井関農機株式会社 (6310) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
インフラ老朽化DXESGM&A事業再編PBR1倍割れ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 199/230位
D
安定性
業種 211/230位
B
成長性
業種 54/230位
D
効率性
業種 152/230位
A
CF健全性
業種 47/230位
売上高
1858億円
粗利率
30.0%
営業利益率
2.3%
純利益率
1.5%
ROE
3.7%
ROIC
2.2%
自己資本比率
35.2%
D/Eレシオ
0.84
有利子負債
622億円
ネットキャッシュ
-493億円
NC/時価総額
-116.0%
運転資本余剰*
-841億円
運転資本余剰/時価総額*
-197.6%
フリーCF
190億円
FCFマージン
10.2%
キャッシュ化率
8.51倍
PBR
0.58倍
EV/EBITDA
9.7倍
PER
15.3倍
想定株価
1859.9円
想定時価総額
425億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 1858億円 557億円 52億円 42億円 94億円 41億円 28億円
2024年12月期 1684億円 506億円 54億円 19億円 74億円 16億円 -30億円
2023年12月期 1699億円 504億円 56億円 23億円 79億円 21億円 2900万円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 2095億円 1024億円 969億円 341億円 738億円
2024年12月期 2061億円 1056億円 932億円 411億円 676億円
2023年12月期 2171億円 1153億円 955億円 474億円 693億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 128億円 577億円 265億円 622億円 132億円 - -841億円
2024年12月期 82億円 669億円 254億円 755億円 99億円 - -850億円
2023年12月期 99億円 728億円 269億円 769億円 71億円 - -856億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 235億円 -44億円 -151億円 190億円
2024年12月期 88億円 -58億円 -51億円 30億円
2023年12月期 -25億円 -54億円 67億円 -79億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 121.9円 3260.9円 40.0円 32.8% -2156.7円 15.3倍 1859.9円 425億円 22,984,993株 111,400株
2024年12月期 -133.6円 2986.8円 30.0円 - -2943.6円 - - - 22,984,993株 111,200株
2023年12月期 1.3円 3065.1円 30.0円 2343.8% -2931.8円 841.5倍 1077.2円 246億円 22,984,993株 112,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 3.7% 1.3% 2.2% 30.0% 2.3% 5.1% 1.5% 10.2% 35.2% 0.84
2024年12月期 -4.5% -1.5% 0.9% 30.1% 1.1% 4.4% -1.8% 1.8% 32.8% 1.12
2023年12月期 0.0% 0.0% 1.1% 29.6% 1.3% 4.6% 0.0% -4.6% 31.9% 1.11

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 10.3% 120.0% -8.8% 3.7% 4.5% 6.1% 代表取締役 社長執行役員冨安司郎
2024年12月期 -0.9% -14.8% -10520.7% 2.1% 2.4% -22.6% 代表取締役 社長執行役員冨安司郎
2023年12月期 2.0% -36.3% -99.3% 4.4% 1.7% 2.6% 代表取締役 社長執行役員冨安司郎

業種比較(機械、229社中央値)

指標井関農機株式会社業種中央値
ROE3.7%7.1%
ROA1.3%4.4%
営業利益率2.3%8.3%
純利益率1.5%6.6%
自己資本比率35.2%65.2%
売上成長率10.3%3.0%
PER15.3倍13.2倍
PBR0.58倍0.91倍
EV/EBITDA9.7倍6.1倍
NC/時価総額-116.0%13.1%
運転資本余剰/時価総額-197.6%-1.9%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社TEIKOKU (6333) 427億円 291億円
西部電機株式会社 (6144) 420億円 393億円
トーヨーカネツ株式会社 (6369) 435億円 596億円
株式会社日阪製作所 (6247) 403億円 449億円
株式会社 放電精密加工研究所 (6469) 454億円 143億円
小池酸素工業株式会社 (6137) 395億円 556億円
三精テクノロジーズ株式会社 (6357) 392億円 731億円
レオン自動機株式会社 (6272) 391億円 420億円
機械の企業一覧(全230社)→

異常検知フラグ

2023年12月期: extreme_payout_ratio
2021年12月期: dividend_corrected:30.0->0.04
2020年12月期: 売上3年連続減少

AI分析(2025年12月期)

インフラ老朽化
プロジェクトZ(構造改革・成長戦略)ISEKI Japan(国内営業統合)大型・先端・畑作・環境分野への集中海外事業拡大(欧州、アセアン)草刈市場への参入

見通し: 今期は「プロジェクトZ」による構造改革と成長戦略の進捗により、売上高1,857億円、営業利益42億円と大幅な増収増益を見込む。来期以降も国内営業強化と海外事業拡大で持続的成長を目指す。

