株式会社ソディック (6143) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
半導体データセンター光通信AIサーキュラーエコノミー自動車部品インバウンド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 152/230位
C
安定性
業種 164/230位
B
成長性
業種 41/230位
D
効率性
業種 194/230位
C
CF健全性
業種 120/230位
売上高
806億円
粗利率
35.0%
営業利益率
5.2%
純利益率
5.6%
ROE
5.0%
ROIC
2.3%
自己資本比率
58.1%
D/Eレシオ
0.40
有利子負債
366億円
ネットキャッシュ
84億円
NC/時価総額
17.2%
運転資本余剰*
72億円
運転資本余剰/時価総額*
14.9%
フリーCF
32億円
FCFマージン
4.0%
キャッシュ化率
1.58倍
PBR
0.54倍
EV/EBITDA
5.3倍
PER
10.8倍
想定株価
960.6円
想定時価総額
487億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 806億円 282億円 34億円 42億円 77億円 52億円 45億円
2024年12月期 737億円 241億円 36億円 22億円 58億円 36億円 41億円
2023年12月期 672億円 193億円 38億円 -28億円 10億円 -13億円 -46億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 1557億円 1082億円 377億円 274億円 905億円
2024年12月期 1450億円 1015億円 344億円 261億円 844億円
2023年12月期 1341億円 862億円 308億円 261億円 771億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 450億円 334億円 195億円 366億円 63億円 35億円 72億円
2024年12月期 426億円 316億円 170億円 372億円 67億円 7億円 81億円
2023年12月期 333億円 324億円 147億円 360億円 55億円 8億円 25億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 71億円 -40億円 -25億円 32億円
2024年12月期 100億円 -16億円 -10億円 83億円
2023年12月期 -1400万円 -25億円 14億円 -25億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 89.2円 1786.9円 29.0円 32.5% 165.3円 10.8倍 960.6円 487億円 54,792,239株 4,144,500株
2024年12月期 81.1円 1668.5円 29.0円 35.8% 107.1円 9.1倍 736.0円 372億円 54,792,239株 4,223,100株
2023年12月期 -90.3円 1519.0円 29.0円 - -52.4円 - - - 54,792,239株 4,051,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 5.0% 2.9% 2.3% 35.0% 5.2% 9.5% 5.6% 4.0% 58.1% 0.40
2024年12月期 4.9% 2.8% 1.3% 32.7% 3.0% 7.9% 5.6% 11.3% 58.2% 0.44
2023年12月期 -6.0% -3.4% -1.8% 28.7% -4.2% 1.5% -6.9% -3.7% 57.5% 0.47

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 9.4% 89.3% 9.7% 0.0% 6.8% -10.1% -
2024年12月期 9.7% -20.9% -10.6% -0.7% 1.7% -31.1% 代表取締役 CEO社長執行役員圷祐次
2023年12月期 -16.6% -148.5% -176.5% 5.0% -4.1% - 代表取締役 兼CEO社長執行役員古川健一

業種比較(機械、229社中央値)

指標株式会社ソディック業種中央値
ROE5.0%7.1%
ROA2.9%4.4%
営業利益率5.2%8.3%
純利益率5.6%6.6%
自己資本比率58.1%65.2%
売上成長率9.4%3.0%
PER10.8倍13.4倍
PBR0.54倍0.91倍
EV/EBITDA5.3倍6.2倍
NC/時価総額17.2%13.1%
運転資本余剰/時価総額14.9%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
巴工業株式会社 (6309) 475億円 594億円
木村工機株式会社 (6231) 500億円 179億円
荏原実業株式会社 (6328) 517億円 412億円
株式会社 放電精密加工研究所 (6469) 454億円 143億円
株式会社AIRMAN (6364) 531億円 556億円
トーヨーカネツ株式会社 (6369) 435億円 596億円
株式会社TEIKOKU (6333) 427億円 291億円
井関農機株式会社 (6310) 425億円 1858億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2025年12月期)

半導体データセンター光通信AIサーキュラーエコノミー
データセンター向け光コネクタV-LINE®方式射出成形機無菌包装米飯製造システムアドバンテッジパートナーズとの事業提携「超」モノづくり部品大賞受賞(ACPS)

見通し: 2025年12月期は売上高805億円、営業利益42億円、純利益45億円。中期経営計画では2029年12月期に売上高1000億円、営業利益100億円を目指す。AI・データセンター関連需要の取り込み、ソリューション提供強化、M&Aによる成長が鍵。

強み: 工作機械、産業機械、食品機械の3本柱。高精度加工技術、独自射出成形技術(V-LINE®)、無菌包装米飯製造システム等、ニッチ市場で競争優位性。

懸念: 工作機械事業の受注は景気変動に敏感。中国市場への依存度が高く、地政学リスクや競争激化の影響を受けやすい。原材料価格高騰も収益を圧迫。

リスク: 景気変動による工作機械事業への影響。中国市場依存による地政学リスクや競争激化。原材料・部品調達難による生産・原価への影響。為替変動リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

