額35.9%13.1%
運転資本余剰/時価総額-2.1%-1.9%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
澁谷工業株式会社 (6340) 893億円 1290億円
株式会社不二越 (6474) 874億円 2359億円
ホソカワミクロン株式会社 (6277) 854億円 780億円
株式会社アイチコーポレーション (6345) 839億円 596億円
株式会社小森コーポレーション (6349) 817億円 1186億円
新晃工業株式会社 (6458) 814億円 593億円
TPR株式会社 (6463) 800億円 1906億円
株式会社鶴見製作所 (6351) 983億円 772億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品EVAI再生可能エネルギー
インド市場でのシェア拡大中国OEM委託によるコスト競争力強化欧州メーカー買収による欧州市場再進出次世代電池市場への参入(AM Batteries出資)ギガキャスト対応大型ダイカストマシンの開発・受注

見通し: 2027年3月期に売上高2,000億円、2030年度に3,000億円を目指す中期経営計画は、EVシフト遅延等の影響で目標達成が延期となった。緊急対応策を推進し、インド市場でのシェア拡大、中国OEM委託、欧州M&A、次世代電池関連への投資等で回復を目指す。2027年3月期は売上高1,370億円、営業利益42億円、経常利益31億円、純利益20億円を予想。

強み: 射出成形機、ダイカストマシン、工作機械等、多岐にわたる生産財の製造・販売。特に工作機械事業はAI・データセンター関連需要で好調。

懸念: 海外売上比率69.7%と高く、地政学リスクや為替変動の影響を受けやすい。また、半導体等の調達遅延・価格上昇リスクも抱える。

リスク: 1. 海外依存リスク:売上高の約7割を海外に依存しており、政治・経済情勢、為替変動、国際物流の混乱が業績に影響する。2. 競争激化リスク:同業他社との品質・価格・サービス競争が激しく、需要低迷や過剰供給は業績悪化を招く。3. サプライチェーンリスク:半導体等の重要部品の調達遅延や価格高騰は、製品供給と見積原価に影響を与える。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機といった「成形機」事業を中核に、工作機械、産業用ロボット、電子制御装置などを手掛ける「工作機械」事業、「制御機械」事業、そしてその他の事業を展開する複合的な製造業です。売上の大部分は海外市場からのもので、特に成形機事業においては海外比率が80.0%に達しています。グローバルに事業を展開し、自動車産業をはじめとする様々な産業分野に生産設備や関連機器を供給しています。中期経営計画「中計2026」では、2027年3月期までに売上高2,000億円、2030年度には3,000億円企業を目指していましたが、EVシフトの遅延や米国の関税政策といった外部環境の変化により、当初の目標達成は延期となりました。この状況を踏まえ、インド市場でのシェア拡大、中国市場でのOEM委託への移行、欧州市場への再進出(M&A)、次世代電池市場への参入(出資)、超大型ダイカストマシンの開発など、事業ポートフォリオの組み替えや新規事業への投資を積極的に進めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算は、売上高が1,328億円となり、前期比21.0%減と大幅な減少となりました。これは、成形機事業における中国のリチウムイオン電池向けセパレータフィルム製造装置の減少が主な要因です。利益面では、売上規模の減少に伴い、営業利益は44億円(同69.0%減)、経常利益は50億円(同64.5%減)と大きく落ち込みました。親会社株主に帰属する当期純利益は10億円(同91.8%減)となりました。これは、前期に計上した固定資産売却益の反動減に加え、新たに連結子会社化したSHIBAURA MACHINE LWB GmbHのれんの減損損失などが特別損益を圧迫したためです。成形機事業は売上高が前期比27.9%減、営業利益が同80.6%減と苦戦しましたが、工作機械事業は売上高が同18.6%増、営業利益が同3.5倍と大きく伸長し、AI普及拡大による大型サーバー需要やデータセンター増設を背景とした光通信向け需要の増加が牽引しました。

強みと競争優位性

当社グループは、射出成形機、ダイカストマシン、工作機械など、多岐にわたる産業機械の製造・販売において長年の実績とノウハウを有しています。特に、自動車産業やエレクトロニクス産業など、高度な技術力が求められる分野での顧客基盤が厚いことが強みです。グローバルに展開する生産・販売ネットワークも、競争優位性の一つと言えます。インド市場での生産能力増強や欧州メーカー買収など、地域ごとの市場特性に合わせた戦略を展開し、現地のニーズに対応できる体制を構築しています。また、ギガキャスト対応の超大型ダイカストマシンや、次世代電池市場への参入など、将来の成長が見込まれる分野への先行投資も積極的に行っています。これらの取り組みは、変化の激しい製造業において、持続的な成長を確保するための重要な差別化要因となります。工作機械事業におけるAI普及拡大やデータセンター需要への対応力は、直近の業績にも貢献しており、将来的な収益基盤の強化に繋がる可能性を秘めています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとしては、まず期末に経営成績が偏る事業特性が挙げられます。売上や利益の一部が翌期にずれ込むことで、業績に予期せぬ影響を与える可能性があります。また、射出成形機や工作機械などの生産財を扱う事業であるため、同業他社との価格、品質、サービスにおける競争が激化するリスクがあります。さらに、海外売上高比率が69.7%と高いため、世界各地域の政治・経済情勢の変化、為替レートの変動、海上運賃の上昇や船舶確保のリスクが業績に影響を及ぼす可能性があります。半導体や部材の調達遅延や価格高騰も、製品供給に影響を与えるリスク要因です。中期経営計画の目標未達という状況は、市場環境の変化への対応の遅れや、事業戦略の実行における課題を示唆しており、今後の事業運営における重要な検討事項となります。

投資テーマとの関連

当社グループは、製造業における「自動化・省力化」という投資テーマと深く関わっています。主力製品である射出成形機、ダイカストマシン、工作機械は、自動車、エレクトロニクス、医療など、幅広い産業の製造プロセスに不可欠な設備です。特に、AIの普及拡大によるデータセンター需要の増加は、光通信向け部品製造に必要な超精密加工機の需要を押し上げており、この分野での成長が期待されます。また、EVシフトの遅延というリスク要因として挙げられているものの、次世代電池市場への参入や、ギガキャストに対応する大型ダイカストマシンの開発は、「EV」「次世代エネルギー」といったテーマとも関連しています。これらのテーマへの取り組みは、将来的な収益源の多様化と成長戦略の柱となる可能性があります。製造業DXの推進やESG経営への注力も、現代の投資家が重視する要素であり、長期的な企業価値向上に寄与すると考えられます。

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