強み: 100年の歴史を持つ農業機械総合専業メーカー。国内広域販売会社統合による効率化、海外市場での着実な事業展開が強み。

懸念: 国内農業従事者の減少と高齢化による農機需要の構造的課題。為替変動リスク、原材料高騰、サプライチェーンの混乱が業績に影響する可能性。

リスク: 1. 国内農業の構造的課題(高齢化、担い手不足)による農機需要の減少。2. 原材料価格高騰、調達難、サプライチェーン混乱によるコスト増と生産停滞。3. 気候変動による農業環境の変化とそれに伴う農機需要の変動。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

井関農機は、100年以上の歴史を持つ日本の農業機械総合専業メーカーであり、「農家を過酷な労働から解放したい」という創業精神のもと、豊かな社会の実現に貢献することを基本理念としています。主力事業は農業機械の開発・製造・販売ですが、近年は食料安全保障への関心の高まりや景観整備事業の重要性再認識を受け、事業領域を「食と農と大地」のソリューションカンパニーへと拡大することを目指しています。国内市場においては、高齢化や担い手不足といった構造的な課題に対応するため、国内販売会社7社と営業本部を統合し、株式会社ISEKI Japanを設立して経営効率化と迅速な意思決定体制を構築しました。成長分野である「大型」「先端」「畑作」「環境」に経営資源を集中し、大規模農家向けの提案力強化や、欧州で実績のある景観整備商品を国内に投入することで、人手不足や作業負担増加といった課題解決に貢献します。海外売上高比率は約30.3%であり、欧州、アセアン、北米などグローバルに事業を展開しています。

直近決算ハイライト

当期(2025年12月期)の連結業績は、売上高が前期比10.3%増の1,857億70百万円となり、好調な推移を示しました。国内売上高は農家の購買意欲の高まりやメンテナンス収入の増加、大型物件の完工により同14.5%増の1,294億52百万円と大幅に増加しました。海外売上高も、欧州での子会社化やアセアン市場での展開により同1.7%増の563億18百万円と、増収基調を維持しました。特に、営業利益は同120.1%増の42億25百万円と大きく増加し、増収と価格改定効果が奏功しました。経常利益も同161.1%増の41億19百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は27億57百万円(前期は30億22百万円の損失)となりました。これは、固定資産売却益の計上や、前年にあった構造改革に伴う減損損失がなくなったことが寄与しました。国内製品別では、整地用機械、栽培用機械、収穫調製用機械、作業機・補修用部品・修理収入がいずれも増収となりました。

強みと競争優位性

井関農機は、100年以上にわたり培ってきた農業機械分野における高い技術力とブランド力、そして国内の広範な販売・サービスネットワークを強みとしています。特に、国内の農業従事者の高齢化や担い手不足といった課題に対応するため、株式会社ISEKI Japanを設立し、国内販売体制を抜本的に再編することで、地域特性に即した高度なソリューション提供能力と経営効率を向上させています。成長分野である「大型」「先端」「畑作」「環境」への経営資源集中や、スマート農業関連技術の開発、欧州で実績のある景観整備商品の国内投入は、他社との差別化を図り、新たな市場を開拓する上で有効です。また、海外事業においては、地域別戦略に基づき、欧州での連結子会社化やアセアン地域での事業展開を強化しており、グローバルな競争環境下でのプレゼンス向上を目指しています。品質管理体制の構築や、万が一の品質問題に備えた製造物賠償責任保険への加入なども、顧客からの信頼獲得に繋がる競争優位性と言えます。

リスク要因

同社の事業運営におけるリスクとして、まず国内農業市場の構造的課題が挙げられます。農業従事者の高齢化・担い手不足による農家戸数の減少や、農作物の価格変動、景気低迷は農機需要の減少に直結し、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、同社は海外売上高比率が30.3%を占めるため、為替レートの急激な変動は業績に影響を与えるリスクとなります。原材料価格の高騰や調達難、サプライチェーンの混乱も、製造コストの上昇や生産・出荷の停滞を招く要因となり得ます。さらに、特定の取引先や調達先への依存、他社との激しい競争、知的財産権の確保やスマート農業への対応遅れも、競争力低下のリスクとなります。商品やサービスの重大な不適合・欠陥発生による信頼失墜や損害賠償請求、保有有価証券価格の変動、自然災害や感染症の拡大、情報セキュリティリスクなども、業績や財政状態に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

井関農機は、農業分野における「DX(デジタルトランスフォーメーション)」や「スマート農業」といった投資テーマと深く関連しています。同社は、ICTや自動化技術を活用したスマート農業関連製品の開発を強化しており、AIやセンサー技術を用いた農機、ロボット農機の導入促進などを推進しています。これは、人手不足や高齢化が進む日本の農業において、生産性向上や作業負担軽減に不可欠な要素であり、将来的な成長ドライバーとなり得ます。また、気候変動リスクへの対応として、脱炭素化に資する製品開発や、環境保全型農業へのソリューション提案なども進めており、サステナビリティ(ESG)投資の観点からも注目される可能性があります。さらに、食料安全保障への関心の高まりも、農業機械メーカーである同社にとって追い風となる可能性があります。「大型」「先端」といった成長分野への経営資源集中も、これらの投資テーマとの親和性を示唆しています。

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