本稿で分析する企業は、工作機械、産業機械、食品機械を主軸に、多様な製品・サービスを展開する製造業である。工作機械事業では、放電加工機や高精度マシニングセンタ、金属3Dプリンタなどを手掛けており、自動車、半導体、電子部品、航空宇宙、医療機器といった幅広い産業分野の高度化・省人化ニーズに応えている。産業機械事業では、独自技術であるV-LINE®方式を用いた射出成形機を中心に、電子部品や医療機器産業向けの高精度成形部品分野で強みを持つ。食品機械事業では、製麺機や無菌包装米飯製造システムなどを提供し、アジア地域を中心に安定した需要がある。これらの主要事業に加え、精密コネクタなどの受託生産を行う金型成形事業や、リニアモータ、セラミックス製品、LED投光器などを販売する要素技術事業も手掛けており、事業ポートフォリオの多角化を図っている。同社は「創造力とイノベーションでモノづくりの未来を切り拓く」というパーパスのもと、技術革新、省人化ニーズ、カーボンニュートラルといった時代の要請に応えるべく、新製品開発、トータルソリューションの提供、IoT・AI技術の活用などを推進し、持続的な成長と企業価値向上を目指している。

直近決算ハイライト

直近決算期において、同社は売上高805億72百万円(前年同期比9.4%増)と堅調な増収を達成した。営業利益は42億24百万円(同89.4%増)と大幅な増加を示し、経常利益も52億31百万円(同44.2%増)と伸長した。親会社株主に帰属する当期純利益は45億14百万円(同9.7%増)となり、増収効果と利益率の改善が業績を牽引した。セグメント別では、工作機械事業が売上高583億32百万円(同13.6%増)、営業利益54億65百万円(同大幅増)と、需要の堅調さや中国生産集約化による収益性改善が奏功し、業績を大きく押し上げた。産業機械事業は売上高97億30百万円(同1.8%増)と小幅増収にとどまり、人件費や研究開発費の増加により営業利益は5億18百万円(同減益)となった。食品機械事業は、無菌包装米飯製造装置の競争環境変化による販売低下が響き、売上高69億52百万円(同9.7%減)と減少したが、利益貢献の高い製品販売により営業利益は9億81百万円(同微増)を確保した。その他事業(金型成形・要素技術)も、半導体製造装置向けセラミックス製品の需要増などにより、売上高55億57百万円(同9.9%増)、営業利益4億28百万円(前年赤字から黒字転換)と回復を見せた。

強みと競争優位性

同社の強みは、長年培ってきた高度な工作機械および産業機械のコア技術力にある。特に、放電加工機や高精度マシニングセンタにおける加工技術、独自技術であるV-LINE®方式を用いた射出成形機は、市場での競争優位性を確立している。これらの技術力は、自動車、半導体、電子部品、航空宇宙、医療機器といった最先端分野の顧客ニーズに応える高付加価値製品の開発を可能にしている。また、グローバルに展開する販売・サービスネットワークも強みの一つであり、米国、欧州、中国、アジアなど主要市場でのプレゼンスを確立している。中期経営計画では、この強みを活かし、事業ポートフォリオの多様化、特に食品機械事業における菓子・惣菜分野への展開や、M&Aによる事業成長・新規事業創造を推進しており、さらなる競争力強化を目指している。さらに、「超」モノづくり部品大賞を受賞した通電コマ自動送り機能「ACPS」のような、顧客の省力化・稼働率向上に直結する技術開発力も、同社の競争優位性を高めている要素である。

リスク要因

同社を取り巻く事業リスクとして、まず景気変動の影響が挙げられる。工作機械事業や産業機械事業は、顧客の設備投資動向に強く影響されるため、世界経済の不透明感や地域・業界による設備投資環境のばらつきが、受注や売上、利益に影響を与える可能性がある。また、新規事業への挑戦には、技術的課題、市場ニーズの把握、競争環境の変化、投資負担などの不確実性が伴う。人材確保・育成も課題であり、少子高齢化や労働市場での競争激化により、必要な人材の確保や技術・技能の承継が計画通りに進まないリスクがある。為替相場の大幅な変動も、海外売上高比率が高い同社にとって、業績や純資産に影響を及ぼす要因となる。地政学的リスクの高まりや各国の政治・経済情勢の変化、法規制、自然災害なども、海外事業展開におけるリスクとして認識されている。さらに、競合企業との技術競争の激化や、原材料・部品価格の高騰、レアアースなどの特定国への調達依存度も、収益性や生産体制に影響を与える可能性がある。

投資テーマとの関連

同社は、現代の製造業における主要な投資テーマと深く関連している。特に、「進化するものづくりへの貢献」を重要な経営課題と位置づけ、高度化、高精度化、自動化、省人化といった、ものづくり現場のトレンドに合致した製品・ソリューションを提供している。生成AIの普及に伴うデータセンター向け光コネクタや電子部品、半導体関連の需要拡大は、同社の工作機械事業や産業機械事業にとって追い風となる。また、環境対応として、射出成形機における電力消費量・廃棄物削減やサーキュラーエコノミーへの取り組みは、カーボンニュートラルやSDGsといったテーマとの関連性を示唆する。金属3DプリンタやIoT・AI技術の活用は、次世代ものづくり技術への投資テーマとの親和性が高い。さらに、株式会社アドバンテッジパートナーズとの連携によるM&A戦略や、グローバルなソリューション提供、高付加価値化への取り組みは、企業価値向上と成長戦略という観点からも注目に値する。

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